安定の中村B。@Fantastic Energy!
2013年7月13日 タカラヅカ ショー『Fantastic Energy!』は、あまりに「中村B」で、ウケた(笑)。
いつもの中村B。どこを取っても中村B。ここまで中村Bだといっそ潔い、清々しい。
目に痛い衣装のオープニング、銀橋にひとり残ったトップスターが客席釣りながらのソロ、セットのほとんどない平らな舞台に人・人・人、ラッシュ状態でちょー大勢が踊りまくり、順番に銀橋使って中詰め、銀橋ラインナップで中詰めがじゃんっと終わって暗転したあと、ひとり残ってムード歌謡キターーッ!! あー流れからいって次はスパニッシュでメイン来るなー、そのまんまキターーッ!! 次は若手銀橋からロケット、そろそろ黒燕尾かなー。
なんかもお、「俺、エスパー?」ってくらい、次の盤面、演出が見る前から脳裏に浮かび、浮かんだ通りのモノが展開されて、途中から笑いを殺すのに必死でした。
暗闇にムード歌謡が流れ出したときはどうしようかと……そして、「ムード歌謡担当」がマギーだとわかった瞬間の衝撃たるや……わ。わらいしぬかとおもった……。
わたしは2階席だったんだが、なんかもーしみじみと感心してしまった。
宝塚大劇場の舞台って、広いなあ。
同時に、こんなものすごい人数が踊れるんだ。
って、そんなことに感心するくらい、フラットな舞台に、ものすごい人数がひしめいて踊っていた。
一場面じゃないよ? ほとんどの場面でだよ?!
これ、1階席で観たらどうなるんだろう。贔屓を探せるんだろうか? 立体セットはほぼナシ、ほとんどがフラットだよ? 2列目以降の子は見えるのか? しかも、5列目とかまでふつーにあるんだけど、なにしろ人数すごいから。
あの人数であの密度で、ぶつからずに踊れるってすごいなー。
そんな、あさっての方向の感心をしちゃうくらい、不思議な画面でした。
そして、画面の不思議さというと、ここってナニ組だっけ、ということもそう。
まさお、みっちゃん、かちゃ、みやるり、マギー、コマ……並ぶ男役スターの姿に、軽く混乱する。
月、宙、宙、星、月、雪?
えーとえーと、みりおくんどこ? まさおくんの隣って、みりおくんの定位置でしょ?
としくんたち、月組生え抜きさんたちもどこー?!
わかってるんだけど、とっさに混乱するなあ。
下級生時代からずーっと抜擢されて「スター」として月組のメイン画面に当たり前にいたみりおくんがおらず、別の組の人たちが何人も代わりに入っていると、違和感大きいわー。
みっちゃんは元月組だけど、……彼は不思議にどの組でも「チガウ」気がする。それは彼が「スター」であるからか、あるいはそれこそが「専科」になった理由なのか。
ともあれ、みっちゃんは期待通りの素晴らしい歌声披露。ラストに大きな羽根も背負っていたし、ひとつずつ階段を上っている模様、おめでとー。
上記の男役スターの並びに、たまきちも入っていた。
上級生ごぼう抜き、出世スピード速ぇー。
どこの組も、次世代スターを一気に上げて来てますな。(宙組除く)
そしてコマつんの位置にちょいへこむ。や、『ME AND MY GIRL』からしてもわかってたけどさー。この扱いなら、組替えしなくてよかったじゃんよー、と思っちゃいますよ……。
結局、「準トップ」という謎の体制時代は、ショー作品がなかった。
あのままみりおくんがいたとして、いつかあっただろうショー作品では、やはり役替わりがあったのだろうか? それとも、芝居は役替わりしてもショーは固定?
その場合、準トップ様の出番はダブルトップ並?
