捕食者と、被虐者。−腐女子注意報−@THE LAST PARTY
2006年4月11日 タカラヅカ さーて、最後にさくっと腐女子話いっときましょう。
1年半前の初演のときと、ちがっていたこと。
ゆーひさんの演技力の他に、大きく別物になっていたことがある。
今回の『ラスパ』は、素敵にホモでした(はぁと)。
萌えですよ萌え!!
きらきらだけしていた初演のときとちがって、今回は地に足の着いた痛さや苦しさもあったというのに。
萌え度は初演の比ぢゃありません!!
正直びびった。予想だにしてなくてなっ。
やっぱナニか、フェアリー色の強かった初演より、「大人の男」で「人生いろいろ」な今回の方が腐女子的にはオイシイのかっ。
それともナニ、役者のちがい?
スコットとアーネストは、何故にああまでも、ホモですか?
びっくりした。
わたしはゆーひくん大好きだし、基本攻キャラとして愛でてきたんですけど。うっかりパロ書いて同人誌作るくらい、ゆーひさんは萌えキャラ認定ですけど。
正直、ほくしょーさんはちがったんですよ。
健康的すぎるっつーか、ノンケ認定というか、萎えキャラ認定だったんですが。
このたびはじめて、ほくしょーさんで萌えました。
アーネスト、かっこいい〜〜っ!!じたばた。
粗野で野性的。直情的で曖昧を嫌う、「男性」そのもののような無神経さと力強さ。
顔立ち云々以前に、匂い立っているのね、「雄」であることが。
暴力ではなく嗜虐、勝利ではなく征服。
そーゆー、生々しいまでの、「雄」らしさを持つ男。
他者を踏みつけ蹂躙することを当然と考える、弱き者を罪悪と考える、あの傲慢さ。
肉食獣の強さとしなやかさ。そしてある意味の、愚鈍さ。
それがすばらしいの。
なんなの、あのものすげーまでの鬼畜キャラ。
キましたよ、わたしの攻スキーハート、ど真ん中にキましたー!!
登場当初の、粗野で純粋な若者ぶり。基本傍若無人なんだけど、純粋にスコットを尊敬していたことが見える。
なんといっても、あの食事シーン!
「雄」そのものにガツガツとむさぼり喰うさまが、なんとエロティックなことか。
もちろん、ほっくんアーネストのよさは、それと対比されるゆーひスコットのよさでもある。
スコットは、アーネストにあこがれている。
本人に出会う前から、その作品に憧憬し……恋を、している。
その荒々しさ。男性らしさ。
スコットにはないもの。持ち得ないからこそ、あこがれているもの。
作品に恋をして、実際に作者に会った。
すると、現れた年下の男は、作品そのものの「雄」だった。
この最初の出会いで、アーネストを見つめるスコットが、すごいの。
目の前で肉をむさぼり食う男を、情欲に濡れた被虐の目で見つめているのよ!!
スコットには、今目の前で男の顎で引きちぎられ、咀嚼されている肉片こそが自分に思えたんじゃないの?
や、すげーもん見ました。
ここまで色っぽい大空ゆーひさん見たの、ひさしぶりっ。
5列目観劇だったっつーのに、オペラグラスでゆーひくんの表情ガン見しましたよ、ええ!!
