あのヒトの歌声は。@ドルチェ・ヴィータ!
2004年10月26日 タカラヅカ やーん、「み」さんに、わたしが「ケロは歌が下手」と断言してる、と書かれちゃった〜〜(笑)。
えー、今回限定です、念のため。
いやいつも、決してうまいとは思ってないけど。
にしても今回は、ずいぶん下手だよね??
Be-Puちゃんと話しているときに、彼女はものすごーく言いにくそうにしていたのだ。
彼女は今現在、通勤の車で『ドルチェ・ヴィータ!』の録音テープをエンドレスで毎日聴いている。
毎日だし、日常だし、運転しているわけだから、意識は特に音楽のみに向けられているわけじゃない。
だが、同じところで必ず、「正気に戻る」そうだ。
それまで音楽は無意識レベルのところを流れているのに、ある箇所に来ると必ず、「はっ、この音はっ」と、音楽に意識を戻してしまう。
それが、フィナーレの白スーツのケロのソロなんだってさ。
言いにくそうに、懸命に、言葉を選んで言うのよ。
ああ、わかったわかった、そんなに気を遣ってくれなくてもいいよ。つまりアレだろ?
あまりに歌が下手なんで、びっくりして耳をそばだててしまうんだろ?
わたしがずばりと言うと、電話の向こうでBe-Puちゃんは心からほっとした声を出す。
わたしがケロファンだから、本当のことを言ったら失礼なんじゃないかとか、傷つけてしまうんじゃないかとか、いろいろ気を遣ってくれた模様。
大丈夫、わたしもアレ、すげー下手! だと思ってるから!!(笑)
でもことさらそう思ってしまうのは、ショーの構成マジックかもしれないと思うのよ。
というのも今回のショーは、歌える人が歌い、踊れる人が踊っている。
一般のヅカショーのよーに、「歌えない人に無理矢理歌わせる」とかしていない。
ソロを朗々と歌うのは、歌唱力に優れた人!
がしがし踊るのは、ダンスが得意な人!
適材適所。
よそのカンパニーではあったりまえのことを、今はじめて挑戦中。
てなわけだから、そもそも歌が不得意な人は、目立つソロをもらっていないのよ。
例外は唯一、トップスターであるワタルくん。
ワタさんはトップだから、星組の顔だから、どんなに歌がアレでも歌いまくる。
多少の弱点を吹っ飛ばすほどのオーラがあってこそのトップスター。
そう、ワタさんは歌がアレでもいいのだ。そんな些細なことで彼の魅力は損なわれない。
そんななかで。
どーしても悪目立ちしてしまう、ケロのソロ。
だってケロちゃん、歌の人じゃないもん! 歌手じゃないもん! 昔っから歌は苦手って公演評にも書かれていた人だもん!
歌によっては、なんとかそれなりに聴かせるものもあるけど、今回の曲は相性が悪いみたいで、さらに下手っぽく聞こえるんだもん。
相乗効果よ。
ワタさん以外は「歌手」しか存在しない作品で、ひとりだけ歌手じゃないのに歌ってるから! しかもなんか声大きいし。
美しい音楽と歌ばかり聴いた耳で聴くから、ケロのソロで「はうっ?!」ってスピーカーを振り返ってしまうのよ、Be-Puちゃん。
「おかけで時間がわかっていいけどね。あ、今何分だ、職場まであと何分ね、って」
すでにアラーム代わりかよ、ケロのソロ……。涙。
それでもね。
うれしいの。
ケロちゃんの歌声が聴けること。
どんなに「うわっ、こりゃひでえ(笑)」と思っていてもさ。
とにかく、ケロがセンターでひとりで歌っていることが、うれしくてうれしくてしょーがないのっ!!
ありがとうオギー。
ケロちゃんを歌わせてくれて。
歌手にしか歌わせない、そーゆーコンセプトの作品なのに、それを曲げてまでケロちゃんに花道を作ってくれてありがとう。
うれしくて号泣したよ。
わたしはやっぱ、歌のうまさは、好きになるときの条件に深く食い込んでいるなー。
でもこの「歌のうまさ」ってのは、「好みの声」に大きく左右されるので、真の意味での「歌のうまさ」ではない。
好みの声の人は、多少歌がアレでもいいのだ。その人の声質自体が「音楽」として耳に届くから。
だから、ケロの歌は好き。
あのしゃがれ声が好き。音程のあやしい歌声も好き(笑)。
だから今さらだが言うぞ。
祝・エトワール>ケロちゃん!!(笑)
☆
今さらといえばもうひとつ。
ハイディさん、同じときに劇場にいらしたんですね! 今ごろ書いててすみません、さっき日記読みました〜〜。
わたし、ペルソナ貸切にもいました。
トウコちゃんの「早く帰ってペルソナ観よ」には、わたしも盛大にツッコミましたともさ……どーやって観るんじゃい!と(笑)。
トウコちゃんはなんか、あちこちヤラカシテくれるので、リピートするのがたのしい人ですわ。
「み」さんと一緒に観ていたときなんか、安禄山がプレゼントに持ってきた「歌をうたう鳥」が籠の中で落ちちゃったし。
ヲイヲイ、鳥、死んでるよ!!と、盛大に突っ込んだなあ。
ワタルくんがアドリブでフォローしてくれてたけど。
緑野は今現在、劇場生息率がとても高いので、またいつかすれちがっているかもしれません。
よろしくお願いします〜〜。
えー、今回限定です、念のため。
いやいつも、決してうまいとは思ってないけど。
にしても今回は、ずいぶん下手だよね??
