とっても熱い夏。@夏コミ2002
2002年8月9日 オタク話いろいろ。 わたしはわりとしょっちゅー東京へ行く。
ヅカファンで、そのうえオタクだからだ。
気軽に出掛けるから、移動はほとんど夜行バスだ。安いんだもの。
飛行機代の片道料金で、往復できてしまう。新幹線なら、片道料金の2000円増しくらいで往復かな。
夜行バスは経験値の低い人ほど拒絶反応を示す。「何故そんな大変な真似までして東京へ行くの?!」てなもんでな。
大変ってそんな。
黙って数回乗ってみ? 快適っすよ。早朝に着くから、時間が有効に使えるしね(東京に着くなり、東宝の当日券に並ぶのがちょーどいいぞっ)。
さて、もちろん今回も夜行バスだ。
JRの夜行バス、ドリーム号は2種類のバス会社が運営している。
当たりは「西日本JRバス」。わたしも連れのWHITEちゃんも、いつも神に祈る。
「わたしたちの乗るバスが、西日本社のバスでありますように」
西日本のバスはきれいで設備が良く、快適なのだ。
一方、ハズレが「JRバス関東」。
こちらに当たると最悪。車体は古く、設備もぼろぼろ。リクライニングが壊れていたり、座席間が狭くて足が伸ばせなかったり、シートが狭くて固かったり、通路が狭すぎて歩きにくかったりと、悲惨なバスばかりだ。
西日本のバスにも古いものがあるが、それでも関東バスの最良バスくらいのレベルはある。
西日本バス最新>>>西日本バス旧式>>関東バス最新>>>関東バス通常>>>>>>関東バス旧式
とゆーよーなレベルだ。
同じ料金で何故ここまでチガウ?!
と、理不尽な思いを噛みしめる。
指定券を取る際にバス会社を指定できないか、調べたことがあるのだが、ほとんど無理に近かった。相当がんばれば、事前に調べることは不可能ではないが、「不可能ではない」程度のことを一旅行者がやるのも大変。
だから泣き寝入り。
東京旅行の行きと帰りの運試し。
さあ、当たりの西日本バスか?!
それともオーマイガッ!! の関東バスか?!
今回は往復とも大当たり。
西日本バスでございましたよ。
しかも行きは新型車両。めっちゃ快適!!
バスのプラットホームで一喜一憂するのも妙な話だがな。
さて、午前7時半ほどに新宿着。
夏の定宿、父の仕事関係で取れる新宿の激安ホテル。朝食付きで1人4130円(税サ込み)。
チェックインはまだできないが、荷物だけ預け、さあ一路有明へ。
目的はお買い物っす。
「書き手」と呼ばれる自分で創作活動をしている人たちは、本を作って売りはしても、他人の作品を買ったりはしなくなる確率が高い、らしい。
殿さんは書き手さんだが、大真面目に「緑野さん、コミケで本買ったりするの? なんで?」とか言われたよ。彼女の周りの書き手さんたちも、本は売るけど買わないんだって。創作はするけど、他人の創作には興味ないってこと??
わたしは書き手のひとりだが、それでもやっぱり他人の作品が読みたいよ。
だからはるばる、ひとさまの作品を買うために有明へ行くんだよ。
サークル参加ではないので、有明の喫茶店でお昼近くまでのんきにお茶する。炎天下に並ぶ気ないもん。
並ばなくても入れるようになってから入場し、あとはマイペースにお買い物。
超大手の売れっこサークルさんに興味がないので、ひたすら自分の足で細かいテーブルを回り、掘り出し物を探す。
運命の出会いを求めて(笑)。
コミケのあとは、わたしは仕事の打ち合わせだ。
ライス氏の待つB社へ。
「コミケのために夜行バスで上京してくる作家」
つーことで、ライス氏にも彼の上司にもとてもウケられてしまった。なによおー、わたしはオタクだって最初に言ってあったじゃない。
オタクだというのは恥ずかしいことではあるが(ヅカファンつーのもな)、その恥ずかしさもがわたしだと思っている。ふむ。
ライス氏に連れられてさらにC社へ行き、ごはんを食べながらC社の人と打ち合わせ。
今までわたしは、ひとりで仕事をしてきた。
あくまでも、わたし個人ベースだ。
だが今回はじめて、大きなチームに入って仕事をすることになった。
これがもー、新鮮で新鮮で。
歯車は、動き出しているのだ。
途中で止めることも、逃げ出すこともできない。
ライス氏とC社のブライトさんの会話を聞いていて、「かっこいい」と思ったのよ。
腕に憶えのある傭兵たちが集まって、作戦会議をしている風情。敵を切り崩し、勝利するために不敵な笑いを浮かべている。
なんでわたし、ここにいるんだ? わたしなんかがここにいていいのか? って、不思議な気分。
そして、責任の重さをひしひしと感じる。
この不敵な人々と共に、ブランド名と期待に恥じない仕事をしたい。
自分にできるかどうか、今はまだ未知数なので、正直不安だ。こわい。失敗は許されない。されどもし失敗したら? と、考えるだけでもこわい。
だがそれと同時にわくわくする。武者ぶるいって、こういう感じか。
わたしはわたしの才能と、実力を信じたい。
