賛否両論、つーか、否定意見の方が多いかな、の、『マスター・アンド・コマンダー』 を見てきました。
監督・脚本ピーター・ウィアー、出演ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー。
19世紀はじめ、イギリスはフランスと戦争中。英国海軍の漢たちは、艦長ラッキー・ジャック@ラッセル・クロウのもと軍艦サプライズ号で元気に戦争している。
彼らの今回のターゲットは、フランスのアケロン号。こいつは最新鋭軍艦で、性能面ではサプライズ号をはるかに上回っているし、奇襲をかけてきたりと艦長の腕もなかなからしい。派手に大負けしたまま本国に逃げ帰るなんてとんでもない。ジャック艦長は再戦を挑むぞっと。
いつものよーに、予備知識ナシ。
映画館でやたらと流れ続けていた、あのクソ長い予告編しか知らない。
そして、あの予告編は大嘘すぎるってことで、問題になっている、ということぐらいしか、知らずに見に行った。
ので、わたしはこの映画に対しての「正しい見方」など知りようもありません。原作があることさえ知らなかったさ。
わたしには、わたしの感想だけがすべてです。
ははははは。
断言しときます。
腐女子は見ろ。
いやあ、おもしろかったっすよ。
膝叩いて笑えますぜー。
艦長と軍医のラヴラヴっぷりが!!
なんなの、こいつら。
かわいすぎる。
てゆーかコレ、19世紀の軍人萌えで描かれたBL? BLの医者モノとか社長モノとかと同一に語っていいレベルだよね?
すべてにおいて、BLの「お約束」をハズさないキャラだてとエピソードと展開に、ひとり身もだえしながら見ました。
幸運のジャックとふたつ名で呼ばれる統率力あふれる艦長様と、ゴッドハンドの持ち主の軍医様。このふたりは戦場でそれぞれの仕事をばりばり完璧にこなしちゃうかっくいー漢たち。
そしてふたりは親友で、平時には「ふたりっきりで」「楽器演奏」なんかしちゃって愉しむの。
そしてなにかっちゃー、「それは親友としての質問か? それとも艦長としての?」「親友としての質問だ」とかのラヴい会話を繰り広げておりますのよ。
艦長様が弱いところや迷うところを見せるのは、軍医様とふたりっきりのときだけなのよ。そして、艦長様に対して忌憚ない意見をずけずけ言えるのは軍医様だけなの。信頼し合っているからこそ、ときに言葉が過ぎちゃって、とげとげしい雰囲気になっちゃったりもするのよ。
艦長職はつらい立場、任務遂行のためにはあえて部下を見殺しにだってする。なのに、いざ軍医様が大ケガしたときには、前言撤回して彼を助けるためだけに進路を変えてみたりしちゃうのよ。うわ艦長ソレ、思い切り公私混同やん!とか即ツッコミ入れちゃったよ(笑)。
どこまでもどこまでも、「お約束」のBLカップル。
たしかに予告編は大嘘だったねえ。
アレに騙されて見に行った善良なふつーの人には、いろいろお怒りな作品かもしんないなあ。
人間ドラマに割く時間はあまりなく、ただえんえん、わいわいどんどん戦闘シーン。
なんかやったらめったらこだわっていそうな画面。
わたし、なんの知識もない人間なんですけど、この映画がすごーくがんばっている部分って、「再現」してることなんじゃないのかしら。
当時の生活とか、意識とか、戦闘とか。
知識はなくても時代物はそれだけでわくわくするので、「お貴族様」系はいいなあ、と素直にたのしめましたわ。
軍艦に子どもたちがいるのって、彼らが「お貴族様」だからなのよねえ。でもってあったりまえに「士官」になるべき試練を受けていくんだわ……そーゆー「意識のちがい」とか、見ていてたのしい。
あ、でもわたし、いちおー子どものころに青池保子を読んでたからなあ。予備知識なしで座席に坐って帆船が出てきてネルソン提督とかの名前が出てきて、「ああ、あの時代かぁ」と納得しちゃうのは一応、ささやかなりとも知識があったうちに入るのか?
