『谷口六三商店』とビー玉のお京。@冬祭り2日目。
2002年12月29日 オタク話いろいろ。 君は『谷口六三商店』を知っているか?!
芸術座で上演される芝居のチラシが欲しいというWHITEちゃんにつきあって出かけた日比谷。そこで入ったカレーショップ。
メニューにある「タンドリーチキン」という文字を見ながら、わたしが言ったんだ。
「『谷口六三商店』てさあ、すごいドラマだったよねえ」
WHITEちゃんもドラマフリークだ。当然、この唐突な話題についてきてくれると信じていた。
「鷲尾いさ子がインド人でさあ、加勢大周に嫁入りして……」
「加勢大周? 出てたっけ?」
「はあ? 主人公でしょ、加勢大周。なんでおぼえてないの? んで、加勢大周の妹が女子高生で……えーと、わたしらと同世代の女優なのに、何故か女子高生役をやっていて。あー、なんだっけ、あの女優の名前」
「えーと、お父さん役って誰だっけ?」
「泉谷しげる。いやたしかに、主人公はタイトルロールの谷口六三、泉谷しげるだけどさ、息子の加勢大周がインド人の嫁をもらう、っちゅーことではじまるどたばただから、加勢大周をおぼえてないなんてのは……WHITEちゃん君、じつは見てなかったんじゃないの、あのドラマ」
「見てたよ。見てたけどあたし、加勢大周キライだから。目がスルーしてたのよ。で、記憶にも残ってない」
「そんなんアリかなー? でも妹はおぼえてるでしょ? なんつったっけ、あの女優」
「…………」
「やっぱり見てなかったんじゃ?」
「見てたよ!」
「じゃ、妹役は誰?」
「…………」
「あー、名前、ここまで出かかってるんだけどなー。あとで名前が漢字からカタカナになったよね?」
「……ますますわからん」
「やっぱり見てなかったのね」
「見てたってば」
「ほらあれ、ビー玉のお京よ、ビー玉のお京」
「び、ビー玉のお京?」
「『スケバン刑事』の。んでもって、『花のあすか組』にも出てた」
「『花のあすか組』ぃぃい?! なんか、話がどんどんなつかしくなるんですけど?」
「『花のあすか組』はよかったなあ。ミコ攻のあすか受でよろしく。はるみはいらん。……じゃなくて、ビー玉のお京だってば」
「南野陽子と斉藤由貴しか出てこない……」
「南野陽子の仲間だってば。『谷口六三商店』のときはもう、20代半ばか後半にはなっていただろーに、セーラー服着て女子高生役やってたの。んで、彼女の友人たちはちゃんと現役の女子高生くらいの年齢の子を使ってたから、キツイのなんのって……なんだってビー玉のお京を今さら女子高生役にしなきゃなんなかったのかって、不思議でしょうがなかった」
「???」
「なんでおぼえてないのー? 庭の象ぐらいはおぼえてるよね?」
「庭のゾウ?」
「だから庭に、本物の象がいたんだってば。谷口家の庭に」
「いたっけ……?」
「ストーリーおぼえてなくても、象だけはおぼえてるでしょ、ふつー。とんでもない絵づらだったもん、あれは」
だから『谷口六三商店』ってのは、舞台が下町のせんべえ屋で、主人の谷口六三が泉谷しげるでべらんめえな江戸っ子で、そこにインド人の鷲尾いさ子が嫁入りしてくるんだけど、もちろんべらんめえ親父はそんなもん認めない。
泉谷に認めてもらいたくて、鷲尾いさ子がせんべえを焼く窯でタンドリーチキンを焼くのさ。それで泉谷が激怒。神聖なせんべいを焼く窯で鶏を焼くとはなにごとだ! 怒髪天! 臭いがついてもうせんべーが焼けねえ、どーしてくれんだこん畜生、だからインド人なんかイヤなんだ!! この結婚は反対だ!!
