だから、劇場へ行こう!@愛と革命の詩
2013年9月7日 タカラヅカ みりおくんって、マジ歌うまいよね!!
心から思いました。
というか、感動しました。
『愛と革命の詩』を観て。
みりおくんがふつーに歌のうまい人だということ、今までもちゃんと歌ってきたこと、知ってます。
新公トートも『ロミジュリ』役替わりも、全部観てきたさ。
昨今の路線スターにはめずらしい、美貌と破綻ない実力を兼ね備えた人だと、わかっている。
でもわたし、ほんとのとこ、彼の歌をここまでちゃんと「うまい」と思ったことがなかった。
うまい人とかうまい方とか、そんなちょっと輪郭のあやふやな感想だった。
それが、今。
みりおくん、歌うまい~~!!
と、手放しです、感動しまくって拍手しました、銀橋の歌。
新人公演が、相当つらかったらしいよ、わたしの耳……(笑)。
や、柚カレーくんだけの話じゃなくて。
全体的にいろんなところで歌がきつかったんだわ。
歌が中心の作品だからさー、いちばん盛り上がるところがもれなく歌になっていて、それがアレレな歌唱力の応酬だと、全体のイメージがアレレになってだね……。
本公演ってやっぱいいわー。素晴らしいわー。
らんとむさんも蘭ちゃんも、歌は得意ではないスターさんかもしんないけど、やっぱトップスターはチガウよ、うまいよ、聞かせ方が!!
んなもん当然、新公と比べて素晴らしいのは当たり前、ナニ言ってんだ、ということは、わかってますとも、そーゆーことではなくて。
新公の意義も、スターさんたちのすごさもわかってます。
それでもとにかく、歌ウマさんたちを、表現たるものを、技術たるものを、きちんとわかったプロの舞台人たちの匠の技を、存分に味わいました。
なかでもやっぱ、みりおくんだわ。
小柄で端正で歌ウマで。
真っ正面から光を放つ強さがあって。
銀橋のキムくんの歌が好きだった、そのハートがうずいたのでした……。わたしやっぱ歌ウマさん好きだよー!!
ただ「歌唱力」を披露するだけじゃなくて、「芝居」をしている人が好き。
みりおくんがすごく丁寧に心情を「技術」でもって歌っているのを見て、きゅんきゅんしました。
モランさん@みーちゃんの銀橋からも、ソレを感じる。役として「伝える」ための感情のベクトル、それをコントロールして歌声という武器で客席へ力いっぱい放っている感じ。
それが、心地いい。
だからこのふたりの歌の掛け合い、クライマックスの裁判のところが矢印みたいにまっすぐわたしの胸に飛んできて、ぶんぶん心を揺さぶられる。
うおお。気持ちいい~~。快感~~。ミュージカルはこうでなきゃね~~!
そしてラスト、パンジュ侯爵@だいもんの歌声がまた、心地よい。「伝える」という意志を持った歌声。自分のソロ、歌ウマ披露のコンサート、という意識ではなく、あくまでも「芝居の一部」としての歌声。
空気が繊細に震え、音の粒子が次々と共鳴して、波紋のように広がっている……そんなイメージで歌声が響く。
あー、気持ちいい……。
良い舞台だわ。よい公演だわ。
そして、歌だけじゃなく。
先日の新公で立見をし、わたしははじめてこの芝居を後方の、センター近くで観た。
セットの美しさに、感動した。
特徴的な、白い大きな翼の装置が、ずーーっと舞台上にある。
それは知ってる。きれいだと思うし、斬新だと思う。
でも、それほどの感動もなかった。
初日はわたし、SS席だったし。その後も10列目より前の端(超上手端とか、今度はどーんと下手端とか・笑)だったし。(うれしがって入力しまくったら、友会で当たりすぎた人)
セットがきれいなことも斬新なこともわかるけれど、翼が裏向いてるときの「舞台裏」感もひどかった。モロに「セットの裏」やん……もっと裏側も「セット」らしく出来なかったんだろうか、っていう興ざめ感もあった。
景子タンが狙ったほど、この翼のセット、成功してないよなあ、と。
それが、後方席で観ると。
裏側のがっかり感が、ない!!
