それでも、まちか。ずっと、まちか。@雪組千秋楽
2006年3月20日 タカラヅカ あいちゃん、って、誰だよ。
雪組『ベルサイユのばら−オスカル編−』、千秋楽。
最後の挨拶で、まちかが「あいちゃん」と呼ばれていることに、ものすげー違和感を持った。
知ってるよ。
本名だって、入団前の芸歴だって。
それでも、わたしにとってのまちかは、「まちかめぐる」であり、「まちかめぐる」でしかなくて、「あいちゃん」なんて人は、知らないのだ。
まちかは、まちかだろう? 宝塚歌劇団雪組の、まちかめぐるじゃないか。
それを辞めて、「あいちゃん」になるなんて、ひどいよ。
わたしは真っ当な意味でのファンではぜんぜんないのだから、まちか退団を嘆くのは変だと思うけど。
思うけど、嘆くよ。惜しむよ。
男役、麻愛めぐるの卒業を、心から惜しむ。
……のはともかくとして。
最後の最後の公演まで、まちかはとってもまちからしく、わたしたちを沸かせてくれた。
なんつってもさー、プロローグからまちか登場だもん。アンドレの影ですよ。かしげ、水、壮、キム、かなめ……雪組が誇る美形男役たちにまざっての登場ですよ!!
初見のときからあたしゃ、ツボ直撃で声殺してひーひー笑って、隣のkineさんに笑っていた理由を図星さされたり。
アンドレの影でもものすげえのに、さらにまちか様はやってくれた。
電波娘ロザリーの脳内ピンク妄想に出演するオスカル様たち。ひとりのオスカル様ぢゃ足りないロザリーが、これでもかとオスカル様をはべらしてウハウハするシーンで。
最初に登場するオスカル様が、振り向くと、まちかめぐる!!
この演出考えたの誰ですか。すごすぎる。
大爆笑しました。声殺している場合ぢゃない、マジ吹き出したって!!
すごいなあ、植爺。クレーンペガちゃんといい、客を笑わせることに命懸けてるよなあ。
フィナーレでは「雪組クオリティ」として、ハマコと対で使われているし。また、まちかの歌声が、ハマコに打ち消されてまったく聞こえないのも、雪組クオリティ。
ああ、最後まで、まちかはまちかだ。
心を震わせてくれる、まちかめぐるだ。
ショー部分ではそーゆーふーに、吹き出させてくれたりするけれど、芝居ではとっても男らしくおっさんらしく、リアルに重厚に場を締めてくれる。
わたしはかしちゃんアンドレを観たのが千秋楽だけなんで、楽になってよーやく、まちかのメルキオール役を観た。
やー、なにがおどろいたかって、あの髪型が、デフォだったこと。
壮くんがメルキオールをやっているとき、なにが目についたかっていうと、あの髪型なのよ。『魔法使いサリー』のカブみたいな、後ろ髪が信じられないほど反り返った不思議ヘア。
壮くん、なにをどうまちがってあんな髪型してるんだろう。寿美礼ちゃんが「サリーちゃんのパパ」みたいな髪型にしているからって、「サリーちゃんの弟」にしなくてもいいだろうに。……と、思っていたくらい、みょーな髪型だったのに。
まちかも、同じ髪型でした。
後ろ髪、反り返ってるよ!! アニメキャラだよ!! 不動明とか兜甲児とか、そのへんだよ!!
そうか、あれが「メルキオール」というキャラクタのデフォルトなんだ。記号なんだ。変えてはならないんだ。……何故あんな……。
壮くんがやるとかわいい気がしないでもないけど、まちかがやるとなんとも微妙で、反り返った後ろ髪ばかりに目が行き、まったくどうしよーかと思いました(笑)。
でもまちかのメルキオール、ルイーズ@いづるんとかわいい夫婦でしたよ。
トシが離れていることや、嫁が美人であることなんかもあり、あの力関係がとってもナチュラルに思えるのね。嫁がどれだけ無神経で空気読めなくて自己中でも、かわいくてしょーがないんだろうな。
ルイーズもまた、強い態度を取りつつも実はメルキオールに甘えている感じが、またヨシ。
そっか……まちか、ナニ気に包容力あるんだよね……。
最後に観たまちかが、美人の嫁とラヴラヴで微笑ましくて、よかったっす。
組長が読み上げる、退団者本人からの手紙で、まちかが「ショー『ワンダーランド』に出たとき、男役を極めたと思ったから、退団を決めた」と書いているのを聞き、脳裏に走りましたよ。
全国ツアー『ワンダーランド』の、あの凄まじい幕開きが。
コムちゃんの開演アナウンスが流れ、舞台に明かりが灯るなり、並んだ男役たちのセンターに、まちかとハマコが!!
キム・壮のポジションかよ!!
すげえ、すげえよ雪組!! まちか&ハマコで、ショーの幕開けちゃうんだ!!