まあまあおとうさん、インド娘(役名忘れた)だってわざとやったんじゃないんですし。うるせー、おめーはすっこんでろ! ひどいよとうさん、そんな言い方はないじゃないか! いいえ、ワタシがみんなワルイです……泣。
な展開になってだな。
「責任を感じた鷲尾いさ子@インド娘が徹夜で窯を洗い、そのけなげな姿にさすがの頑固親父も胸を打たれ、しかし前言撤回は男の面子がゆるさねえ、なんてことになるわけだよ」
「…………」
「って、メニューの『タンドリーチキン』を見て、ちらっと思い出したから言っただけなのに。どーしてこんな長い前振りしなきゃなんないのーっ?!」
みんな、『谷口六三商店』見てなかったの?!
「タンドリーチキンと鷲尾いさ子はもーいいけど、ビー玉のお京って誰だっけ? ここまで出かかってるのにーっ。気持ち悪いよーっっ」
てな、冬祭り2日目。
わたしたちは一般参加。
タカラヅカ本はまたしても不発。ストーリーのあるものが読みたいだけなのに。
他のジャンルでは当たり前のことが、ヅカジャンルでは皆無ってのが、かなしい。
まあ、考え方の違いってやつで、わたしは少数派のヅカ同人女なんでしょう。ここまで二次創作が皆無だとそう思うしかない。
ので、二次創作好きのわたしは、他ジャンルの本を買いあさる。ストーリーが読みたいのだ。「創作」が読みたいのだ。
待ち合わせは「いつもの店にとりあえず2時」と言われ、わたしは内心鼻白んだ。
とりあえず、2時?
WHITEちゃんアンタ、どこまで買う気?
以前わたしとWHITEちゃんは、ビックサイトの入り口で待ち合わせをしていた。
だが、いつもWHITEちゃんは待ち合わせ時間に現れない。買い物にハマってしまって、出てこないのだ。しかも彼女は当時、携帯電話を持っていなかった。向こうは気が向いたときにわたしに連絡できるけど、わたしからはできない状態。
わたしは立ちん坊。疲れた身体で待ち続ける。最後のプライドが邪魔して、ビックサイトの床に坐り込む人々とだけは一線をおきたい。
あまりにも待ち合わせをすっぽかすので、わたしがキレて叱りとばして以来、彼女は携帯電話を持つようになったし、待ち合わせの方法も変えた。
ビックサイトではなく、電話の通じる外の店で待つ。もし電話が通じない場合は、たとえ買い物の途中でも一旦会場を出て待ち合わせの店へ行く。先に店に着いた者は、たとえ店が混んでいて坐れなくても、並んででも席を確保し、そこで相棒を待つ。立ったままだと体力と気力を消耗するから、絶対に席についてエネルギー補給につとめる。
ごはんやお茶をしながら坐っているならば、相棒の買い物が終わらなくても、待ってあげることができる。あのビックサイトで坐り込んでいるオタクたちのなか、ひとり立ったまま待ち続けるのは精神的にも肉体的にも苦痛でしかないからな。
待ち合わせ方法を変えてからは、ケンカをしなくなった。
つーのもだ、一方的に待たされるのがわたしだからなのな。
わたしはパロディ女なので、オリジナルメインの2日目はあまり用事がない。一方WHITEちゃんはオリジナルメインのヒトなんだ。
「待ち合わせは1時ね」
と決めても「ごめん、やっぱり2時にして」と、WHITEちゃんから連絡が入るのが常。
もう1泊するなら、先にホテルに帰るけど、オリジナルの日ってホテルをチェックアウトした日なんだもん。居場所がない。
そして今回。
いつもなら「とりあえず12時」とか「とりあえず1時」とか、「とりあえず=初回の待ち合わせ時間。変更可」は、12時か1時だったのよ?
なのに「とりあえず」がすでに「2時」なの?
つーとWHITEちゃん、アンタどれくらい買う気でいるの??
