あかしのくせに!@Young Bloods!!
2006年5月27日 タカラヅカ あかしのかっこよさを、叫ぼう!!
星組『Young Bloods!!−Twinkle Twinkle STAR−』の話っす。
なんの予備知識もなく席に着き、幕が上がる。
舞台上にはうぞーむぞーの人々。
限られた明度のなかで、どこぞの前衛舞踊のよーにもぞもぞ踊り出す。
誰が誰だかわからない。
だけどわたしの目は、たったひとりをLOCK ON !
真ん中のスーツの人、かっこいい! あ、そっか、きっとあれが主役のれおんね。だっていちばんかっこいいもの。
明かりがついてびっくり。
あかしやがな!!
えええ、あかしだ、あかしだよ、あかしなのにかっこいいよーっ。どーしよーっ。
プロローグではあかしだけがスーツ着用だったんで、そのせいで男前度が上がっていたことは、たしかだと思います。
思うけど……かっこいー。
加えて言うと、れおんはこの群衆に混ざってませんでした。下級生ばかりの間にいりゃー、そりゃ男前度も上がって見えるでしょう。
見えると思うけど……かっこいー。
芝居はなにより男役たちが「えらいこっちゃ」な状態で、れおんのひとり舞台(複数の女の子たちが脇役として絡んでは去る)+狂言回しあかしの「ふたり芝居」になってました……。や、女の子たちはいいんだけどね……男役って出来上がるまでに年月と経験が必要だから。
れおんひとりだったら、ますますとんでもないことになっていたと思うので、彼と拮抗できる役者がいてくれたことに感謝する。
そーなんだ。
あかしもまた、「若くして抜擢を受けてきた有望な新人」だったんだよ、すっかり忘れてたけど!(笑)
「真ん中」経験は伊達ぢゃない。
あかしは「真ん中に立つ」ということがどーゆーことなのかを知っている。
主演経験こそないが、「スター」として大劇場で役と場をもらい、自分ひとりで、あるいは自分が中心になって「場面」を動かす経験をしてきた子はチガウね。
わたしが最初にあかしを見たのは『プラハの春』新公のヘス役だった。当時は「誰コレ?」だったし、役が個性的すぎてうまいもヘタもわからなかったなー(笑)。当時あかし、研3すか……すげー抜擢だな。
次に彼を意識したのは『巖流』の利助で、色気のカケラもない山ザルぶりに、口惜しい思いをしたもんだった……利助に色気さえあれば、萌えられたのにっ。利助×武蔵で!(武蔵受かよっ?! や、下克上は基本だから!)
以来、大劇場でもとにかく利助が目について目について、ゆーほさとると並ぶ、星組での「わたしの視界に入る双璧」だった。
色気のなさ、やんちゃなガキぶりにあちこちでとほほな思いをし、「利助でさえなければ……っ!」と、腐女子観点から唇を噛みしめたさ。
ソレがいつの間に、こんな色気キャラに。
マリコ系の、由緒正しき星組男役ぢゃん。
星ファンは好きだろ、この男。……そう思える、クドい濃い色男。
あああ、かっこいー。
狂言回しの「シナリオライター」という役で、物語の外側でナレーションをし、群舞のセンターで踊り、ときに物語の中の登場人物となる。
物語の「中と外」の使い分けとか、男役としての所作、役者としての発声、すべてにおいて、堂々としたものだ。
シリアス芝居の狂言回しなので、彼も充分シリアスに、緩急つけて存在する。
踊っているときのアピールと色気がすごい。
まぎれもなく「スター」として、そこにいるんだ。
彼が物語の中に入るシーンの中で、いちばんおいしいのが大女優ミーシャ@華美ゆうかが初登場するナイトクラブのシーン。
高慢女優ミーシャの付き人? ボディガード? ジゴロ?とゆー風情で、彼女に付き従っているんだが。
それがもー、うさんくさくて、最高!!
