両思いの舞台。@逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース
2013年1月17日 タカラヅカ
なんだか、日にちの感覚がおかしいなあ、と思った。
弟から『逆転検事』のソフト借りて、プレイするつもり満々だった。
公演は1月だから、まだまだ先だわ、そのうちプレイしなきゃ、うん、まだ時間はある、観劇するまでにやればいいんだもん、まだ時間は……。
あれ?
ソフトを一度もゲーム機に差し込まないまま、気がついたら初日の幕が開いてますがな。
あれえええ?
まだまだ先だって、マジに思いこんでいた。
月組の『ベルばら』がはじまってなお、「ともちんDC? まだまだ大丈夫、まだ先だもーん」と、思っていた。
あれえええ?
わたし、なんか日にち感覚おかしくなってる?
初日まであと1ヶ月は余裕であるキモチだった。
……1ヶ月後て、『BJ』はじまってるじゃん。つか、『BJ』まであと何週間?! ひえええ。
観に行ける日程がなくて、かなりじたばたしましたが、無事に観劇できました、『逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース』。
絶対ほしかったエッジワース@ともちんキューピーもget。
梅芸公演のコスチュームキューピーはお約束だけど、期待はずれになることが多いんだもん。
たとえば去年の『フットルース』キューピー。
主人公レンの衣装を付けたキューピーとか、ボーモント高校の制服を着たキューピーなら目の色変えて入手したけど、実際は舞台と無関係なモノだった。
『フットルース』といえば音楽、だから♪型の帽子をかぶったキューピー……って、バカにしてる。
まったく無関係な姿をしたキューピーに『フットルース』と書いた台紙を付けて「『フットルース』オリジナルキューピー、全5種類。衣装が5色あるから集めてね!」……盛大に萎えて、集める気、皆無でした。
ポスターの5人組キューピーを作ってくれたら、全種類コンプして、その上牧師様だけは複数集めたこと請け合い! 梅芸のカモになって大枚はたいたのになー。あのキューピーじゃ、購買意欲萎え萎えですよ。
カラーバンドのように、出演者たちが色を選んでいたり、なにかしら関係しているならともかく……。
梅芸がスベった瞬間。
先日のらんとむコンサートでもオリジナルキューピーを作っていたけれど、あれも実際の舞台とどの程度関係があったのか。
ポスターそのままの衣装を着ているとか、ブロードウェイ場面のトム@らんとむだとわかるキューピーだとかなら、テンション上がったのに。
スーツ姿のキューピー、ってだけ。
『フットルース』までひどいのは例外としても、いちおーは公演イメージで作られていることは、まあなんとかわかる……てのが、梅芸のオリジナルキューピー、という認識。
そんななかで、『逆転裁判3』キューピーの、クオリティの高さよ。
エッジワース(御剣)だって、ひとめでわかるじゃん。
ともちんの役だって、ひとめでわかるじゃん。
タカラヅカ関係ないゲームのファンにも、もちろんタカラヅカファンにも、とてもキャッチーな特典だと思う。
カプコンさんが全面協力してくれてるんだろうなあ。ゲームの御剣とともちんエッジワースのコラボステッカーとか、すごく愉快。
コラボものって、双方の理解と協力が必須だと思う。
劇団が平身低頭して偉大なる作品を原作として使わせていただく、原作側は劇団を見下し、文句は付けるけれど協力はしない、とかゆー態度だったら、そのコラボ公演は盛り上がらないだろうな。
『ベルサイユのばら』がタカラヅカで盛り上がっているのは、原作者との二人三脚ぶりも要因のひとつだろうし。
1タカラヅカファンとして、別ジャンルの会社がタカラヅカを理解して、「一緒に盛り上げよう!」としてくれている、その姿勢が見えるのはうれしい。
多くの原作モノは、原作を使っているだけで、原作者や版権側は静観してるもんなー。や、もちろんそれでいいし、タカラヅカの大半は原作モノなんだから、原作者に出張られ過ぎても大変なことになると思うけど。
ただ、今をときめく「ゲーム」というジャンルとのコラボが、双方両思いって感じなのがうれしいなと。
『逆転裁判』シリーズはこれで3作目。
それはもちろん、過去2作のキャスト、スタッフの力あってのことだろう。
ハードがどれだけ高スペックでも、魅力的なソフトがなければ消費者は動かない。
劇団やカプコンだけ盛り上がっても、観客やファンに受け入れられなければ、最初の1作で終わっていただろう。
スズキケイはすごーくいい仕事をしたし、ナルホドくん……フェニックス・ライト@らんとむはじめ、宙組のみんなも素晴らしかった。
彼らの功績があってこそ、今ここに3作目が、我らがともちん主演で『逆転裁判3』が堂々上演されるんだ。
こんなにかわいい御剣キューピーが出来ちゃったりするんだ。
そのことがうれしく、誇らしく、客席に着いた。
今回ゲームはやってないけど、『逆裁』の世界観はわかっているし。なによりエッジワースというキャラクタを知っているし。
予備知識ないけど、なにしろスズキケイだから難解なモノなんか作るわけないし。
わくわくと観劇しました。
……期待が、大きすぎたかもな。
けっこーしょぼんなキモチになりました……けどそれは、わたし個人の問題。
コラボ作品として、よい出来であり、良い公演だと思います。
コアなヅカヲタよりも、やっぱ広くいろんな人にお勧めな作品だと思う。
「タカラヅカの実力を見ろ!」とドヤ顔して勧めたいわ。この再現力の高さ、異文化を飲み込む度量の広さ。
カプコンHPに、エッジワース@ともちがどーんと載っていて遜色ない、そのことにわくわくする。
弟から『逆転検事』のソフト借りて、プレイするつもり満々だった。
公演は1月だから、まだまだ先だわ、そのうちプレイしなきゃ、うん、まだ時間はある、観劇するまでにやればいいんだもん、まだ時間は……。
あれ?
