月曜日だなあ。@まちがい電話
2002年7月29日 その他 今日もまた、まちがい電話で起こされた。
まちがい電話が多いのは、圧倒的に月曜日の午前9時から10時くらい。
わたしにとってそのあたりの時間は、まちがいなく睡眠時間である。生活習慣が世間様と6時間ほどズレているのだ。
ズレているわたしが悪いと言えば悪いが、わたしがひとりでこっそり朝寝をしていたって、世間様に迷惑はかけていない。
いちばん悪いのはまちがって電話をかけてくる、うっかりさんたちだろう。はっきり言って迷惑だ。
そう。
かかってくる電話はいつも、某旅行代理店宛の電話である。
うちと番号が似ているのさ。
つーか、うちの番号の方が、きれい。ゴロがいい。
そのせいか? みんながんがん、まちがえやがる。
月曜日の午前中に集中しているのは、どうやら土日の新聞に、広告を載せているためらしい。
まちがい電話をする人の多くは、自信満々だ。
自分がまちがっているなんてことは、カケラも考えない。
不思議だ。
わたしなんかは「ちがいますよ」とひとこと言われたら、反射的に自分のミスかもしれない、と思う。謝ってしまう。
ええわたしゃ、道でぶつかられても反射的に謝っちゃう人だからさ。
自分がそうだから、そうでない人というのが、新鮮である。
明らかにまちがっているのに、それを認めず怒り出す人とか。
いや、あなたがどんなに怒っても、あなたが自分でまちがえたんですよ。だってわたし、某旅行代理店の人じゃないもん。ここはわたしの家。某旅行代理店が今の番号にする前から、使っている電話番号。
「なんでちがうのよ?!」
と怒られてもなあ。広告の電話番号もまちがってない以上、まちがえたのは電話をかけたあなたです。
あまりにまちがい電話が多いので、統計でも取ったら愉快かもしれない。
日を変えて同じ人からかかることはまずないから、公平な結果が期待できる。
こんなことなら10年前からやればよかった。……たぶん、迷惑を被るようになってから、それくらい経ってる。
気分や体調が悪いときのまちがい電話は最悪だし、相手が逆ギレ系の電波さんだと毒にあてられてキツイが、それ以外ではわたし、けっこーまちがい電話に寛容だと思う。
基本的に、人と話すの好きだから。
接客業、長かったしね。
テレフォン・オペレーターも長年やってたからな。
まちがい電話の人と、そのまま世間話に突入したりとかな(笑)。そーゆーの、けっこう好きよ。
電話を取った瞬間、相手はわたしの声なんか無視して喋りはじめる。
わたしはちゃんと名乗ってるんだがな。向こうは聞いちゃいねえし、名乗りもしない。
こちらを旅行代理店だと信じているからだ。
ひたすら、広告にある番号を読み上げはじめる。
予備知識のない人がこんな電話受けたら、びびるだろーなー。こっちが喋ってるのも聞かず、一方的に数字を読み上げる電話だよ? 事情知らなかったらこわいって。
相手は広告のパック旅行の申し込みコードを読み上げるのに必死だ。それをなんとか遮って、「ちがいますよ、うちは**交通社じゃありません」と言うのが、けっこー大変。みんな聞かないから。
うん、わかるのよ。申し込みでまちがっちゃいけないから、みんな数字を確実に読むことだけに神経使ってて、耳はお留守になってんだよね。
わかるから、何度もチャレンジ。あなたが今行っている労力は、まったくの無駄なんす。早く気づいてください。
聞く耳さえ持ってくれれば、「えっ、ちがうんですか?!」という驚愕のあと「すみません」で電話は切れる。
これが一般的。
まあ、最後の「すみません」がないものも、3分の1くらいはあるかな。
そして、10本に1本くらいは、「えっ、ちがうんですか?!」のあとに、オプションがつく。
「なんでちがうのかしら。えーと、****−****……」と、番号確認。ここで、自分がまちがえたと確実に認識している人は半数くらい。自分のミスを顧みるために番号確認する人と、「おれは悪くない。悪くないのになんでちがうんだ」と他者に対してクレーム態勢になる人。
前者の人は、「よくまちがわれるんですよー」「すみませんね、ほんとに」「いえいえ」なんて会話でなごやかに終わる。たまに長電話に突入(笑)。
問題は、後者だ。
自分は悪くない、と信じ切っているから、わたしが悪者になる。
わたしが嘘を付いている、もしくは、勝手に旅行社の電話をジャックして混乱させようとしいる、とでも思っているのかな。そんなことありえないっていうか、してどうするんだ、って思うんだけど。
実はこーゆー人の電話がいちばん、おもしろい。あ、もちろん不愉快は不愉快だけど。
だって言ってること支離滅裂だからねえ。
「まちがえたのは自分」ということさえ認めたら、世界はクリアー、とても住みやすいものになるだろうに。
「自分はまちがっていない、まちがっているのは世界の方だ」と信じているし、主張するから、論旨が破滅する。
「なんでちがうんだ、この番号は**交通社だろう!」
ちがいます。
「なんでちがうんだ、番号は****−****だろう!」
ちがいます。
「なんでちがうんだ!」
おまちがえだと思います。
「お前の番号を言え!」
あなたのおかけになった番号ではありません。
「なんでちがうんだ!!」
堂々巡り。
なんで、じぶんがまちがったって、思いつかないんだろう?