黒タキ黒タキ! 高慢美女をエスコート! そして、彼女が投げた靴を拾いに行こうとする!!
なになに、「ひざまずいて靴をお舐め」と言われたら舐める関係?!(鼻息)
ここのあかしを見られただけで、来た甲斐あったっちゅーもんです。
高校生の創作演劇みたいな台詞(笑)を言わされる、大変な役なんだけどな、「シナリオライター」って。
あかしがものすげー熱量で演じているので、脚本の陳腐さを「ま、いっか」と棚上げしたくなる。
ショーの方でも、あかしは堂々たるスターです。
真ん中あたりまえ!
ふつーです。
ふつーに「スター」で、ふつーに「かっこいい」。
それも、まぎれもなく星組DNAを持ったスター。
濃いアピールをしながらも、さわやかぶることにも長けています(笑)。
そうそう、色気だけぢゃダメなのよね、スターたるもの、さわやか二枚目もできないと! あかしくんはちゃーんと使い分けてます。
まあそれと、歌がものすごいことになっているのも由緒正しき星スターかと(笑)。
いやあ、あかしってほんと歌ヘタだねっ。彼が真ん中で朗々と歌い出すたび「ギャフン☆」な気持ちだったよっ(笑)。音痴でもナンでも、それくらいのことぢゃ彼の男前度は下がらないのだ。それが星スターってもんだ。
若いころから抜擢され、育てられてきたことが実っているんだ。こーやって華開くんだ。と、ひたすらうれしい。
若い子って伸びるときは一気に伸びるよね。『1914』新公で、美貌に欠けるアポリネール(本役、美貌いちばんかしげサマ)をやってわたしを「とほほ」な思いにさせた子だとは思えない。
わたしは『Young Bloods!! 』ではできるだけ周りを、今までろくに知らなかった下級生を見るように心がけていたんだけど……。
今回は、敗北。
あかしを見ていたら、他を見る余裕がなかった。
とにかくとても幸福に、あかしにとろけておりました……ふにゃふにゃ。
あかしの主演公演が見たい……見たいよー。
星組『Young Bloods!!−Twinkle Twinkle STAR−』の話っす。
なんの予備知識もなく席に着き、幕が上がる。
舞台上にはうぞーむぞーの人々。
限られた明度のなかで、どこぞの前衛舞踊のよーにもぞもぞ踊り出す。
誰が誰だかわからない。
だけどわたしの目は、たったひとりをLOCK ON !
真ん中のスーツの人、かっこいい! あ、そっか、きっとあれが主役のれおんね。だっていちばんかっこいいもの。
明かりがついてびっくり。
あかしやがな!!
えええ、あかしだ、あかしだよ、あかしなのにかっこいいよーっ。どーしよーっ。
プロローグではあかしだけがスーツ着用だったんで、そのせいで男前度が上がっていたことは、たしかだと思います。
思うけど……かっこいー。
加えて言うと、れおんはこの群衆に混ざってませんでした。下級生ばかりの間にいりゃー、そりゃ男前度も上がって見えるでしょう。
見えると思うけど……かっこいー。
芝居はなにより男役たちが「えらいこっちゃ」な状態で、れおんのひとり舞台(複数の女の子たちが脇役として絡んでは去る)+狂言回しあかしの「ふたり芝居」になってました……。や、女の子たちはいいんだけどね……男役って出来上がるまでに年月と経験が必要だから。
れおんひとりだったら、ますますとんでもないことになっていたと思うので、彼と拮抗できる役者がいてくれたことに感謝する。
そーなんだ。
あかしもまた、「若くして抜擢を受けてきた有望な新人」だったんだよ、すっかり忘れてたけど!(笑)
「真ん中」経験は伊達ぢゃない。
あかしは「真ん中に立つ」ということがどーゆーことなのかを知っている。
主演経験こそないが、「スター」として大劇場で役と場をもらい、自分ひとりで、あるいは自分が中心になって「場面」を動かす経験をしてきた子はチガウね。
わたしが最初にあかしを見たのは『プラハの春』新公のヘス役だった。当時は「誰コレ?」だったし、役が個性的すぎてうまいもヘタもわからなかったなー(笑)。当時あかし、研3すか……すげー抜擢だな。
次に彼を意識したのは『巖流』の利助で、色気のカケラもない山ザルぶりに、口惜しい思いをしたもんだった……利助に色気さえあれば、萌えられたのにっ。利助×武蔵で!(武蔵受かよっ?! や、下克上は基本だから!)
