いつも愛情いっぱい、ご機嫌さんな緑野です。
 ねえ、もずえさん。愛ですよ、愛! ほんとに越リュウ素敵だったんですってば。←まだ言うか。

 
 羽山紀代美ダンシング・リサイタル『ゴールデン・ステップス』感想その4。

*ジャンクション*
 第1部のラストは、とってもたのしい殺人狂駅。とってもたのしい……けど、このタイトルいいのか? 口うるさい良識派とやらのオバチャンたちが聞いたら、噛みついてきそうなタイトルやな。

 お宝をめぐって悪人たちが丁々発止、上前をはねる。
 これがみんな、個性たっぷりでいいんだよなあ。

 ノーブル・キラーは、まーちゃん女ボスと、その手下の壮&キム。ドレス姿の美人泥棒とスーツ姿のまぬけな手下、このトリオが、じつにかわいい。
 ここだけで物語になる。

 列車が着いて、現れるのが白スーツの男たち、ホワイト・キラー@きりやんと、その手下たち。
 リュウさんはここです。きゃー・きゃー・きゃー、かっこいー!
 ノーブル・キラーたちを銃で脅して、お宝トランクを奪う。

 ああ、この調子でかっこいー悪党たちが登場するのねと思いきや。

 次の列車で現れたのは、やせたじじいと太ったばーさんたちの3人組。医者と看護婦付き。
 シルバー・キラー、じーさんは水くん、ばーさんはまとぶとれおん。
 シルバーってそのシルバーかよ、と思ったら、あ、ちゃんと水くん銀色のスーツ着てるわ。
 ばーさんふたりはころころに丸いです。だけど脚上げて踊っちゃいます。

 トランクを奪ったお年寄りたちを、さらに銃で脅すのは、次の列車で現れた赤づくしの連中。
 レッド・キラー@トウコとその情婦たち?
 きんさんとかモモカさんとか、濃い〜〜女たちを引きつれて、自身も濃くキメたトウコちゃん。
 にしても星娘たちはどーしてあんなに、武器を構えて様になるんだろう。

 お次が美女コンビのドル・キラー、かなみ嬢ととなみ嬢。ついでにカマっぽいスーツ姿の英真組長。
 うっわー、華やか。そして、こわい。こんな美女ふたりがマシンガン構えてたら、震撼しますよ!

 えーとそして、ブラック・キラー@かしげと仲間たちになるんだが、もうここまでくると展開に新しさはないし、かしげ自身の地味さも加わって、なんか地味な登場でした。
 かしちゃんより、ハマコだとかまちかだとかを見てしまうもんなぁ。変だなあ、あたしゃかしちゃんファンなのにさー。
 それに、登場人物全員入り交じっての大騒ぎになっちゃうと、ほんとに埋没するよねえ……。

 今までのキラーたちがみんなでうきゃーうきゃーやっているところに、ゴッド・ファーザー登場。トップスター、ワタル、コム、そしてあさこ。
 マシンガン乱射、キラーたち全員倒れ伏す。
 が。
 シルバー・キラー@水くんだけ無事で、ちゃっかりトランク抱えて退場。脚をすたっと高く上げてポーズとったりしてさ。

 そーいやMC以来トップさんたち、出番なかったねえ。
 おいしいとこ取りで登場したはずなのに、すごい薄いです、彼ら。
 「キリエ」以降のナンバー、濃かったからなぁ、いろいろと。

 黄金のロケットとトップトリオで、第1部は終了。
 幕が下りるなり思ったことは、
「トップ、出番少なっ」
「……ん? そーいやトドとガイチ、出てねーぞ?」

 だった。

 トップさんたちの見せ場、2部の方でした。
 なにしろ第2部はこれでもかッの怒濤のフィナーレ特集。
 フィナーレっつーのは、トップスターのためのものなんだということを、実感しましたよ。

 ところで、幕間のチェリさんは、
「トド様、どこに出るんです?」
 と言って、プログラムを必死になってチェックしている。
 あれえ? チェリさんってそんなトド様ファンだっけ? と首をひねっていると。

「いきなり出てこられて歌われたら、心臓に悪いから」

 真顔で言うてますよ。
 そ、そうか、心臓に悪いのか……。

「なにがうれしいって、せんどーさんの胸を見られることよねぇ」
 と、夜公演は2階席だったわたしが言うと、デイジーちゃんには「このオヤジ!」と罵られました……。

 今の星組公演、せんどーさん最後だっていうのに、ちっとも胸が見えないんだもの。藤井は巨乳に興味ないのか? オギーや齋藤くんを見習えよ。せんどーさんには、胸の谷間とふくらみがよーっく見える衣装を着せましょうよー。
 前日にはじめて2階席で見て、「今回の衣装は胸が見えないっ」と愕然としたんだもん……。

 それが、『ゴールデン・ステップス』ではふつーに肩出しドレスを着ていたりするので、ちゃんと胸が見えるのよー。ふふふ。
 ただチチがでかいだけじゃダメなの、全体のバランスや、本人のキャラが必要よ。
 せんどーさんの巨乳ぶりは、キャラクタとして大好きだった。
 「女」という生き物のかわいらしさが現れている気がして。

 
 それにしても、休憩時間が短すぎる。
 通常の星組公演、そしてこの『GS』2公演、詰まりすぎてて劇場自体がえらいことになってる。
 どう考えても、トイレとか足りないだろ……。食堂も足りないだろ……。ソファも足りないだろ……。
 足の踏み場もないって感じだった。

 そして、せっかく会えた人たちと、ろくに喋る暇がなかったのが惜しい。
 公演と公演の間がほとんど空いてないから、時間なさすぎ。幕間も時間なさすぎ。なにもできねー。
 夜公演組は一緒にごはんを食べに行けたけど、それでもいつもならだらだら喋っているところ、「もう遅いから」と早めの解散になったし。

 パクちゃーん、チェリさーん、ハイディさんご夫妻〜、今度はもっとゆっくりお喋りしましょ〜ね〜。

 そのうえ、モリナカ妹、Be-Puちゃんとは同じ劇場にいたはずなのに、カケラも会えなかったし。あうあう。
 ごめんね、モリナカさん、持ってきてもらったビデオ、受け取れなくて。
 Be-Puちゃん、お誕生日だったのに、おめでとーも言えなかったよ。

 
 文字数がないので、第2部の感想はまたのちほど。

 続く


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