「昨日初日観て、今日ダブル? しかもチケットは昨日買い足したって? ちょうウケる~~」
と、まっつメイトに梅芸で会うなり言われました。
そりゃあね。
あんだけ、「『ハウ・トゥー・サクシード』興味ない、通わない。お金使わないで済むから助かるわ」とか言ってたのにね。
仕方ないじゃないか、ブラット@まっつ、格好良すぎ。
いやはや、驚きました。
マジで考えてなかった。
まっつの役が、こんなにカッコイイなんて。
ポスターに写真が載っていて、その写真はとてもカッコつけているし実際カッコイイわけなんだが、近い過去にヒマ課長@『相棒』があっただけに、信用していなかった。
キャラクタとして、ヒマ課長を連想するんだ。年齢とか立場とか。
たまたまこの写真がカッコイイだけで、ブラットなんて初演でもろくにおぼえていないくらい脇の役だし、なんかモミ手していたキャラっつー印象だし、そーゆー役を演じるまっつはこれまでも見てきてるし、今さら見たいわけでもない。
贔屓の役は情けない系のおっさんで、その他大勢のひとり。で、作品は感性に合わず面白いと思えない。
となると、期待値最低レベル。1回は観るけど、それ以外はどうしようかな。初日を購入したあと、制作発表に行きたくて仕方なくもう1枚チケット買ったけど、ほんとソレだけ。トークショーも行きたいけど、結局チケット持ってないままだし。
そんなテンション低いまま、初日を迎え。
瞠目。
ブラットって、こんな役だったの?
社長にへこへこしている情けないおっさん、美人に鼻の下伸ばす三枚目……ぢゃ、なかったの??
や、ちゃんと初演時からブラットはステキだったのかもしれないけど、1回しか観てないと、バド@タモさんの印象しか残ってないくらい、彼が強烈だったので。
「ナニ今頃言ってるの? ブラットって二枚目の役なのに!」と、初演ファンさんは思うかもしんないけど。
わたしは微妙な三枚目の役だと思っていて。
いや、認識は間違っていない。
たしかに社長@汝鳥サマにへこへこしているし、美女ヘディちゃん@かおりちゃんに鼻の下伸ばしてる。
十分三枚目、実際客席からもどっかんどっかん笑われている。
が。
めちゃくちゃ、格好いい。
表情や台詞が三枚目でも、基本的に二枚目なの。美形なの。
黙って立っていれば、すげーイケメンなの。
たとえばヒマ課長とかウィリスくん@『麗しのサブリナ』とかは、ただ立っているだけでも三枚目だったの。
今回もそうだと思い込むくらいに。
でも、そうじゃない。
純粋に、美しい。
洗練された美しい大人の男、仕事忠実なビジネスマン……であることと、三枚目部分がふつーに同居してる。
三枚目も「間が命」のお笑いやりとりも、はっきり言って得意だし。バロット@『メランコリック・ジゴロ』他でやってきてるし。
そういう面白い部分を見せてくれながら、それ以外のところ、基本部分が全部、ふつーにタカラヅカらしい端正キャラって……楽しくないはずがない。
「どうしよう、ブラット部長カッコイイ!」
と、幕間からとろけるまっつメイトたち。みんな予想外のことに心の準備出来てなかったもんだから、余計に効いた(笑)。
ヅカの舞台では地味の部類だろう、グレーのスーツが似合う似合う。
なまじそういう「ふつう」の色の、「現実」にありそうな衣装だから、余計に彼の美しさがわかる。
髪も自然な黒で、そのへんのリーマンがしていそうな髪型。派手な色だったり突拍子もない髪型だったりしない。微妙に茶髪なんだけど、ぱっと見は黒。重くない黒っていうかな。(きんぐの黒髪がまさに黒!って感じ)
そういう、現実と陸続きでありながら、現実ではありえない、虚構としての美しさを創っているのがイイ。どきっとする。
そして、左薬指の、指輪。
この「現実と陸続き」な美しい男が、なんの解説もないまま結婚指輪をしているということに、萌えまくる。
明らかに遙か彼方の異次元の生命体ではない、生身のリアルさを持つだけに、きゅんっとくる。
作中で家庭のことや奥さんのことは一切出てこない、台詞にはない。だけど、その指輪ひとつで、舞台では描かれていないブラット個人が見えてくる。立体化するっていうかな。
仕事中に見せる顔と、2幕4場「重役用トイレ」にて、仲間たちに見せる顔がチガウことにも、萌える。
それまでは「私」だったのが「俺」になるんだよなー。口調も変わるんだよなー。
あの生身っぽさ!
