笑うミズカル。@ベルサイユのばら−オスカル編−
2006年7月6日 タカラヅカ 水夏希が、気持ち悪い。
えー、ばるばるさいたままで行ってきました。
全国ツアー『ベルサイユのばら−オスカル編−』を追いかけて。
自宅から近い、大阪梅田で上演した作品なのに、わざわざ埼玉くんだりまで。
劇団はなんで、初日だの千秋楽だのを重ねるかね。雪全ツ初日は、宙東宝楽と丸かぶりだったのよ。
たかはなのお見送りを取ったわたしは、せっかく用意していた梅芸チケットを手放して、はるばる埼玉まで遠征したの。
『ベルばら』のためなんかに。
いいえ。
水夏希のために。
水ファンですからわたし!! 水くんの出る舞台は全部この目で見なければおさまらないのよ!!
つーことで地図を片手に辿り着いたさいたま市文化センター、席は感動の3列目!! センター通路横!! すごいわ、ミズカルが目の前よ〜〜!!
ええ。
すばらしいお席でした。
銀橋がないからほんと、舞台が目の前。
譲ってくれたドリーさんありがとう。ほんとは並んで観るはずだったのに、ドリーさんは素敵に海外逃亡、わたしひとりで『ベルばら』体験。
一緒に観たかった……心から、一緒に観たかったよ。
誰かと、この感動を分かち合いたかった!!
ひとりぢゃ、叫ぶ相手もいねえ!!
声を殺してつつき合うこともできねえ!!
雪大劇『ベルばら』を最初に観たときのように、友だちと大爆笑したかったよ!
すばらしかった、全ツ『ベルばら』。
わたしゃもう、客席で笑いを我慢するのに呼吸困難でしたよ。死にそうだった。
声高らかに、全世界に向けて叫びたかったさ。
水夏希、気持ち悪い。
壮一帆、ステキに大爆笑。
緒月遠麻、カッコイ〜〜!!
水くんの気持ち悪さは、意外でした。
最初のエセフィナーレから、ドン引きした。
なになに、なんなのアレ?
オカマがいますよ、みなさん!!
わたしは水ファンで、水くんのすべてが大好きですが。
素直に、ありのままに、率直に、気持ち悪かったです、あのオスカル様。
表情が、「やりすぎ!」ってくらい、女の人なの。
そして水くんの顔って、女の人の演技をすると、気持ち悪いのね。うん、男だもんね、とーぜんだよね。
星『ベルばら』に特出したときのミズカルはナチュラルに「女性」だった。オスカル像としてソレはチガウ気もしたが、充分アリだろうと思った。
そしてそのときは、美しい女性だと思ったんだ。
天海祐希が演じるキャリアウーマンみたいだと思った。現代ドラマの。
だから安心していたのよ。水くんは女性も演じられる人、女性になれば充分美人になると。
なのに……。
何故全ツでは、オカマになってるの?!
相手役の問題かもしれない。
タカラヅカ一の漢ワタさん、タカラヅカ一の濃い男トウコを相手に「男装の女性」を演じることは、そう高いハードルではなかったのかも。
下級生でえーとえーといろいろ問題アリアリの壮くん相手では、必要以上に女っぽく作る必要があった?
それであんなにも、「女」を前面に出した役作りになった?
理由はわからないが。
やりすぎだからミズカル!! そのカオ、キモいよー!!
水くんは、ほんとうに「演技の出来る人」なんだと思う。
だから軍服を着た「女」をきちんと演じてしまう。女々しい仕草をしなくても、浮かべているのが「女性の表情」なので、なにをしてもオスカルが男に見えることはない。
そして、いつもの「男役・水夏希」は技術で作られたものなのだということを、実感する。同じカオでも、男性と女性ではここまで表情がちがうんだ。
とても、自然に。
ただ不幸なことに、水くんのカオは、「女性の表情」を浮かべるとオカマになってしまうのだ……オーマイガッ!
