とまあ、勝手に鼻息荒く夢見ています。
 わたしが勝手にこう眺めているというだけで、他の人にどう見えているのかはわかりません。
 また、中の人がどう考えて演じているかも知らないし、興味ないです。わたしは、わたしに見えたモノ、感じたモノだけを咀嚼して楽しむの。


 でもあまりにベンヴォーリオ@ベニーが好み過ぎて、なのにこの素敵なベンヴォーリオ様に会えるのがたった2週間とか、あんまりだわ、短すぎるわ。
 公演期間も役替わり日程もナニも把握してなかったので、はっと気がついたときにはBバージョンおわりじゃないですか、きゃ~~!!
 悲鳴上げつつ、星組再演『ロミオとジュリエット』Bバージョン千秋楽へ行ってきました。

 ベン様ベン様!!
 きゃーきゃーきゃー。


 えーと。

 ちょっと、アタマ冷えました(笑)。

 前回見たとき、ベニーさんの絶望感や痛々しさ全開で、母性本能刺激まくりのキュン死状態だったんですが、楽のベン様はそこまで行きすぎてなくて、ちょっと落ち着いてました。
 なんか全体的に薄くなってる? いや、最後だからきっちり抑えに来たのかな。
 弱さは薄くなって、しっかりと両脚で立つようにしている、感じ。
 これが本来のベンヴォーリオ? 中日あたりはやりすぎてたの?

 わたしの目がフィルターかかってただけかもしれませんが。

 あまり病んでないベン様でした。
 ちゃんとロミオともマーキューシオとも友だちしてるように見えた(笑)。

 でもわたしは、病んでいたベン様が好みなので、そっちの記憶を胸に抱いて生きますわん。

 そして、わりとふつー寄りになったベン様は……カマっぽく見えた。

 ……オネエ?
 そして、水しぇんにも似て見える……。
 細い目とでかいクチで、強い笑顔で歌う霊廟センターなんかは、特に。
 今までオサ様系の顔立ちとは思っていても、水しぇんと思ったことはなかったのでびっくりだ。
 てゆーかオサ様と水しぇん、って、よーするにわたしの好みど真ん中の顔ってことだわベニーさん……。いやそもそも彼を見初めたのはそのビジュアルですものね……なつかしいすずみんバウ、紅ゆずるの謎。

 歌もうまくなったよねー。
 今回のベニーの歌声好き。「どうやって伝えよう」も、フィナーレの銀橋も。

 でもわたしが恋したのはベニヴォーリオ様らしく、フィナーレのベニーさんにはときめかない……(笑)。
 パレードになって、ベンヴォーリオの姿で階段を降りてくると「きゃ~~」となる。

 いやもおほんと、ありがとうごちそうさま。
 すげー楽しい日々でした。


 マーキューシオ@みっきーはベン様がどうあれ痛々しくて素敵(笑)なので、見ているとわくわくします。
 ティボルト@マカゼも痛々しいし、ったくBバージョンは取り残された子どもばかりが生き残りを懸けて泣いているようで、素敵過ぎる。

 やっぱ『ロミジュリ』はいいなあ。
 贔屓組でこの作品をやってくれたら、お金と時間の許す限り通って、いろんなところを観ていろんなことを感じて、豊かな時間を過ごせるだろう。
 月組もまさおロミオが好みで何度か行ったしなー。どの組のどのバージョンも楽しいので、これからまた再演があれば、その都度わくわく観に行くと思う。

 てゆーか宝塚歌劇団てさ、『ロミジュリ』劇団だよねえ?

 2010年からはじまって、2011年、2012年、そして2013年と毎年『ロミジュリ』上演してる。
 わたしヅカヲタ歴20年そこそこだけど、毎年同じ演目をする、てのはじめて。
 初舞台生ロケットが毎年必ずあるように、『ロミジュリ』も毎年必ずある、それが宝塚歌劇団なのかしらね。
 来年も再来年も『ロミジュリ』やるのかしら。同じ組で同じトップスターで2回もやったんだもの、こわいものなし、これから毎年、また同じ組や同じトップスターでやっても不思議じゃない。あらまあ楽しみ。
 って、これは皮肉です、念のため。
 『ロミジュリ』大好きだけど、毎年やるのはどうかと思うよ、宝塚歌劇団様。毎年恒例、1年に1度は必ず『ロミジュリ』、『ロミジュリ』専用歌劇団になるのは、チガウと思うの。


 未来の懸念はともかく、今は今の『ロミジュリ』を楽しんでいる。
 Aバージョンもまた観に行くわよお。
 今回、ねねちゃんの歌声がすごく好きだわー。丁寧に丁寧に「ジュリエット」として歌っているのがきゅんきゅんする!

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