1週間です。

 大晦日というより、年末というより、あれから、1週間。
 あれから……雪楽から。

 1週間前の今日、キムくんがタカラヅカを卒業したんだ。

 まるで、夢のよう。
 実感がわかない。



 今年の観劇回数は、138回。
 たぶん、人生最多。

 つか、1年って12ヶ月だよね。1ヶ月に10回観劇したとして120回だよね。
 1年って365日だよね。今年は閏年だから366日か。3日に1回観劇したとして122回だよね。

 ……来年は、おとなしくしよう。


 キムみみ卒業が悲しくて寂しくて仕方ないのだけど、今年の収穫というか、ヅカヲタ人生の収穫は、『フットルース』に出会えたことだ。

 この作品に出会えた、それだけでわたしは、ヅカヲタやってきて良かった。
 そう思える。

 人生に無駄なことなどナニもない。
 わたしが大阪に生まれ、子どもの頃から宝塚歌劇に親しみ、たまたま雪組を観に行き、雪組贔屓にヅカヲタをはじめ、贔屓が変わったり卒業したりを経てまた雪組に戻って来た、音月桂をずっと好きで眺めてきた、未涼亜希にハマり追いかけてきた、なにもかもがこの夏、『フットルース』という作品に出会うために必要な布石だった。

 出会えて良かった。
 あの、奇跡のような公演。

 これから先、宝塚歌劇団に裏切られたり失望したりすることがあっても、この作品を、この公演を生み出した劇団である、というだけで、未来を信じられそうな気がする。
 この『フットルース』を創れたカンパニーならば、また未来に新たな感動を創り出してくれるかもしれない、と。

 それくらい、わたしには意味のある公演だった。

 たとえ、年末特別番組「タカラヅカ歌謡祭-歌で振り返る2012年の宝塚歌劇-」ガン無視されても、な(笑)。存在すら、なかったことかよ……。


 いつか、映像が解禁される日が来ることを祈り続けるわ。
 音月桂のレンを、雪っこたちの「I’m Free」を、見ることが出来ますように。

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