ここはナニ組だろ(笑)。@コパカバーナ
2006年8月4日 タカラヅカ 作品は壊れていたけれど、それでもまあ、観られる範囲だろう、宙組『コパカバーナ』。
スティーヴン/トニー@かしげは、納得の美しさと破綻ない実力で主役をつとめあげた。
ちと地味な気はするが、ギラギラしてればいいってもんでもないんだろう。
きれいで誠実で、そして愛がある。
ワタさんを見たあとだと温度が低いのが気になるが、あのナチュラル高温男と比べても意味ないだろう。
かしちゃんの「ぬるさ」は彼の持ち味であり、魅力だと思う。ぬるま湯だからこそ、安心して長時間浸かっていられるというか。じわじわとあたたまってくるというか。
……薄いけどな。いや、髪の毛のことぢゃなくて。
ローラ@るいちゃんは、ふつーだった。
てゆーかとなみちゃんのローラが、どれほどふつーではなかったかということだな。
あれえ?
ローラがバカキャラじゃないー。
空回りしているふつーの女の子だー。
えーと。
かしちゃんトニーには、るいちゃんローラが合っていると思った。
ふつーだからこそ、薄いトニーに似合う。あの暴走とにゃみを受け止められるのは、やっぱ漢ワタさんだよ……。
ふつーに少女マンガなんだ、るいるい。
等身大の女の子。
サマンサの方はとくに違和感なし。眼鏡はあんまし似合わないかも(笑)。
ある意味とても興味深かったリコ@タニちゃん。
えーと、年齢設定は謎ですね? トニーたちの親世代のようですが、見た目は若い。
とても端正な、抑えた演技。「気を抜かない」演技だと思った。でもその存在は謎。浮世離れしまくってる。
てゆーか、ナニ考えてんのか、わかんない……(笑)。なにも考えていないよーにも見える。リコは「悪役」「障害」というわかりやすい型キャラなので、わかんなくてもきれいで、華があればそれでヨシ。
そーいや歌、うまくなったよね。覚悟して(期待して?)聴いたのに、べつにヘタぢゃなかったわ。もちろんぜんぜんうまくもないけれど。
ちょっと残念(笑)。
オチ部分の車椅子のリコが、すごいかわいい。なんなのあのセンターパーツ。タニちゃんの「かわいこちゃん青年ヘア」ってすっごいひさしぶりで見た気がする。
タニちゃんと安達祐実ってわたし的にけっこーイメージかぶるんだけど、「大人になりたい」「大人だと認めて欲しい」と無理をして、せっかくの自分の持ち味を壊しているのがもったいない。他の人には真似できない武器を持っているのに、それを自分で否定して、他の人がふつーに持っているモノを欲しがっている。
タニちゃんがタニちゃんだけの武器で勝負していたころを彷彿とさせてくれた、センターパーツでかわいこぶるリコ。いいなあ、こーゆータニちゃんにまた会いたいよー。
コンチータ@あすかちゃんは、星版に引き続きいい女。
深刻芝居が映えるアクトレス。
タニちゃんとはあまり合っていない気がする……。濃さというか存在感というか、ぶっちゃけ演技の質というか。
サム@らんとむは、うまいよなー。
のーみそ足りないボクちゃんを熱演。
二枚目シーンが皆無なのがつらい。ギャップで笑わせてくれないと。ずーっとただのバカなんだもん。まやさん演じるハゲオヤジの方がまだ二枚目って、演出絶対まちがってる。
初日はキャラのとんでもなさに客席が引いて、「笑っていいの?」「笑うモノなの?」というとまどいが舞台にも伝わったんだろうなあ、らんとむの緊張もまた伝わり返ってきて……大変だー。
