耳から離れないほどの。@天使のはしご
2012年4月3日 タカラヅカ リアルタイムに感想を書かないと、人事によって書けなくなってしまうもんなんだと、何度痛感していることか。
変化があったあとでは遅い。
すずみん主演『天使のはしご』。
組替え者のほとんどが出演していることもあり、上演前から劇団思惑が透けて見えて、ちょっと残念な部分はあった。
つまり、『REON!!』組が今後の星組のメイン、次代の体制のお試しというかプレステージなんだなと。
んで、すずみんは今後、2番手スターの座を後進に譲り、脇を固める人になるんだなと。
だから、次代のスターたちはみんな『REON!!』組、すずみんバウには次代の星組にはいない人ばかりをメインどころに配置、バウでどんだけ活躍しても成功しても、星組本公演に合流しても『REON!!』組をおびやかすことはない、と。
わかりやすすぎて、いやだなあと。
劇団も商売なんだし、れおんくんの星組は、タカラヅカを背負って立つ期待の星、頼みの綱、本気で万全の体制をと問えるのも当然。
わかるけど、わかりやすすぎ(笑)。
最近のスズキケイ株暴落により、作品にはあまり期待していなかった。
ムカつかなければいいな、ぐらいの低い位置からスタート。
で。
まず、なんつっても。
すずみんの衣装、すげーーっ!!
いつも涼さんひとり衣装が特別なのは星組名物、めずらしいことじゃない。ただの脇役ですら、ひとりだけ衣装が豪華な涼さんだもん、主役ならどんだけすごいことになっているだろうかと期待してはいた。
それにしても、すごい。
ここぞとばかりに、すごい(笑)。
ちょ、すずみさん自重、同じ階級のみやるりと衣装の差が激しすぎて、テーマがブレてるよ~~(笑)。
そして、なんといってもスズキケイ。
ものすごく、スズキケイ。
主題歌フル回転!!
『灼熱の彼方へ』がトラウマになっているレベルなので(笑)、スズキケイの「ストーリーと無関係に垂れ流す主題歌」に、大いに反応してしまう。
スズキケイの師匠、植爺が『ソルフェリーノの夜明け』でやってみせたように、どのキャラクタでもどの場面でも、どんな感情でも、判で押したように同じ曲だけを歌うってのが、わたしは大嫌い(笑)。
ミュージカルってのは、その場面に合った曲を、その役に相応しい歌を、そのときのキモチが歌詞になったものを、歌うべきだと思う。
わかりやすいだけの「いかにもタカラヅカ」なメロディに、「いかにもタカラヅカ」なキレイゴトな歌詞を載せて、えんえん垂れ流すだけを、「ミュージカル」認定したくないっす。
『天使のはしご』もまた、期待(笑)に違わぬ植爺&スズキケイな主題歌使いだった。
とにかく主題歌、なんでも主題歌。
1幕がはじまってから、40分のうちに、主題歌3回!
さすがに3回目が流れたときに、時計見たもんよ。また同じ曲歌うの? ついさっきも聴きましたよ、と。
10数分おきに主題歌歌ってるのだわ……。
1幕でコレだから、もちろん2幕はもっとすごかった。
中盤からいったい何回歌うんだと。途中から数えてられなくなるくらい、隙あらば歌う。なにかっちゃー歌う。フィナーレまで入れると笑える回数だった。
さすがだスズキケイ……(笑)。
あとは星空と海辺のラブシーン、デュエットを期待しました。
まあ、それの代わりのロマンチック・アイテムとして「天使のはしご」が乱用されてましたが。
とまあ、ツッコミどころもとてもスズキケイではありましたが。
おもしろかった。
スズキケイに絶望して久しかったんで、すっかり忘れてた。
彼は、アレンジは得意だったんだ!
元があるモノを、体裁を整えタカラヅカの舞台に載せるのはうまい人だった。
スズキケイには、要原作。
原作があれば、阿呆なことにはならないんた! いやもうほんと、原作付きだけ、アレンジだけやっててくださいよ!