2幕のダブルのスーツと、ジャケットを脱いだあとのサスペンダー姿がたまらん。ひとりだけサスペンダーが幅広でねー、小柄で華奢な男ならではの色気がねー。
会議中のテーブル(本物)に着いた手の美しさと、その指に光る指輪、袖から見え隠れする腕時計。装飾品も含め、リアル男性っぽさにドキドキする。
1幕のスケベおやぢぶりもステキ。
「秘書はオモチャじゃない♪」のブラット部長の腰振りは最高です! 両手に誘導灯を持って腰を左右に振るとこが好き過ぎる……っ。
で、今回気になるのはマシューズ@にわにわとの関係(笑)。
目と目で会話、あうんの呼吸で辞表プレイ。
ブラットのためにテーブルになるマシューズって?? これが彼らの日常? このふたり、日頃こんな練習してるの? 社長がクビを切りたい社員がいたら、その場で人事部長が辞表とペンを用意して、マシューズがテーブルになって、相手にサインをさせる?
会議中もふたりで喋ってるし、接触してるし。
で、にわさん今回オトコマエだし(笑)。
まっつとにわさんって、どんだけリアルにおっさん同士……俺得?
これだけ楽しいと、作品が苦手とか言ってられないわー。
思っていたより、出番は断然あるし、見せ場もある。こんな役だなんて知らなかったよマジごめん。
贔屓にある程度の出番があり、彼が、美しいというだけで、こんだけリピート可になるもんなんだな。タカラヅカってすげえ。
画像は初日にゲットしたものたち。
・制作発表の日に配布していた、ちゃんと別に持ち手のあるうちわではなく、丸い厚紙に親指を入れる穴を開けただけの簡易版うちわ。
・終演後に配っていた、UCCコーヒーの入っていたパッケージ。例の本を模してある。背表紙もちゃんとあるんだよー。
・キャトルレーヴ梅田店で売っていた、『H2$』グッズの詰め合わせ。スチール写真とクリアファイルとノートで1セット。クリアファイルに写真が載っている男役ごとにセットが作られていた。
画像のように透明袋に入ってて、右上に「未涼亜希セット」とか書かれてるんだぜ……は、恥ずかしい……。買うの勇気いった……でもこあらは大人になったから、がんばって買いましたの。未開封(笑)。
スチールのまっつ、かっこいい……。
ってほんと、「まっつカッコイイ」しか言ってない日々。
と、まっつメイトに梅芸で会うなり言われました。
そりゃあね。
あんだけ、「『ハウ・トゥー・サクシード』興味ない、通わない。お金使わないで済むから助かるわ」とか言ってたのにね。
仕方ないじゃないか、ブラット@まっつ、格好良すぎ。
いやはや、驚きました。
マジで考えてなかった。
まっつの役が、こんなにカッコイイなんて。
ポスターに写真が載っていて、その写真はとてもカッコつけているし実際カッコイイわけなんだが、近い過去にヒマ課長@『相棒』があっただけに、信用していなかった。
キャラクタとして、ヒマ課長を連想するんだ。年齢とか立場とか。
たまたまこの写真がカッコイイだけで、ブラットなんて初演でもろくにおぼえていないくらい脇の役だし、なんかモミ手していたキャラっつー印象だし、そーゆー役を演じるまっつはこれまでも見てきてるし、今さら見たいわけでもない。
贔屓の役は情けない系のおっさんで、その他大勢のひとり。で、作品は感性に合わず面白いと思えない。
となると、期待値最低レベル。1回は観るけど、それ以外はどうしようかな。初日を購入したあと、制作発表に行きたくて仕方なくもう1枚チケット買ったけど、ほんとソレだけ。トークショーも行きたいけど、結局チケット持ってないままだし。
そんなテンション低いまま、初日を迎え。
瞠目。
ブラットって、こんな役だったの?
社長にへこへこしている情けないおっさん、美人に鼻の下伸ばす三枚目……ぢゃ、なかったの??
