そうかあれは、kineさんちに向かうバスの中だったか……。

 いつだっかはっきりおぼえていないが、kineさんと、少女コミック『キャンディ・キャンディ』星組キャスティングをして盛り上がっていた。

 ええ、そもそもは星組話。わたしなんせ、星担ですから!

 でもなんで、どっから『キャンディ・キャンディ』だったか。

 ふつー、妄想配役をたのしむのなら、主人公やヒロインからあてはめてきゃーきゃー言うよねえ。

 しかし、わたしたちの場合は。

「アーチーを、すずみんで見たい」

 とゆーところからはじまったのですよ!!(笑)

 アーチーこと、アーチーボルト・コーンウェルくん。アメリカの富豪コーンウェル家の次男坊。
 ものすごーく美形で、ものすごーくお洒落。
 髪をかき上げながら話し、いつもフリルブラウス着用。香水も忘れない。
 ウインク、投げキスお約束。プレイボーイでお調子者。

 すずみんだろ? コレ、絶対すずみんで見たいよな、みんな?!

「キャンディはウメで、テリィはまとぶん」

 わたしはまとぶを「男っぽいタイプ」だとか「黒い役が似合う」と思ったことなど、一度もない。

 真っ白な貴公子、まっとーなヒーロータイプだと思っていた。

 ただ、一般的に女性は「男っぽいタイプ」や「黒い役」の方が好きだから、あえてそういうイメージで売るんだな、と納得していた。
 その方が人気取りやすいもん。

 そしてテリィ役がハマるタイプは、「正当派ヒーローだが、心に傷、雰囲気に翳りアリ」ってことで、「黒い役」もできるからなー。そーゆー意味でも主役向き。やっぱ「翳り」や「色気」がないとヲトメはときめかないもん(笑)。

 「翳り」や「色気」はまだまだだが、れおんもテリィOKタイプだよなー。やっぱこの子も真ん中向きだよなー。

「アニーは? パティは? てゆーか、イライザは?」

 アニーとパティはキャンディの親友。どっちもおとなしくて人見知りの富豪のお嬢様たち。ただしアニーはブロンドの美少女、パティは太めのめがねっこ。

 そしてイライザは、孤児のキャンディをいじめまくる、性格最悪の縦ロールのいぢわるお嬢様。

「コトコト、みなみちゃん、せんどーさんとか?」
「イライザ役は、モモカさんとかでもぜんぜんOKだよね……」
「イライザのママ、ラガン夫人にしのぶさん、エルロイ大おばさまがきんさんとか」

「てゆーか星娘、イライザ役者多すぎ」

 そう。
 気弱な美少女アニー、太めのおっとりめがねっこパティ、そして最悪最強悪役おぜうさまイライザ。……コトコト、みなみ、せんどー、全員どの役もばっちりできるし!! トリプルキャストOK。
 アニーとパティとイライザ、これらを違和感なくやってのけるだろー持ち味の女の子たちって、どうよ、どうなのよ?! 濃すぎるだろう、星娘よ。
 この話をしたときは、まだとなみちゃんの星組じゃなかったので、名前があがっていない。

「やっぱやるなら、ロンドン学園編だよねー」
「アルバートさんも出演」
「アルバートさんは、トウコちゃんで」

 たったひとりの「大人」キャラ、アルバートさん。自然と動物を愛するボヘミアン。キャンディが壁にぶち当たったとき、さりげなく現れては手を差しのべるオイシイ男。不良少年テリィが唯一心を許している相手でもある。(さりげなくテリィ@まとぶ×アルバート@トウコありなネタ振り・笑)
 とにかく、キャンディたち少年少女たちの、「頼れる兄貴」ポジ。

 でも、アルバートさんには物語の根幹部分となる秘密があり、アンソニー、テリィに続いてキャンディの「ダーリン」キャラなのだ。その後記憶喪失(笑)になったりなんだりと、けっこー忙しいんだが、「ロンドン編」ではあくまでもただの「みんなの兄貴」。

「まとぶんとウメちゃんの物語だから、トウコさんはゲスト出演みたいな感じで。中堅・若手メンバーで、バウでやるとか」
「学園祭だっけかの、強引なチュー、是非見たい。キャンディはまだ初恋のアンソニーを忘れてないのに、テリィが強引に……」
「回想シーンのアンソニー役は、トウコさんに若作りして出てもらって!」
「若作りって……!!(笑) たしかに若作りか……アンソニー、死んだの14歳とか15歳とかだよね?」

 そんな話で盛り上がっていたよーな。

 個人的に、若作りしてアンソニーをやるトウコちゃんが見たいです。
「キャンディ、君は泣いてる顔より、笑った顔の方がかわいいよ」
 とか言って笑ってほしいですなっ。
 馬から落ちて死ぬとこは、コロス入り交じっての抽象的なダンスとかで(笑)。

 いや、あくまでもトウコちゃんはゲストでしかなく、物語の本筋はまとぶとウメで。
 

 kineさんちに行くバスの中での会話で、なによりよくおぼえているのは、『ガンダム』と『イデオン』の話で盛り上がっていたことですよ。若いサトリちゃんが話について来られないのを放っておいて(笑)。

 そしてわたしら昨日は、若いパクちゃんやもずえさんがついて来られないのを放っておいて、『グイン・サーガ』の話で盛り上がってましたな。

 ビバ同世代。


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