と、大ウケした『ワンダーランド』。
あの作品で「男役を極めた」と言われたら、そりゃたしかに、うなずくしかない。
まちかは、まちか。
まちかめぐるとして、去っていく。
『ワンダーランド』の幕開きも、振り向くオスカル@まちかも、そうさ博多座『パッサージュ』の「白い光」役だって、永遠にわたしのなかに残り、語り継がれるのさ。
「あいちゃん」って誰だよ。わたしはそんな人知らない。
わたしは真っ当なファンじゃなかった。こーやってまちかまちか言って、たのしんでいただけの人間だ。だから愛称なんて、知りもしなかった。
それでも、まちか。
ずっと、まちか。
忘れないよ。
雪組『ベルサイユのばら−オスカル編−』、千秋楽。
最後の挨拶で、まちかが「あいちゃん」と呼ばれていることに、ものすげー違和感を持った。
知ってるよ。
本名だって、入団前の芸歴だって。
それでも、わたしにとってのまちかは、「まちかめぐる」であり、「まちかめぐる」でしかなくて、「あいちゃん」なんて人は、知らないのだ。
まちかは、まちかだろう? 宝塚歌劇団雪組の、まちかめぐるじゃないか。
それを辞めて、「あいちゃん」になるなんて、ひどいよ。
わたしは真っ当な意味でのファンではぜんぜんないのだから、まちか退団を嘆くのは変だと思うけど。
思うけど、嘆くよ。惜しむよ。
男役、麻愛めぐるの卒業を、心から惜しむ。
……のはともかくとして。
最後の最後の公演まで、まちかはとってもまちからしく、わたしたちを沸かせてくれた。
なんつってもさー、プロローグからまちか登場だもん。アンドレの影ですよ。かしげ、水、壮、キム、かなめ……雪組が誇る美形男役たちにまざっての登場ですよ!!
初見のときからあたしゃ、ツボ直撃で声殺してひーひー笑って、隣のkineさんに笑っていた理由を図星さされたり。
アンドレの影でもものすげえのに、さらにまちか様はやってくれた。
電波娘ロザリーの脳内ピンク妄想に出演するオスカル様たち。ひとりのオスカル様ぢゃ足りないロザリーが、これでもかとオスカル様をはべらしてウハウハするシーンで。
最初に登場するオスカル様が、振り向くと、まちかめぐる!!
この演出考えたの誰ですか。すごすぎる。
大爆笑しました。声殺している場合ぢゃない、マジ吹き出したって!!
すごいなあ、植爺。クレーンペガちゃんといい、客を笑わせることに命懸けてるよなあ。
フィナーレでは「雪組クオリティ」として、ハマコと対で使われているし。また、まちかの歌声が、ハマコに打ち消されてまったく聞こえないのも、雪組クオリティ。
ああ、最後まで、まちかはまちかだ。
心を震わせてくれる、まちかめぐるだ。
ショー部分ではそーゆーふーに、吹き出させてくれたりするけれど、芝居ではとっても男らしくおっさんらしく、リアルに重厚に場を締めてくれる。
わたしはかしちゃんアンドレを観たのが千秋楽だけなんで、楽になってよーやく、まちかのメルキオール役を観た。
やー、なにがおどろいたかって、あの髪型が、デフォだったこと。
壮くんがメルキオールをやっているとき、なにが目についたかっていうと、あの髪型なのよ。『魔法使いサリー』のカブみたいな、後ろ髪が信じられないほど反り返った不思議ヘア。
壮くん、なにをどうまちがってあんな髪型してるんだろう。寿美礼ちゃんが「サリーちゃんのパパ」みたいな髪型にしているからって、「サリーちゃんの弟」にしなくてもいいだろうに。……と、思っていたくらい、みょーな髪型だったのに。
まちかも、同じ髪型でした。
後ろ髪、反り返ってるよ!! アニメキャラだよ!! 不動明とか兜甲児とか、そのへんだよ!!
そうか、あれが「メルキオール」というキャラクタのデフォルトなんだ。記号なんだ。変えてはならないんだ。……何故あんな……。
壮くんがやるとかわいい気がしないでもないけど、まちかがやるとなんとも微妙で、反り返った後ろ髪ばかりに目が行き、まったくどうしよーかと思いました(笑)。
でもまちかのメルキオール、ルイーズ@いづるんとかわいい夫婦でしたよ。
トシが離れていることや、嫁が美人であることなんかもあり、あの力関係がとってもナチュラルに思えるのね。嫁がどれだけ無神経で空気読めなくて自己中でも、かわいくてしょーがないんだろうな。
ルイーズもまた、強い態度を取りつつも実はメルキオールに甘えている感じが、またヨシ。
そっか……まちか、ナニ気に包容力あるんだよね……。
最後に観たまちかが、美人の嫁とラヴラヴで微笑ましくて、よかったっす。
組長が読み上げる、退団者本人からの手紙で、まちかが「ショー『ワンダーランド』に出たとき、男役を極めたと思ったから、退団を決めた」と書いているのを聞き、脳裏に走りましたよ。
全国ツアー『ワンダーランド』の、あの凄まじい幕開きが。
コムちゃんの開演アナウンスが流れ、舞台に明かりが灯るなり、並んだ男役たちのセンターに、まちかとハマコが!!
キム・壮のポジションかよ!!
すげえ、すげえよ雪組!! まちか&ハマコで、ショーの幕開けちゃうんだ!!
と、大ウケした『ワンダーランド』。
あの作品で「男役を極めた」と言われたら、そりゃたしかに、うなずくしかない。
まちかは、まちか。
まちかめぐるとして、去っていく。
『ワンダーランド』の幕開きも、振り向くオスカル@まちかも、そうさ博多座『パッサージュ』の「白い光」役だって、永遠にわたしのなかに残り、語り継がれるのさ。
「あいちゃん」って誰だよ。わたしはそんな人知らない。
わたしは真っ当なファンじゃなかった。こーやってまちかまちか言って、たのしんでいただけの人間だ。だから愛称なんて、知りもしなかった。
それでも、まちか。
ずっと、まちか。
忘れないよ。
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