ソフトを一度もゲーム機に差し込まないまま、気がついたら初日の幕が開いてますがな。
あれえええ?
まだまだ先だって、マジに思いこんでいた。
月組の『ベルばら』がはじまってなお、「ともちんDC? まだまだ大丈夫、まだ先だもーん」と、思っていた。
あれえええ?
わたし、なんか日にち感覚おかしくなってる?
初日まであと1ヶ月は余裕であるキモチだった。
……1ヶ月後て、『BJ』はじまってるじゃん。つか、『BJ』まであと何週間?! ひえええ。
観に行ける日程がなくて、かなりじたばたしましたが、無事に観劇できました、『逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース』。
絶対ほしかったエッジワース@ともちんキューピーもget。
梅芸公演のコスチュームキューピーはお約束だけど、期待はずれになることが多いんだもん。
たとえば去年の『フットルース』キューピー。
主人公レンの衣装を付けたキューピーとか、ボーモント高校の制服を着たキューピーなら目の色変えて入手したけど、実際は舞台と無関係なモノだった。
『フットルース』といえば音楽、だから♪型の帽子をかぶったキューピー……って、バカにしてる。
まったく無関係な姿をしたキューピーに『フットルース』と書いた台紙を付けて「『フットルース』オリジナルキューピー、全5種類。衣装が5色あるから集めてね!」……盛大に萎えて、集める気、皆無でした。
ポスターの5人組キューピーを作ってくれたら、全種類コンプして、その上牧師様だけは複数集めたこと請け合い! 梅芸のカモになって大枚はたいたのになー。あのキューピーじゃ、購買意欲萎え萎えですよ。
カラーバンドのように、出演者たちが色を選んでいたり、なにかしら関係しているならともかく……。
梅芸がスベった瞬間。
先日のらんとむコンサートでもオリジナルキューピーを作っていたけれど、あれも実際の舞台とどの程度関係があったのか。
ポスターそのままの衣装を着ているとか、ブロードウェイ場面のトム@らんとむだとわかるキューピーだとかなら、テンション上がったのに。
スーツ姿のキューピー、ってだけ。
『フットルース』までひどいのは例外としても、いちおーは公演イメージで作られていることは、まあなんとかわかる……てのが、梅芸のオリジナルキューピー、という認識。
そんななかで、『逆転裁判3』キューピーの、クオリティの高さよ。
エッジワース(御剣)だって、ひとめでわかるじゃん。
ともちんの役だって、ひとめでわかるじゃん。
タカラヅカ関係ないゲームのファンにも、もちろんタカラヅカファンにも、とてもキャッチーな特典だと思う。
カプコンさんが全面協力してくれてるんだろうなあ。ゲームの御剣とともちんエッジワースのコラボステッカーとか、すごく愉快。
コラボものって、双方の理解と協力が必須だと思う。
劇団が平身低頭して偉大なる作品を原作として使わせていただく、原作側は劇団を見下し、文句は付けるけれど協力はしない、とかゆー態度だったら、そのコラボ公演は盛り上がらないだろうな。
『ベルサイユのばら』がタカラヅカで盛り上がっているのは、原作者との二人三脚ぶりも要因のひとつだろうし。
1タカラヅカファンとして、別ジャンルの会社がタカラヅカを理解して、「一緒に盛り上げよう!」としてくれている、その姿勢が見えるのはうれしい。
多くの原作モノは、原作を使っているだけで、原作者や版権側は静観してるもんなー。や、もちろんそれでいいし、タカラヅカの大半は原作モノなんだから、原作者に出張られ過ぎても大変なことになると思うけど。
ただ、今をときめく「ゲーム」というジャンルとのコラボが、双方両思いって感じなのがうれしいなと。
『逆転裁判』シリーズはこれで3作目。
それはもちろん、過去2作のキャスト、スタッフの力あってのことだろう。
ハードがどれだけ高スペックでも、魅力的なソフトがなければ消費者は動かない。
劇団やカプコンだけ盛り上がっても、観客やファンに受け入れられなければ、最初の1作で終わっていただろう。
スズキケイはすごーくいい仕事をしたし、ナルホドくん……フェニックス・ライト@らんとむはじめ、宙組のみんなも素晴らしかった。
彼らの功績があってこそ、今ここに3作目が、我らがともちん主演で『逆転裁判3』が堂々上演されるんだ。
こんなにかわいい御剣キューピーが出来ちゃったりするんだ。
そのことがうれしく、誇らしく、客席に着いた。
今回ゲームはやってないけど、『逆裁』の世界観はわかっているし。なによりエッジワースというキャラクタを知っているし。
予備知識ないけど、なにしろスズキケイだから難解なモノなんか作るわけないし。
わくわくと観劇しました。
……期待が、大きすぎたかもな。
けっこーしょぼんなキモチになりました……けどそれは、わたし個人の問題。
コラボ作品として、よい出来であり、良い公演だと思います。
コアなヅカヲタよりも、やっぱ広くいろんな人にお勧めな作品だと思う。
「タカラヅカの実力を見ろ!」とドヤ顔して勧めたいわ。この再現力の高さ、異文化を飲み込む度量の広さ。
カプコンHPに、エッジワース@ともちがどーんと載っていて遜色ない、そのことにわくわくする。
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