声優の速水奨を思い出した。
彼は『クーロンズゲート』というゲームでレヴュースタァのアニタという「女性」の役をやっていた。アニタはカラダは男性だが、心は女性だし、その世界では誰もが彼女をふつーに「女性」として認知していた。
速水奨はほんとーにリアルに、「女性」としての演技をしていた。
もともとうまい人だと知っていたが、あのときは舌を巻いたさ。これほどうまい人だったのかと。
オカマではなく、話し方が心底リアルに女性なのよ。それも思慮深くセクシーな美女の話し方なの。
でもかなしいかな、アニタは男の姿だし、声は男の声なの。
ミズカルにも、同じものを感じた。
うまい。うまいよ。
でも。
でもかなしいかな、ミズカルは男の顔なの。
アニタがどれほど自然な「女性」として演技していても、姿と声が「男」なのはどうしようもないように。
水くんがどれほど自然な「女性」として演技していても、顔が「男」なのはどうしようもないんだ。
星のときはきれいだったのに……何故にこうもオカマ……。
いやはや、最初からもー、ものすごい破壊力でした。
わたしの心の支えは、フィナーレにあるという、水とまーちゃんの男女ボレロ。それだけをたのしみに、笑うオカマさん(笑顔凶悪)を乗り切った。
ええ、ボレロは素晴らしかったですとも。
うわああぁぁん、水くんかっこいー。つってもメイクが女のままだから、ちょっと微妙(笑)だけど、それでも「男」として演技してくれているから、ステキぃ〜〜。
男役「水夏希」というイリュージョンのすばらしさを、再確認しました。
もともとの素材の上に、「技術」であの超色男「水夏希」を創り上げているんだもんよ、ヲトメなチカちゃんが。それはすごいことだよ。
至近距離で観るミズカルは最高にイケてないオカマさんでしたが、それでもいいんだ。
わたしは水夏希が好きだっ。
笑うミズカルにあちこちドン引きしつつも、たのしみましたとも!(ミズカルさん、笑いすぎです)
……にしてもコム姫は偉大だったな……。
えー、ばるばるさいたままで行ってきました。
全国ツアー『ベルサイユのばら−オスカル編−』を追いかけて。
自宅から近い、大阪梅田で上演した作品なのに、わざわざ埼玉くんだりまで。
劇団はなんで、初日だの千秋楽だのを重ねるかね。雪全ツ初日は、宙東宝楽と丸かぶりだったのよ。
たかはなのお見送りを取ったわたしは、せっかく用意していた梅芸チケットを手放して、はるばる埼玉まで遠征したの。
『ベルばら』のためなんかに。
いいえ。
水夏希のために。
水ファンですからわたし!! 水くんの出る舞台は全部この目で見なければおさまらないのよ!!
つーことで地図を片手に辿り着いたさいたま市文化センター、席は感動の3列目!! センター通路横!! すごいわ、ミズカルが目の前よ〜〜!!
ええ。
すばらしいお席でした。
銀橋がないからほんと、舞台が目の前。
譲ってくれたドリーさんありがとう。ほんとは並んで観るはずだったのに、ドリーさんは素敵に海外逃亡、わたしひとりで『ベルばら』体験。
一緒に観たかった……心から、一緒に観たかったよ。
誰かと、この感動を分かち合いたかった!!
ひとりぢゃ、叫ぶ相手もいねえ!!
声を殺してつつき合うこともできねえ!!
雪大劇『ベルばら』を最初に観たときのように、友だちと大爆笑したかったよ!
すばらしかった、全ツ『ベルばら』。
わたしゃもう、客席で笑いを我慢するのに呼吸困難でしたよ。死にそうだった。
声高らかに、全世界に向けて叫びたかったさ。
水夏希、気持ち悪い。
壮一帆、ステキに大爆笑。
緒月遠麻、カッコイ〜〜!!
水くんの気持ち悪さは、意外でした。
最初のエセフィナーレから、ドン引きした。
なになに、なんなのアレ?
