男の子。女の子。@BourbonStreet Blues
2005年7月24日 タカラヅカ 『BourbonStreet Blues』は、キャラものだと思うの。
ストーリー云々じゃないんだよね、ほんとのとこ。
主人公ジェフ@さららんのキャラクタに「かわいい〜〜!」と叫べれば、それでいいの。
アニメとかコミックとかと同じカテゴリ。
辻褄とか常識とか作劇の基本とか、そーゆーのは二の次。キャラクタが活きていればそれでヨシ。
もともとヅカ作品は「ストーリーもの」よりは「キャラもの」であるわけなんだが、そのなかでも特に『BourbonStreet Blues』はその色が濃い。
それくらい、他はさておきジェフのキャラだけで保ってる話なんだもんなあ。
つまりは、他が弱いってことだけど。
わたしはもともと、ジェフのようなキャラクタは好き。
あたりまえに他人に優しい、というキャラが好き。
物語の主人公って、自分に優しく他人に冷酷残酷無神経なのが定番だから。
たとえば『長崎しぐれ坂』とか、『花舞う長安』とか、『ベルサイユのばら−フェルゼン編−』とか、『飛鳥夕映え』とか、『さすらいの果てに』とか、『それても船は行く』とか、『天の鼓』とか、『青い鳥を捜して』とか、『花供養』とか、『ジャワの踊り子』とか、『送られなかった手紙』とか、『天使の季節』とか。
途中で思い出すのがめんどーになったからやめるけど(笑)、みんな主人公は利己的で他人に残酷で無神経だよねえ。
そして基本的に、「利己的で他人に残酷で無神経 で は な い」として描かれてるよね(笑)。
言動はひどいもんなのにね。
ジェフは「やさしい」かわりに、「バカ」としても描かれている。
そしてこれは役者の持ち味なのか、「やさしい」よりも、「バカ」の方が目に余ってないか?
それがちと惜しい。
「やさしい」≧「バカ」になれば、男役としてさらにかっこいい役になったろうに。
ジェフは、演じ方を変えれば別人になる可能性のある役だと思った。
思春期の中学生にするか、純粋な大人の男にするか。いくらでも幅を作れそう。
さららんは中学生の男の子だったけど、他の人が演じればどうなるかな。
もっと上の学年の人がやれば。
リカちゃんが演じるジェフと、コム姫が演じるジェフと、ワタさんの演じるジェフは、みんな別人だろーなあ。見てみたいなあ(笑)。
セクスィーな大人の男のジェフ。クールなジェフ。アツいハートのジェフ。
あくまでも「大人」のジェフ。
タカラヅカの観客は「子ども」を観に来ているのではなく、「大人の男」を観に来ているわけだからなー。
女性が子役をやるのは、他の劇団でもあるもん。「大人の男」を演じるからこその、タカラヅカ。
さららんジェフは、そりゃーもー、かわいかったよ。大好きさ。
でもやっぱり疑問は残る。
さららんに。
そして、正塚に。
『BourbonStreet Blues』という大人っぽいタイトルの物語が、「中学生日記」になったのは、本意なのか? と。
キャラものだから、「ジェフかわいー。さららんかわいー」だけで、十分だとは思うけども。
さて、あとは女の子の話。
シンシア@れみちゃん、すげーかわいい。
わたしは相変わらず予備知識ナシで観に行っていたので、ヒロインが誰か、知らなかった。
シンシア登場以前の群舞で「あっ、あの子かわいー。華があるわー」と思った子がヒロインで、納得した。なるほど、あのいちばんスタイルが良くてかわいい子がヒロインだったのか! と。
そして、見事なまでの、正塚ヒロイン(笑)。
あの喋り方、演技、なにもかも「正調正塚節」だわ。すげー。
新人の若いヒロインには徹底して「正塚節」で喋らせるよね。ヅカ喋りは一切禁止ですか?