体調さえ良ければ、とりあえずこーゆー電話にも最後までつきあうことにしている。
テレオペ歴長いからね、とても流暢に温厚に、やさしい声を心がける(笑)。
わたしを疑っていることがありありとわかる人が、愉快っすね。
いったいどういう背景で、わたしは「**交通社の客が電話をするのを妨害している者」ということになるんだろう?
産業スパイ? ライバル会社のまわし者?
ひょっとしたらこの電話の人は、こういういやがらせを他人からされる心当たりがあるのかも知れない。
「おれはたしかに**へ電話をかけた。おれはまちがっていない。なのに変な女が出て来て、『**ではない』と言い張る。これはなんの陰謀か? おれに恨みを持つ奴が、おれの家の電話に細工をしている?!」
うーん、スペクタルっすねー。
もちろん、わかってますわよ。
そーゆー毒吐きさんたちは、とにかくなんでもとりあえず噛みついてみせるだけで、そこまで考えちゃいないことは。
わかってるけど、彼らの言い分を「正しい」とするなら、そーゆースペクタルな世界に突入するもの。
それを考えるのよ。
つーか、そーでもしないと、ほんと迷惑なだけだもん、勝手にまちがえて、勝手に噛みついてくる人たち。
そうそして、この逆ギレ系の人たちの共通項。
勝手に喋りつづけるくせに、会話の途中(本人の会話含む)でも、勝手に電話を切る。
わたしの話を聞かずに切る、ならまだわかるけど、自分も喋ってる途中なのに、いきなり「ガンッ」と切るのよー。
いったい普段どんな人間関係構築してるんだろ。
あ、今日のまちがい電話さんは、いたってふつーの人でした。
まちがい電話が多いのは、圧倒的に月曜日の午前9時から10時くらい。
わたしにとってそのあたりの時間は、まちがいなく睡眠時間である。生活習慣が世間様と6時間ほどズレているのだ。
ズレているわたしが悪いと言えば悪いが、わたしがひとりでこっそり朝寝をしていたって、世間様に迷惑はかけていない。
いちばん悪いのはまちがって電話をかけてくる、うっかりさんたちだろう。はっきり言って迷惑だ。
そう。
かかってくる電話はいつも、某旅行代理店宛の電話である。
うちと番号が似ているのさ。
つーか、うちの番号の方が、きれい。ゴロがいい。
そのせいか? みんながんがん、まちがえやがる。
月曜日の午前中に集中しているのは、どうやら土日の新聞に、広告を載せているためらしい。
まちがい電話をする人の多くは、自信満々だ。
自分がまちがっているなんてことは、カケラも考えない。
不思議だ。
わたしなんかは「ちがいますよ」とひとこと言われたら、反射的に自分のミスかもしれない、と思う。謝ってしまう。
ええわたしゃ、道でぶつかられても反射的に謝っちゃう人だからさ。
自分がそうだから、そうでない人というのが、新鮮である。
明らかにまちがっているのに、それを認めず怒り出す人とか。
いや、あなたがどんなに怒っても、あなたが自分でまちがえたんですよ。だってわたし、某旅行代理店の人じゃないもん。ここはわたしの家。某旅行代理店が今の番号にする前から、使っている電話番号。
「なんでちがうのよ?!」
と怒られてもなあ。広告の電話番号もまちがってない以上、まちがえたのは電話をかけたあなたです。
あまりにまちがい電話が多いので、統計でも取ったら愉快かもしれない。
日を変えて同じ人からかかることはまずないから、公平な結果が期待できる。
こんなことなら10年前からやればよかった。……たぶん、迷惑を被るようになってから、それくらい経ってる。
気分や体調が悪いときのまちがい電話は最悪だし、相手が逆ギレ系の電波さんだと毒にあてられてキツイが、それ以外ではわたし、けっこーまちがい電話に寛容だと思う。
基本的に、人と話すの好きだから。
接客業、長かったしね。
テレフォン・オペレーターも長年やってたからな。
まちがい電話の人と、そのまま世間話に突入したりとかな(笑)。そーゆーの、けっこう好きよ。
電話を取った瞬間、相手はわたしの声なんか無視して喋りはじめる。
わたしはちゃんと名乗ってるんだがな。向こうは聞いちゃいねえし、名乗りもしない。
こちらを旅行代理店だと信じているからだ。
ひたすら、広告にある番号を読み上げはじめる。