ヅカファンで、そのうえオタクだからだ。
気軽に出掛けるから、移動はほとんど夜行バスだ。安いんだもの。
飛行機代の片道料金で、往復できてしまう。新幹線なら、片道料金の2000円増しくらいで往復かな。
夜行バスは経験値の低い人ほど拒絶反応を示す。「何故そんな大変な真似までして東京へ行くの?!」てなもんでな。
大変ってそんな。
黙って数回乗ってみ? 快適っすよ。早朝に着くから、時間が有効に使えるしね(東京に着くなり、東宝の当日券に並ぶのがちょーどいいぞっ)。
さて、もちろん今回も夜行バスだ。
JRの夜行バス、ドリーム号は2種類のバス会社が運営している。
当たりは「西日本JRバス」。わたしも連れのWHITEちゃんも、いつも神に祈る。
「わたしたちの乗るバスが、西日本社のバスでありますように」
西日本のバスはきれいで設備が良く、快適なのだ。
一方、ハズレが「JRバス関東」。
こちらに当たると最悪。車体は古く、設備もぼろぼろ。リクライニングが壊れていたり、座席間が狭くて足が伸ばせなかったり、シートが狭くて固かったり、通路が狭すぎて歩きにくかったりと、悲惨なバスばかりだ。
西日本のバスにも古いものがあるが、それでも関東バスの最良バスくらいのレベルはある。
西日本バス最新>>>西日本バス旧式>>関東バス最新>>>関東バス通常>>>>>>関東バス旧式
とゆーよーなレベルだ。
同じ料金で何故ここまでチガウ?!
と、理不尽な思いを噛みしめる。
指定券を取る際にバス会社を指定できないか、調べたことがあるのだが、ほとんど無理に近かった。相当がんばれば、事前に調べることは不可能ではないが、「不可能ではない」程度のことを一旅行者がやるのも大変。
だから泣き寝入り。
東京旅行の行きと帰りの運試し。
さあ、当たりの西日本バスか?!
それともオーマイガッ!! の関東バスか?!
今回は往復とも大当たり。
西日本バスでございましたよ。
しかも行きは新型車両。めっちゃ快適!!
バスのプラットホームで一喜一憂するのも妙な話だがな。
さて、午前7時半ほどに新宿着。
夏の定宿、父の仕事関係で取れる新宿の激安ホテル。朝食付きで1人4130円(税サ込み)。
チェックインはまだできないが、荷物だけ預け、さあ一路有明へ。
目的はお買い物っす。
「書き手」と呼ばれる自分で創作活動をしている人たちは、本を作って売りはしても、他人の作品を買ったりはしなくなる確率が高い、らしい。
殿さんは書き手さんだが、大真面目に「緑野さん、コミケで本買ったりするの? なんで?」とか言われたよ。彼女の周りの書き手さんたちも、本は売るけど買わないんだって。創作はするけど、他人の創作には興味ないってこと??
わたしは書き手のひとりだが、それでもやっぱり他人の作品が読みたいよ。
だからはるばる、ひとさまの作品を買うために有明へ行くんだよ。
サークル参加ではないので、有明の喫茶店でお昼近くまでのんきにお茶する。炎天下に並ぶ気ないもん。
並ばなくても入れるようになってから入場し、あとはマイペースにお買い物。
超大手の売れっこサークルさんに興味がないので、ひたすら自分の足で細かいテーブルを回り、掘り出し物を探す。
運命の出会いを求めて(笑)。
コミケのあとは、わたしは仕事の打ち合わせだ。
ライス氏の待つB社へ。
「コミケのために夜行バスで上京してくる作家」
つーことで、ライス氏にも彼の上司にもとてもウケられてしまった。なによおー、わたしはオタクだって最初に言ってあったじゃない。
オタクだというのは恥ずかしいことではあるが(ヅカファンつーのもな)、その恥ずかしさもがわたしだと思っている。ふむ。
ライス氏に連れられてさらにC社へ行き、ごはんを食べながらC社の人と打ち合わせ。
今までわたしは、ひとりで仕事をしてきた。
あくまでも、わたし個人ベースだ。
だが今回はじめて、大きなチームに入って仕事をすることになった。
これがもー、新鮮で新鮮で。
歯車は、動き出しているのだ。
途中で止めることも、逃げ出すこともできない。
ライス氏とC社のブライトさんの会話を聞いていて、「かっこいい」と思ったのよ。
腕に憶えのある傭兵たちが集まって、作戦会議をしている風情。敵を切り崩し、勝利するために不敵な笑いを浮かべている。
なんでわたし、ここにいるんだ? わたしなんかがここにいていいのか? って、不思議な気分。
そして、責任の重さをひしひしと感じる。
この不敵な人々と共に、ブランド名と期待に恥じない仕事をしたい。
自分にできるかどうか、今はまだ未知数なので、正直不安だ。こわい。失敗は許されない。されどもし失敗したら? と、考えるだけでもこわい。
だがそれと同時にわくわくする。武者ぶるいって、こういう感じか。
わたしはわたしの才能と、実力を信じたい。
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