尻上がりに役者も観客も慣れて、キャラをたのしめるようになったけれど。
漢湖月わたるの後を継げる、ホットな漢蘭寿とむ。飛翔を期待する。
グラディス@まいらちゃんは、かわいかった。歌もきれい。
ただアクがなさ過ぎて、存在が謎。
ふつーのかわいこちゃん、ぢゃダメな役だからなあ。かといって、この役を完璧に演じてしまったら、タカラヅカの娘役としての寿命を削りそうな気がする。専科一直線というか。
ミスキャストなんだろうなあ。罪なことをする。
スキップ@初嶺麿代。謎。
宙組でのはっちゃんの役付は、いつも謎だ(笑)。
はっちゃんに対してどうこうというより、純粋に役付が謎だ。
宙組プロデューサーが川で溺れたときに、はっちゃんが飛び込んで助けた、命の恩人だから役付がいいという噂は、ほんとうかしら……。(嘘です。信じないよーに)
オカマではなく、ふつーの人だった。
ふつーにかっこつけてる、ふつーの振り付け師。だからさらに謎。
ウィリー@ともち。
ヘタレ男。てゆーか、でかい。
なんだか、ともちのでかさが、悪目立ちしている気がした。
かしちゃんもタニちゃんもらんとむも、すっしーもはっちゃんもべつに、大きくないからなー。
脇の若者たちは大きいけれど、真ん中はふつー。
そこにまざるともちは、ひとりだけでかかった。
ちょい猫背気味に、キョドりながらまざっている感じ。
ヘタレててかわいいんだけど。
ダンスシーンでもっとギャップを出して色男になってほしかったのに、それほどでもない気がして。
もともとの組子なのに、借りてきた猫っぽいのが不思議。
ともちともちともち。がんばってともち!
あとは暁郷を見て、春風弥里を見て。
うきょーさんとタマちゃんと八雲氏を見て。
いづみちゃんを見て、対で踊っているのは誰かとしばし考える。いつものことだが、誰が出ているかも調べてないからさー。考えて考えて、ひょっとしてまちゃみ?!と驚愕する。マジでわかんなかったよ……。
まだ、自分がナニ組を観ているのか、本能の部分で理解していないんだと思う。
TCAとか、特別な公演を観ている感じ。
だけど新生宙組、きれいできらきらしていて、たのしそう。
続演だけど星組と比べて地味で薄い(笑)のも、宙組的には正しいことなんだと思う。
これからがたのしみだ。
もう変な組替えとかなく、今あるものをおちついて観ることができますように。
観客だって、慣れるのに時間かかるんだよー。組を理解し、愛着を持つまでに時間かかるんだよー。
その時間をください。
スティーヴン/トニー@かしげは、納得の美しさと破綻ない実力で主役をつとめあげた。
ちと地味な気はするが、ギラギラしてればいいってもんでもないんだろう。
きれいで誠実で、そして愛がある。
ワタさんを見たあとだと温度が低いのが気になるが、あのナチュラル高温男と比べても意味ないだろう。
かしちゃんの「ぬるさ」は彼の持ち味であり、魅力だと思う。ぬるま湯だからこそ、安心して長時間浸かっていられるというか。じわじわとあたたまってくるというか。
……薄いけどな。いや、髪の毛のことぢゃなくて。
ローラ@るいちゃんは、ふつーだった。
てゆーかとなみちゃんのローラが、どれほどふつーではなかったかということだな。
あれえ?
