もうひとつの彼の道? @エンター・ザ・レビュー
2005年6月19日 タカラヅカ あー、宙バウ楽、観たかったなー。結局チケット手に入らなかったなー。
のんきに『美の旅人たち』のビデオ鑑賞、まっつを眺めながらの日曜日。まだ若いはずなのに、どーして目の下にシワあるのかなー。ケロちゃんと同じだなー。
わたしってさあ、鷲鼻好きなんだよね。鼻のでかい人、みょーに好き(団子鼻はNG)。まっつの鼻は角度が少し足りないが、ライン的にはわたし好み(笑)。龍真咲が気になるのも同じハートかなぁ。
と、まっつを恋しく思い出しながら、東宝『エンター・ザ・レビュー』の感想。
正直、忘れてました、このショーのこと。
わたしのアタマにあったのは、ただひたすら「『マラケシュ』が観たい、リュドヴィークに会いたい」で、ショーと2本立てだってこと、忘れてたよ。
でもって、当地でようやく、「そうそう、ショーもついでに観られるんだった、ラッキー」と思った。
『エンレビ』は、『マラケシュ』と2本立て、という観点に置いていえば、ものすげーいい作品だよ。
『マラケシュ』で使いすぎた頭と心を休めるには、ちょーどいい。
なにも考えずに、ただ「タカラヅカ」という世界に浸ることができる。
わたしはたぶん、『エンレビ』を単体で評価することはないだろう。あくまでも、『マラケシュ』のおまけとして観ている。
だってさ。
『エンレビ』がはじまるなり、号泣しますから。
アタマがどーしても切り替わらなくて。
走る光の帯、その中央に立つ、黒燕尾の男。
リュドヴィークだ!! (ちがいます)
リュドが、リュドが笑ってるよーっ!! (ちがいます)
『マラケシュ』が重すぎて、別物だとわかっていても、『エンレビ』の冒頭は寿美礼ちゃんを見て号泣してしまうのだった。
リュドヴィークのイメージから離れられなくて。
リュドが生涯通して一度も浮かべたことがないだろう、あでやかな晴れやかな笑顔を見て、せつなくてせつなくて、涙が止まらない。
別の役をやっているとわかっていて、前の役を引きずって見てしまうなんて、はじめてだよ……。
涙が止まり、アタマが強制的に切り替わるのは、エトワール様が登場するときだ。
あ。
別物だ、コレ。
さすがに。
さすがに、エトワール様を見て、リュドヴィークったら、パリでなんて仕事してるのよーっ!!(泣)とは、思いません。
いっそ、あーゆー仕事をして発散してくれるよーな人ならよかったのになー、リュドヴィーク。
イヴェットの気持ちを理解するために、自分もレヴュースターになる前向きなリュド。芸名=エトワール。
方向がまちがっていたために、イヴの心を得るどころか、ライバルになってしまい、パーティで手袋を投げられたりする。こわいぞ、女の戦いだ。
コルベットはリュドのパトロンとして名乗りを上げ、リュドに惚れてる紳士@ゆみこと火花を散らし……とかな。
そして金の薔薇は、コルベットからリュドに贈られ、ギュンターはリュドをつけねらうことに……。
あれ? 結局リュドとギュンターの最期は同じになるよーな?
なんにせよ、オープニングでエトワール様出陣でよかった。これでアタマが強制的に切り替わってくれる。
エトワール様のカツラは、昼がストレート・ロング、夜がカーリーでした。
ストレート・ロングが見られてうれしい。いちばんきれいだよね。
紳士@ゆみこちゃんとのラヴラヴぶりは、やっぱりムラよりトーンダウンしていた。東宝ってそういうとこだよねえ。ムラの方が濃いことって、多々あるよな。
ゆみこファンのnanakoさんはそれでも堪能していたよーなので、それはそれでアリか。
わたしは、ゆみこちゃんがいちばん濃いアピールをするのが、彼的にいちばんの見せ場であるはずの「ジプシーの男」ではなく、オープニングの「紳士」で、観客相手ではなくエトワール様相手だという事実に、いつもながらツボりまくりです。
さて、ムラとの変更点は、ロケットのシーン。初舞台生お披露目ロケットでなくなったために、場を保たすために体操のお兄さんが登場しておりました。
えーと。
質問なんですが、らんとむさんは、どこへ行くのでしょーか。
劇団は、蘭寿とむをどう売りたいんだ?
