サイトーくんは、ジュリーが好き。

 えー、なんか本筋とは関係ない豆知識ばかり増えていく気がする、彩吹真央お茶会『ロシアン・ブルー/RIO DE BRAVO!!』

 『RIO DE BRAVO!!』で、何故いきなりジュリーなのか。
 それは「サイトーくんが、ジュリーファンだから」。コンサートに行ったりするくらい、マジで好きらしい、今でも。

 そ、そうか……ジュリーか……。
 サイトーくん、まだ若かったと思うんだが、シブい趣味だなヲイ。ジュリーってわたしよりまだ上の世代のスーパースターだぞ。

 かくいうわたしも、子どものころはわかっていなかったジュリーの魅力に大人になってから気づき、コンサートに行ってみたりしたクチですが。まあそれすらも一昔前、さすがに今のたぷたぷなお姿のジュリー様には、しばらくお目に掛かってません。
 今現在、ライヴに行くくらいファンだっつーのは、本物だよな、サイトーくん。

 サイトーくんがジュリー、というのは、彼の年齢からは結びつかないけれど、彼のキャラクタ・嗜好からは、すげー納得っす。
 さもありなん。
 ジュリー好きか……裏切らない男だな、サイトーヨシマサ(笑)。

 
 とまあ、サイトーくんの株が上がったところで(上がるのか)、ゆみこ茶の話。
 レポートではなくただの感想なので、記録的価値は自分の感想を記すというわたし以外にはナシ(笑)。

 今回はシアター形式で、参加者いっぱい、人がすげーびっしり。ケーキはなく、紙袋にクッキーが3枚入ってました。
 乾杯は350mlの紅茶ペットボトルにて。……なんでふつーに500mlぢゃダメなんだろうね?(素朴な疑問)

 わたしが参加したことのあるお茶会で、いちばん人数多いのって、ゆみこちゃんかな?
 わたしがブログにお茶会感想を書くのは、基本的に「参加者100人以上」で、誘ってくれた友だちに「書いていいよ」と言ってもらったときのみなんだが、やっぱ思い出す限り、いちばん大人数かも?
 トップさんのお茶会は行ったことないからなー。水しぇんは一度行ってみたいかなぁ。

 トークショーでもそうだけど、ホテル宴会場で椅子だけ並べてあるのって、狭くて息苦しくて大変。
 それでもゆみこ茶会は椅子がちどりに並べられていたり、見やすいように工夫されていたと思う。
 わたしは端っこ席だったのでまだ空間に余裕のある方で、よかった。

 ゆみこちゃんへのオフの質問は、前回に引き続きゆみこちゃん自身が質問用紙をくじ引きみたいに引いて、会場を回りながらいろんな場所で立ち止まって答えてくれたので、端っこ席のわたしもあの長い脚と薄い腰を目の前にすることができました。

 ジェンヌさんはみんな細いけどさ。
 ゆみこ氏のあの尻の薄さは、驚嘆に値しますね。

 握手のときはもちろん顔見ちゃうので、尻がどうとかは思わない。
(「執事さん、ステキです♪」と言ったら、目を見てにっこり「ありがとうございます」と返してくれたさ、ヘンリーさん。わーい)
 しかし、坐っている真横に立たれると、目の前に脚があり、腰がある。

 わたしはおばさんなので、ローライズなパンツはそれほど得意ではないし、それを美しく穿きこなしている若者も現実にはあまり見かけないが、ジェンヌさんを見ると「なるほど、こーゆー服はこの体型でないと美しく穿きこなせないんだな」と実感させられる。
 これくらい腰位置が高くて、尻が小さくないと、股上の浅さは映えないんだなと納得する。

 ゆみこちゃんの尻はそりゃーもー小さく薄く、股上の浅いパンツがその小尻っぷりを潔く表していました。

 ……で、尻というか目の前ばかり見ていたので、喋っていた内容はカケラもおぼえてない……。

 
 男役というのは、ほんと不思議な生物だなと思う。
 生物学的には女性だし、オフではふつーに女性なのかもしれない。
 しかし、ファンに見せる姿は「男役」という独特の姿だ。

 ゆみこちゃんも妙齢の女性というより、イケメン青年に見える。大人寄りの青年ではなく、ときおり少年にすら見える。
 それは薄いカラダや小さな尻、そこに厚みがなくていいのかと疑問をおぼえるほどの(笑)胸っぷりにも、言えることかもしれないが。
 まとう雰囲気が、性別を超えているのだと思う。

 今回、組長のナガさん休演で楽屋の順番が繰り上がり、幹部部屋にいづるんが入ったそうだ。
 今まで、組長、ハマコ、水しぇん、ゆみこという男所帯だったのに、今回に限り、いづるんという「女性」が入った。

 そのことを語るゆみこちゃんが、ほんとナチュラルに「男所帯に女が入ってきた事へのとまどい」を表していて、興味深い。
 いづるんは女の子女の子した化粧前を使用する人ではないらしいが、それでも明らかに男たちとはチガウ用品や雰囲気を、男部屋に持ち込んだらしい。

「女が入ってきたから、男だけのナイショの話とかできなくなったし……」
 みたいなことを、ぽろりとこぼす彩吹氏。

 男たち、女の子の目のないところでどーゆー話してるの?!

 と、ツッコミたくなるわ(笑)。
 男役ってゆーのはやっぱ、ふつーに女性とは別の性別なんだなあ。
 そういうドリームを持つことが出来るのが、たのしいし、うれしいです。
 非日常でこそのタカラヅカ。

 
 と、タカラジェンヌなフェアリーのゆみこさん。
 そんな自分を客観的に……というか、すでに演じていた時代が遠い昔になっているってことだろうな、スカステで今やっている『シルバー・ローズ・クロニクル』を見たらしい。
 演じているのが自分だってこととは別に、愉快なオタク青年役をおもしろがって見たらしい。

 それはあるだろうな、わたしだって自分が昔書いたものとか、自分が書いたことを忘れて楽しんだりあきれたりするし。
 時が過ぎると自然と客観的になったりする。

 ……という話はともかく、その『シルバー・ローズ・クロニクル』において。

 イケコは、トンデモな役に文句を言ったりするらしい。

 えー、なんか本筋とは関係ない演出家豆知識ばかり増えていく気がしますな。

 小池せんせは小柳せんせ作の『銀薔薇』を見て、「彩吹真央にナニやらせるんだ!」と言ったそうな。

 えーと?
 茶会が終わったあと、仲間たちから総ツッコミ入ってましたよ、小池せんせ?
 『銀薔薇』って、原作・小池修一郎と言われていたくらい、イケコ作品のお約束踏襲物語でしたよね?

 世界征服を歌う悪役、主人公に味方する歌い踊る若者グループ、マッドサイエンティスト、現代単語や言い回し・モチーフの多用、そのくせ荒唐無稽な物語……。

 自分がさんざんやりまくっていることで、弟子に文句に言わなくても……。

 オマエが言うなクラッシュ炸裂っていうか。

 「オレがやるのはいいが、他人はダメ」というジャイアニズム宣言? それとも「彩吹真央は小池オリジナルとは相容れない、翻訳ミュージカル専用イメージ」?

 誰よりもトンデモ作品、トンデモ役を書く作家が、他人のトンデモに文句つけるとはなー(笑)。

 とまあ、イケコの株が上がったところで(上がるのか)終了。

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