金の薔薇は、恋の傷。−腐女子注意報−@マラケシュ・紅の墓標
2005年4月24日 タカラヅカ すみません……『マラケシュ・紅の墓標』、で、
ムッシュ・コルベット × リュドヴィーク に、死ぬほど萌えてきました……っ。
『マラケシュ』の3回目を観てきました。
ほほほ、最前列ですわよ。
いつものタケノコ、でもまぎれもなく最前列、目の前に美しい人たちがっ。すぐ横の人がSS料金なのに、S料金で最前列! コストパフォーマンス最高のお席。
そこでオペラグラス握りしめながら観劇して、すこーん、と、ムッシュ・コルベット@はっちさんとリュドヴィーク@寿美礼ちゃんの関係に堕ちてきました……うわーうわーうわー。
もちろん、初日に観たときから、コルベットは総攻、リュドには手をつけてるだろーなー、とは思ってたよ。
でもそんなの、ただの事実として受け止めただけで、萌えはなかったのね。
イズメル@みわっちとのカップリングの方が、そこに救いがないから萌えだったのね。
イズメルはリュドを愛撫してやることは出来ても、愛してやることはできそーにないから。
超越したところにいるからね、イズメル。
同じ次元に立っていないふたり。
それをわかったうえで一時あたためあうよーな関係に、萌えていたのね。
てゆーかイズメルかっこいー。なんつーかね、子どものころに大好きだったセレムさん@エイリアン通りの「初期」のイメージを彷彿とさせてくれるのよね(笑)。
ところがどっこい。
イズメル×リュドと平行して、コルベット×リュド萌え。
マラケシュの話じゃないよ。パリ時代さ。
リュドヴィークはしがない掃除夫。田舎から出てきたびんぼー青年。
そんな彼が、レヴュースターのイヴェット@あすかちゃんに恋をした。
イヴェットには何人もパトロンがいる。
そのなかでも超有力なのが、マフィアのコルベット。
コルベットは、イヴェットのために高価な金の薔薇を手に入れる。彼にとってイヴェットは愛人とかゆー前に、とても特別な存在。どういう事情かは知らないが、名乗れぬ父からの愛の証でしょ、金の薔薇。
そんな大切な薔薇を、なんでリュドに託すの? コルベットとリュドに、どんなつながりがあるというの?
劇場の下働きの小僧のことなんて、ふつー知らないでしょう?
魂の飢えに荒むイヴェットが、純粋な崇拝者としてのリュドを愛する気持ちはわかる。
真実か錯覚かは置くとして、イヴェットはあるときたしかに、リュドを愛していたんだろう。
それを知ったコルベットが、娘のためにリュドに近づいた、ということは考えられる。
どんな男なのか知りたかったろーし、ほんとうにイヴェットをしあわせにできるなら、協力してやるぐらいの気持ちがあったのかもしれない。
さて。
はたしてコルベットは、リュドヴィークという青年を、どう思ったのか。
ふたりの間になにがあって、「金の薔薇」を託すよーな関係になったのか。
そして、「事件」のあと、コルベットはリュドを手元に置くよーになったのか。
リュドヴィークという男。
高嶺の花である美女と相愛になり、その腕に抱いていても、ちっともしあわせそうじゃないのよね。
よろこびよりも、くるしさの勝った表情をしている。
たぶん彼は、あの「事件」がなくても、幸福にはなれなかったろうし、イヴェットを幸福にすることもできなかったろう。
不幸にして別れてしまったのではなく、いずれ来る別れがたまたま最悪のカタチで来てしまっただけだろうと思う。
リュドの恋は、苦しむためのもの。
彼の生は、渇望の中にあるんだろー。イヴェットと同じように。
イヴェットと同じ飢えを魂に宿した、イヴェットの恋人。
その男を、コルベットはどんな想いで見つめていた?
リュドとでは、イヴェットは幸福にはなれない。
その男を、コルベットはどんな想いで見つめていた?
てなことで、妄想炸裂。
リュドは、ただ「きれい」なままでイヴェットを愛したわけじゃない。
最初はたしかに「田舎者の純粋青年」だったかもしれない。でも、イヴェットと共に踊るときには、「かなしい大人の顔」をしている。
イヴェットの手を取れるよーになるまでに、都会の闇に身を沈めたんじゃなかろーか。
自ら、すすんで。
そしてその「都会の闇」というのは、マフィア・コルベットのことぢゃあ……?
