ペガサスのごとく。＠ベルサイユのばら－オスカルとアンドレ編－
2013年1月21日 タカラヅカ らんとむ→えりたん→みりおと来て、最後の最後に、まさおアンドレです、『ベルサイユのばら－オスカルとアンドレ編－』。
所詮わたしはただのまさおスキーなので、彼の役替わりを楽しみにしており、「オスカルはもういいんだよ、オスカル以外をやっているまさおを見せろー！」な気分でした。
……もうすっかり、「まさおさんは役替わりするモノ」と刷り込まれてますね。他のスターさんは役はひとつだけが当たり前なのに。劇団め……。
とにかく、自分的最終回において、よーやくオスカル以外のまさおが見られる、キャッホウ！な気分で席に着きました。
そして。
みりおオスカルに泣く。
あー、このオスカル好きだー。
途中から泣きっぱなしで、最後のガラスの馬車ですら泣いてました(笑)。
うおおお。なんてこった。
要するに、『ベルばら』の主人公は、オスカルなんです。
どんだけ体裁取り繕ったところで、主役はオスカル。
アンドレに無理矢理見せ場作ったり、フェルゼンを持ち上げてみても、あいつらは所詮脇役。
物語が求める主人公は、オスカル様なの。
そしてこの『オスカルとアンドレ編』は、『オスカル編』ほどオスカルだけクローズアップしていなくて、アンドレの出番もちゃんとあるんだけど、やっぱりとどのつまりはオスカルが主人公。アンドレはその相手役。
明日海りおの主役力半端ねえ。
アンドレ役がいまいちで、首をかしげていたところだ。
なんともまあ、弱いというか、生彩に欠けるというか、よりどころのないアンドレだなと。
なんでか、わかった。
主人公じゃなかったからだ。
主人公の相手役なのに、スターとして、ヒーローとしての役割を求められ、立ち位置が決まらなかったんだ。
影の役割なのに、「ヒーロー！」としてばーんと立つわけにもいかないし。
それが、オスカルなら。
正しく「この物語の主人公役」なら。
みりおくんは、素直に「主役力」を解放して、ばーんと真ん中で輝く。
うわー、主役だ。
主役がいる。この人が主役だ。
コム姫の『オスカル編』を思い出した。まぎれもなく、オスカルひとりが主役だった、あの公演。
アンドレを演じているのは特出のお客様か、２番手以下の人たちだった。あのパワーバランス。
また、外見が、コムオスカルに似ている。
みりおくんって、こんなにコムちゃんに似ていたのか……。
檀ちゃんに似ているってのは思ったことあるけど、コム姫とは特に思ってなかった。
コム姫のオスカルを思い出す。
骨太の、凜々しいオスカル。
……まあその、みりおくん、カツラとか失敗してる？ あんまし似合ってないっちゅーか、顔デカスタイル微妙に見えるよ……？
コムちゃんの素晴らしいビジュアルを彷彿とするだけに、ちょっと残念なところもあるんだけど。
それでも、なんかすごいオスカル様っぷりだった。
「主役！！」としてのオスカル様に、彼女のドラマに引き込まれて、気がついたら泣いてた……。
まさおアンドレ？ ……まあ、あんなもんぢゃないすか……？ オスカル様の相手役、としか役割がなかったよーな。
まさおさんのことはまたいずれ語るとして（語りたいらしいよ）、今はなんつっても、みりお様ですよ。
ほんとに、「ヒーロー！」をやらせると映える人だ。力を発揮する人だ。
オスカルの正しい真ん中力、物語の中心力に感動し、つくづく、思ったよ……。
みりおトップで、まさお２番手で、なんでいかんかったんやと。
学年逆転なんて、月組ではありがちなことだし。
みりおくんは真ん中で白い役をがんがんやり、まさおはその横で、ヒネた役、ダークな役をやればよかったんだ。
みりお、まさお、の順なら、ハマるものだらけだ。
もちろん『ロミオとジュリエット』はロミオ＠みりお、ティボルト＠まさお。
『太王四神記』ならタムドク＠みりお、ホゲ＠まさお。
白い主人公と黒いライバル役。古今東西のあらゆるもの。
準トップなんてみょーなものを作って役替わりするより、その方が良かったのに。
……まさおのロミオ大好きだったけどさー。みりおのティボルトがわたしには受け付けられなくてなー。まさおはもともとティボルト役者だけどロミオも可、しかしみりおはロミオ一択！！
