羽山紀代美ダンシング・リサイタル『ゴールデン・ステップス』の感想その3。

 いかん。一晩経ったら、もうずいぶん忘れてる(笑)。

 舞台を見ていていつも思うことは、見たい人と見るつもりはないのに、どーしても目に入ってしまう人がいる。

 わたしは今回、リュウ様とゆーひくんと水くんを「見たい」と思って、必死に見ていた。

 が。

 見るつもりもないし、探してもいないし、そもそも存在自体表面意識には上がってきていないのに。

 それでも、目に飛び込んでくる人。

 まちかめぐると、ゆうほさとる。


 とくにまちか。
 この人はもー、どこにいても絶対わたしの目を奪う。うきーっ、何故だ。

 2部のラストだっけかね。
 まちかめぐるとゆうほさとるが、並んで踊っているのを見たときにゃ、目眩がしたよ……夢の共演?

 ……でも、彼らがいない舞台は、きっと物足りないんだと思う……。

 
 んじゃま、昨日のつづきで、感想の羅列。
 そうだ、こんなところでなんだが、注釈。
 わたしが書いてるのはただの「感想」だから、演目の説明にもなってないし、わたしフィルター透過ずみだから、きっとたくさん事実と違ってると思う。
 派手におぼえちがいをしていたら、あとでこっそり、書き換えている可能性・大(笑)。
 

*ヒート・オン*
 あなたに安心、耳に安心、な、きりやん→嘉月さん&憧花さんの歌声にのせて、野郎どもが踊りまくる。
 もちろん、わたしの目も心も「越リュウ越リュウ越リュウ越リュウ越リュウ越リュウ越リュウ……」とエンドレスです。
 ほくしょーくんと対で使われてること多いよね、リュウさん。

 なんか今回、のぞみちゃんがあんまし目に入ってこない。いつもは探さなくてもわかる人なのに、気合い入れて探さないとわかんなくなるのは何故。

 そして何気にわたし、麻月れんかくんを見ています……顔が好きなので。
 ほんとにもー、カオくしゃくしゃにしてキザってるのよ、この子(笑)。

*ハードボイルド*
 よーやく確実に知っている作品になった。
 本公演を何回観たかなぁ。
 このショーを観て、新生花組の布陣におどろいたもの。
 「花組って、2番手男役がいない組なんだ!」と。
 トップスター・真矢みきと、その他大勢。
 2番手から7番手ぐらいまで、同じよーな扱い?? と、びっくりしたんだよなー。

 えー、その、シマシマストライプ・スーツで、野郎ふたりがタンゴを踊ります。

 帽子を深く被っているので、アゴしか見えないけど、「ああ、まとぶとれおんか」とわかる。
 なんつーか、色気のないタンゴだった……。
 体育会系男子が踊ってるよ……。

 元シーンや本役さんと比べるのは反則だと思うけど、あまりもの健康的さに、本役のリカ×チャーリーを懐かしく思い出しておりました。

 ふたりが消えたあとに現れる、トウコちゃん。

 その髪型は、どーしたことだっ?!

 えーと。
 「二次元のような髪型」でした。
 マンガ・イラスト描くときに、左向きのカオを描くじゃん。よくわかんないけど、右利きの人は左向きのカオが描きやすくて、右向きは難しいんだってね。
 トウコちゃんの髪型は、まるでその「マンガの左向きのカオ」でした。
 左から見る分には「ふーん、がんばったんだね」な髪型。
 しかし、右から見ると!

 だ、誰か止める者はいなかったのか?
 変だから! 右からは、ありえないカタチになってるから!!

 トウコちゃん今、髪の毛長いからショー用に髪型作るのが大変で、それで自爆したんだと思う。現在上演中の星組公演のショーはストーリー仕立てで通し役だから、いかにもショーです!みたいな髪型にしなくていいし。あとはターバンだし。

 このダンス・リサイタル用にわざわざ、がんばったんだね、髪型。
 …………。

 昼公演であまりにすごかったので、つい期待しちゃいました。
 夜公演では、直ってるんじゃないかと。誰か「変ですソレ」と言ったんじゃないか、さすがに。と、思ってました。

 夜公演も、絶好調でした。
 
 …………。
 
 さて、しいちゃん、すずみんもまたストライプ・スーツで登場。まとぶやれおん、他のみんなも加わって華やか。

 やっぱしいちゃん、太ってる……よ、ね?

 わたしは昼の部は立ち見、いつものよーにいちばんセンター寄りで機嫌良く見ておりました。
 昼の部はチェリさん、パクちゃんと一緒だったんだけど。

 2階席だったチェリさんは、幕間に合流するなり、

「ハードボイルドでタンゴ踊ってたのは、誰と誰ですか?」

 と聞いてきた。

 1階にいる分にはぴんと来てなかったんだけど、羽山せんせ、帽子率異様に高いのよ。黒燕尾率も高いけどさ。
 2階からは、帽子でカオがほとんど見えないとか。

 夜公演はkineさんともうひとかたと一緒に幕間を過ごしていて、3人とも2階席だったんだけど、kineさんも合流するなり言ってたもんね。

「ハードボイルドでタンゴ踊ってたのは、誰と誰ですか?」

 プログラムにも、書いてないしね、誰がどのパートかは。
 とくにこのシーンのまとぶとれおんは帽子を、群を抜いて深くかぶっており、2階からはまったく顔が見えない。
 サービス精神に欠けるなー(笑)。でも、体育会系だからなー(笑)。

*ビバ!シバ!*
 ここでも、踊るシバ神、歌うシバ神ですよ。
 たしか今の星組公演でも、シバシバうるさくやっていたよーな?

 歌うシバ神は、かしげ。
 踊るシバ神は、ゆーひ。

 同期コンビですか。
 てゆーか、ゆうひくん扱いいいよなあ。2番手さんと対で使ってもらっちゃいますかー。同期万歳。

 黒燕尾にターバン。
 かっしー熱唱。
 ゆーひくん、いつものクール・ビューティ。

 ゆうひくんがかっこいいのも美しいのも素敵なのも、いつものこと、あたりまえのこと、世界の常識だとわたしは思って眺めておりましたが。

 意外だったのは、かしちゃんの歌。
 あれ? かしちゃんてこんな歌い方したっけ?

 かしげは歌もふつーにうまいけど、なんつーかこー、面白味のない歌声だと思っていた。
 端正だけど、退屈。みたいな。

 なのにどーしたことだ?
 歌唱力も上がっているし、なにより歌い方にパッションがあるんですが。
 あれー? ど、どうしたんだかしげ。すごい好きかも、この歌声。

「温度が上がってましたね」

 と、幕間にkineさんはにやりと笑っていた。

 ええ、かしげに足りないのは温度だと思っていたから。これくらい高温でいてくれたら、わたしはすごくうれしい。

 
 あれ? もう文字数切れだ。

 続く。


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