手錠とチェーンソーと。@コード・ヒーロー
2010年11月18日 タカラヅカ 『CODE HERO/コード・ヒーロー』って、どんな話?
ロックがやりたくて、演歌に着地した話。
とゆーことで、花組バウホール公演、まぁくん怒濤の連続主演初日に行ってきました。
舞台は1974年のアメリカ、らしい。数字は多少チガウかも、でも74年前後だったと思う。
でもって当時のロックをガンガンに生演奏で使った、ゼイタクな公演、らしい。
いやはや。
あれはロックなのか?
演歌ぢゃなくて?(真顔)
日本海の荒波と和服の演歌歌手が似合いそうな音楽に、充ち満ちてました。
使われていた曲が実際に当時あった曲なのか、それ風に作ったオリジナル曲なのか、うといわたしにはわかりません。いや、わたしがとんちんかんなだけかもしれない。70年代アメリカはあれがロックだったのかも。
だとしたらごめんなさい。
で、音楽のことはともかくとして。
1974年のアメリカが舞台、らしい。
しかし、時代劇が繰り広げられていた。
谷先生って、ひょっとして1974年を18世紀くらいだと思ってる?
もんのすげー、大芝居。
古典劇ですかコレ、スーツ物なのにみんなえーらいこっちゃな芝居、台詞回し。
ずーっと苦悩している主人公なんか大変ですよ、たかが日常会話で顔をゆがめたまま片手で自分をがしっと抱き、次にもう片手でさらに自分をがしっと抱き、両腕で自分を抱きしめて叫びながらがくりと膝を折る、でもって1曲歌っちゃう、とかですよ? ふつーの会話中ですよ? クライマックスぢゃなくて!!
万事このノリでねええ。
大劇場でコスチューム物の時代劇やってるよーな感じなの。
バウホールでスーツ物の現代ドラマやってるなんて、演出家が気付いてないんだと思う。2500人劇場のいちばん後ろからでも、感情がわかるようなお芝居なの、ヅカ歌舞伎なの。
これならまだ、大昔に作られたとかゆー、隣の大劇場でやってる『誰がために鐘は鳴る』の方が自然な演技だし、この間同じバウでやってた、コスチューム時代劇の『オネーギン』の方が断然自然な現代劇だった。
復讐物で大芝居なもんで、みんな終始怒鳴りっぱなしの怒鳴り芝居。……大変だニャ。
で、芝居が時代劇なことはともかく。
1974年のアメリカが舞台、らしい。
VHSビデオテープが一般家庭に普及しているけど。
※VHSビデオテープは1976年に日本で開発されました。
他にも出てくる単語やテーマが、いちいちこれって現代日本だよね?と思わせる。
35年前のアメリカの空気感ナッシング。
作者がただなんとなく脳内で「ちょっと前の、自分の知っていること」を書いた、のよね? ちょっと前だから携帯はないの、ちょっと前だからビデオテープなの、と。
自分の知っていることだけで作っちゃったから、舞台が日本なの。
えー、そんでもって見どころは。
だいもんの手錠と、くまくまのチェーンソー。(えっソコ?!)
ジャスティン@まぁくんは殺人犯として10年も刑務所にいた。んで、模範囚として無事仮出所。彼はほんとのとこ無実で、自分を陥れた真犯人に復讐を誓っているのだ。
つっても手がかりがないもんで、とても大雑把に「自分が殺人犯になったのは、犯行を目撃したという嘘の証言をしたヤツがいたためだ。その証言をしたのは郵便配達人だった。だから、郵便配達人が証言をしている他の殺人事件の関係者に会おう!」というんだ。ザッパーにも程がある、キミはどこのクリストファー@『BUND/NEON 上海』やねん。
んで郵便配達人が決め手の証言をした、まったく別の事件の、殺された被害者の娘で犯人の婚約者だというヴァネッサ@みりおんに会いに来た。おとなしく婚約者の刑期が終わるのを待っているヴァネッサをたき付け、復讐心をあおる。
そこへ飛び込んできた手錠の男、ハル@だいもん。彼もまた、身に覚えのない殺人の罪で警察に追われていた。
3人は共通の目的のために手を取り合い、己れの掟に従い立ち上がった!!
……いやもお、なんというか。
すごいよ?(笑顔)
友だちと並んで観劇したんだが、ふたりとも肩震えっぱなし。
ツッコミどころ満載!!
ひとりで観るより、お友だちと一緒に! より楽しめると思う。幕間、終演後に会話がはずむぞっ!