原作付きだと、すっげーよかったよ、おもしろかったよ。
キャラクタが狂ってないし、ストーリーが破綻してないし。耳を疑う日本語もないし。
植爺弟子ならではのウザいクドクドしさはあるけれど、許容範囲。
彼の男性的ロマンチシズムが、いい方向に作用していた。
すずみさんはいいすずみさんで、「タカラヅカを見た!」「すずみんを見た!」ってキモチにさせてくれるし、素直に楽しかった。
しかし、見事なソルフェリーノ効果……。
一度観るだけで、主題歌が耳から離れなくなること請け合い。ソルフェとどっちがたくさん同じ曲歌ってるんだろう。公演時間はバウの方が長いわけだから、『灼熱の彼方』と比べるべきか。
『天使…』は2回しか観られなかったんだけど、2回とも主題歌の回数数え切れなかった……(笑)。
変化があったあとでは遅い。
すずみん主演『天使のはしご』。
組替え者のほとんどが出演していることもあり、上演前から劇団思惑が透けて見えて、ちょっと残念な部分はあった。
つまり、『REON!!』組が今後の星組のメイン、次代の体制のお試しというかプレステージなんだなと。
んで、すずみんは今後、2番手スターの座を後進に譲り、脇を固める人になるんだなと。
だから、次代のスターたちはみんな『REON!!』組、すずみんバウには次代の星組にはいない人ばかりをメインどころに配置、バウでどんだけ活躍しても成功しても、星組本公演に合流しても『REON!!』組をおびやかすことはない、と。
わかりやすすぎて、いやだなあと。
劇団も商売なんだし、れおんくんの星組は、タカラヅカを背負って立つ期待の星、頼みの綱、本気で万全の体制をと問えるのも当然。
わかるけど、わかりやすすぎ(笑)。
最近のスズキケイ株暴落により、作品にはあまり期待していなかった。
ムカつかなければいいな、ぐらいの低い位置からスタート。
で。
まず、なんつっても。
すずみんの衣装、すげーーっ!!
いつも涼さんひとり衣装が特別なのは星組名物、めずらしいことじゃない。ただの脇役ですら、ひとりだけ衣装が豪華な涼さんだもん、主役ならどんだけすごいことになっているだろうかと期待してはいた。
それにしても、すごい。
ここぞとばかりに、すごい(笑)。
ちょ、すずみさん自重、同じ階級のみやるりと衣装の差が激しすぎて、テーマがブレてるよ~~(笑)。
そして、なんといってもスズキケイ。
ものすごく、スズキケイ。
主題歌フル回転!!
『灼熱の彼方へ』がトラウマになっているレベルなので(笑)、スズキケイの「ストーリーと無関係に垂れ流す主題歌」に、大いに反応してしまう。
スズキケイの師匠、植爺が『ソルフェリーノの夜明け』でやってみせたように、どのキャラクタでもどの場面でも、どんな感情でも、判で押したように同じ曲だけを歌うってのが、わたしは大嫌い(笑)。
ミュージカルってのは、その場面に合った曲を、その役に相応しい歌を、そのときのキモチが歌詞になったものを、歌うべきだと思う。
わかりやすいだけの「いかにもタカラヅカ」なメロディに、「いかにもタカラヅカ」なキレイゴトな歌詞を載せて、えんえん垂れ流すだけを、「ミュージカル」認定したくないっす。
『天使のはしご』もまた、期待(笑)に違わぬ植爺&スズキケイな主題歌使いだった。
とにかく主題歌、なんでも主題歌。
1幕がはじまってから、40分のうちに、主題歌3回!
さすがに3回目が流れたときに、時計見たもんよ。また同じ曲歌うの? ついさっきも聴きましたよ、と。
10数分おきに主題歌歌ってるのだわ……。
1幕でコレだから、もちろん2幕はもっとすごかった。
中盤からいったい何回歌うんだと。途中から数えてられなくなるくらい、隙あらば歌う。なにかっちゃー歌う。フィナーレまで入れると笑える回数だった。
さすがだスズキケイ……(笑)。
あとは星空と海辺のラブシーン、デュエットを期待しました。
まあ、それの代わりのロマンチック・アイテムとして「天使のはしご」が乱用されてましたが。
とまあ、ツッコミどころもとてもスズキケイではありましたが。
おもしろかった。
スズキケイに絶望して久しかったんで、すっかり忘れてた。
彼は、アレンジは得意だったんだ!
元があるモノを、体裁を整えタカラヅカの舞台に載せるのはうまい人だった。
スズキケイには、要原作。
原作があれば、阿呆なことにはならないんた! いやもうほんと、原作付きだけ、アレンジだけやっててくださいよ!
原作付きだと、すっげーよかったよ、おもしろかったよ。
キャラクタが狂ってないし、ストーリーが破綻してないし。耳を疑う日本語もないし。
植爺弟子ならではのウザいクドクドしさはあるけれど、許容範囲。
彼の男性的ロマンチシズムが、いい方向に作用していた。
すずみさんはいいすずみさんで、「タカラヅカを見た!」「すずみんを見た!」ってキモチにさせてくれるし、素直に楽しかった。
しかし、見事なソルフェリーノ効果……。
一度観るだけで、主題歌が耳から離れなくなること請け合い。ソルフェとどっちがたくさん同じ曲歌ってるんだろう。公演時間はバウの方が長いわけだから、『灼熱の彼方』と比べるべきか。
『天使…』は2回しか観られなかったんだけど、2回とも主題歌の回数数え切れなかった……(笑)。
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