わくわくわくっ。
マラケシュ時代には、ふたりにはもうそんな関係はなく、ふつーにボスとお気に入りの部下みたいな関係に落ち着いている。
女をしあわせにできない男だとわかっていながら、「娘ソフィアの婿にしてもいいかも。いやいや、断じてならん」なんて、コルベットが心の隅で思っている程度には、愛のある間柄。
昔、どろどろに愛し合った(傷つけ合った)ことがあるだけに、淡々とした大人の関係に落ち着いているふたり。
コルベットはもう、若くないし。
リュドもまた、小僧ではなくなっているし。
なんて思って観ていると、……鼻血ものの色っぽさです、この物語。
まあ、寿美礼ちゃんが無駄に色気垂れ流してるのが悪いんですけどね。
そしてやっぱり、イヴェットのことは愛していたかもしれないけど、やっぱなんかチガウなー、ふつーの恋愛ぢゃないなーと思えてしまったり、そもそもオリガのことはカケラも愛してないなってのが、問題なんだと思いますけど。
どの女のことも心底愛しているよーには見えないのに、色気だだ漏れで苦悩しているリュドヴィークが悪いんだと思いますよ。ええ。
わたしがケガレてるからぢゃ、ないです。
ムッシュ・コルベット × リュドヴィーク に、死ぬほど萌えてきました……っ。
『マラケシュ』の3回目を観てきました。
ほほほ、最前列ですわよ。
いつものタケノコ、でもまぎれもなく最前列、目の前に美しい人たちがっ。すぐ横の人がSS料金なのに、S料金で最前列! コストパフォーマンス最高のお席。
そこでオペラグラス握りしめながら観劇して、すこーん、と、ムッシュ・コルベット@はっちさんとリュドヴィーク@寿美礼ちゃんの関係に堕ちてきました……うわーうわーうわー。
もちろん、初日に観たときから、コルベットは総攻、リュドには手をつけてるだろーなー、とは思ってたよ。
でもそんなの、ただの事実として受け止めただけで、萌えはなかったのね。
イズメル@みわっちとのカップリングの方が、そこに救いがないから萌えだったのね。
イズメルはリュドを愛撫してやることは出来ても、愛してやることはできそーにないから。
超越したところにいるからね、イズメル。
同じ次元に立っていないふたり。
それをわかったうえで一時あたためあうよーな関係に、萌えていたのね。
てゆーかイズメルかっこいー。なんつーかね、子どものころに大好きだったセレムさん@エイリアン通りの「初期」のイメージを彷彿とさせてくれるのよね(笑)。
ところがどっこい。
イズメル×リュドと平行して、コルベット×リュド萌え。
マラケシュの話じゃないよ。パリ時代さ。
リュドヴィークはしがない掃除夫。田舎から出てきたびんぼー青年。
そんな彼が、レヴュースターのイヴェット@あすかちゃんに恋をした。
イヴェットには何人もパトロンがいる。
そのなかでも超有力なのが、マフィアのコルベット。
コルベットは、イヴェットのために高価な金の薔薇を手に入れる。彼にとってイヴェットは愛人とかゆー前に、とても特別な存在。どういう事情かは知らないが、名乗れぬ父からの愛の証でしょ、金の薔薇。
そんな大切な薔薇を、なんでリュドに託すの? コルベットとリュドに、どんなつながりがあるというの?
劇場の下働きの小僧のことなんて、ふつー知らないでしょう?
魂の飢えに荒むイヴェットが、純粋な崇拝者としてのリュドを愛する気持ちはわかる。
真実か錯覚かは置くとして、イヴェットはあるときたしかに、リュドを愛していたんだろう。
それを知ったコルベットが、娘のためにリュドに近づいた、ということは考えられる。
どんな男なのか知りたかったろーし、ほんとうにイヴェットをしあわせにできるなら、協力してやるぐらいの気持ちがあったのかもしれない。
さて。
はたしてコルベットは、リュドヴィークという青年を、どう思ったのか。
ふたりの間になにがあって、「金の薔薇」を託すよーな関係になったのか。
そして、「事件」のあと、コルベットはリュドを手元に置くよーになったのか。
リュドヴィークという男。
高嶺の花である美女と相愛になり、その腕に抱いていても、ちっともしあわせそうじゃないのよね。
よろこびよりも、くるしさの勝った表情をしている。
たぶん彼は、あの「事件」がなくても、幸福にはなれなかったろうし、イヴェットを幸福にすることもできなかったろう。
不幸にして別れてしまったのではなく、いずれ来る別れがたまたま最悪のカタチで来てしまっただけだろうと思う。
リュドの恋は、苦しむためのもの。
彼の生は、渇望の中にあるんだろー。イヴェットと同じように。
イヴェットと同じ飢えを魂に宿した、イヴェットの恋人。
その男を、コルベットはどんな想いで見つめていた?
リュドとでは、イヴェットは幸福にはなれない。
その男を、コルベットはどんな想いで見つめていた?
てなことで、妄想炸裂。
リュドは、ただ「きれい」なままでイヴェットを愛したわけじゃない。
最初はたしかに「田舎者の純粋青年」だったかもしれない。でも、イヴェットと共に踊るときには、「かなしい大人の顔」をしている。
イヴェットの手を取れるよーになるまでに、都会の闇に身を沈めたんじゃなかろーか。
自ら、すすんで。
そしてその「都会の闇」というのは、マフィア・コルベットのことぢゃあ……?
わくわくわくっ。
マラケシュ時代には、ふたりにはもうそんな関係はなく、ふつーにボスとお気に入りの部下みたいな関係に落ち着いている。
女をしあわせにできない男だとわかっていながら、「娘ソフィアの婿にしてもいいかも。いやいや、断じてならん」なんて、コルベットが心の隅で思っている程度には、愛のある間柄。
昔、どろどろに愛し合った(傷つけ合った)ことがあるだけに、淡々とした大人の関係に落ち着いているふたり。
コルベットはもう、若くないし。
リュドもまた、小僧ではなくなっているし。
なんて思って観ていると、……鼻血ものの色っぽさです、この物語。
まあ、寿美礼ちゃんが無駄に色気垂れ流してるのが悪いんですけどね。
そしてやっぱり、イヴェットのことは愛していたかもしれないけど、やっぱなんかチガウなー、ふつーの恋愛ぢゃないなーと思えてしまったり、そもそもオリガのことはカケラも愛してないなってのが、問題なんだと思いますけど。
どの女のことも心底愛しているよーには見えないのに、色気だだ漏れで苦悩しているリュドヴィークが悪いんだと思いますよ。ええ。
わたしがケガレてるからぢゃ、ないです。
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