サヨナラのために。@熱帯夜話
2004年12月10日 タカラヅカ さて、2日連続さえバウ『熱帯夜話』です。今日はプログラム売ってました。みんな当然プログラム買ってます。昨日もらったコピーを眺めているのは、わたしぐらいのもんです(貧乏人)。
作品的には、退団バウ公演である、という事実ゆえに成り立っている感じ。
ヒットパレードと、名前をもじった役名、舞台人たちの舞台と楽屋裏の物語、文化祭前夜を思わせる青春のかほり、そして、地球最後の日。
サエール@さえちゃんを座長とするある劇団。無事に初日の幕が開いて、サエールは仲間たちとある高層ビルに忍び込んで打ち上げをすることになった。何故高層ビル? 何故忍び込む?! ……なんてツッコミは置いておいて。
劇団内は自由恋愛奨励らしい。
アーチー@あーちゃんとサエールは、元は恋人同士だったが今は別れて、アーチーには別に恋人がいる。リュウ@越リュウはなんかえらい年離れてないか?の若い団員の女の子ネネ@ねねちゃんとラヴラヴらしーし、お調子者のカーリー@ほっくんはシーナ@たまこちゃんにアタック中。……てな具合に。
学校の七不思議と同じノリで、この高層ビルにも「幻の90階」が存在するとかで、サエールたちはそれをたしかめることにする。「学校の怪談」じゃないんだから、そんなバカな……というツッコミは置いておいて。
階段を上がれ上がれ、あれ?なんかみんなと離ればなれ? 螺旋階段は夢かうつつか、感覚をマヒさせて。
サエールの前にはさっきから、イカレた格好のふたり組、船長@さおたとティンク@れみちゃんが現れてはなつかしい思い出を見せている。ふたりは何者? そしてその目的は?
それだけで引っ張るのかと思いきや、突然現れたるマギーJr.@マギーが臨時ニュースを読み上げる。巨大隕石が地球に激突するとゆーのだ!! そんなバカな……というツッコミは置いておいて。
なにしろ劇団の話だから。
あたりまえに彼らはステージに立ち、またさえちゃん……サエールは人気スターで。彼には、「なつかしい舞台の思い出の役や歌」があり、それを「彩輝直の思い出の役や歌」として再現できる仕組みだ。
それにしても、物語としてなにがやりたかったのか、なにを言っているのか、わたしのアタマではさっぱり理解できませんが、退団バウ公演だから言及せず!(通常公演だったらツッコミまくるぞ、ヲイ)
さえちゃんのサヨナラを盛り上げる、という至上目的があるから、辻褄あわなくてもポエムがサムくても作者脳内自己完結で観客置き去りでも、とりあえず赦す(笑)。
全編「オギーを目指して、スベっちゃいました☆」てな作りなのも、赦す(笑)。
それとも、オギー役者であったさえちゃんのための、オマージュかしら。オギー作品のパロディっぽくなっているのは。
ストーリーは置いておいて、とにかくさえちゃん。
いろんなさえちゃんを、「全部見せてやるぜ!」な心意気がうれしい。
今日も気持ちよく泣いてきました。
泣けば泣いた分だけ、きれいな道ができる。わたしがさえちゃんを見送るための道。退団者を見送る道。うまく泣けずにいると、未練が積もって、いろんなものが愛せなくなってしまう。きれいな人を見送るために、わたしもきれいになる、そのための涙。退団公演に「泣かせ」演出がしてあるのって、そのためだと思うよ。
ケロの舞台にしてもそうだけど、泣きポイントって観るたび変わるよね。舞台が生もので、観ているわたしも常に心が動いているせいだと思う。いろんなところでいろんなことを感じて、思って、毎回チガウ涙を流す。
それにしても、「ローズ」は反則でしょう。
ついこの間、この歌を歌って「宝塚での最後のお仕事です」とか言っていた人がいたんですけどっ?
退団する人はみんなこの歌、歌わなきゃなんないの? 決まりなの? しかもふたりとも歌がへ……ゲフンゲフン。
言葉を濁したあとで言うのもなんですが。
それにしてもさえちゃんって、ほんと歌下手だよな(笑)。
彼女が歌い出すたび、ツボに入って笑いそうになる。
ケロを見ていても思うことなんだけど、「歌が下手」であることをわかったうえで好きになっちゃうと、その「歌の下手さ」すら、チャームポイントになっちゃうんだ。
うっわー、またしてもすげーことになってんなー。ああでも、いいわあ。ぽわん。……てな感じ。
下手さが愛しいというかな。こまったな(笑)。
第1幕は、さえちゃんヒットパレード。
オスカル、という派手な当たり役を持っているのは強いよな。『ベルばら』はとにかく派手でインパクトのある作品だから。コレでまず一発カマシてくれると、あとのヒットパレードが盛り上がりやすくなる。
それにしても。
あああ、ほっくん。
えーとえーとえーと。
ほっくんファンの人、今すぐバウホールへ行きましょう。駆けつけましょう。ほっくん、えらいことになってますよ。
ほっくん、フェルゼンやってますよ!!