ゆーひくんがそうだったように、学年上の２番手はいずれ組替えしていく宿命にあったろうけど、それまでの間、トップみりお、２番手まさおを見たかったなあ。
準トップってなんなんだ、と未だに首をかしげる、柔軟性のナイおばさんファンはのたまう。
当事者たちのガチファンじゃないからなあ。みりおくん、まさおくんのファンの人たちは、どうあるのがいちばん幸せだったのかなあ。
いやそのもちろん、学年順にふつーにまさおトップ、２番手みりおが平和だけど。それはわかってるけど。でも、それはできなかったわけでしょう？
みりおくんの持つ主人公力は、わたしを素直に感情移入させてくれた。
目線がオスカルとリンクする。感情移入する。
ぶった切りのひでー脚本なんだが、それらをみりおくんが埋めてくれる。
あんなアンドレだけど(笑)、情もわく。
たしかにイケメンだしなー。
主人公オスカルに対してなら、ああいうアンドレはアリだと思う。あくまでも、脇役っつーか、相手役として。
ガラスの馬車で、まさおが迎えに来てくれたとき、ぶわっと泣けたもん。
まさおさん～～、つーか、アンドレ～～！！
そか。
みりおくんになって、まさおくんとラヴラヴしたいのか？ わたし？（所詮まさおスキー）
前回の『ロミジュリ』ロミオ＠みりおバージョンより、「劇団ひでえな」と思った。
最後の階段降り。
だって、『ロミジュリ』と違って今回は役の扮装で最後の大階段パレードをやる。
オスカル＠みりおがテーマソングを歌いながら階段に登場したときの、「主役が現れた！」感がすごい。
客席には「タカラヅカはじめて」「一生に一度は、ヅカの『ベルばら』は観とくもんだ、っていうから観に来ただ」な人々がいっぱいなわけだ。
そんな人たちは、「オスカル様が現れたー！ これで最後だー！！」と最高潮の盛り上がり。
……そのあとに、地味な人が降りてきても「ぴよっ？」となる。
「あれ？ あっちの人がトップスター？？」という混乱は、断然『ロミジュリ』以上。
『ベルばら』の主役は、どうあがいても、誰が見ても、オスカル様だもの。役としての派手さが、アンドレとは比べものにならないもの。
そして、「トップスター！」としての大羽根もないわけだしさー。
まさみり好きだから、なにかと引っかかる。とまどう。
所詮わたしはただのまさおスキーなので、彼の役替わりを楽しみにしており、「オスカルはもういいんだよ、オスカル以外をやっているまさおを見せろー！」な気分でした。
……もうすっかり、「まさおさんは役替わりするモノ」と刷り込まれてますね。他のスターさんは役はひとつだけが当たり前なのに。劇団め……。
とにかく、自分的最終回において、よーやくオスカル以外のまさおが見られる、キャッホウ！な気分で席に着きました。
そして。
みりおオスカルに泣く。
あー、このオスカル好きだー。
途中から泣きっぱなしで、最後のガラスの馬車ですら泣いてました(笑)。
うおおお。なんてこった。
要するに、『ベルばら』の主人公は、オスカルなんです。
どんだけ体裁取り繕ったところで、主役はオスカル。
アンドレに無理矢理見せ場作ったり、フェルゼンを持ち上げてみても、あいつらは所詮脇役。
物語が求める主人公は、オスカル様なの。
そしてこの『オスカルとアンドレ編』は、『オスカル編』ほどオスカルだけクローズアップしていなくて、アンドレの出番もちゃんとあるんだけど、やっぱりとどのつまりはオスカルが主人公。アンドレはその相手役。
明日海りおの主役力半端ねえ。
アンドレ役がいまいちで、首をかしげていたところだ。
なんともまあ、弱いというか、生彩に欠けるというか、よりどころのないアンドレだなと。
なんでか、わかった。
主人公じゃなかったからだ。
主人公の相手役なのに、スターとして、ヒーローとしての役割を求められ、立ち位置が決まらなかったんだ。
影の役割なのに、「ヒーロー！」としてばーんと立つわけにもいかないし。
それが、オスカルなら。
正しく「この物語の主人公役」なら。
みりおくんは、素直に「主役力」を解放して、ばーんと真ん中で輝く。
うわー、主役だ。
主役がいる。この人が主役だ。
コム姫の『オスカル編』を思い出した。まぎれもなく、オスカルひとりが主役だった、あの公演。
アンドレを演じているのは特出のお客様か、２番手以下の人たちだった。あのパワーバランス。
また、外見が、コムオスカルに似ている。