12時半には完全にお買い物を終えたわたしは、あてもなく会場をふらつく。
だっておめあての作家さんは新刊ナシだったし、同人ゲームのあたりは人混みがすごくて近寄れないし、友だちとはもう会っちゃったし、『ときメモGS』は主人公本ばっかだし(オレにホモを読ませろ、オレはオタク女だホモが読みたいんだー!!)、時間余りまくりだよ、WHITEちゃん。君の言う「とりあえず2時」までどーすりゃいいの?
努力したけど、1時半には戦線離脱。待ち合わせの店に行きました。
すると。
WHITEちゃんがいた。すでに。
「あたし……体力落ちたみたい……限界」
WHITEちゃんはしょぼん。こんなはずじゃなかったのに。行きたいところはいっぱいあったのに。どうして? 体力ってこんなに急激に衰えるものなの? と。
WHITEちゃん、それはね。
君は今までオリジナル畑のヒトだった。1日目はオレンジのとこの売り子オンリー、どこにも出かけなかったでしょ。それが今ではジャンプジャンルのヒト。わたしよりも張り切って買い物してくる。
1日目であれだけ歩いてあれだけ買って、2日目も同じように動けるわけないじゃん。
今まで10ある体力を1日目に2、2日目に8使っていたヒトが、1日目に8使って、さらに2日目にも8使おうと思う方がマチガイなのよ。べつに、急に体力が衰えたわけじゃないよ。
しょぼくれるWHITEちゃんと、ふつーにウインドウ・ショッピングしてから、日比谷へ。なにかっちゃー、お店に入って休みながら。
帰りのバスまで時間があるので、東京タワーで夜景を楽しんだりな。……いや、ホテルの目の前が東京タワーだったもんで。えらい人だったよ、東京タワー。高層展望塔に上がるには待ち時間まであった。
東京タワーからの帰りの電車の中で。
わたしはふとひらめいたのだ。
「そうだ、相楽ハル子だ!! 『谷口六三商店』の妹役!!」
…………思い出せて、よかった。
芸術座で上演される芝居のチラシが欲しいというWHITEちゃんにつきあって出かけた日比谷。そこで入ったカレーショップ。
メニューにある「タンドリーチキン」という文字を見ながら、わたしが言ったんだ。
「『谷口六三商店』てさあ、すごいドラマだったよねえ」
WHITEちゃんもドラマフリークだ。当然、この唐突な話題についてきてくれると信じていた。
「鷲尾いさ子がインド人でさあ、加勢大周に嫁入りして……」
「加勢大周? 出てたっけ?」
「はあ? 主人公でしょ、加勢大周。なんでおぼえてないの? んで、加勢大周の妹が女子高生で……えーと、わたしらと同世代の女優なのに、何故か女子高生役をやっていて。あー、なんだっけ、あの女優の名前」
「えーと、お父さん役って誰だっけ?」
「泉谷しげる。いやたしかに、主人公はタイトルロールの谷口六三、泉谷しげるだけどさ、息子の加勢大周がインド人の嫁をもらう、っちゅーことではじまるどたばただから、加勢大周をおぼえてないなんてのは……WHITEちゃん君、じつは見てなかったんじゃないの、あのドラマ」
「見てたよ。見てたけどあたし、加勢大周キライだから。目がスルーしてたのよ。で、記憶にも残ってない」
「そんなんアリかなー? でも妹はおぼえてるでしょ? なんつったっけ、あの女優」
「…………」
「やっぱり見てなかったんじゃ?」
「見てたよ!」
「じゃ、妹役は誰?」
「…………」