以来、大劇場でもとにかく利助が目について目について、ゆーほさとると並ぶ、星組での「わたしの視界に入る双璧」だった。
色気のなさ、やんちゃなガキぶりにあちこちでとほほな思いをし、「利助でさえなければ……っ!」と、腐女子観点から唇を噛みしめたさ。
ソレがいつの間に、こんな色気キャラに。
マリコ系の、由緒正しき星組男役ぢゃん。
星ファンは好きだろ、この男。……そう思える、クドい濃い色男。
あああ、かっこいー。
狂言回しの「シナリオライター」という役で、物語の外側でナレーションをし、群舞のセンターで踊り、ときに物語の中の登場人物となる。
物語の「中と外」の使い分けとか、男役としての所作、役者としての発声、すべてにおいて、堂々としたものだ。
シリアス芝居の狂言回しなので、彼も充分シリアスに、緩急つけて存在する。
踊っているときのアピールと色気がすごい。
まぎれもなく「スター」として、そこにいるんだ。
彼が物語の中に入るシーンの中で、いちばんおいしいのが大女優ミーシャ@華美ゆうかが初登場するナイトクラブのシーン。
高慢女優ミーシャの付き人? ボディガード? ジゴロ?とゆー風情で、彼女に付き従っているんだが。
それがもー、うさんくさくて、最高!!
黒タキ黒タキ! 高慢美女をエスコート! そして、彼女が投げた靴を拾いに行こうとする!!
なになに、「ひざまずいて靴をお舐め」と言われたら舐める関係?!(鼻息)
ここのあかしを見られただけで、来た甲斐あったっちゅーもんです。
高校生の創作演劇みたいな台詞(笑)を言わされる、大変な役なんだけどな、「シナリオライター」って。
あかしがものすげー熱量で演じているので、脚本の陳腐さを「ま、いっか」と棚上げしたくなる。
ショーの方でも、あかしは堂々たるスターです。
真ん中あたりまえ!
ふつーです。
ふつーに「スター」で、ふつーに「かっこいい」。
それも、まぎれもなく星組DNAを持ったスター。
濃いアピールをしながらも、さわやかぶることにも長けています(笑)。
そうそう、色気だけぢゃダメなのよね、スターたるもの、さわやか二枚目もできないと! あかしくんはちゃーんと使い分けてます。
まあそれと、歌がものすごいことになっているのも由緒正しき星スターかと(笑)。
いやあ、あかしってほんと歌ヘタだねっ。彼が真ん中で朗々と歌い出すたび「ギャフン☆」な気持ちだったよっ(笑)。音痴でもナンでも、それくらいのことぢゃ彼の男前度は下がらないのだ。それが星スターってもんだ。
若いころから抜擢され、育てられてきたことが実っているんだ。こーやって華開くんだ。と、ひたすらうれしい。
若い子って伸びるときは一気に伸びるよね。『1914』新公で、美貌に欠けるアポリネール(本役、美貌いちばんかしげサマ)をやってわたしを「とほほ」な思いにさせた子だとは思えない。
わたしは『Young Bloods!! 』ではできるだけ周りを、今までろくに知らなかった下級生を見るように心がけていたんだけど……。
今回は、敗北。
あかしを見ていたら、他を見る余裕がなかった。
とにかくとても幸福に、あかしにとろけておりました……ふにゃふにゃ。
あかしの主演公演が見たい……見たいよー。
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