翼の裏側の「容赦ない舞台裏の骨組みっぽさ」が、わからない。見えない。
裏を向いているときでも、舞台セットに見える。
これは、驚きだった。
後方から観るモノだったのか!!
でもって、ほんとにきれいなんだ、白い翼が。
ふえええ、こんなにきれいなものだったのかー。
……はじめて、感心した。
わたしが鈍いだけかもしんないけど。
前方席からだと、セットに見えない、舞台裏の骨組みまんまに見えるセット、てのはどうかと思うの……ぼそぼそ。
もちろんその「舞台裏の骨組みまんまに見える」ことが計算尽くだとしても、そこでがっかりしちゃうわたしのよーな人もいるわけで……ぼそぼそ。
で。
今回、はじめての2階席!!
しかも2階B席センター最後列! 後ろは当日B席もなく、ただの壁だぜ!
てな、超後ろの席。
微妙な前方ばっかで観ていたから、とにかく2階の後ろに坐りたかった。
そして。
舞台が、めちゃくちゃきれい!!
感動した。
や、マジきれい、すごいすごいすごい!!
白い翼のセットはただ美しいし、その裏側も嫌な部分は遠くて見えず、良い部分だけ見える。
でも、それより美しいのは、照明。
ステージの床に描き出される照明の美しいこと。
わたし、2階席でスポットライトの軌跡を眺めるの好きなの。
ドラマの進行、盛り上がりに則して光の筋が走る、それがぞくぞくするほど好き。
そこには「物語」を綴る「意志」がある。
観客にどこを、なにを伝えたいのか、ライトを見ているとわかるのね。
その「物語の意志」を追うのが好き。
景子タンの舞台は、美しいなあ!!
セットも、そして照明も、一体となって「世界」と「物語」を作っている。
脚本の弱さが残念すぎる(笑)。舞台はほんとに美しいんだもの。
みりおくんの美貌と、美しい歌声が、美しい舞台によく似合っている。
今まででいちばん悪い席で観たのに、今まででいちばん感動した。
美しくて気持ちよくて、満足感でいっぱいだ。
心から思いました。
というか、感動しました。
『愛と革命の詩』を観て。
みりおくんがふつーに歌のうまい人だということ、今までもちゃんと歌ってきたこと、知ってます。
新公トートも『ロミジュリ』役替わりも、全部観てきたさ。
昨今の路線スターにはめずらしい、美貌と破綻ない実力を兼ね備えた人だと、わかっている。
でもわたし、ほんとのとこ、彼の歌をここまでちゃんと「うまい」と思ったことがなかった。
うまい人とかうまい方とか、そんなちょっと輪郭のあやふやな感想だった。
それが、今。
みりおくん、歌うまい~~!!
と、手放しです、感動しまくって拍手しました、銀橋の歌。
新人公演が、相当つらかったらしいよ、わたしの耳……(笑)。
や、柚カレーくんだけの話じゃなくて。
全体的にいろんなところで歌がきつかったんだわ。
歌が中心の作品だからさー、いちばん盛り上がるところがもれなく歌になっていて、それがアレレな歌唱力の応酬だと、全体のイメージがアレレになってだね……。
本公演ってやっぱいいわー。素晴らしいわー。
らんとむさんも蘭ちゃんも、歌は得意ではないスターさんかもしんないけど、やっぱトップスターはチガウよ、うまいよ、聞かせ方が!!
んなもん当然、新公と比べて素晴らしいのは当たり前、ナニ言ってんだ、ということは、わかってますとも、そーゆーことではなくて。
新公の意義も、スターさんたちのすごさもわかってます。
それでもとにかく、歌ウマさんたちを、表現たるものを、技術たるものを、きちんとわかったプロの舞台人たちの匠の技を、存分に味わいました。
なかでもやっぱ、みりおくんだわ。
小柄で端正で歌ウマで。
真っ正面から光を放つ強さがあって。
銀橋のキムくんの歌が好きだった、そのハートがうずいたのでした……。わたしやっぱ歌ウマさん好きだよー!!
