タカラヅカの『H2$』だから。@ハウ・トゥー・サクシード
2011年7月1日 タカラヅカ 7月です。今年も後半突入です。
『ハウ・トゥー・サクシード』初日行ってきました。
今まで何度となく書いてきたように、わたしは、この作品を好きではありません。初演は1回観て辟易、以来映像ですら観たことがありません。
アメリカさんとは気が合わないのよ……価値観やらセンスやら。特に「笑い」の考え方はわたしとはかけ離れている。
ソレはあくまでもわたし個人の趣味。
こーゆー話を面白いと思う人だっているのだろうし、そーゆー人にはすごく楽しいミュージカルなんじゃないかな?
15年ぶりに観た『H2$』は、やっぱりわたしの趣味には合いませんでした。いや、もお、困ったもんだ(笑)。
だからソレはもう、あきらめる。
ストーリーはまるっと無視。
キャラクタも無視。真面目に考えると、アタマを抱えたくなるから。わたしとは合わない、到底理解できないししたくもない人々ばかりが闊歩しているので。
そーゆーハード面、「だって原作通りなんだから仕方ないじゃん」というところは無視して。
ソフト面、その(わたしにとって)どーしよーもないモノを、どれほど「タカラヅカらしく、楽しく美しく」彩っているか。
そこにのみ着目します。
だってタカラヅカだもん。
ストーリーがアレでもテーマやキャラがアレでも、楽しめてしまえるのがタカラヅカ!
そしてわたしは、ヅカの楽しみ方を知っている、ヲタですから!
まず、画面が、かわいい。
悪趣味なモノがない。
セットはすっきりお洒落だし、なにより女の子衣装が可愛い。
オフィスだけが舞台なのに、小物とかにポップな差し色が使われ、衣装の色と相まってすごくかわいい。
めがねっこ多数なのもイイ。
女の子が女の子であるということ、「女子」って感じを全開にしているのがツボ。あの曲線を強調したワンピやスーツ、女優めいた仕草。
百花繚乱って感じがイイ。
スーツ祭キターーっ!
スーツ男たちのイケメンぶり。ヒゲなしメガネ多し。
スーツに地髪スキーにはたまりませんな。
とくに、重役用化粧室。よーするに、男子トイレ。入ってくる人にタオルを手渡すボーイがいるような、セレブなおトイレですよ。
そこの鏡の前で身だしなみを整える男たち。
かっけー! めちゃくちゃかっけー!!
鏡の中でストップモーションするわけだが、これがもう男役人生懸けてキザってますっ。って感じなのよ、全員。みんなすげー。
ブラット@まっつのかっこよさにくらくらしているわけだが、つい他も見たくなる……みんなかっこいい……にわさんだって二枚目だよここ……どーしたこったい(失礼な)。
んで無意味な脱衣プレイ。
わざわざ上着脱いでサスペンダー姿で踊って、また上着着るの。
ナニ、脱いだ瞬間にドキッとさせるのが目的?! うひょーー。
男子トイレおそるべし。
他のコミカルなダンスナンバーも、ご贔屓の美しいスーツのライン見ているだけで楽しい。
なんだよもお、二枚目じゃん、美しいじゃん。もっと三枚目にくずしてくるのかと思ったよ。
美しい、かわいい、ってのは、武器だよなあ。
とりあえず目に楽しい。
フィンチ@キムがのびのび演じているのは言うまでもなく。
わたしはフィンチというキャラクタは好きになれないんだけど、脚本にある部分以外の、キムくん自身の表情にどきっとする。
それはふと真剣になったときの重みのあるリアルさだったり、ローズマリー@みみちゃんを見つめるやさしい瞳だったり。
でもいちばんときめくのは、そのやさしい瞳でローズマリーを見つめていながら、ときどきふっと「男」の顔になる。かわいいとかやさしいとかではなく、「強い」顔。
それが胸に来る。
ローズマリー@みみちゃんは、とにかくかわいい。着替えてくる衣装のひとつひとつがかわいいし、ナニ気に靴もかわいいんだよー。履き口に色の切り替えがあるパンプス、いいなあ。
歌はまだこれから良くなるのかなという感じ。
「かわいい」という力を持つ女の子って、イイ。
でもってやっぱキムみみはイイわー、かわいいわー。
バド@ちぎは運動量すごいなと(笑)。動きもだけど、表情筋? 元気だなあ。
スタートからこれだけエンジン掛かっているので、今後どう変化するのかなと。
超美形のちぎくんだからこそできる、徹底した三枚目。動いて笑いを取る、オイシイ役なんだろうけど、初見の印象はうるさい方向に強く出ている気がしたから、これからかわいい方向に行ってくれるといいなと思う。お笑いキャラを極めつつ、愛らしさを増す……というか。
ちぎくんってほんと真面目な人なんだなと思った(笑)。
続く~~。
『ハウ・トゥー・サクシード』初日行ってきました。
今まで何度となく書いてきたように、わたしは、この作品を好きではありません。初演は1回観て辟易、以来映像ですら観たことがありません。
アメリカさんとは気が合わないのよ……価値観やらセンスやら。特に「笑い」の考え方はわたしとはかけ離れている。
ソレはあくまでもわたし個人の趣味。
こーゆー話を面白いと思う人だっているのだろうし、そーゆー人にはすごく楽しいミュージカルなんじゃないかな?