実現しなかったので、謎のまま。
そして、準トップのみりおくんがいなくなり、はっりした2番手が誰かもわからないまま専科のみっちゃん特出。
なんとなく、ショーはみっちゃんが2番手以上の扱いを受けるのかなーと思っていた。ただの2番手ではなく、準トップ様の抜けたあとに入るわけだし。
準トップじゃないけど、近年では花組の『カノン』なんかは、トップスターと2番手スターがほぼ同格っちゅーか、交互に出てきてセンター務めて、デュエットダンスまで2組で踊っている、落ち着きの悪いショーだった。
あそこまで変な作りにはしないだろうけど、もう少し「準トップ」がいたときのショー寄りになるのかな? と、なんとなーく、漠然と思った。まさおくんの単独トップ姿をまだ知らないわけだから。なんでもみりおくんと「半分こ」しているイメージが強くてなー。
でも、みっちゃんは「ふつーの2番手さん」の扱いだった。みっちゃんメインの場面って結局ひとつだけだしね。
作品の中核となる場面では、他の組子と同じように群舞の中にいたし。
つか、さすがは「上から順番、1、2、3」の中村Bってことか。特出スターがいても、いつも通りの中村Bって(笑)。
だからこそ、準トップ様体制の中村Bショーを観てみたかった気がする。
初日を観劇するかどうかは最初、迷っていた。や、スケジュール的に、行ける日じゃなかったのよ。翌日の土曜なら行けるけど。
でも友人から「越リュウの挨拶が聞ける最後の日」と言われ、「初日行く」になった。
組長は、公演初日に挨拶をする。
通常、千秋楽もするけれど、自分が卒業するときは、その役はナイ。
てことは、リュウ様の挨拶を聞ける最後の日。
厳密には貸切公演挨拶もあるだろうし、東宝初日の挨拶もある。
でもわたしが観ることの出来る最後の挨拶は、ムラ初日だ。
万難を排して駆けつけましょうぞ。
……てことで、ごくふつーに挨拶をするリュウ様を、感慨深く見つめていました。
もうリュウ様の初日挨拶を聞くことはないんだ……。
次に挨拶するときは、袴を穿いての退団挨拶なんだ……。や、楽のチケット持ってないけど。
さみしいなあ。さみしいなあ。
ショーはとっても楽しかったさ。やっぱ定番はイイ。ふつうがいちばん(笑)。
キムくんやオサ様という、「歌手」トップスターが演じる中村Bショーに慣れ親しんだ者としては、まさおくんの中村Bショーは馴染みやすいというか、入りやすい。落ち着くわー。
いつもの中村B。どこを取っても中村B。ここまで中村Bだといっそ潔い、清々しい。
目に痛い衣装のオープニング、銀橋にひとり残ったトップスターが客席釣りながらのソロ、セットのほとんどない平らな舞台に人・人・人、ラッシュ状態でちょー大勢が踊りまくり、順番に銀橋使って中詰め、銀橋ラインナップで中詰めがじゃんっと終わって暗転したあと、ひとり残ってムード歌謡キターーッ!! あー流れからいって次はスパニッシュでメイン来るなー、そのまんまキターーッ!! 次は若手銀橋からロケット、そろそろ黒燕尾かなー。
なんかもお、「俺、エスパー?」ってくらい、次の盤面、演出が見る前から脳裏に浮かび、浮かんだ通りのモノが展開されて、途中から笑いを殺すのに必死でした。
暗闇にムード歌謡が流れ出したときはどうしようかと……そして、「ムード歌謡担当」がマギーだとわかった瞬間の衝撃たるや……わ。わらいしぬかとおもった……。
わたしは2階席だったんだが、なんかもーしみじみと感心してしまった。
宝塚大劇場の舞台って、広いなあ。
同時に、こんなものすごい人数が踊れるんだ。
って、そんなことに感心するくらい、フラットな舞台に、ものすごい人数がひしめいて踊っていた。
一場面じゃないよ? ほとんどの場面でだよ?!
これ、1階席で観たらどうなるんだろう。贔屓を探せるんだろうか? 立体セットはほぼナシ、ほとんどがフラットだよ? 2列目以降の子は見えるのか? しかも、5列目とかまでふつーにあるんだけど、なにしろ人数すごいから。
あの人数であの密度で、ぶつからずに踊れるってすごいなー。
そんな、あさっての方向の感心をしちゃうくらい、不思議な画面でした。
そして、画面の不思議さというと、ここってナニ組だっけ、ということもそう。
まさお、みっちゃん、かちゃ、みやるり、マギー、コマ……並ぶ男役スターの姿に、軽く混乱する。
月、宙、宙、星、月、雪?