目が点になったもんよ……フェルゼンですか! よりによってフェルゼンかよ?!
びっくりだ。
いや、歌はすばらしかったですよ。聞き惚れましたともさ。ああ、それにしてもフェルゼンって……。ハマコがフェルゼンやってたら、これぐらいおどろくかな。
そんでもってほっくん、女装もしてますよ!!
女になって、さえちゃんと色っぽく踊ってます。
どどどどどーしよー、あたし、なにを見てるんだろう。ほっくんが女だよー、うわー。
2幕では、悪の美青年さえちゃんに誘惑される青年をやってますよ。ラヴシーンありっすよ! からんでますよ!!
はあはあ。ほっくん、すげえ。ほっくん見るだけでも値打ちあるって、マジでコレ!
あ、つい熱く語ってしまった。
ほっくんはわたしにとって、月組の「まちかめぐる」の位置にまで出世した子だからなあ。さえちゃんを語るはずが、ついほっくんを語っちまったよ。
今回ほっくんマジいいから、ぜひ見ておくべきだー。
いかん。思いっきり横道に逸れてしまった。
えー、とにかく、さえちゃんヒットパレード。
時の流れと思い出と、「もうお別れなんだ」というこちらの先入観ゆえに、舞台上の「青春のかほり」や、「そのポエムはいったい?!」のさおたさんだの、ピーターパンだの、突然すぎてびっくりの「地球最後の日」も、ついでに最後の楽屋落ちも、「サヨナラさえちゃん」を盛り上げる要因になる。
めそ。
ところで、夢咲ねねちゃんが新公シシィに抜擢された理由のひとつは、あさこと同じドレスを着られる娘役という要因を満たしているからではないかと。
ねねちゃんって身長、あさこと同じくらいだよね? 文化祭観たけど、ありえないくらいでかい娘役だった記憶が(笑)。
とりあえず、脚長っ。いつ見てもボンバーだ。
うっかりほっくんを語りすぎたために、文字数も時間もなくなっちったよ……さあっ、明日はケロ茶だ〜〜!!
作品的には、退団バウ公演である、という事実ゆえに成り立っている感じ。
ヒットパレードと、名前をもじった役名、舞台人たちの舞台と楽屋裏の物語、文化祭前夜を思わせる青春のかほり、そして、地球最後の日。
サエール@さえちゃんを座長とするある劇団。無事に初日の幕が開いて、サエールは仲間たちとある高層ビルに忍び込んで打ち上げをすることになった。何故高層ビル? 何故忍び込む?! ……なんてツッコミは置いておいて。
劇団内は自由恋愛奨励らしい。
アーチー@あーちゃんとサエールは、元は恋人同士だったが今は別れて、アーチーには別に恋人がいる。リュウ@越リュウはなんかえらい年離れてないか?の若い団員の女の子ネネ@ねねちゃんとラヴラヴらしーし、お調子者のカーリー@ほっくんはシーナ@たまこちゃんにアタック中。……てな具合に。
学校の七不思議と同じノリで、この高層ビルにも「幻の90階」が存在するとかで、サエールたちはそれをたしかめることにする。「学校の怪談」じゃないんだから、そんなバカな……というツッコミは置いておいて。
階段を上がれ上がれ、あれ?なんかみんなと離ればなれ? 螺旋階段は夢かうつつか、感覚をマヒさせて。
サエールの前にはさっきから、イカレた格好のふたり組、船長@さおたとティンク@れみちゃんが現れてはなつかしい思い出を見せている。ふたりは何者? そしてその目的は?
