初心者用キットとして採用されそうな。@Shining Rhythm!
2012年6月14日 タカラヅカ 未だにちゃんと書いていなかった、『Shining Rhythm!』の感想。
わたしはこのショーが好き。
イレギュラーばかりの昨今、ワンパターンの王道レビューはそれだけでうれしくなる。タカラヅカっていいなあ!と心から思える。
別にものすごい名作ではないんだろうし、キャストに思い入れがなければ「可もなく不可もない」レベルだろうし、過去の中村B作品と区別付かないだろうけどなっ(笑)。
タカラヅカのタカラヅカらしい、ふつーにいい作品だと思う。
単調になりがちないつの中村Bなんだけど、振付を場面ごとに変えることで差別化しているし。
わたしは好きだけど、この「可もなく不可もない」あたりを簡単に考えてみた。
過去の中村B作品もそうだとはいえ、『Shining Rhythm!』が単調に感じるとしたら、ソレはどのへんに原因があるのか?
オープニング - 王道のスター顔見せ。番手や学年に合わせ、順番に見せ場をもらって華々しく歌い踊る。蛍光オレンジのトンデモカラー燕尾。
ショータイム1 - ちぎくんを中心に、黒スーツの男たちが都会的に粋に踊る。セクシーな黒ミニドレスの娘役たちも絡む。外国人振付家による、スタイリッシュ場面。
ショータイム2 - 中村B定番のスパニッシュ。ふたりの男がひとりの女を争う系。トップコンビの情熱愛。マタドール衣装。
中詰め - ラテンメドレー。番手や学年に合わせ、順番に見せ場をもらって華々しく歌い踊る。黄色燕尾とドレス。トップコンビは黄金色。
ショータイム3 - エジプト調の音楽だけど、わりと無国籍系。トップコンビ以下総力戦。衣装はファンタジック。
フィナーレ - コマ銀橋ソロ→ロケット(ロケットボーイ@翔くん付き)→大階段黒燕尾→みみちゃんたち娘役いっぱい→若手スター銀橋歌い継ぎ→みんな登場黒燕尾+ドレス→トップコンビのデュエットダンス→パレード。
「タカラヅカ」のルールに則った、端正でシンプルな作りだと思う。
「タカラヅカのショー作品を作る」という講座があったら、お手本として「初心者用キット」に出来そうなスタンダード感。
大昔に確立され、ずっとずっとくり返されてきたショーのひな形的構成。
なのにソレが単調だったりしたら、「タカラヅカ」が単調ってことになる。
ナニがいけないんだろう?
作品構成がルール通り順番通りの上に、その場面ごとの人間使いまでもが番手通り・学年通りだからか。
縦の線も横の線も、ずっと同じなんだよねえ。
それが中村Bの特徴なので、ソレはそれでアリだと愛でてるけどなー。
ならばせめて、中詰めで変化を付けるべきだったかな、とは思う。
オープニングからフィナーレまで、場面ごとに全部「番手順・学年順」。全体を通して俯瞰しても、「番手順・学年順」。場面は今までの中村Bのお約束通り、過去にどこかで見たモノ通りで、人使いは同じことの繰り返し。
ならばそれらのお約束が集約された箇所にひとつ、どかんとイレギュラーを入れたら、印象が大きく変わるんじゃないかな?
お約束の集大成といえば、オープニングと中詰めとフィナーレだ。
しかしオープニングとフィナーレは変えちゃいけない。ここを変えると「タカラヅカの伝統」からはずれてしまう。
だとすれば、変えられるのは中詰め。
中詰めは、ある意味オープニングの繰り返しだ。
仕切り直し、もう一度ここからはじまりますよ的な。
主題歌にのってスターの銀橋ラインナップ、キャスト全員舞台上に登場して歌い踊る。
や、別に主題歌でなくてもいいんだけど。そーゆーノリの場面だよね。
他の作家ならそれでいいけど、なにしろ中村B。
他の部分が全部同じ方程式で作られているから、方程式がもっとも剥き出しになるオープニングと中詰めは「同じことしている」感が強い。
オープニングですでに同じことをやっているのに、中詰めでさらに時間かけて同じことをやっちゃうのは、なあ。
ここをどんと方程式無視でぶちかましたら、いいコントラストになったろうな。
メリハリになったろうな。
とは思う。
……だからといって、それをやっちゃうと中村Bではないと思うので、結局はこのままでいいんだけどなー(笑)。
ビバ・ワンパターン。
……て、実はこのテキスト、最終更新日が3月11日になってるヤツなんだけどな、初日観たあとすぐに書いた日記の、テーマからぶれるからと削除した部分(笑)。
日記書きながら、話がとっちらかっちゃって、こりゃダメだと軌道修正、ズレた部分を切り取って、またいつか使うこともあるかと保存してあるんだけど、整理能力がないもんで、どこにナニを書いたやら……。テキストデータ膨大すぎてわけわかんない……。
わたしはこのショーが好き。
イレギュラーばかりの昨今、ワンパターンの王道レビューはそれだけでうれしくなる。タカラヅカっていいなあ!と心から思える。
別にものすごい名作ではないんだろうし、キャストに思い入れがなければ「可もなく不可もない」レベルだろうし、過去の中村B作品と区別付かないだろうけどなっ(笑)。
タカラヅカのタカラヅカらしい、ふつーにいい作品だと思う。
単調になりがちないつの中村Bなんだけど、振付を場面ごとに変えることで差別化しているし。
わたしは好きだけど、この「可もなく不可もない」あたりを簡単に考えてみた。
過去の中村B作品もそうだとはいえ、『Shining Rhythm!』が単調に感じるとしたら、ソレはどのへんに原因があるのか?