わたしは「正塚節」大好きなんで、シンシアのなにもかもがツボだった。
ヅカの娘役みたいなブリブリした喋り方を一切しない、ぶっきらぼうとも言える喋り方。
かーわーいーいー。
誰が出ているかも知らないまま観ていたので、紫水梗華ちゃんがばりばり踊っているのを見て、よろこんだ。
おおっ、フジコちゃんバウ組でしたかー。
役、ついてないのかなー。ずっとモブで踊ってるのかなー。
と、思っていたら。
ギャングのマダム役かいっ。……ぴったりだ(笑)。
納得の配役だわ。こわいわー。迫力だわー。
でもどーせなら、生前のギャング(名前忘れた)@嘉月さんと寄り添っているシーンが見たかった……迫力だろ? 嘉月絵理@すけべ中年ギャング仕様と、紫水梗華@好戦的セクシーワイルドねーちゃん、のカップルだぞ?
若いウチから、こんな役が似合ってしまうフジコちゃんの未来に乾杯!
ダンスシーンは、女の子たちの方がかっこよかった。
みっぽーちゃんとフジコちゃんががしがし踊っていると、なんて華やかなんでしょう。
あー、でもやっぱあたし、フジコちゃんのアゴが好きかも……。なにしてても、アゴに見とれてしまう……。
さて、後半日程の『BourbonStreet Blues』もたのしみだ。
☆
あ、そだ。
数日前の日記に、「かねすきさんのブログ」の話をしたからなのか、なんなのか。
「宝塚 かねすき」「かねすき」などの単語で検索している方が、ちらほらいらっしゃいました。
かねすきさんは、緑野ブログでのみの名前です。ご本人の名前ではありませんことよ。
だってねえ、わたし、リアル界の友人には内緒で日記書き出したんだもん。ずーっと秘密のはずだったんだもん。
次々バレちゃったけどさ。
かねすきさんにも、とーぜん内緒だったから。勝手に「かねすき」って名前をつけて、日記にも登場していただいてたのよ。
バレちゃったあとも、名前変えるのもナンだし。そのままですわよ。
てなわけで、たぶん、「かねすき」というHNで宝塚ブログをやってる人はいないんじゃないかな。いたとしても、それはわたしの「かねすきさん」じゃありません。
チェリさんは「み」さんのことだし、はなはなさんはRさんだし(あ、関係ないかな)、いろいろややこしいことをしています。
すんません。
ストーリー云々じゃないんだよね、ほんとのとこ。
主人公ジェフ@さららんのキャラクタに「かわいい〜〜!」と叫べれば、それでいいの。
アニメとかコミックとかと同じカテゴリ。
辻褄とか常識とか作劇の基本とか、そーゆーのは二の次。キャラクタが活きていればそれでヨシ。
もともとヅカ作品は「ストーリーもの」よりは「キャラもの」であるわけなんだが、そのなかでも特に『BourbonStreet Blues』はその色が濃い。
それくらい、他はさておきジェフのキャラだけで保ってる話なんだもんなあ。
つまりは、他が弱いってことだけど。
わたしはもともと、ジェフのようなキャラクタは好き。
あたりまえに他人に優しい、というキャラが好き。
物語の主人公って、自分に優しく他人に冷酷残酷無神経なのが定番だから。
たとえば『長崎しぐれ坂』とか、『花舞う長安』とか、『ベルサイユのばら−フェルゼン編−』とか、『飛鳥夕映え』とか、『さすらいの果てに』とか、『それても船は行く』とか、『天の鼓』とか、『青い鳥を捜して』とか、『花供養』とか、『ジャワの踊り子』とか、『送られなかった手紙』とか、『天使の季節』とか。
途中で思い出すのがめんどーになったからやめるけど(笑)、みんな主人公は利己的で他人に残酷で無神経だよねえ。
そして基本的に、「利己的で他人に残酷で無神経 で は な い」として描かれてるよね(笑)。
言動はひどいもんなのにね。
ジェフは「やさしい」かわりに、「バカ」としても描かれている。
そしてこれは役者の持ち味なのか、「やさしい」よりも、「バカ」の方が目に余ってないか?
