親戚づきあいがキライなんだ。
2003年3月10日 家族 祖母の七回忌。
時の流れは速い。
夢の中には当たり前に出てくるけどね。祖母も祖父も。彼らがいることが「日常」の風景だからでしょう。
しかし、お坊さんがお経を上げている間ずっと、猫が仏壇の上にいたんですが……あれっていいのか?
線香が煙かったらしく、顔をしかめながらも仏壇から降りない。
法事の最中、猫と追いかけっこをするわけにもいかず、参列者全員がはらはらしながら猫の挙動に注目。
「猫は仏典を守るために連れてこられた動物ですから」
と、お坊さん。苦笑しながら許容。
仏教との相性は悪くはないのかもしれないが、猫よ、法事の間はおとなしくしてくれよ。飼い主がこまるよ。
平日に行うことでわかるように、大袈裟な法事ではないのだ。
だが、それでも親戚はやってくる。
「こあらちゃん、仕事はどうなの?」
と聞かれるのがつらい。
はあ、まあ、ぼちぼち。
「あれから本は出たの?」
あれからって、いつからですか。
「本屋で探してるんだけど」
探さなくていいです。
「読んだけど、ぜんぜんわからなくて」
だから言ってるじゃん、読んでもわからないから読まなくていいって。
「こあらちゃんの書くものは難しいから」
……対象年齢がちがうだけです。難しいものなんか書いてません。そんなアタマはありません。
「ねえ、名刺ちょうだい」
その名刺持って、なにする気ですか。今、切らしてます。つーか永遠に切らしている予定です。
頼むから、触れないでくれよ、わたしの仕事のことは。
興味津々されると面倒だー。
つーか、わたしからひとことも言ってないのに、なんで親戚ってみんな知ってるのかしらね。
犯人はわかってるけどね。親が吹聴してまわったらしいからね。やれやれ。
どうせ特殊な職業だよ、後ろ暗い人生だよ、わかってるから、放置してくれー。
中でも叔母のひとりが、わたしの本を探すのに必死になっている模様。
「似たような本がたくさんあるのね、びっくりしちゃった」と。
てきとーに会話をしながら、わたしはびくびく。
わたしの本を読むのはいい。うれしくはないが、まだいい。
だがな叔母よ、わたしの本を探すときにまちがって、ボーイズを手に取らないでくれよ? たぶん、近くにあるだろうからさ。
んでもって、ヘンな混同や混乱はしないでくれよ?
んでもって、還暦を過ぎてBLに目覚めたりとか、しないでくれよおおお??
いろんな意味でびくびく(笑)。
時の流れは速い。
夢の中には当たり前に出てくるけどね。祖母も祖父も。彼らがいることが「日常」の風景だからでしょう。
しかし、お坊さんがお経を上げている間ずっと、猫が仏壇の上にいたんですが……あれっていいのか?
線香が煙かったらしく、顔をしかめながらも仏壇から降りない。
法事の最中、猫と追いかけっこをするわけにもいかず、参列者全員がはらはらしながら猫の挙動に注目。
「猫は仏典を守るために連れてこられた動物ですから」
と、お坊さん。苦笑しながら許容。
仏教との相性は悪くはないのかもしれないが、猫よ、法事の間はおとなしくしてくれよ。飼い主がこまるよ。
平日に行うことでわかるように、大袈裟な法事ではないのだ。
だが、それでも親戚はやってくる。
「こあらちゃん、仕事はどうなの?」
と聞かれるのがつらい。
はあ、まあ、ぼちぼち。
「あれから本は出たの?」
あれからって、いつからですか。
「本屋で探してるんだけど」
探さなくていいです。
「読んだけど、ぜんぜんわからなくて」
だから言ってるじゃん、読んでもわからないから読まなくていいって。
「こあらちゃんの書くものは難しいから」
……対象年齢がちがうだけです。難しいものなんか書いてません。そんなアタマはありません。
「ねえ、名刺ちょうだい」
その名刺持って、なにする気ですか。今、切らしてます。つーか永遠に切らしている予定です。
頼むから、触れないでくれよ、わたしの仕事のことは。
興味津々されると面倒だー。
つーか、わたしからひとことも言ってないのに、なんで親戚ってみんな知ってるのかしらね。
犯人はわかってるけどね。親が吹聴してまわったらしいからね。やれやれ。
どうせ特殊な職業だよ、後ろ暗い人生だよ、わかってるから、放置してくれー。
中でも叔母のひとりが、わたしの本を探すのに必死になっている模様。
「似たような本がたくさんあるのね、びっくりしちゃった」と。
てきとーに会話をしながら、わたしはびくびく。
わたしの本を読むのはいい。うれしくはないが、まだいい。
だがな叔母よ、わたしの本を探すときにまちがって、ボーイズを手に取らないでくれよ? たぶん、近くにあるだろうからさ。
んでもって、ヘンな混同や混乱はしないでくれよ?
んでもって、還暦を過ぎてBLに目覚めたりとか、しないでくれよおおお??
いろんな意味でびくびく(笑)。
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