それだけで引っ張るのかと思いきや、突然現れたるマギーJr.@マギーが臨時ニュースを読み上げる。巨大隕石が地球に激突するとゆーのだ!! そんなバカな……というツッコミは置いておいて。
なにしろ劇団の話だから。
あたりまえに彼らはステージに立ち、またさえちゃん……サエールは人気スターで。彼には、「なつかしい舞台の思い出の役や歌」があり、それを「彩輝直の思い出の役や歌」として再現できる仕組みだ。
それにしても、物語としてなにがやりたかったのか、なにを言っているのか、わたしのアタマではさっぱり理解できませんが、退団バウ公演だから言及せず!(通常公演だったらツッコミまくるぞ、ヲイ)
さえちゃんのサヨナラを盛り上げる、という至上目的があるから、辻褄あわなくてもポエムがサムくても作者脳内自己完結で観客置き去りでも、とりあえず赦す(笑)。
全編「オギーを目指して、スベっちゃいました☆」てな作りなのも、赦す(笑)。
それとも、オギー役者であったさえちゃんのための、オマージュかしら。オギー作品のパロディっぽくなっているのは。
ストーリーは置いておいて、とにかくさえちゃん。
いろんなさえちゃんを、「全部見せてやるぜ!」な心意気がうれしい。
今日も気持ちよく泣いてきました。
泣けば泣いた分だけ、きれいな道ができる。わたしがさえちゃんを見送るための道。退団者を見送る道。うまく泣けずにいると、未練が積もって、いろんなものが愛せなくなってしまう。きれいな人を見送るために、わたしもきれいになる、そのための涙。退団公演に「泣かせ」演出がしてあるのって、そのためだと思うよ。
ケロの舞台にしてもそうだけど、泣きポイントって観るたび変わるよね。舞台が生もので、観ているわたしも常に心が動いているせいだと思う。いろんなところでいろんなことを感じて、思って、毎回チガウ涙を流す。
それにしても、「ローズ」は反則でしょう。
ついこの間、この歌を歌って「宝塚での最後のお仕事です」とか言っていた人がいたんですけどっ?
退団する人はみんなこの歌、歌わなきゃなんないの? 決まりなの? しかもふたりとも歌がへ……ゲフンゲフン。
言葉を濁したあとで言うのもなんですが。
それにしてもさえちゃんって、ほんと歌下手だよな(笑)。
彼女が歌い出すたび、ツボに入って笑いそうになる。
ケロを見ていても思うことなんだけど、「歌が下手」であることをわかったうえで好きになっちゃうと、その「歌の下手さ」すら、チャームポイントになっちゃうんだ。
うっわー、またしてもすげーことになってんなー。ああでも、いいわあ。ぽわん。……てな感じ。
下手さが愛しいというかな。こまったな(笑)。
第1幕は、さえちゃんヒットパレード。
オスカル、という派手な当たり役を持っているのは強いよな。『ベルばら』はとにかく派手でインパクトのある作品だから。コレでまず一発カマシてくれると、あとのヒットパレードが盛り上がりやすくなる。
それにしても。
あああ、ほっくん。
えーとえーとえーと。
ほっくんファンの人、今すぐバウホールへ行きましょう。駆けつけましょう。ほっくん、えらいことになってますよ。
ほっくん、フェルゼンやってますよ!!
目が点になったもんよ……フェルゼンですか! よりによってフェルゼンかよ?!
びっくりだ。
いや、歌はすばらしかったですよ。聞き惚れましたともさ。ああ、それにしてもフェルゼンって……。ハマコがフェルゼンやってたら、これぐらいおどろくかな。
そんでもってほっくん、女装もしてますよ!!
女になって、さえちゃんと色っぽく踊ってます。
どどどどどーしよー、あたし、なにを見てるんだろう。ほっくんが女だよー、うわー。
2幕では、悪の美青年さえちゃんに誘惑される青年をやってますよ。ラヴシーンありっすよ! からんでますよ!!
はあはあ。ほっくん、すげえ。ほっくん見るだけでも値打ちあるって、マジでコレ!
あ、つい熱く語ってしまった。
ほっくんはわたしにとって、月組の「まちかめぐる」の位置にまで出世した子だからなあ。さえちゃんを語るはずが、ついほっくんを語っちまったよ。
今回ほっくんマジいいから、ぜひ見ておくべきだー。
いかん。思いっきり横道に逸れてしまった。
えー、とにかく、さえちゃんヒットパレード。
時の流れと思い出と、「もうお別れなんだ」というこちらの先入観ゆえに、舞台上の「青春のかほり」や、「そのポエムはいったい?!」のさおたさんだの、ピーターパンだの、突然すぎてびっくりの「地球最後の日」も、ついでに最後の楽屋落ちも、「サヨナラさえちゃん」を盛り上げる要因になる。
めそ。
ところで、夢咲ねねちゃんが新公シシィに抜擢された理由のひとつは、あさこと同じドレスを着られる娘役という要因を満たしているからではないかと。
ねねちゃんって身長、あさこと同じくらいだよね? 文化祭観たけど、ありえないくらいでかい娘役だった記憶が(笑)。
とりあえず、脚長っ。いつ見てもボンバーだ。
うっかりほっくんを語りすぎたために、文字数も時間もなくなっちったよ……さあっ、明日はケロ茶だ〜〜!!
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