ローラがバカキャラじゃないー。
空回りしているふつーの女の子だー。
えーと。
かしちゃんトニーには、るいちゃんローラが合っていると思った。
ふつーだからこそ、薄いトニーに似合う。あの暴走とにゃみを受け止められるのは、やっぱ漢ワタさんだよ……。
ふつーに少女マンガなんだ、るいるい。
等身大の女の子。
サマンサの方はとくに違和感なし。眼鏡はあんまし似合わないかも(笑)。
ある意味とても興味深かったリコ@タニちゃん。
えーと、年齢設定は謎ですね? トニーたちの親世代のようですが、見た目は若い。
とても端正な、抑えた演技。「気を抜かない」演技だと思った。でもその存在は謎。浮世離れしまくってる。
てゆーか、ナニ考えてんのか、わかんない……(笑)。なにも考えていないよーにも見える。リコは「悪役」「障害」というわかりやすい型キャラなので、わかんなくてもきれいで、華があればそれでヨシ。
そーいや歌、うまくなったよね。覚悟して(期待して?)聴いたのに、べつにヘタぢゃなかったわ。もちろんぜんぜんうまくもないけれど。
ちょっと残念(笑)。
オチ部分の車椅子のリコが、すごいかわいい。なんなのあのセンターパーツ。タニちゃんの「かわいこちゃん青年ヘア」ってすっごいひさしぶりで見た気がする。
タニちゃんと安達祐実ってわたし的にけっこーイメージかぶるんだけど、「大人になりたい」「大人だと認めて欲しい」と無理をして、せっかくの自分の持ち味を壊しているのがもったいない。他の人には真似できない武器を持っているのに、それを自分で否定して、他の人がふつーに持っているモノを欲しがっている。
タニちゃんがタニちゃんだけの武器で勝負していたころを彷彿とさせてくれた、センターパーツでかわいこぶるリコ。いいなあ、こーゆータニちゃんにまた会いたいよー。
コンチータ@あすかちゃんは、星版に引き続きいい女。
深刻芝居が映えるアクトレス。
タニちゃんとはあまり合っていない気がする……。濃さというか存在感というか、ぶっちゃけ演技の質というか。
サム@らんとむは、うまいよなー。
のーみそ足りないボクちゃんを熱演。
二枚目シーンが皆無なのがつらい。ギャップで笑わせてくれないと。ずーっとただのバカなんだもん。まやさん演じるハゲオヤジの方がまだ二枚目って、演出絶対まちがってる。
初日はキャラのとんでもなさに客席が引いて、「笑っていいの?」「笑うモノなの?」というとまどいが舞台にも伝わったんだろうなあ、らんとむの緊張もまた伝わり返ってきて……大変だー。
尻上がりに役者も観客も慣れて、キャラをたのしめるようになったけれど。
漢湖月わたるの後を継げる、ホットな漢蘭寿とむ。飛翔を期待する。
グラディス@まいらちゃんは、かわいかった。歌もきれい。
ただアクがなさ過ぎて、存在が謎。
ふつーのかわいこちゃん、ぢゃダメな役だからなあ。かといって、この役を完璧に演じてしまったら、タカラヅカの娘役としての寿命を削りそうな気がする。専科一直線というか。
ミスキャストなんだろうなあ。罪なことをする。
スキップ@初嶺麿代。謎。
宙組でのはっちゃんの役付は、いつも謎だ(笑)。
はっちゃんに対してどうこうというより、純粋に役付が謎だ。
宙組プロデューサーが川で溺れたときに、はっちゃんが飛び込んで助けた、命の恩人だから役付がいいという噂は、ほんとうかしら……。(嘘です。信じないよーに)
オカマではなく、ふつーの人だった。
ふつーにかっこつけてる、ふつーの振り付け師。だからさらに謎。
ウィリー@ともち。
ヘタレ男。てゆーか、でかい。
なんだか、ともちのでかさが、悪目立ちしている気がした。
かしちゃんもタニちゃんもらんとむも、すっしーもはっちゃんもべつに、大きくないからなー。
脇の若者たちは大きいけれど、真ん中はふつー。
そこにまざるともちは、ひとりだけでかかった。
ちょい猫背気味に、キョドりながらまざっている感じ。
ヘタレててかわいいんだけど。
ダンスシーンでもっとギャップを出して色男になってほしかったのに、それほどでもない気がして。
もともとの組子なのに、借りてきた猫っぽいのが不思議。
ともちともちともち。がんばってともち!
あとは暁郷を見て、春風弥里を見て。
うきょーさんとタマちゃんと八雲氏を見て。
いづみちゃんを見て、対で踊っているのは誰かとしばし考える。いつものことだが、誰が出ているかも調べてないからさー。考えて考えて、ひょっとしてまちゃみ?!と驚愕する。マジでわかんなかったよ……。
まだ、自分がナニ組を観ているのか、本能の部分で理解していないんだと思う。
TCAとか、特別な公演を観ている感じ。
だけど新生宙組、きれいできらきらしていて、たのしそう。
続演だけど星組と比べて地味で薄い(笑)のも、宙組的には正しいことなんだと思う。
これからがたのしみだ。
もう変な組替えとかなく、今あるものをおちついて観ることができますように。
観客だって、慣れるのに時間かかるんだよー。組を理解し、愛着を持つまでに時間かかるんだよー。
その時間をください。
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