昔らんとむと言えば、「若いけどオヤジ」「骨太な男」「どっから見てもキャリア豊かな上級生」という、雪でいえばハマコのよーな人でしたよね?(ハマコは「上級生」というファジィな言い方ではなく、ずばり「専科の人」とか言われていたが)
ええっ、まだ新公学年? 主役の人より上級生かと思った! とか言われる芸風だったじゃないですか、らんとむさん。(あとは犬だったり? 猫じゃなく犬ってとこがまた、骨太キャラ)
ところがテレビ出演を機に、なんか知らんがきゅーにきらきらしはじめて。
美貌は上がっていくし、アイドル度は上がっていくし。
ええっ、骨太オヤジだったくせに、今さら若返りますか!
と、びびっていた。
それもまたちょっと昔の話。
今はまた、最初の骨太路線に戻ってきたよね。
体育会系野郎というか。
昭和のかほりのする、ちょっと古くさいアクションスタァというか。所詮はヘラクレスというか。
漢キャラとして売るつもりなのか、とよーやくスタンスを理解しかけていた矢先の、体操のお兄さん。
何故幼児喋り? 何故かわいこぶる?
おっさんキャラなのに、何故今ここで幼児役をやる?!
なんか、痛々しかったです、らんとむさん。
いいトシしてロケットボーイをやっていいのは、タニちゃん系だよ……野郎系にやらせちゃイカンてばよ……。
花組でロケットボーイ(しかも幼児系)をやれるのって、誰だ?
ゆみこちゃんはそれなりにかわいーだろーな。さおたさんもなんとかなるか。
まっつがやるとトホホな感じ、そのかだと「やめとけ!(目を見て肩を叩く)」ってか。
いちばん似合ったのはあさこちゃんだと思う。
あさこなき今は、みつるが適任か。
あ、みわっちはダメだからねっ、そんなことしちゃ!(←こだわりがあるらしい)
『エンレビ』はほんと、ふつーにたのしーショーだ。
寿美礼ちゃんと樹里ちゃんのWトップって感じなのも、見応え聴き応えがあって、わたしはたのしい。
ああ、やっぱ歌えるっていいよなあ。美声な男ふたりががんがん歌ってくれると至福のとき。
『マラケシュ』のあとには、ぜひ『エンレビ』を。
のんきに『美の旅人たち』のビデオ鑑賞、まっつを眺めながらの日曜日。まだ若いはずなのに、どーして目の下にシワあるのかなー。ケロちゃんと同じだなー。
わたしってさあ、鷲鼻好きなんだよね。鼻のでかい人、みょーに好き(団子鼻はNG)。まっつの鼻は角度が少し足りないが、ライン的にはわたし好み(笑)。龍真咲が気になるのも同じハートかなぁ。
と、まっつを恋しく思い出しながら、東宝『エンター・ザ・レビュー』の感想。
正直、忘れてました、このショーのこと。
わたしのアタマにあったのは、ただひたすら「『マラケシュ』が観たい、リュドヴィークに会いたい」で、ショーと2本立てだってこと、忘れてたよ。
でもって、当地でようやく、「そうそう、ショーもついでに観られるんだった、ラッキー」と思った。
『エンレビ』は、『マラケシュ』と2本立て、という観点に置いていえば、ものすげーいい作品だよ。
『マラケシュ』で使いすぎた頭と心を休めるには、ちょーどいい。
なにも考えずに、ただ「タカラヅカ」という世界に浸ることができる。
わたしはたぶん、『エンレビ』を単体で評価することはないだろう。あくまでも、『マラケシュ』のおまけとして観ている。
だってさ。
『エンレビ』がはじまるなり、号泣しますから。
アタマがどーしても切り替わらなくて。
走る光の帯、その中央に立つ、黒燕尾の男。
リュドヴィークだ!! (ちがいます)
リュドが、リュドが笑ってるよーっ!! (ちがいます)
『マラケシュ』が重すぎて、別物だとわかっていても、『エンレビ』の冒頭は寿美礼ちゃんを見て号泣してしまうのだった。
リュドヴィークのイメージから離れられなくて。
リュドが生涯通して一度も浮かべたことがないだろう、あでやかな晴れやかな笑顔を見て、せつなくてせつなくて、涙が止まらない。
別の役をやっているとわかっていて、前の役を引きずって見てしまうなんて、はじめてだよ……。
涙が止まり、アタマが強制的に切り替わるのは、エトワール様が登場するときだ。
あ。
別物だ、コレ。
さすがに。
さすがに、エトワール様を見て、リュドヴィークったら、パリでなんて仕事してるのよーっ!!(泣)とは、思いません。
いっそ、あーゆー仕事をして発散してくれるよーな人ならよかったのになー、リュドヴィーク。
イヴェットの気持ちを理解するために、自分もレヴュースターになる前向きなリュド。芸名=エトワール。
方向がまちがっていたために、イヴの心を得るどころか、ライバルになってしまい、パーティで手袋を投げられたりする。こわいぞ、女の戦いだ。
コルベットはリュドのパトロンとして名乗りを上げ、リュドに惚れてる紳士@ゆみこと火花を散らし……とかな。
そして金の薔薇は、コルベットからリュドに贈られ、ギュンターはリュドをつけねらうことに……。
あれ? 結局リュドとギュンターの最期は同じになるよーな?
