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 月組『タカラヅカ絢爛?』感想その2。
 

 まず、ゆうひ君の話(笑)。

 ショーのゆうひくんを見るときのチェックポイントは「表情」。……ぶっちゃけ、たのしそうにしているか、ふてくされているかを確認するのな。公演によっては、にこりともせずにいやそーに踊ってたりするから。クールビューティだから、それはそれでいいんだけどね。某あんちゃんが組替えになった直後の公演だっけ? フィナーレまでただの一度も笑わなかったのは。その公演中はいつ見てもそうだったなー。公私の区別がついてない感じが、いっそ愉快だったんだが。

 今回はゆーひくん、全開で笑ってます。ああ、ごきげんさんね、よかったねー。
 ふてくされているラスカルも好きなので(痛いファンだ)それはちと残念だが、ごきげん笑顔のゆーひくんもかわいいー。きゃー。

 プログラム買ってないんで場の名前はわかんないけど、あさこ中心のダンスシーンで、ゆうひがからむとこがすごく好き。てゆーか、セナゾラをもっと見せろ。ハァハァ。
 あさちゃんの使い方がわかってないわ! かしげなんかと踊らせてる場合(あ、さえちゃんもいたな)じゃないわよ、ゆうひよ、ゆうひ。ゆーひくんとからめてよーっ。
 
 本気でチケット売るつもりなら、あさことゆうひでエロエロな男ふたりダンスをさせるべきだったね。番手なんか無視してさ。
 おさあさで売ることを知っている劇団が、何故ソレがわからないのかしら。演出家のせい?

 もしくは、せっかくの特出だから、同期3人のシーンを腹を据えて作って欲しかった……。
 きれいだったろーに……無駄に美貌のかっしーと、ショースター俺様と、クールビューティ・ラスカル。
 つくづく、作者の趣味先行作品だったことが悔やまれる。生徒のためにあてがきなんか、したことないよな、草野せんせー。

 せっかくの同期トリオを阻んでいるのは、番手の壁か……。ちぇっ。ゆうひが路線外だってことはわかってるけど、ゆーひくんだけ銀橋がないとかなしいわ。

 
 さて、次にかっしーについて思ったこと。
 
 星組と月組、ふたつの同じショーで、かっしーが同じ役をしていることには疑問を持った。
 てっきり役替わりしてると思ってたから。
 だって、1年中同じ役をやる意味があるとは思えなかったんだもの。公演ごとにチガウ姿を見せてくれるタカラヅカスタァともあろうものが、何故えんえん同じ役。しかも、当たり役でもなければ、それほどすばらしい役でもない……。
 同じショーで別の役をやってくれたら、それはそれで観る側としては興味深くてたのしめる。芝居の役替わりと同じで。
 だけどかっしー、同じ役。
 またしてもそんな、幼児向け番組のキャラクターみたいなことしてんのね……。涙。
 わたしは大人が演じるわざとらしい幼児というものが苦手なんだが(芝居なら仕方ないと思うが、ショーでやられると最悪)、なかでも男役のぶりっこ幼児喋りが苦手だったんだとよくわかった。
 娘役が演じる幼児には、とくになにも感じないんだ。いいトシした大きなカラダの男が、「ボクむじゃきなんでちゅ」系の喋りをされると苦手メーターが跳ね上がる。
 今回のスポーツジム・シーンが、星組ほど苦手じゃなかったのは、ボクちゃんかっしーと一緒に幼児喋りをしているのが「娘役」だったからだ……。
 星はなー、きつかったからなー。オヤジ系の男役が、ショートパンツ穿いて幼児喋りして……つらかった……。またえんえんえんえん長いしさー……。
 とりあえずかっしーはきれいだから、幼児キャラになっていても救いはあるしな。一緒にいるのが女の子だからなおヨシ。
 もちろん、月組Ver.にしたって観たいシーンではないので、最悪の事態を脱していた、という意味でしかないけどなー。なんでこんな役を1年間も……。涙。

 同じ役なんだ……とあきらめた瞬間、唯一たのしみだったのは銀橋のシーン。星組で男前かっしーが美女となった清十郎様(笑)とからんでくれた、あの素敵シーン。どんな男を美女にして、かっしーが転がすのかしら。わくわくっ。
 …………相手、男役チガウやん! 期待したのに、女装。
 あいちゃんが悪いわけじゃなくて、たんにわたしは清十郎様並の華麗なる性転換を期待してたんだってば。ちぇっ。
 ふつーに女の子相手だと、かっしーさわやかさんだから色気が減るんだもん……。もともとほとんど色気の持ち合わせがない人なのに……。

 星組Ver.で異彩を放っていたヘビのシーンがさっくりなくなっていて、ヅカらしい男役ダンスになっていたことが、とてもうれしい。そうよ、こーゆーのが見たくて、この劇場に来ているんだからさー。タカラヅカらしいものが見られてうれしい。
 さえちゃん、あさちゃん、かっしーの3人は、とても美しい。
 でもなんか、この並びだとせっかくの俺様の色気のやり場がなくて、中和されているというか……なんかもったいないなあ。
 あさちゃん、ゆーひ、越リュウだったら萌え狂ったなぁわたし……と妄想してみる(笑)。

 ショーまでくると、さえちゃんの歌のアレさにはあまりに気にならなくなっている(笑)。人間は慣れる生き物なのさ。
 素直にヴィジュアルを堪能ですわ。
 さえちゃんだと「妖精」って言われても納得できるしね。

 さららんがウメちゃんの役だとはおどろいた。
 たしかに、時計係は性別問わないよねえ。全開の笑顔がかわいい。つか、丸い……。さららんをこんなに丸いと思ったのははじめてだ。
 それにしても、ウメちゃんは「スター」だったなあ。

 最後の大階段、センターを降りてくるメンバーにちとおどろきました。
 …………ひろみちゃんが入って、めおちゃんがいないですと?!
 やーん、この間のバウでめおちゃんに萌えたのにー(笑)。

 
 まとまりなくつらつらと感想書きましたが。

 なんつーか今回の公演は芝居・ショーともわたしにはどうも消化不良です。
 それはずばり、あて書きされていないもどかしさですわ。
 さえちゃんをはじめ、キャストの魅力を最大限に発揮する、持ち味のよさを何倍もに盛り上げる、座付き作者だけが作ることの出来る快感作品……でなかった、ことに物足りなさを感じるわけですな。
 多少作品が壊れていようと退屈だろうと、キャラさえはまっていれば、たのしいのになぁ。
 あて書きの魅力万歳の星組『王家に捧ぐ歌』、雪組『スサノオ』が、物語のアラなんぞ吹き飛ばしているように。

 キムシンやオギーが今の月組(特出のふたりも含めて)に作品を書き下ろしていたら、どんなふうになってたのかなあ、と思ってみたりな。

         

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