Be-Puちゃんと話しているときに、彼女はものすごーく言いにくそうにしていたのだ。
彼女は今現在、通勤の車で『ドルチェ・ヴィータ!』の録音テープをエンドレスで毎日聴いている。
毎日だし、日常だし、運転しているわけだから、意識は特に音楽のみに向けられているわけじゃない。
だが、同じところで必ず、「正気に戻る」そうだ。
それまで音楽は無意識レベルのところを流れているのに、ある箇所に来ると必ず、「はっ、この音はっ」と、音楽に意識を戻してしまう。
それが、フィナーレの白スーツのケロのソロなんだってさ。
言いにくそうに、懸命に、言葉を選んで言うのよ。
ああ、わかったわかった、そんなに気を遣ってくれなくてもいいよ。つまりアレだろ?
あまりに歌が下手なんで、びっくりして耳をそばだててしまうんだろ?
わたしがずばりと言うと、電話の向こうでBe-Puちゃんは心からほっとした声を出す。
わたしがケロファンだから、本当のことを言ったら失礼なんじゃないかとか、傷つけてしまうんじゃないかとか、いろいろ気を遣ってくれた模様。
大丈夫、わたしもアレ、すげー下手! だと思ってるから!!(笑)
でもことさらそう思ってしまうのは、ショーの構成マジックかもしれないと思うのよ。
というのも今回のショーは、歌える人が歌い、踊れる人が踊っている。
一般のヅカショーのよーに、「歌えない人に無理矢理歌わせる」とかしていない。
ソロを朗々と歌うのは、歌唱力に優れた人!
がしがし踊るのは、ダンスが得意な人!
適材適所。
よそのカンパニーではあったりまえのことを、今はじめて挑戦中。
てなわけだから、そもそも歌が不得意な人は、目立つソロをもらっていないのよ。
例外は唯一、トップスターであるワタルくん。
ワタさんはトップだから、星組の顔だから、どんなに歌がアレでも歌いまくる。
多少の弱点を吹っ飛ばすほどのオーラがあってこそのトップスター。
そう、ワタさんは歌がアレでもいいのだ。そんな些細なことで彼の魅力は損なわれない。
そんななかで。
どーしても悪目立ちしてしまう、ケロのソロ。
だってケロちゃん、歌の人じゃないもん! 歌手じゃないもん! 昔っから歌は苦手って公演評にも書かれていた人だもん!
歌によっては、なんとかそれなりに聴かせるものもあるけど、今回の曲は相性が悪いみたいで、さらに下手っぽく聞こえるんだもん。
相乗効果よ。
ワタさん以外は「歌手」しか存在しない作品で、ひとりだけ歌手じゃないのに歌ってるから! しかもなんか声大きいし。
美しい音楽と歌ばかり聴いた耳で聴くから、ケロのソロで「はうっ?!」ってスピーカーを振り返ってしまうのよ、Be-Puちゃん。
「おかけで時間がわかっていいけどね。あ、今何分だ、職場まであと何分ね、って」
すでにアラーム代わりかよ、ケロのソロ……。涙。
それでもね。
うれしいの。
ケロちゃんの歌声が聴けること。
どんなに「うわっ、こりゃひでえ(笑)」と思っていてもさ。
とにかく、ケロがセンターでひとりで歌っていることが、うれしくてうれしくてしょーがないのっ!!
ありがとうオギー。
ケロちゃんを歌わせてくれて。
歌手にしか歌わせない、そーゆーコンセプトの作品なのに、それを曲げてまでケロちゃんに花道を作ってくれてありがとう。
うれしくて号泣したよ。
わたしはやっぱ、歌のうまさは、好きになるときの条件に深く食い込んでいるなー。
でもこの「歌のうまさ」ってのは、「好みの声」に大きく左右されるので、真の意味での「歌のうまさ」ではない。
好みの声の人は、多少歌がアレでもいいのだ。その人の声質自体が「音楽」として耳に届くから。
だから、ケロの歌は好き。
あのしゃがれ声が好き。音程のあやしい歌声も好き(笑)。
だから今さらだが言うぞ。
祝・エトワール>ケロちゃん!!(笑)
☆
今さらといえばもうひとつ。
ハイディさん、同じときに劇場にいらしたんですね! 今ごろ書いててすみません、さっき日記読みました〜〜。
わたし、ペルソナ貸切にもいました。
トウコちゃんの「早く帰ってペルソナ観よ」には、わたしも盛大にツッコミましたともさ……どーやって観るんじゃい!と(笑)。
トウコちゃんはなんか、あちこちヤラカシテくれるので、リピートするのがたのしい人ですわ。
「み」さんと一緒に観ていたときなんか、安禄山がプレゼントに持ってきた「歌をうたう鳥」が籠の中で落ちちゃったし。
ヲイヲイ、鳥、死んでるよ!!と、盛大に突っ込んだなあ。
ワタルくんがアドリブでフォローしてくれてたけど。
緑野は今現在、劇場生息率がとても高いので、またいつかすれちがっているかもしれません。
よろしくお願いします〜〜。
コメント