なんか今、激しくしいちゃんネタで創作したいんですけど……。

 何故しいちゃん?!
 てなもんですが。

 kineさんとメールで『ドルチェ・ヴィータ!』語りをえんえんやって、その傍らでしいちゃん語りをやっているせいですね(笑)。

 『ドルチェ・ヴィータ!』でパロというか、モチーフにしたオリジナルを書きたい気持ちは多分にあるんだが、プロット考えただけで「……長編じゃん……」と遠い目になってしまった。文庫1冊分のテキストは軽く行くな……。
 書くのはたやすいが(たやすいのかっ?!)、『ドルチェ・ヴィータ!』という作品の性質上、ただの自己満足オナニー作品になりそうで嫌だ。読む人がたのしいレベルまで持っていくのには、このネタはきついよなあ。自分の筆力の限界を感じる。

 自分だけがたのしい作品、は、基本的にわたしは好きじゃない。
 書くなら、「読者をどうやってたのしませるか」を念頭に置く。
 ……わたしの技術が目標に届いているかどうかは置くとして(笑)、書くうえでのスタンスはいつもそうだ。

 だから『ドルチェ・ヴィータ!』ってば、難題。
 絶対、ただの自己満足になるー、「ああ、書いた人だけがたのしいのね、読む人のことなんか考えてないわね」って作品になるー。
 そんなのやだー、わたしがやだー。じたばた。

 
 てな傍らで、しいちゃん萌え。
 彼の持つ幼い健全さに萌え。

 コーザノストラで、しい×ケロとか、ダメっすか……?
 はっ。いかん、これじゃケロ受じゃん! わたしは攻キャラスキー、でもわたし的にしいちゃんは不動の攻キャラなので、どーしてもしいちゃん絡みだと相手が受になる。

 『ドルチェ・ヴィータ!』全体をどうこうした作品は書くのが大変だが、コーザノストラのみにしぼったやほひなら、書きやすいよなー。

 ケロはマフィアを演じればぴたりとそれにハマる人なので、かっこいー腕も頭も切れる兄貴としてまんまOK。受でも攻でもオイシイ人。

 問題は、しいちゃん。
 えー、コーザノストラのしいちゃんは、すげーかっこいいです。なんかひさしぶりに、かっこいいしいちゃんを見た。黒いしいちゃんを見た。
 しかし。
 かっこいいけど、黒いけど……やっぱり、アタマ、悪そうだよね……。
 小物っぽいというか。
 ケロと同じ格好していても、チンピラっぽいというか。若いというか、青いというか。

 そこがツボなの。

 年齢でも立場でもなく、魂が幼い男。
 世慣れているし、腕も立つし、はったりもきく。
 だけどどこか、幼い。
 相棒のケロと比べ、安定感がない。もしなにか、このチームに、組織に破滅が訪れるとしたら、この男が火種になるのではないか。
 そんな不安を感じさせる、青さ。
 それが魅力。

 図体のでかい、大人の男なのにねー。
 どーしてそう、思春期の少年のよーな青さを持っているのか。

 バカ攻男、ヘタレ攻男、大好きだから。
 しいちゃん攻には萌えるわー。

 コーザノストラたちの設定は、どうなってんですかね?
 女ボス@シビさんとその手下たちでOK? そのわりにシビさんの役名、「ジプシーの女」だけど。
 まあ、女ボスということにしておこう。あの迫力はすげえしな。ケロもしいもその手下(幹部クラス)ってことで。

 ルールがあり力関係があり、ちゃんとバランスを保っていたはずの彼ら。
 しかし、謎の女ドルチェ・ヴィータの登場で亀裂が入る。

 静かに魅入られるケロ、熱く激しく堕ちるしい。
 疑心暗鬼と対立と、独占欲と裏切りと。

 幻の女が残した毒は、男たちをじわじわと破滅へ導く。

 ……てな話を考えて。

 ものすげー壁があることに、気がついた。

 名前。

 あいつらの名前、どーすんのよ??
 イタリアだろ? イタリア〜ンな名前をつけなきゃなんないじゃん。
 アントニオだとかフランチェスコだとかルチアーノだとか(てきとー)、くどくてこってりした横文字名前にしなきゃイカンわけ?!
 そんなの、独自でつけてもぴんとこないし、イメージつかめないよ。

 イタリアマフィアが「待つんだ、しい」とか「これはオレの問題なんだ、ケロさん」とか言ってたらバカだし。

 シオミーノとタツキーノにするとか?(語尾を伸ばせばイタリア風だと信じるバカ)

 だめだ……言葉の壁に負けた……っ! がっくり。

     

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