ただ「歌唱力」を披露するだけじゃなくて、「芝居」をしている人が好き。
みりおくんがすごく丁寧に心情を「技術」でもって歌っているのを見て、きゅんきゅんしました。
モランさん@みーちゃんの銀橋からも、ソレを感じる。役として「伝える」ための感情のベクトル、それをコントロールして歌声という武器で客席へ力いっぱい放っている感じ。
それが、心地いい。
だからこのふたりの歌の掛け合い、クライマックスの裁判のところが矢印みたいにまっすぐわたしの胸に飛んできて、ぶんぶん心を揺さぶられる。
うおお。気持ちいい~~。快感~~。ミュージカルはこうでなきゃね~~!
そしてラスト、パンジュ侯爵@だいもんの歌声がまた、心地よい。「伝える」という意志を持った歌声。自分のソロ、歌ウマ披露のコンサート、という意識ではなく、あくまでも「芝居の一部」としての歌声。
空気が繊細に震え、音の粒子が次々と共鳴して、波紋のように広がっている……そんなイメージで歌声が響く。
あー、気持ちいい……。
良い舞台だわ。よい公演だわ。
そして、歌だけじゃなく。
先日の新公で立見をし、わたしははじめてこの芝居を後方の、センター近くで観た。
セットの美しさに、感動した。
特徴的な、白い大きな翼の装置が、ずーーっと舞台上にある。
それは知ってる。きれいだと思うし、斬新だと思う。
でも、それほどの感動もなかった。
初日はわたし、SS席だったし。その後も10列目より前の端(超上手端とか、今度はどーんと下手端とか・笑)だったし。(うれしがって入力しまくったら、友会で当たりすぎた人)
セットがきれいなことも斬新なこともわかるけれど、翼が裏向いてるときの「舞台裏」感もひどかった。モロに「セットの裏」やん……もっと裏側も「セット」らしく出来なかったんだろうか、っていう興ざめ感もあった。
景子タンが狙ったほど、この翼のセット、成功してないよなあ、と。
それが、後方席で観ると。
裏側のがっかり感が、ない!!
翼の裏側の「容赦ない舞台裏の骨組みっぽさ」が、わからない。見えない。
裏を向いているときでも、舞台セットに見える。
これは、驚きだった。
後方から観るモノだったのか!!
でもって、ほんとにきれいなんだ、白い翼が。
ふえええ、こんなにきれいなものだったのかー。
……はじめて、感心した。
わたしが鈍いだけかもしんないけど。
前方席からだと、セットに見えない、舞台裏の骨組みまんまに見えるセット、てのはどうかと思うの……ぼそぼそ。
もちろんその「舞台裏の骨組みまんまに見える」ことが計算尽くだとしても、そこでがっかりしちゃうわたしのよーな人もいるわけで……ぼそぼそ。
で。
今回、はじめての2階席!!
しかも2階B席センター最後列! 後ろは当日B席もなく、ただの壁だぜ!
てな、超後ろの席。
微妙な前方ばっかで観ていたから、とにかく2階の後ろに坐りたかった。
そして。
舞台が、めちゃくちゃきれい!!
感動した。
や、マジきれい、すごいすごいすごい!!
白い翼のセットはただ美しいし、その裏側も嫌な部分は遠くて見えず、良い部分だけ見える。
でも、それより美しいのは、照明。
ステージの床に描き出される照明の美しいこと。
わたし、2階席でスポットライトの軌跡を眺めるの好きなの。
ドラマの進行、盛り上がりに則して光の筋が走る、それがぞくぞくするほど好き。
そこには「物語」を綴る「意志」がある。
観客にどこを、なにを伝えたいのか、ライトを見ているとわかるのね。
その「物語の意志」を追うのが好き。
景子タンの舞台は、美しいなあ!!
セットも、そして照明も、一体となって「世界」と「物語」を作っている。
脚本の弱さが残念すぎる(笑)。舞台はほんとに美しいんだもの。
みりおくんの美貌と、美しい歌声が、美しい舞台によく似合っている。
今まででいちばん悪い席で観たのに、今まででいちばん感動した。
美しくて気持ちよくて、満足感でいっぱいだ。
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