「あー、名前、ここまで出かかってるんだけどなー。あとで名前が漢字からカタカナになったよね?」
「……ますますわからん」
「やっぱり見てなかったのね」
「見てたってば」
「ほらあれ、ビー玉のお京よ、ビー玉のお京」
「び、ビー玉のお京?」
「『スケバン刑事』の。んでもって、『花のあすか組』にも出てた」
「『花のあすか組』ぃぃい?! なんか、話がどんどんなつかしくなるんですけど?」
「『花のあすか組』はよかったなあ。ミコ攻のあすか受でよろしく。はるみはいらん。……じゃなくて、ビー玉のお京だってば」
「南野陽子と斉藤由貴しか出てこない……」
「南野陽子の仲間だってば。『谷口六三商店』のときはもう、20代半ばか後半にはなっていただろーに、セーラー服着て女子高生役やってたの。んで、彼女の友人たちはちゃんと現役の女子高生くらいの年齢の子を使ってたから、キツイのなんのって……なんだってビー玉のお京を今さら女子高生役にしなきゃなんなかったのかって、不思議でしょうがなかった」
「???」
「なんでおぼえてないのー? 庭の象ぐらいはおぼえてるよね?」
「庭のゾウ?」
「だから庭に、本物の象がいたんだってば。谷口家の庭に」
「いたっけ……?」
「ストーリーおぼえてなくても、象だけはおぼえてるでしょ、ふつー。とんでもない絵づらだったもん、あれは」
だから『谷口六三商店』ってのは、舞台が下町のせんべえ屋で、主人の谷口六三が泉谷しげるでべらんめえな江戸っ子で、そこにインド人の鷲尾いさ子が嫁入りしてくるんだけど、もちろんべらんめえ親父はそんなもん認めない。
泉谷に認めてもらいたくて、鷲尾いさ子がせんべえを焼く窯でタンドリーチキンを焼くのさ。それで泉谷が激怒。神聖なせんべいを焼く窯で鶏を焼くとはなにごとだ! 怒髪天! 臭いがついてもうせんべーが焼けねえ、どーしてくれんだこん畜生、だからインド人なんかイヤなんだ!! この結婚は反対だ!!
まあまあおとうさん、インド娘(役名忘れた)だってわざとやったんじゃないんですし。うるせー、おめーはすっこんでろ! ひどいよとうさん、そんな言い方はないじゃないか! いいえ、ワタシがみんなワルイです……泣。
な展開になってだな。
「責任を感じた鷲尾いさ子@インド娘が徹夜で窯を洗い、そのけなげな姿にさすがの頑固親父も胸を打たれ、しかし前言撤回は男の面子がゆるさねえ、なんてことになるわけだよ」
「…………」
「って、メニューの『タンドリーチキン』を見て、ちらっと思い出したから言っただけなのに。どーしてこんな長い前振りしなきゃなんないのーっ?!」
みんな、『谷口六三商店』見てなかったの?!
「タンドリーチキンと鷲尾いさ子はもーいいけど、ビー玉のお京って誰だっけ? ここまで出かかってるのにーっ。気持ち悪いよーっっ」
てな、冬祭り2日目。
わたしたちは一般参加。
タカラヅカ本はまたしても不発。ストーリーのあるものが読みたいだけなのに。
他のジャンルでは当たり前のことが、ヅカジャンルでは皆無ってのが、かなしい。
まあ、考え方の違いってやつで、わたしは少数派のヅカ同人女なんでしょう。ここまで二次創作が皆無だとそう思うしかない。
ので、二次創作好きのわたしは、他ジャンルの本を買いあさる。ストーリーが読みたいのだ。「創作」が読みたいのだ。
待ち合わせは「いつもの店にとりあえず2時」と言われ、わたしは内心鼻白んだ。
とりあえず、2時?
WHITEちゃんアンタ、どこまで買う気?