予備知識のない人がこんな電話受けたら、びびるだろーなー。こっちが喋ってるのも聞かず、一方的に数字を読み上げる電話だよ? 事情知らなかったらこわいって。
相手は広告のパック旅行の申し込みコードを読み上げるのに必死だ。それをなんとか遮って、「ちがいますよ、うちは**交通社じゃありません」と言うのが、けっこー大変。みんな聞かないから。
うん、わかるのよ。申し込みでまちがっちゃいけないから、みんな数字を確実に読むことだけに神経使ってて、耳はお留守になってんだよね。
わかるから、何度もチャレンジ。あなたが今行っている労力は、まったくの無駄なんす。早く気づいてください。
聞く耳さえ持ってくれれば、「えっ、ちがうんですか?!」という驚愕のあと「すみません」で電話は切れる。
これが一般的。
まあ、最後の「すみません」がないものも、3分の1くらいはあるかな。
そして、10本に1本くらいは、「えっ、ちがうんですか?!」のあとに、オプションがつく。
「なんでちがうのかしら。えーと、****−****……」と、番号確認。ここで、自分がまちがえたと確実に認識している人は半数くらい。自分のミスを顧みるために番号確認する人と、「おれは悪くない。悪くないのになんでちがうんだ」と他者に対してクレーム態勢になる人。
前者の人は、「よくまちがわれるんですよー」「すみませんね、ほんとに」「いえいえ」なんて会話でなごやかに終わる。たまに長電話に突入(笑)。
問題は、後者だ。
自分は悪くない、と信じ切っているから、わたしが悪者になる。
わたしが嘘を付いている、もしくは、勝手に旅行社の電話をジャックして混乱させようとしいる、とでも思っているのかな。そんなことありえないっていうか、してどうするんだ、って思うんだけど。
実はこーゆー人の電話がいちばん、おもしろい。あ、もちろん不愉快は不愉快だけど。
だって言ってること支離滅裂だからねえ。
「まちがえたのは自分」ということさえ認めたら、世界はクリアー、とても住みやすいものになるだろうに。
「自分はまちがっていない、まちがっているのは世界の方だ」と信じているし、主張するから、論旨が破滅する。
「なんでちがうんだ、この番号は**交通社だろう!」
ちがいます。
「なんでちがうんだ、番号は****−****だろう!」
ちがいます。
「なんでちがうんだ!」
おまちがえだと思います。
「お前の番号を言え!」
あなたのおかけになった番号ではありません。
「なんでちがうんだ!!」
堂々巡り。
なんで、じぶんがまちがったって、思いつかないんだろう?
体調さえ良ければ、とりあえずこーゆー電話にも最後までつきあうことにしている。
テレオペ歴長いからね、とても流暢に温厚に、やさしい声を心がける(笑)。
わたしを疑っていることがありありとわかる人が、愉快っすね。
いったいどういう背景で、わたしは「**交通社の客が電話をするのを妨害している者」ということになるんだろう?
産業スパイ? ライバル会社のまわし者?
ひょっとしたらこの電話の人は、こういういやがらせを他人からされる心当たりがあるのかも知れない。
「おれはたしかに**へ電話をかけた。おれはまちがっていない。なのに変な女が出て来て、『**ではない』と言い張る。これはなんの陰謀か? おれに恨みを持つ奴が、おれの家の電話に細工をしている?!」
うーん、スペクタルっすねー。
もちろん、わかってますわよ。
そーゆー毒吐きさんたちは、とにかくなんでもとりあえず噛みついてみせるだけで、そこまで考えちゃいないことは。
わかってるけど、彼らの言い分を「正しい」とするなら、そーゆースペクタルな世界に突入するもの。
それを考えるのよ。
つーか、そーでもしないと、ほんと迷惑なだけだもん、勝手にまちがえて、勝手に噛みついてくる人たち。
そうそして、この逆ギレ系の人たちの共通項。
勝手に喋りつづけるくせに、会話の途中(本人の会話含む)でも、勝手に電話を切る。
わたしの話を聞かずに切る、ならまだわかるけど、自分も喋ってる途中なのに、いきなり「ガンッ」と切るのよー。
いったい普段どんな人間関係構築してるんだろ。
あ、今日のまちがい電話さんは、いたってふつーの人でした。
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