クリスマスイヴ。
 某ロビーのカウンターで、わたしは用紙に記入するのに必死になっていた。

 そこへ現れた誠さん。「なにしてんですか」と。
 わたしはあわただしく言う。「その、鍵を落としちゃって」……届けを書くのに必死さ。

「また落としたんですか?!」

 わああぁん、また、とか言われちゃったよ!!

 ええ、さっきまで一緒だったサトリちゃんにも言われました。「緑野さん、よく落とし物しません? たしか前は、財布落としてなかったですか」と。
 落としましたとも。ちょうど1年くらい前ですかね。東京でしたね。

「んじゃ、出待ち行って来ますんで」
 と、誠さんは消えていった。はいはい、みんなダーリンに会っておいで。イヴだもんなっ。

 ダーリンもいないし、出待ちする甲斐性もないわたしは、かなしくひとりで帰ります。鍵、見つかんないし。
 劇場内のカウンターで、「鍵の落とし物ありました。ロビーの方の案内所で預かっています」と言われたので、喜び勇んで行ったのに。
 わたしのじゃなかったよ。しょぼん。

 クリスマスイヴに鍵を落とすうっかりさんは、わたしだけではないことだけが救い?
 某劇場の11時公演で鍵を落とした人、ロビーのカウンターに届いてますよ。
 でもって、わたしのカエルのキーチェーン付き鍵束、誰か知りません? 某劇場に落ちてなかったですか?

 わたしはこれから、夜行バスです。
 めざすは東京。さららんのお見送り。……チケット持ってないけど。前楽だけでも観られますよーに!

 あ。
 素顔化粧で大階段で整列して歌うまっつは、大変まっつでした。薄いなあ。幸薄そうだなあ。不健康そうだなあ。
 てゆーか、両側を舞台化粧の人で挟むのはやめよーよ。まっつがさらに薄いよ(笑)。
 予習・本番って感じで11時15時と続けて観ました、某劇場の「えっ、まっつの出番ってこれだけ??」公演に関しては、またいずれ。

 それにしても、まっつには、「可憐」とか「儚げ」とかゆー形容が似合うなあ。好きだなあ、そーゆー辛気くさいとこ。(はぁと)


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