なんにせよ、オープニングでエトワール様出陣でよかった。これでアタマが強制的に切り替わってくれる。
エトワール様のカツラは、昼がストレート・ロング、夜がカーリーでした。
ストレート・ロングが見られてうれしい。いちばんきれいだよね。
紳士@ゆみこちゃんとのラヴラヴぶりは、やっぱりムラよりトーンダウンしていた。東宝ってそういうとこだよねえ。ムラの方が濃いことって、多々あるよな。
ゆみこファンのnanakoさんはそれでも堪能していたよーなので、それはそれでアリか。
わたしは、ゆみこちゃんがいちばん濃いアピールをするのが、彼的にいちばんの見せ場であるはずの「ジプシーの男」ではなく、オープニングの「紳士」で、観客相手ではなくエトワール様相手だという事実に、いつもながらツボりまくりです。
さて、ムラとの変更点は、ロケットのシーン。初舞台生お披露目ロケットでなくなったために、場を保たすために体操のお兄さんが登場しておりました。
えーと。
質問なんですが、らんとむさんは、どこへ行くのでしょーか。
劇団は、蘭寿とむをどう売りたいんだ?
昔らんとむと言えば、「若いけどオヤジ」「骨太な男」「どっから見てもキャリア豊かな上級生」という、雪でいえばハマコのよーな人でしたよね?(ハマコは「上級生」というファジィな言い方ではなく、ずばり「専科の人」とか言われていたが)
ええっ、まだ新公学年? 主役の人より上級生かと思った! とか言われる芸風だったじゃないですか、らんとむさん。(あとは犬だったり? 猫じゃなく犬ってとこがまた、骨太キャラ)
ところがテレビ出演を機に、なんか知らんがきゅーにきらきらしはじめて。
美貌は上がっていくし、アイドル度は上がっていくし。
ええっ、骨太オヤジだったくせに、今さら若返りますか!
と、びびっていた。
それもまたちょっと昔の話。
今はまた、最初の骨太路線に戻ってきたよね。
体育会系野郎というか。
昭和のかほりのする、ちょっと古くさいアクションスタァというか。所詮はヘラクレスというか。
漢キャラとして売るつもりなのか、とよーやくスタンスを理解しかけていた矢先の、体操のお兄さん。
何故幼児喋り? 何故かわいこぶる?
おっさんキャラなのに、何故今ここで幼児役をやる?!
なんか、痛々しかったです、らんとむさん。
いいトシしてロケットボーイをやっていいのは、タニちゃん系だよ……野郎系にやらせちゃイカンてばよ……。
花組でロケットボーイ(しかも幼児系)をやれるのって、誰だ?
ゆみこちゃんはそれなりにかわいーだろーな。さおたさんもなんとかなるか。
まっつがやるとトホホな感じ、そのかだと「やめとけ!(目を見て肩を叩く)」ってか。
いちばん似合ったのはあさこちゃんだと思う。
あさこなき今は、みつるが適任か。
あ、みわっちはダメだからねっ、そんなことしちゃ!(←こだわりがあるらしい)
『エンレビ』はほんと、ふつーにたのしーショーだ。
寿美礼ちゃんと樹里ちゃんのWトップって感じなのも、見応え聴き応えがあって、わたしはたのしい。
ああ、やっぱ歌えるっていいよなあ。美声な男ふたりががんがん歌ってくれると至福のとき。
『マラケシュ』のあとには、ぜひ『エンレビ』を。
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