スコットが、「雌」のカオをしています。
犯され、征服される者の目で、「雄」を見つめています。
男女であってもハーレクイン的色っぽいシーン。
都会的な知的美女ヒロインの前に現れる、野性的な男! テンガロンハットのカーボーイだったりするのよ(笑)。ヒロインは「なんて野蛮な男!」と眉をひそめるんだけど、その粗野ゆえのセックスアピールに惹かれてゆき……的な(笑)。
しかし、男同士だと、さらにヤヴァイものを感じますな。
なんつっても、即物的だから。
欲情→本能的行為→すっきり。
と、一晩でフルコースっぽくなるから。
ほっくんがやりすぎているのか、ゆーひくんと相乗効果になっているのか。
どこの男男物語なんだこりゃ、と、見ていてアセるほどの濃さでした。
また、ここでつまらん加筆がされていて、ゼルダが同人女のよーな察しの良さで男ふたりの関係を揶揄していくし。
蛇足だからソレ。
正直、耳障りだった。
あー、でも、その蛇足台詞が増えたせいで、ほっくんとゆーひがやりすぎてるのかもしれないな。
「ゼルダが妬くくらい、この男ふたりはホモにしていいんだ! よーし、景子せんせーがそのつもりで書いてるなら、がんばってホモな演技しちゃうぞ!!」
とか、素直に思い込んだのかも。……ジェンヌの感性って、一般人とはチガウみたいだし(笑)。
出会いのシーンでコレだけかっ飛ばしてくれたから、あとはナニやってもOK、ずーっとナチュラルにアーネスト×スコットで貫かれていたよ。
精神を病んだ妻を今も愛しながら、無力感にうちひしがれ、自虐に走るスコット。
自分を汚し、貶め、痛めつけることが、彼の癒し。
だからすすんで、アーネストに身をゆだねる。
アーネストは、そんなスコットの弱さが許せない。
彼を蔑み、傷つけるためだけに貪りながらも、ほんとうはその奥の神聖さを崇拝している。
……って、すごい萌えなんですけどっ。
捕食者アーネストと、被虐者スコット。
恋い焦がれた獅子に噛み千切られ喰われる瞬間、小さな狐は絶頂を味わうのではないか……そーゆーエロスに満ちた背徳感。
いやあ、いいもん見ました。
役者が本気でぶつかりあう芝居を見るのはいいねっ。想像の翼も広がりますよ。
マジでおもしろかった、『THE LAST PARTY』。眼福眼福。
スコットとアーネストの出会いシーン、ナマの俳優たちで妄想キャスティングするなら、スコット@藤原竜也、アーネスト@坂口憲二希望。
無精髭だらけの薄汚い格好で現れ、ガツガツと肉をむさぼり喰う坂口憲二を、濡れた眼で見つめる藤原竜也(笑)。
年齢設定変だけど、わたし的に藤原竜也はゆーひくんイメージのべっぴんさん(背が高くて丸顔美人、スタイル抜群)なんでな(笑)。
1年半前の初演のときと、ちがっていたこと。
ゆーひさんの演技力の他に、大きく別物になっていたことがある。
今回の『ラスパ』は、素敵にホモでした(はぁと)。
萌えですよ萌え!!
きらきらだけしていた初演のときとちがって、今回は地に足の着いた痛さや苦しさもあったというのに。
萌え度は初演の比ぢゃありません!!
正直びびった。予想だにしてなくてなっ。
やっぱナニか、フェアリー色の強かった初演より、「大人の男」で「人生いろいろ」な今回の方が腐女子的にはオイシイのかっ。
それともナニ、役者のちがい?
スコットとアーネストは、何故にああまでも、ホモですか?
びっくりした。
わたしはゆーひくん大好きだし、基本攻キャラとして愛でてきたんですけど。うっかりパロ書いて同人誌作るくらい、ゆーひさんは萌えキャラ認定ですけど。
正直、ほくしょーさんはちがったんですよ。
健康的すぎるっつーか、ノンケ認定というか、萎えキャラ認定だったんですが。
このたびはじめて、ほくしょーさんで萌えました。
アーネスト、かっこいい〜〜っ!!じたばた。
粗野で野性的。直情的で曖昧を嫌う、「男性」そのもののような無神経さと力強さ。
顔立ち云々以前に、匂い立っているのね、「雄」であることが。
暴力ではなく嗜虐、勝利ではなく征服。
そーゆー、生々しいまでの、「雄」らしさを持つ男。
他者を踏みつけ蹂躙することを当然と考える、弱き者を罪悪と考える、あの傲慢さ。
肉食獣の強さとしなやかさ。そしてある意味の、愚鈍さ。
それがすばらしいの。
なんなの、あのものすげーまでの鬼畜キャラ。
キましたよ、わたしの攻スキーハート、ど真ん中にキましたー!!
登場当初の、粗野で純粋な若者ぶり。基本傍若無人なんだけど、純粋にスコットを尊敬していたことが見える。
なんといっても、あの食事シーン!