や、ちゃんと初演時からブラットはステキだったのかもしれないけど、1回しか観てないと、バド@タモさんの印象しか残ってないくらい、彼が強烈だったので。
「ナニ今頃言ってるの? ブラットって二枚目の役なのに!」と、初演ファンさんは思うかもしんないけど。
わたしは微妙な三枚目の役だと思っていて。
いや、認識は間違っていない。
たしかに社長@汝鳥サマにへこへこしているし、美女ヘディちゃん@かおりちゃんに鼻の下伸ばしてる。
十分三枚目、実際客席からもどっかんどっかん笑われている。
が。
めちゃくちゃ、格好いい。
表情や台詞が三枚目でも、基本的に二枚目なの。美形なの。
黙って立っていれば、すげーイケメンなの。
たとえばヒマ課長とかウィリスくん@『麗しのサブリナ』とかは、ただ立っているだけでも三枚目だったの。
今回もそうだと思い込むくらいに。
でも、そうじゃない。
純粋に、美しい。
洗練された美しい大人の男、仕事忠実なビジネスマン……であることと、三枚目部分がふつーに同居してる。
三枚目も「間が命」のお笑いやりとりも、はっきり言って得意だし。バロット@『メランコリック・ジゴロ』他でやってきてるし。
そういう面白い部分を見せてくれながら、それ以外のところ、基本部分が全部、ふつーにタカラヅカらしい端正キャラって……楽しくないはずがない。
「どうしよう、ブラット部長カッコイイ!」
と、幕間からとろけるまっつメイトたち。みんな予想外のことに心の準備出来てなかったもんだから、余計に効いた(笑)。
ヅカの舞台では地味の部類だろう、グレーのスーツが似合う似合う。
なまじそういう「ふつう」の色の、「現実」にありそうな衣装だから、余計に彼の美しさがわかる。
髪も自然な黒で、そのへんのリーマンがしていそうな髪型。派手な色だったり突拍子もない髪型だったりしない。微妙に茶髪なんだけど、ぱっと見は黒。重くない黒っていうかな。(きんぐの黒髪がまさに黒!って感じ)
そういう、現実と陸続きでありながら、現実ではありえない、虚構としての美しさを創っているのがイイ。どきっとする。
そして、左薬指の、指輪。
この「現実と陸続き」な美しい男が、なんの解説もないまま結婚指輪をしているということに、萌えまくる。
明らかに遙か彼方の異次元の生命体ではない、生身のリアルさを持つだけに、きゅんっとくる。
作中で家庭のことや奥さんのことは一切出てこない、台詞にはない。だけど、その指輪ひとつで、舞台では描かれていないブラット個人が見えてくる。立体化するっていうかな。
仕事中に見せる顔と、2幕4場「重役用トイレ」にて、仲間たちに見せる顔がチガウことにも、萌える。
それまでは「私」だったのが「俺」になるんだよなー。口調も変わるんだよなー。
あの生身っぽさ!
2幕のダブルのスーツと、ジャケットを脱いだあとのサスペンダー姿がたまらん。ひとりだけサスペンダーが幅広でねー、小柄で華奢な男ならではの色気がねー。
会議中のテーブル(本物)に着いた手の美しさと、その指に光る指輪、袖から見え隠れする腕時計。装飾品も含め、リアル男性っぽさにドキドキする。
1幕のスケベおやぢぶりもステキ。
「秘書はオモチャじゃない♪」のブラット部長の腰振りは最高です! 両手に誘導灯を持って腰を左右に振るとこが好き過ぎる……っ。
で、今回気になるのはマシューズ@にわにわとの関係(笑)。
目と目で会話、あうんの呼吸で辞表プレイ。
ブラットのためにテーブルになるマシューズって?? これが彼らの日常? このふたり、日頃こんな練習してるの? 社長がクビを切りたい社員がいたら、その場で人事部長が辞表とペンを用意して、マシューズがテーブルになって、相手にサインをさせる?
会議中もふたりで喋ってるし、接触してるし。
で、にわさん今回オトコマエだし(笑)。
まっつとにわさんって、どんだけリアルにおっさん同士……俺得?
これだけ楽しいと、作品が苦手とか言ってられないわー。
思っていたより、出番は断然あるし、見せ場もある。こんな役だなんて知らなかったよマジごめん。
贔屓にある程度の出番があり、彼が、美しいというだけで、こんだけリピート可になるもんなんだな。タカラヅカってすげえ。
画像は初日にゲットしたものたち。
・制作発表の日に配布していた、ちゃんと別に持ち手のあるうちわではなく、丸い厚紙に親指を入れる穴を開けただけの簡易版うちわ。
・終演後に配っていた、UCCコーヒーの入っていたパッケージ。例の本を模してある。背表紙もちゃんとあるんだよー。
・キャトルレーヴ梅田店で売っていた、『H2$』グッズの詰め合わせ。スチール写真とクリアファイルとノートで1セット。クリアファイルに写真が載っている男役ごとにセットが作られていた。
画像のように透明袋に入ってて、右上に「未涼亜希セット」とか書かれてるんだぜ……は、恥ずかしい……。買うの勇気いった……でもこあらは大人になったから、がんばって買いましたの。未開封(笑)。
スチールのまっつ、かっこいい……。
ってほんと、「まっつカッコイイ」しか言ってない日々。
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