オープニング - 王道のスター顔見せ。番手や学年に合わせ、順番に見せ場をもらって華々しく歌い踊る。蛍光オレンジのトンデモカラー燕尾。
ショータイム1 - ちぎくんを中心に、黒スーツの男たちが都会的に粋に踊る。セクシーな黒ミニドレスの娘役たちも絡む。外国人振付家による、スタイリッシュ場面。
ショータイム2 - 中村B定番のスパニッシュ。ふたりの男がひとりの女を争う系。トップコンビの情熱愛。マタドール衣装。
中詰め - ラテンメドレー。番手や学年に合わせ、順番に見せ場をもらって華々しく歌い踊る。黄色燕尾とドレス。トップコンビは黄金色。
ショータイム3 - エジプト調の音楽だけど、わりと無国籍系。トップコンビ以下総力戦。衣装はファンタジック。
フィナーレ - コマ銀橋ソロ→ロケット(ロケットボーイ@翔くん付き)→大階段黒燕尾→みみちゃんたち娘役いっぱい→若手スター銀橋歌い継ぎ→みんな登場黒燕尾+ドレス→トップコンビのデュエットダンス→パレード。
「タカラヅカ」のルールに則った、端正でシンプルな作りだと思う。
「タカラヅカのショー作品を作る」という講座があったら、お手本として「初心者用キット」に出来そうなスタンダード感。
大昔に確立され、ずっとずっとくり返されてきたショーのひな形的構成。
なのにソレが単調だったりしたら、「タカラヅカ」が単調ってことになる。
ナニがいけないんだろう?
作品構成がルール通り順番通りの上に、その場面ごとの人間使いまでもが番手通り・学年通りだからか。
縦の線も横の線も、ずっと同じなんだよねえ。
それが中村Bの特徴なので、ソレはそれでアリだと愛でてるけどなー。
ならばせめて、中詰めで変化を付けるべきだったかな、とは思う。
オープニングからフィナーレまで、場面ごとに全部「番手順・学年順」。全体を通して俯瞰しても、「番手順・学年順」。場面は今までの中村Bのお約束通り、過去にどこかで見たモノ通りで、人使いは同じことの繰り返し。
ならばそれらのお約束が集約された箇所にひとつ、どかんとイレギュラーを入れたら、印象が大きく変わるんじゃないかな?
お約束の集大成といえば、オープニングと中詰めとフィナーレだ。
しかしオープニングとフィナーレは変えちゃいけない。ここを変えると「タカラヅカの伝統」からはずれてしまう。
だとすれば、変えられるのは中詰め。
中詰めは、ある意味オープニングの繰り返しだ。
仕切り直し、もう一度ここからはじまりますよ的な。
主題歌にのってスターの銀橋ラインナップ、キャスト全員舞台上に登場して歌い踊る。
や、別に主題歌でなくてもいいんだけど。そーゆーノリの場面だよね。
他の作家ならそれでいいけど、なにしろ中村B。
他の部分が全部同じ方程式で作られているから、方程式がもっとも剥き出しになるオープニングと中詰めは「同じことしている」感が強い。
オープニングですでに同じことをやっているのに、中詰めでさらに時間かけて同じことをやっちゃうのは、なあ。
ここをどんと方程式無視でぶちかましたら、いいコントラストになったろうな。
メリハリになったろうな。
とは思う。
……だからといって、それをやっちゃうと中村Bではないと思うので、結局はこのままでいいんだけどなー(笑)。
ビバ・ワンパターン。
……て、実はこのテキスト、最終更新日が3月11日になってるヤツなんだけどな、初日観たあとすぐに書いた日記の、テーマからぶれるからと削除した部分(笑)。
日記書きながら、話がとっちらかっちゃって、こりゃダメだと軌道修正、ズレた部分を切り取って、またいつか使うこともあるかと保存してあるんだけど、整理能力がないもんで、どこにナニを書いたやら……。テキストデータ膨大すぎてわけわかんない……。
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