とりあえず、2回観たくなる作品です。
3回はいらんかもしれんが(笑)、2回は観ておけ? な? てな話。
でもって、ネタバレ厳禁。
知らない方が楽しめる。
挨拶時にまぁくんが何度も「真犯人が誰かは言わないでください」と念を押してました。
「真犯人って、あの人だよね?」
「そう、あそこで笑ってる……」
まぁくんの念押しを聞きながら、わたしと花坦ドリーさんはそんな会話をしました。
真犯人ってゆーかねー……(笑)。
ストーリーはツッコミどころ満載!!
でもって、出演者は見どころ満載!!
谷せんせの「かっこいい男はロング衣装着せておけ」っつーことで、まぁくんロングコートばっさばっさひるがえしてまつ。
幻想のダンスシーンも、みんなロングコートばっさばっさひるがえしてまつ。
ついでにいまっちも、ロングコート(ベスト?)ばっさばっさでつ。
だいもんは手錠プレイえんえん、おちゃめでホットな映画ヲタクです。放っておくと映画と現実混同したよーな台詞を空気読まずに垂れ流します(笑)。
そして、謎の衣装で、突然1曲オンステージ。
空舞台にたったひとり、ストーリーの流れぶった切ってまるまる1曲ソロ……すげえ。
まぁくんもみりおんも怒鳴りっぱなし……テンション一定だから表情も同じ、だがしかし、がんばれ。美男美女だからこその華、説得力。
アーサー、しゅん様かっこいー。ふみか、うさんくさいー。さおたさんがすごくさおたさん(笑)。まゆくんかわいい、台詞のない葛藤部分がイイ! でもはるちゃんは年上女房だよね?
くまくまが素敵すぎる。でもくまちゃんがほんとは兄より年上だよね?(笑) そしてヒッピーな妹たち……。
いちか巧い、そして突然のソロ……。イブちゃんといちかが時折恋人同士に見えた……ナニあれサービスなの?(サイトーなら間違いなく趣味でやってると思うが、谷せんせなのでそれはナイか)
ネコちゃんもナニ気にいい役、びっく大きいよびっく、モブで踊ってるときのきらりがハンサム過ぎる!(笑)。
みんないろいろ役ついてます、台詞あります。
ネタバレ禁止ゆえ語りにくいのだが。
ラストを見て、いちばんに思ったことは。
ケネス@タソはどーなったの?です。
ヴァネッサ、ひどい(笑)。
ロックがやりたくて、演歌に着地した話。
とゆーことで、花組バウホール公演、まぁくん怒濤の連続主演初日に行ってきました。
舞台は1974年のアメリカ、らしい。数字は多少チガウかも、でも74年前後だったと思う。
でもって当時のロックをガンガンに生演奏で使った、ゼイタクな公演、らしい。
いやはや。
あれはロックなのか?
演歌ぢゃなくて?(真顔)
日本海の荒波と和服の演歌歌手が似合いそうな音楽に、充ち満ちてました。
使われていた曲が実際に当時あった曲なのか、それ風に作ったオリジナル曲なのか、うといわたしにはわかりません。いや、わたしがとんちんかんなだけかもしれない。70年代アメリカはあれがロックだったのかも。
だとしたらごめんなさい。
で、音楽のことはともかくとして。
1974年のアメリカが舞台、らしい。
しかし、時代劇が繰り広げられていた。
谷先生って、ひょっとして1974年を18世紀くらいだと思ってる?
もんのすげー、大芝居。
古典劇ですかコレ、スーツ物なのにみんなえーらいこっちゃな芝居、台詞回し。
ずーっと苦悩している主人公なんか大変ですよ、たかが日常会話で顔をゆがめたまま片手で自分をがしっと抱き、次にもう片手でさらに自分をがしっと抱き、両腕で自分を抱きしめて叫びながらがくりと膝を折る、でもって1曲歌っちゃう、とかですよ? ふつーの会話中ですよ? クライマックスぢゃなくて!!
