ゲーム三昧。

2002年7月21日 ゲーム
 オトせないんですけど、目当ての美少年。
 1日『ときメモ』やってました。
 3回目のプレイは、誰もオトせず、エンディングでは弟が迎えに来ました。
 これで3パターンのエンディングGET。
 弟エンディングはそりゃーもーかわいくて、弟萌えハートのある人にはたまらんでしょう。

 目当ては緑川ヴォイスの美少年だが、だんだん他の男たちの魅力もわかってくる。
 ゲームのコツがわかるから、遭遇するイベントの数も増えていくわけだ。すると、他の男たちのエピソードもかいま見ることが出来、どんどんおもしろくなってくる。うーむ。

 『ときめきメモリアルGirl’s Side』をプレイする前に、聞いていたこと。

 「絵が最悪」

 それはわたしも思った。
 最初に見たのはコナミの公式サイトだったんだが、絵を見た途端「ダメだこりゃ」と思ったよ。
 女性用のゲームはPCゲームを中心に増えていってるけど、わたしは大抵、絵を見た段階で興味がなくなる。どーしてどいつもこいつもこう、いやったらしい絵ばかりなんだ。
 『ときメモ』はビッグタイトルだから、多少は期待したんだが、ああやっぱりコナミだ、なんてヘタレ絵。
 コナミって、絵のセンス悪いよね?
 最近マシになってきてるけどさ。『幻水』だって『1』はひどかったじゃん。
 なにはともあれ、正しく『ときメモ』って感じ? 本家本元、男性用ゲームの『ときメモ』は、絵だけ見たら「なんでこれが売れてるの?」と首を傾げてしまうヘタレ絵だもん。
 だから『Girl’s Side』も、絵を見てがっくりしたのさ。
 わたしだけでなく、いろんな人が言う。「絵が最悪」。
 しかし。

 「絵は最悪だが、プレイしてみると気にならなくなる」

 という意見も、やたら耳にした。
 つまりそれって、「おもしろい」ってこと?

 ええ。そのとーりでした。
 実際にプレイしてみたら、あのいやったらしい絵の男の子たちも、かっこよく見えるのさー。不思議ー(笑)。
 緑川ヴォイスの主役格らしい美少年だって、絵だけ見てたら嫌悪感系のいやったらしいビジュアルなのよ。なんだその髪型は、とか、お前首の角度変だよ、とか、デッサン狂ってるよ、とか。
 なのに、そんなキモい絵の彼が、どんどん美しく見えてくる。恋って不思議(笑)。
 特に三等身のデフォルメキャラがかわいいー。

 1回目のプレイでは、誰も口説く気になれなかったのよ。絵がひどいから。
 どの男もいらねーよ、誰も欲しくないからとりあえず、主役格らしい美少年を口説くことにするか、ぐらいの気持ち。
 でも、だんだんこのゲームのキャラたちを愛しいと思えるよーになった。どの子もみんな、かわいいじゃん。
 だから絶対、エンディングが見たいぞ。

 ところで、このゲームは売れているのか?
 ある人に数字を聞いたところ、女性用ゲームとしては破格に売れているらしい。再版に再版を重ねているとか。

 某パソコンショップに勤めている弟にも、聞いてみた。
 『ときメモGirl’s Side』って、売れてるの? と。
 そしたら弟も「売れている」と答える。現場の人間が言うのだから現実味があるよな。弟はあくまでもパソコンが担当なのだが、人手不足なので家庭用ゲームの方も面倒を見ているらしい。
 しかし、弟の勤める店は、とてもじゃないが女の子がやって来るよーなところではない。ついでに言うと、オタク男もやって来ないだろー。オヤジ向けの店なんだよな。
 あんたの店で、なんで売れるのよ? いったい、どんな子が買って行くの?
 と聞くわたしに、弟はなまあたたかい笑いを浮かべて答えた。

「ねーちゃんぐらいの歳の女の人が買っていく」

 そうか……。
 わたしと同年代か……。
 そーだよな、校舎の裏で子猫を飼うクールな美少年、なんてのは、わたしらの子どものころの少女マンガまんまのノリだもんな。

 さあ、いったいどれだけプレイすれば、全員の男の子のエンディングが見られるのだろー。
 わたし、へたっぴなんだよなあ、こういうゲーム。
 『アンジェリーク』だって、途中で投げ出してあるもん。

          ☆

 ところで、『かまいたちの夜2』は、わらべうた篇が無事にエンディングを迎えた。
 ええわたし、よりにもよって『ときメモ』と『かまいたち2』を同時進行でプレイしてます(笑)。雰囲気ちがいすぎるよ、ふたつのゲーム。
 わらべうた篇では、途中1回殺されただけで、あとはすんなりゴールへたどりついた。犯人も、その正体もちゃんと当てました。
 ミステリとしては、『1』より楽?

 

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