それがちと惜しい。
「やさしい」≧「バカ」になれば、男役としてさらにかっこいい役になったろうに。
ジェフは、演じ方を変えれば別人になる可能性のある役だと思った。
思春期の中学生にするか、純粋な大人の男にするか。いくらでも幅を作れそう。
さららんは中学生の男の子だったけど、他の人が演じればどうなるかな。
もっと上の学年の人がやれば。
リカちゃんが演じるジェフと、コム姫が演じるジェフと、ワタさんの演じるジェフは、みんな別人だろーなあ。見てみたいなあ(笑)。
セクスィーな大人の男のジェフ。クールなジェフ。アツいハートのジェフ。
あくまでも「大人」のジェフ。
タカラヅカの観客は「子ども」を観に来ているのではなく、「大人の男」を観に来ているわけだからなー。
女性が子役をやるのは、他の劇団でもあるもん。「大人の男」を演じるからこその、タカラヅカ。
さららんジェフは、そりゃーもー、かわいかったよ。大好きさ。
でもやっぱり疑問は残る。
さららんに。
そして、正塚に。
『BourbonStreet Blues』という大人っぽいタイトルの物語が、「中学生日記」になったのは、本意なのか? と。
キャラものだから、「ジェフかわいー。さららんかわいー」だけで、十分だとは思うけども。
さて、あとは女の子の話。
シンシア@れみちゃん、すげーかわいい。
わたしは相変わらず予備知識ナシで観に行っていたので、ヒロインが誰か、知らなかった。
シンシア登場以前の群舞で「あっ、あの子かわいー。華があるわー」と思った子がヒロインで、納得した。なるほど、あのいちばんスタイルが良くてかわいい子がヒロインだったのか! と。
そして、見事なまでの、正塚ヒロイン(笑)。
あの喋り方、演技、なにもかも「正調正塚節」だわ。すげー。
新人の若いヒロインには徹底して「正塚節」で喋らせるよね。ヅカ喋りは一切禁止ですか?
わたしは「正塚節」大好きなんで、シンシアのなにもかもがツボだった。
ヅカの娘役みたいなブリブリした喋り方を一切しない、ぶっきらぼうとも言える喋り方。
かーわーいーいー。
誰が出ているかも知らないまま観ていたので、紫水梗華ちゃんがばりばり踊っているのを見て、よろこんだ。
おおっ、フジコちゃんバウ組でしたかー。
役、ついてないのかなー。ずっとモブで踊ってるのかなー。
と、思っていたら。
ギャングのマダム役かいっ。……ぴったりだ(笑)。
納得の配役だわ。こわいわー。迫力だわー。
でもどーせなら、生前のギャング(名前忘れた)@嘉月さんと寄り添っているシーンが見たかった……迫力だろ? 嘉月絵理@すけべ中年ギャング仕様と、紫水梗華@好戦的セクシーワイルドねーちゃん、のカップルだぞ?
若いウチから、こんな役が似合ってしまうフジコちゃんの未来に乾杯!
ダンスシーンは、女の子たちの方がかっこよかった。
みっぽーちゃんとフジコちゃんががしがし踊っていると、なんて華やかなんでしょう。
あー、でもやっぱあたし、フジコちゃんのアゴが好きかも……。なにしてても、アゴに見とれてしまう……。
さて、後半日程の『BourbonStreet Blues』もたのしみだ。
☆
あ、そだ。
数日前の日記に、「かねすきさんのブログ」の話をしたからなのか、なんなのか。
「宝塚 かねすき」「かねすき」などの単語で検索している方が、ちらほらいらっしゃいました。
かねすきさんは、緑野ブログでのみの名前です。ご本人の名前ではありませんことよ。
だってねえ、わたし、リアル界の友人には内緒で日記書き出したんだもん。ずーっと秘密のはずだったんだもん。
次々バレちゃったけどさ。
かねすきさんにも、とーぜん内緒だったから。勝手に「かねすき」って名前をつけて、日記にも登場していただいてたのよ。
バレちゃったあとも、名前変えるのもナンだし。そのままですわよ。
てなわけで、たぶん、「かねすき」というHNで宝塚ブログをやってる人はいないんじゃないかな。いたとしても、それはわたしの「かねすきさん」じゃありません。
チェリさんは「み」さんのことだし、はなはなさんはRさんだし(あ、関係ないかな)、いろいろややこしいことをしています。
すんません。
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