万事このノリでねええ。
大劇場でコスチューム物の時代劇やってるよーな感じなの。
バウホールでスーツ物の現代ドラマやってるなんて、演出家が気付いてないんだと思う。2500人劇場のいちばん後ろからでも、感情がわかるようなお芝居なの、ヅカ歌舞伎なの。
これならまだ、大昔に作られたとかゆー、隣の大劇場でやってる『誰がために鐘は鳴る』の方が自然な演技だし、この間同じバウでやってた、コスチューム時代劇の『オネーギン』の方が断然自然な現代劇だった。
復讐物で大芝居なもんで、みんな終始怒鳴りっぱなしの怒鳴り芝居。……大変だニャ。
で、芝居が時代劇なことはともかく。
1974年のアメリカが舞台、らしい。
VHSビデオテープが一般家庭に普及しているけど。
※VHSビデオテープは1976年に日本で開発されました。
他にも出てくる単語やテーマが、いちいちこれって現代日本だよね?と思わせる。
35年前のアメリカの空気感ナッシング。
作者がただなんとなく脳内で「ちょっと前の、自分の知っていること」を書いた、のよね? ちょっと前だから携帯はないの、ちょっと前だからビデオテープなの、と。
自分の知っていることだけで作っちゃったから、舞台が日本なの。
えー、そんでもって見どころは。
だいもんの手錠と、くまくまのチェーンソー。(えっソコ?!)
ジャスティン@まぁくんは殺人犯として10年も刑務所にいた。んで、模範囚として無事仮出所。彼はほんとのとこ無実で、自分を陥れた真犯人に復讐を誓っているのだ。
つっても手がかりがないもんで、とても大雑把に「自分が殺人犯になったのは、犯行を目撃したという嘘の証言をしたヤツがいたためだ。その証言をしたのは郵便配達人だった。だから、郵便配達人が証言をしている他の殺人事件の関係者に会おう!」というんだ。ザッパーにも程がある、キミはどこのクリストファー@『BUND/NEON 上海』やねん。
んで郵便配達人が決め手の証言をした、まったく別の事件の、殺された被害者の娘で犯人の婚約者だというヴァネッサ@みりおんに会いに来た。おとなしく婚約者の刑期が終わるのを待っているヴァネッサをたき付け、復讐心をあおる。
そこへ飛び込んできた手錠の男、ハル@だいもん。彼もまた、身に覚えのない殺人の罪で警察に追われていた。
3人は共通の目的のために手を取り合い、己れの掟に従い立ち上がった!!
……いやもお、なんというか。
すごいよ?(笑顔)
友だちと並んで観劇したんだが、ふたりとも肩震えっぱなし。
ツッコミどころ満載!!
ひとりで観るより、お友だちと一緒に! より楽しめると思う。幕間、終演後に会話がはずむぞっ!
とりあえず、2回観たくなる作品です。
3回はいらんかもしれんが(笑)、2回は観ておけ? な? てな話。
でもって、ネタバレ厳禁。
知らない方が楽しめる。
挨拶時にまぁくんが何度も「真犯人が誰かは言わないでください」と念を押してました。
「真犯人って、あの人だよね?」
「そう、あそこで笑ってる……」
まぁくんの念押しを聞きながら、わたしと花坦ドリーさんはそんな会話をしました。
真犯人ってゆーかねー……(笑)。
ストーリーはツッコミどころ満載!!
でもって、出演者は見どころ満載!!
谷せんせの「かっこいい男はロング衣装着せておけ」っつーことで、まぁくんロングコートばっさばっさひるがえしてまつ。
幻想のダンスシーンも、みんなロングコートばっさばっさひるがえしてまつ。
ついでにいまっちも、ロングコート(ベスト?)ばっさばっさでつ。
だいもんは手錠プレイえんえん、おちゃめでホットな映画ヲタクです。放っておくと映画と現実混同したよーな台詞を空気読まずに垂れ流します(笑)。
そして、謎の衣装で、突然1曲オンステージ。
空舞台にたったひとり、ストーリーの流れぶった切ってまるまる1曲ソロ……すげえ。
まぁくんもみりおんも怒鳴りっぱなし……テンション一定だから表情も同じ、だがしかし、がんばれ。美男美女だからこその華、説得力。
アーサー、しゅん様かっこいー。ふみか、うさんくさいー。さおたさんがすごくさおたさん(笑)。まゆくんかわいい、台詞のない葛藤部分がイイ! でもはるちゃんは年上女房だよね?
くまくまが素敵すぎる。でもくまちゃんがほんとは兄より年上だよね?(笑) そしてヒッピーな妹たち……。
いちか巧い、そして突然のソロ……。イブちゃんといちかが時折恋人同士に見えた……ナニあれサービスなの?(サイトーなら間違いなく趣味でやってると思うが、谷せんせなのでそれはナイか)
ネコちゃんもナニ気にいい役、びっく大きいよびっく、モブで踊ってるときのきらりがハンサム過ぎる!(笑)。
みんないろいろ役ついてます、台詞あります。
ネタバレ禁止ゆえ語りにくいのだが。
ラストを見て、いちばんに思ったことは。
ケネス@タソはどーなったの?です。
ヴァネッサ、ひどい(笑)。
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