せっかく発売日に買ったんだから、とうれしがって書いてみる。

 わたしはヲタクなので、本は大切にする。
 所有すること、コレクションすることに意義があり、保存状態がよくなきゃ意味がないわけだから。
 ええ、マンガヲタクだったんで。
 コミックスには全部透明カバーをつけていたクチですよ。
 同人誌にまでカバーつけてたクチですよ。

 ヅカヲタになってからも、この性質は変わらず。
 購入した本は、すべてカバーを付けています。

 マンガ専門店とかで販売している透明カバーを、わざわざ買いに行ってます。もうマンガを買うことはほとんどないので、カバーのためだけに泉の広場やグラビルの上や某旭屋の上に行ったりしてます。(キタ大阪在住のヲタクにはわかるはずの固有名詞たち・笑)
 マンガヲタク用の透明カバーがいちばん質が良くて安いのだわ。東急ハンズとかで売っているものは高くて使い勝手もイマイチ。やっぱヲタクな商品はその道のヲタクが支持しているものに限る。

 パーソナルブックや写真集とかいう、チェリッシュなモノだけでなく、毎年買う「おとめ」も舞台プログラムも、全部カバー付けてます。

 きれいですよ。いつでも眺めてうっとり出来ますよ。

 「本」というカタチになったものは、わたしにとって特別な力があるんですよ。
 10代から20代と、ほんとにマンガや小説で育ちましたからねええ。

 だからこそ、本はできるだけ、買いたくない。

 捨てられないから。カバー付けて大切に大切にしまい込んでしまうから。
 そして、我が家は狭いから。
 ……もう限界だってば。置くトコないよ。若い頃好きだったマンガや小説本だって、捨てることなくカバー付けたまま全部置いてあるもの。一度好きになったものは捨てられない。マンガだけで500冊、小説は何冊あるかなー。遠い目。

 ヲタクって、どーしよーもないなー、と思う。
 実はさー、あたしさー、「宝塚GRAPH」までカバー付けてるんだよなー。
 雑誌にまでカバー付けるよーになったらオシマイだよなー。ははは。雑誌なんて読み捨てが基本のハズなのになー。マンガ・アニメヲタクだったときだって、「花とゆめ」だの「ジャンプ」だの「アニメージュ」だの「OUT」だのにカバー付けることだけはなかったよ。

 いやその、「GRAPH」を買うのは大抵表紙目当てだからさー。好きな人の表紙のときしか買わないしさー。表紙のために買うわけだから、その表紙を綺麗に保存するでしょ? カバー付けるしかないでしょ?
 や、まっつがちらりと載っている、なんてときは、やさしいnanaタンがそこだけ切り取ってプレゼントしてくれているので足りているとゆーか……どーせまっつが載ることは年に数えるほどだし、1ページだけとかだし。そこだけもらえれば終了、つーか。
 まっつがたくさん載っていたら、どんな雑誌でも買いますけどねっ。載ってないもんよっ。買いたくても買えないだけだもんっ。

 わたしにもっとまっつを! ……て、話がズレてる。

 
 はい、ヲタク習性説明はいい加減やめにして、『宝塚おとめ(2008年度版)』の話。

 全部読むのはさすがに無理なので、花組と、あとは気になる人たちだけ拾い読み。

 圭子ねーさまが専科なこと、花・月の上級生の並び……つーか副組長の位置に今さらながら違和感持ったり。
 まっつのいるページから、みほちゃんとかりやんがいなくなってしまうんだ……てことにしゅんとしたり。
 てゆーか花組にゆーひくんがいることに、改めておどろいてみたり。
 すげーなー、好きな人がみんな花組にいるよー……。

 花組だけしかちゃんと目を通していなくても、発見がいろいろあるんだから、全部読み切ったらさぞや愉快なことがいろいろあるんだろうなと思う。

 みおさんを超える「宝塚おとめ」記述ジェンヌはいるのだろうか?
 みおさんとこだけ、活字がぎっしり。
 この人以上に「好きだった役」を書き込んでいる人は、いるんでしょうか。毎年ものすごい情熱なんですが……。

 「好きな色」に「黄色」と書いている人は少ないなあ。……いやその、ハマコ先生の黄色好きがアタマにあって。ちなみにそのかも黄色好きだよね。ハマコ先生の「緑・黄」、そのかの「赤・黄」という原色・反対色っぷりには、心奮えます……。

 まっつのことはまっつ専用欄で書いていたんだけど、書き上げた途端消失してしまったので、こっちでちょっと触れておくかー。どんだけ日本物やりたいねん。「演じてみたい役」が全部日本物つー人もめずらしいのでは……。(「リチャード三世」はわざわざ「日本物で」やりたいとレビュー本に注意書きがあった)

 しゅん様の「演じてみたい役」に相沢くん@『舞姫』があるのがうれしい。まっつ自身が「好きだった役」に上げていないので、ここでしか名前が出てきてないんだよー。

 天真みちるくんの「好きな食べ物」にぎょっとして、どーゆーことなのか調べてしまった(笑)。同組内でやんないと、びっくりするってば。

 芽吹幸奈ちゃんの愛称から「くま」が消えてもう何年も経つよねえ……。最初に出会ったときの愛称でずーっと呼んじゃうものだけど、いい加減くみちゃんと呼び直すべきなんだろうか。
 はっ、それを言ったらトド様が「トム」でタニちゃんが「ゆうが」になってしまうわ……。

 水しぇんの顔が好きだ。こだわりのあるメイクも好き。

 あずりんの顔がやっぱり好みだ。

 ちーくんの顔も好きだ。つーかなんか、オサ様っぽいぞ、この写真。
 Goがどんどんきれいになっている気がして震撼。

 ウメちゃんきれいだ。きれいだきれいだ。わーん、早く会いたいよ。

 今のトップさんは男女ともに美形揃いで眼福。
 巻末のカラーポートがみんなきれい。

 辞典と同じで、読めば読むほど発見があるのだろうけれど、わたしの海馬では読んだ端から忘れていくのでどーしよーもない(笑)。今もおぼえてるのこれくらいだし。読んでるときはもっといろいろ「うわ」と思っていたのになー。

 しかし、この本でいちばん醍醐味っちゅーか、汎用性と深さがあるのは、実は冒頭の「生徒一覧」だと思う……。

 組ごとの学年分布、上級生の数の差はかなり興味深い……。

 
 最後に。
 『宝塚おとめ』2008と2006を並べてみよう!

 『ノルウェーの森』的視覚効果ってゆーか、対になっていてきれいだぞっと(笑)。

 デザインやってる人、同じなんだろーね、毎年。でもって引き出しの少ない人なんだろうね(笑)。


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