みりおくんって、こんなにコムちゃんに似ていたのか……。
檀ちゃんに似ているってのは思ったことあるけど、コム姫とは特に思ってなかった。
コム姫のオスカルを思い出す。
骨太の、凜々しいオスカル。
……まあその、みりおくん、カツラとか失敗してる？ あんまし似合ってないっちゅーか、顔デカスタイル微妙に見えるよ……？
コムちゃんの素晴らしいビジュアルを彷彿とするだけに、ちょっと残念なところもあるんだけど。
それでも、なんかすごいオスカル様っぷりだった。
「主役！！」としてのオスカル様に、彼女のドラマに引き込まれて、気がついたら泣いてた……。
まさおアンドレ？ ……まあ、あんなもんぢゃないすか……？ オスカル様の相手役、としか役割がなかったよーな。
まさおさんのことはまたいずれ語るとして（語りたいらしいよ）、今はなんつっても、みりお様ですよ。
ほんとに、「ヒーロー！」をやらせると映える人だ。力を発揮する人だ。
オスカルの正しい真ん中力、物語の中心力に感動し、つくづく、思ったよ……。
みりおトップで、まさお２番手で、なんでいかんかったんやと。
学年逆転なんて、月組ではありがちなことだし。
みりおくんは真ん中で白い役をがんがんやり、まさおはその横で、ヒネた役、ダークな役をやればよかったんだ。
みりお、まさお、の順なら、ハマるものだらけだ。
もちろん『ロミオとジュリエット』はロミオ＠みりお、ティボルト＠まさお。
『太王四神記』ならタムドク＠みりお、ホゲ＠まさお。
白い主人公と黒いライバル役。古今東西のあらゆるもの。
準トップなんてみょーなものを作って役替わりするより、その方が良かったのに。
……まさおのロミオ大好きだったけどさー。みりおのティボルトがわたしには受け付けられなくてなー。まさおはもともとティボルト役者だけどロミオも可、しかしみりおはロミオ一択！！
ゆーひくんがそうだったように、学年上の２番手はいずれ組替えしていく宿命にあったろうけど、それまでの間、トップみりお、２番手まさおを見たかったなあ。
準トップってなんなんだ、と未だに首をかしげる、柔軟性のナイおばさんファンはのたまう。
当事者たちのガチファンじゃないからなあ。みりおくん、まさおくんのファンの人たちは、どうあるのがいちばん幸せだったのかなあ。
いやそのもちろん、学年順にふつーにまさおトップ、２番手みりおが平和だけど。それはわかってるけど。でも、それはできなかったわけでしょう？
みりおくんの持つ主人公力は、わたしを素直に感情移入させてくれた。
目線がオスカルとリンクする。感情移入する。
ぶった切りのひでー脚本なんだが、それらをみりおくんが埋めてくれる。
あんなアンドレだけど(笑)、情もわく。
たしかにイケメンだしなー。
主人公オスカルに対してなら、ああいうアンドレはアリだと思う。あくまでも、脇役っつーか、相手役として。
ガラスの馬車で、まさおが迎えに来てくれたとき、ぶわっと泣けたもん。
まさおさん～～、つーか、アンドレ～～！！
そか。
みりおくんになって、まさおくんとラヴラヴしたいのか？ わたし？（所詮まさおスキー）
前回の『ロミジュリ』ロミオ＠みりおバージョンより、「劇団ひでえな」と思った。
最後の階段降り。
だって、『ロミジュリ』と違って今回は役の扮装で最後の大階段パレードをやる。
オスカル＠みりおがテーマソングを歌いながら階段に登場したときの、「主役が現れた！」感がすごい。
客席には「タカラヅカはじめて」「一生に一度は、ヅカの『ベルばら』は観とくもんだ、っていうから観に来ただ」な人々がいっぱいなわけだ。
そんな人たちは、「オスカル様が現れたー！ これで最後だー！！」と最高潮の盛り上がり。
……そのあとに、地味な人が降りてきても「ぴよっ？」となる。
「あれ？ あっちの人がトップスター？？」という混乱は、断然『ロミジュリ』以上。
『ベルばら』の主役は、どうあがいても、誰が見ても、オスカル様だもの。役としての派手さが、アンドレとは比べものにならないもの。
そして、「トップスター！」としての大羽根もないわけだしさー。
まさみり好きだから、なにかと引っかかる。とまどう。
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