しかし、もう少しわかりやすく盛り上げることもできただろうになあ、とは思う。BL以外の意味で。
艦長と軍医と士官候補生美少年以外のキャラ、薄すぎ。もったいない。これじゃ、わーわー戦争してるだけで終始してるよーなもんじゃん。
……戦闘シーンを描くのがテーマだと言われちゃったらそれまでだけどさー。
戦闘シーンはアレでいいからもう少し、キャラを整理して見せ場作るだけで、さらにエンタメ的に盛り上げることは可能だったと思うよ。
それをしないでひたすらやりたいこと(ネルソン時代の海軍の再現ね)ばっかやってる気がする……。ああ、男の作る映画って……。
ああなんにせよ、たのしい映画でした。
コスプレ時代軍人職業上官部下BL……うっとり……。
てゆーか軍医、かわいよー、かっこいいよー。
眼鏡っこだしな!(ポイント大幅UP・笑)。
監督・脚本ピーター・ウィアー、出演ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー。
19世紀はじめ、イギリスはフランスと戦争中。英国海軍の漢たちは、艦長ラッキー・ジャック@ラッセル・クロウのもと軍艦サプライズ号で元気に戦争している。
彼らの今回のターゲットは、フランスのアケロン号。こいつは最新鋭軍艦で、性能面ではサプライズ号をはるかに上回っているし、奇襲をかけてきたりと艦長の腕もなかなからしい。派手に大負けしたまま本国に逃げ帰るなんてとんでもない。ジャック艦長は再戦を挑むぞっと。
いつものよーに、予備知識ナシ。
映画館でやたらと流れ続けていた、あのクソ長い予告編しか知らない。
そして、あの予告編は大嘘すぎるってことで、問題になっている、ということぐらいしか、知らずに見に行った。
ので、わたしはこの映画に対しての「正しい見方」など知りようもありません。原作があることさえ知らなかったさ。
わたしには、わたしの感想だけがすべてです。
ははははは。
断言しときます。
腐女子は見ろ。
いやあ、おもしろかったっすよ。
膝叩いて笑えますぜー。
艦長と軍医のラヴラヴっぷりが!!
なんなの、こいつら。
かわいすぎる。
てゆーかコレ、19世紀の軍人萌えで描かれたBL? BLの医者モノとか社長モノとかと同一に語っていいレベルだよね?
すべてにおいて、BLの「お約束」をハズさないキャラだてとエピソードと展開に、ひとり身もだえしながら見ました。
幸運のジャックとふたつ名で呼ばれる統率力あふれる艦長様と、ゴッドハンドの持ち主の軍医様。このふたりは戦場でそれぞれの仕事をばりばり完璧にこなしちゃうかっくいー漢たち。
そしてふたりは親友で、平時には「ふたりっきりで」「楽器演奏」なんかしちゃって愉しむの。
そしてなにかっちゃー、「それは親友としての質問か? それとも艦長としての?」「親友としての質問だ」とかのラヴい会話を繰り広げておりますのよ。
艦長様が弱いところや迷うところを見せるのは、軍医様とふたりっきりのときだけなのよ。そして、艦長様に対して忌憚ない意見をずけずけ言えるのは軍医様だけなの。信頼し合っているからこそ、ときに言葉が過ぎちゃって、とげとげしい雰囲気になっちゃったりもするのよ。
艦長職はつらい立場、任務遂行のためにはあえて部下を見殺しにだってする。なのに、いざ軍医様が大ケガしたときには、前言撤回して彼を助けるためだけに進路を変えてみたりしちゃうのよ。うわ艦長ソレ、思い切り公私混同やん!とか即ツッコミ入れちゃったよ(笑)。
どこまでもどこまでも、「お約束」のBLカップル。
たしかに予告編は大嘘だったねえ。
アレに騙されて見に行った善良なふつーの人には、いろいろお怒りな作品かもしんないなあ。
人間ドラマに割く時間はあまりなく、ただえんえん、わいわいどんどん戦闘シーン。
なんかやったらめったらこだわっていそうな画面。
わたし、なんの知識もない人間なんですけど、この映画がすごーくがんばっている部分って、「再現」してることなんじゃないのかしら。
当時の生活とか、意識とか、戦闘とか。
知識はなくても時代物はそれだけでわくわくするので、「お貴族様」系はいいなあ、と素直にたのしめましたわ。
軍艦に子どもたちがいるのって、彼らが「お貴族様」だからなのよねえ。でもってあったりまえに「士官」になるべき試練を受けていくんだわ……そーゆー「意識のちがい」とか、見ていてたのしい。
あ、でもわたし、いちおー子どものころに青池保子を読んでたからなあ。予備知識なしで座席に坐って帆船が出てきてネルソン提督とかの名前が出てきて、「ああ、あの時代かぁ」と納得しちゃうのは一応、ささやかなりとも知識があったうちに入るのか?
しかし、もう少しわかりやすく盛り上げることもできただろうになあ、とは思う。BL以外の意味で。
艦長と軍医と士官候補生美少年以外のキャラ、薄すぎ。もったいない。これじゃ、わーわー戦争してるだけで終始してるよーなもんじゃん。
……戦闘シーンを描くのがテーマだと言われちゃったらそれまでだけどさー。
戦闘シーンはアレでいいからもう少し、キャラを整理して見せ場作るだけで、さらにエンタメ的に盛り上げることは可能だったと思うよ。
それをしないでひたすらやりたいこと(ネルソン時代の海軍の再現ね)ばっかやってる気がする……。ああ、男の作る映画って……。
ああなんにせよ、たのしい映画でした。
コスプレ時代軍人職業上官部下BL……うっとり……。
てゆーか軍医、かわいよー、かっこいいよー。
眼鏡っこだしな!(ポイント大幅UP・笑)。
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