以前わたしとWHITEちゃんは、ビックサイトの入り口で待ち合わせをしていた。
だが、いつもWHITEちゃんは待ち合わせ時間に現れない。買い物にハマってしまって、出てこないのだ。しかも彼女は当時、携帯電話を持っていなかった。向こうは気が向いたときにわたしに連絡できるけど、わたしからはできない状態。
わたしは立ちん坊。疲れた身体で待ち続ける。最後のプライドが邪魔して、ビックサイトの床に坐り込む人々とだけは一線をおきたい。
あまりにも待ち合わせをすっぽかすので、わたしがキレて叱りとばして以来、彼女は携帯電話を持つようになったし、待ち合わせの方法も変えた。
ビックサイトではなく、電話の通じる外の店で待つ。もし電話が通じない場合は、たとえ買い物の途中でも一旦会場を出て待ち合わせの店へ行く。先に店に着いた者は、たとえ店が混んでいて坐れなくても、並んででも席を確保し、そこで相棒を待つ。立ったままだと体力と気力を消耗するから、絶対に席についてエネルギー補給につとめる。
ごはんやお茶をしながら坐っているならば、相棒の買い物が終わらなくても、待ってあげることができる。あのビックサイトで坐り込んでいるオタクたちのなか、ひとり立ったまま待ち続けるのは精神的にも肉体的にも苦痛でしかないからな。
待ち合わせ方法を変えてからは、ケンカをしなくなった。
つーのもだ、一方的に待たされるのがわたしだからなのな。
わたしはパロディ女なので、オリジナルメインの2日目はあまり用事がない。一方WHITEちゃんはオリジナルメインのヒトなんだ。
「待ち合わせは1時ね」
と決めても「ごめん、やっぱり2時にして」と、WHITEちゃんから連絡が入るのが常。
もう1泊するなら、先にホテルに帰るけど、オリジナルの日ってホテルをチェックアウトした日なんだもん。居場所がない。
そして今回。
いつもなら「とりあえず12時」とか「とりあえず1時」とか、「とりあえず=初回の待ち合わせ時間。変更可」は、12時か1時だったのよ?
なのに「とりあえず」がすでに「2時」なの?
つーとWHITEちゃん、アンタどれくらい買う気でいるの??
12時半には完全にお買い物を終えたわたしは、あてもなく会場をふらつく。
だっておめあての作家さんは新刊ナシだったし、同人ゲームのあたりは人混みがすごくて近寄れないし、友だちとはもう会っちゃったし、『ときメモGS』は主人公本ばっかだし(オレにホモを読ませろ、オレはオタク女だホモが読みたいんだー!!)、時間余りまくりだよ、WHITEちゃん。君の言う「とりあえず2時」までどーすりゃいいの?
努力したけど、1時半には戦線離脱。待ち合わせの店に行きました。
すると。
WHITEちゃんがいた。すでに。
「あたし……体力落ちたみたい……限界」
WHITEちゃんはしょぼん。こんなはずじゃなかったのに。行きたいところはいっぱいあったのに。どうして? 体力ってこんなに急激に衰えるものなの? と。
WHITEちゃん、それはね。
君は今までオリジナル畑のヒトだった。1日目はオレンジのとこの売り子オンリー、どこにも出かけなかったでしょ。それが今ではジャンプジャンルのヒト。わたしよりも張り切って買い物してくる。
1日目であれだけ歩いてあれだけ買って、2日目も同じように動けるわけないじゃん。
今まで10ある体力を1日目に2、2日目に8使っていたヒトが、1日目に8使って、さらに2日目にも8使おうと思う方がマチガイなのよ。べつに、急に体力が衰えたわけじゃないよ。
しょぼくれるWHITEちゃんと、ふつーにウインドウ・ショッピングしてから、日比谷へ。なにかっちゃー、お店に入って休みながら。
帰りのバスまで時間があるので、東京タワーで夜景を楽しんだりな。……いや、ホテルの目の前が東京タワーだったもんで。えらい人だったよ、東京タワー。高層展望塔に上がるには待ち時間まであった。
東京タワーからの帰りの電車の中で。
わたしはふとひらめいたのだ。
「そうだ、相楽ハル子だ!! 『谷口六三商店』の妹役!!」
…………思い出せて、よかった。
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