オカマがいますよ、みなさん!!
わたしは水ファンで、水くんのすべてが大好きですが。
素直に、ありのままに、率直に、気持ち悪かったです、あのオスカル様。
表情が、「やりすぎ!」ってくらい、女の人なの。
そして水くんの顔って、女の人の演技をすると、気持ち悪いのね。うん、男だもんね、とーぜんだよね。
星『ベルばら』に特出したときのミズカルはナチュラルに「女性」だった。オスカル像としてソレはチガウ気もしたが、充分アリだろうと思った。
そしてそのときは、美しい女性だと思ったんだ。
天海祐希が演じるキャリアウーマンみたいだと思った。現代ドラマの。
だから安心していたのよ。水くんは女性も演じられる人、女性になれば充分美人になると。
なのに……。
何故全ツでは、オカマになってるの?!
相手役の問題かもしれない。
タカラヅカ一の漢ワタさん、タカラヅカ一の濃い男トウコを相手に「男装の女性」を演じることは、そう高いハードルではなかったのかも。
下級生でえーとえーといろいろ問題アリアリの壮くん相手では、必要以上に女っぽく作る必要があった?
それであんなにも、「女」を前面に出した役作りになった?
理由はわからないが。
やりすぎだからミズカル!! そのカオ、キモいよー!!
水くんは、ほんとうに「演技の出来る人」なんだと思う。
だから軍服を着た「女」をきちんと演じてしまう。女々しい仕草をしなくても、浮かべているのが「女性の表情」なので、なにをしてもオスカルが男に見えることはない。
そして、いつもの「男役・水夏希」は技術で作られたものなのだということを、実感する。同じカオでも、男性と女性ではここまで表情がちがうんだ。
とても、自然に。
ただ不幸なことに、水くんのカオは、「女性の表情」を浮かべるとオカマになってしまうのだ……オーマイガッ!
声優の速水奨を思い出した。
彼は『クーロンズゲート』というゲームでレヴュースタァのアニタという「女性」の役をやっていた。アニタはカラダは男性だが、心は女性だし、その世界では誰もが彼女をふつーに「女性」として認知していた。
速水奨はほんとーにリアルに、「女性」としての演技をしていた。
もともとうまい人だと知っていたが、あのときは舌を巻いたさ。これほどうまい人だったのかと。
オカマではなく、話し方が心底リアルに女性なのよ。それも思慮深くセクシーな美女の話し方なの。
でもかなしいかな、アニタは男の姿だし、声は男の声なの。
ミズカルにも、同じものを感じた。
うまい。うまいよ。
でも。
でもかなしいかな、ミズカルは男の顔なの。
アニタがどれほど自然な「女性」として演技していても、姿と声が「男」なのはどうしようもないように。
水くんがどれほど自然な「女性」として演技していても、顔が「男」なのはどうしようもないんだ。
星のときはきれいだったのに……何故にこうもオカマ……。
いやはや、最初からもー、ものすごい破壊力でした。
わたしの心の支えは、フィナーレにあるという、水とまーちゃんの男女ボレロ。それだけをたのしみに、笑うオカマさん(笑顔凶悪)を乗り切った。
ええ、ボレロは素晴らしかったですとも。
うわああぁぁん、水くんかっこいー。つってもメイクが女のままだから、ちょっと微妙(笑)だけど、それでも「男」として演技してくれているから、ステキぃ〜〜。
男役「水夏希」というイリュージョンのすばらしさを、再確認しました。
もともとの素材の上に、「技術」であの超色男「水夏希」を創り上げているんだもんよ、ヲトメなチカちゃんが。それはすごいことだよ。
至近距離で観るミズカルは最高にイケてないオカマさんでしたが、それでもいいんだ。
わたしは水夏希が好きだっ。
笑うミズカルにあちこちドン引きしつつも、たのしみましたとも!(ミズカルさん、笑いすぎです)
……にしてもコム姫は偉大だったな……。
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