えーとえーと、みりおくんどこ? まさおくんの隣って、みりおくんの定位置でしょ?
としくんたち、月組生え抜きさんたちもどこー?!
わかってるんだけど、とっさに混乱するなあ。
下級生時代からずーっと抜擢されて「スター」として月組のメイン画面に当たり前にいたみりおくんがおらず、別の組の人たちが何人も代わりに入っていると、違和感大きいわー。
みっちゃんは元月組だけど、……彼は不思議にどの組でも「チガウ」気がする。それは彼が「スター」であるからか、あるいはそれこそが「専科」になった理由なのか。
ともあれ、みっちゃんは期待通りの素晴らしい歌声披露。ラストに大きな羽根も背負っていたし、ひとつずつ階段を上っている模様、おめでとー。
上記の男役スターの並びに、たまきちも入っていた。
上級生ごぼう抜き、出世スピード速ぇー。
どこの組も、次世代スターを一気に上げて来てますな。(宙組除く)
そしてコマつんの位置にちょいへこむ。や、『ME AND MY GIRL』からしてもわかってたけどさー。この扱いなら、組替えしなくてよかったじゃんよー、と思っちゃいますよ……。
結局、「準トップ」という謎の体制時代は、ショー作品がなかった。
あのままみりおくんがいたとして、いつかあっただろうショー作品では、やはり役替わりがあったのだろうか? それとも、芝居は役替わりしてもショーは固定?
その場合、準トップ様の出番はダブルトップ並?
実現しなかったので、謎のまま。
そして、準トップのみりおくんがいなくなり、はっりした2番手が誰かもわからないまま専科のみっちゃん特出。
なんとなく、ショーはみっちゃんが2番手以上の扱いを受けるのかなーと思っていた。ただの2番手ではなく、準トップ様の抜けたあとに入るわけだし。
準トップじゃないけど、近年では花組の『カノン』なんかは、トップスターと2番手スターがほぼ同格っちゅーか、交互に出てきてセンター務めて、デュエットダンスまで2組で踊っている、落ち着きの悪いショーだった。
あそこまで変な作りにはしないだろうけど、もう少し「準トップ」がいたときのショー寄りになるのかな? と、なんとなーく、漠然と思った。まさおくんの単独トップ姿をまだ知らないわけだから。なんでもみりおくんと「半分こ」しているイメージが強くてなー。
でも、みっちゃんは「ふつーの2番手さん」の扱いだった。みっちゃんメインの場面って結局ひとつだけだしね。
作品の中核となる場面では、他の組子と同じように群舞の中にいたし。
つか、さすがは「上から順番、1、2、3」の中村Bってことか。特出スターがいても、いつも通りの中村Bって(笑)。
だからこそ、準トップ様体制の中村Bショーを観てみたかった気がする。
初日を観劇するかどうかは最初、迷っていた。や、スケジュール的に、行ける日じゃなかったのよ。翌日の土曜なら行けるけど。
でも友人から「越リュウの挨拶が聞ける最後の日」と言われ、「初日行く」になった。
組長は、公演初日に挨拶をする。
通常、千秋楽もするけれど、自分が卒業するときは、その役はナイ。
てことは、リュウ様の挨拶を聞ける最後の日。
厳密には貸切公演挨拶もあるだろうし、東宝初日の挨拶もある。
でもわたしが観ることの出来る最後の挨拶は、ムラ初日だ。
万難を排して駆けつけましょうぞ。
……てことで、ごくふつーに挨拶をするリュウ様を、感慨深く見つめていました。
もうリュウ様の初日挨拶を聞くことはないんだ……。
次に挨拶するときは、袴を穿いての退団挨拶なんだ……。や、楽のチケット持ってないけど。
さみしいなあ。さみしいなあ。
ショーはとっても楽しかったさ。やっぱ定番はイイ。ふつうがいちばん(笑)。
キムくんやオサ様という、「歌手」トップスターが演じる中村Bショーに慣れ親しんだ者としては、まさおくんの中村Bショーは馴染みやすいというか、入りやすい。落ち着くわー。
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