「雄」そのものにガツガツとむさぼり喰うさまが、なんとエロティックなことか。
もちろん、ほっくんアーネストのよさは、それと対比されるゆーひスコットのよさでもある。
スコットは、アーネストにあこがれている。
本人に出会う前から、その作品に憧憬し……恋を、している。
その荒々しさ。男性らしさ。
スコットにはないもの。持ち得ないからこそ、あこがれているもの。
作品に恋をして、実際に作者に会った。
すると、現れた年下の男は、作品そのものの「雄」だった。
この最初の出会いで、アーネストを見つめるスコットが、すごいの。
目の前で肉をむさぼり食う男を、情欲に濡れた被虐の目で見つめているのよ!!
スコットには、今目の前で男の顎で引きちぎられ、咀嚼されている肉片こそが自分に思えたんじゃないの?
や、すげーもん見ました。
ここまで色っぽい大空ゆーひさん見たの、ひさしぶりっ。
5列目観劇だったっつーのに、オペラグラスでゆーひくんの表情ガン見しましたよ、ええ!!
スコットが、「雌」のカオをしています。
犯され、征服される者の目で、「雄」を見つめています。
男女であってもハーレクイン的色っぽいシーン。
都会的な知的美女ヒロインの前に現れる、野性的な男! テンガロンハットのカーボーイだったりするのよ(笑)。ヒロインは「なんて野蛮な男!」と眉をひそめるんだけど、その粗野ゆえのセックスアピールに惹かれてゆき……的な(笑)。
しかし、男同士だと、さらにヤヴァイものを感じますな。
なんつっても、即物的だから。
欲情→本能的行為→すっきり。
と、一晩でフルコースっぽくなるから。
ほっくんがやりすぎているのか、ゆーひくんと相乗効果になっているのか。
どこの男男物語なんだこりゃ、と、見ていてアセるほどの濃さでした。
また、ここでつまらん加筆がされていて、ゼルダが同人女のよーな察しの良さで男ふたりの関係を揶揄していくし。
蛇足だからソレ。
正直、耳障りだった。
あー、でも、その蛇足台詞が増えたせいで、ほっくんとゆーひがやりすぎてるのかもしれないな。
「ゼルダが妬くくらい、この男ふたりはホモにしていいんだ! よーし、景子せんせーがそのつもりで書いてるなら、がんばってホモな演技しちゃうぞ!!」
とか、素直に思い込んだのかも。……ジェンヌの感性って、一般人とはチガウみたいだし(笑)。
出会いのシーンでコレだけかっ飛ばしてくれたから、あとはナニやってもOK、ずーっとナチュラルにアーネスト×スコットで貫かれていたよ。
精神を病んだ妻を今も愛しながら、無力感にうちひしがれ、自虐に走るスコット。
自分を汚し、貶め、痛めつけることが、彼の癒し。
だからすすんで、アーネストに身をゆだねる。
アーネストは、そんなスコットの弱さが許せない。
彼を蔑み、傷つけるためだけに貪りながらも、ほんとうはその奥の神聖さを崇拝している。
……って、すごい萌えなんですけどっ。
捕食者アーネストと、被虐者スコット。
恋い焦がれた獅子に噛み千切られ喰われる瞬間、小さな狐は絶頂を味わうのではないか……そーゆーエロスに満ちた背徳感。
いやあ、いいもん見ました。
役者が本気でぶつかりあう芝居を見るのはいいねっ。想像の翼も広がりますよ。
マジでおもしろかった、『THE LAST PARTY』。眼福眼福。
スコットとアーネストの出会いシーン、ナマの俳優たちで妄想キャスティングするなら、スコット@藤原竜也、アーネスト@坂口憲二希望。
無精髭だらけの薄汚い格好で現れ、ガツガツと肉をむさぼり喰う坂口憲二を、濡れた眼で見つめる藤原竜也(笑)。
年齢設定変だけど、わたし的に藤原竜也はゆーひくんイメージのべっぴんさん(背が高くて丸顔美人、スタイル抜群)なんでな(笑)。
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