15年ぶりに観た『H2$』は、やっぱりわたしの趣味には合いませんでした。いや、もお、困ったもんだ(笑)。
だからソレはもう、あきらめる。
ストーリーはまるっと無視。
キャラクタも無視。真面目に考えると、アタマを抱えたくなるから。わたしとは合わない、到底理解できないししたくもない人々ばかりが闊歩しているので。
そーゆーハード面、「だって原作通りなんだから仕方ないじゃん」というところは無視して。
ソフト面、その(わたしにとって)どーしよーもないモノを、どれほど「タカラヅカらしく、楽しく美しく」彩っているか。
そこにのみ着目します。
だってタカラヅカだもん。
ストーリーがアレでもテーマやキャラがアレでも、楽しめてしまえるのがタカラヅカ!
そしてわたしは、ヅカの楽しみ方を知っている、ヲタですから!
まず、画面が、かわいい。
悪趣味なモノがない。
セットはすっきりお洒落だし、なにより女の子衣装が可愛い。
オフィスだけが舞台なのに、小物とかにポップな差し色が使われ、衣装の色と相まってすごくかわいい。
めがねっこ多数なのもイイ。
女の子が女の子であるということ、「女子」って感じを全開にしているのがツボ。あの曲線を強調したワンピやスーツ、女優めいた仕草。
百花繚乱って感じがイイ。
スーツ祭キターーっ!
スーツ男たちのイケメンぶり。ヒゲなしメガネ多し。
スーツに地髪スキーにはたまりませんな。
とくに、重役用化粧室。よーするに、男子トイレ。入ってくる人にタオルを手渡すボーイがいるような、セレブなおトイレですよ。
そこの鏡の前で身だしなみを整える男たち。
かっけー! めちゃくちゃかっけー!!
鏡の中でストップモーションするわけだが、これがもう男役人生懸けてキザってますっ。って感じなのよ、全員。みんなすげー。
ブラット@まっつのかっこよさにくらくらしているわけだが、つい他も見たくなる……みんなかっこいい……にわさんだって二枚目だよここ……どーしたこったい(失礼な)。
んで無意味な脱衣プレイ。
わざわざ上着脱いでサスペンダー姿で踊って、また上着着るの。
ナニ、脱いだ瞬間にドキッとさせるのが目的?! うひょーー。
男子トイレおそるべし。
他のコミカルなダンスナンバーも、ご贔屓の美しいスーツのライン見ているだけで楽しい。
なんだよもお、二枚目じゃん、美しいじゃん。もっと三枚目にくずしてくるのかと思ったよ。
美しい、かわいい、ってのは、武器だよなあ。
とりあえず目に楽しい。
フィンチ@キムがのびのび演じているのは言うまでもなく。
わたしはフィンチというキャラクタは好きになれないんだけど、脚本にある部分以外の、キムくん自身の表情にどきっとする。
それはふと真剣になったときの重みのあるリアルさだったり、ローズマリー@みみちゃんを見つめるやさしい瞳だったり。
でもいちばんときめくのは、そのやさしい瞳でローズマリーを見つめていながら、ときどきふっと「男」の顔になる。かわいいとかやさしいとかではなく、「強い」顔。
それが胸に来る。
ローズマリー@みみちゃんは、とにかくかわいい。着替えてくる衣装のひとつひとつがかわいいし、ナニ気に靴もかわいいんだよー。履き口に色の切り替えがあるパンプス、いいなあ。
歌はまだこれから良くなるのかなという感じ。
「かわいい」という力を持つ女の子って、イイ。
でもってやっぱキムみみはイイわー、かわいいわー。
バド@ちぎは運動量すごいなと(笑)。動きもだけど、表情筋? 元気だなあ。
スタートからこれだけエンジン掛かっているので、今後どう変化するのかなと。
超美形のちぎくんだからこそできる、徹底した三枚目。動いて笑いを取る、オイシイ役なんだろうけど、初見の印象はうるさい方向に強く出ている気がしたから、これからかわいい方向に行ってくれるといいなと思う。お笑いキャラを極めつつ、愛らしさを増す……というか。
ちぎくんってほんと真面目な人なんだなと思った(笑)。
続く~~。
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