テーブルジェンヌ萌え(笑)。@ラスト・タイクーン
2014年2月7日 タカラヅカ 花初日までに他公演の感想書ききりたかったのに、間に合わなかったっす。
てことで、花組『ラスト・タイクーン』『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』初日観劇。
らんとむさんのラストステージ、ということもちろん重大ポイントなんですが、いっくんスキーのわたしとしては、生田大和新作、しかも大劇場初ということも重要なのです。
デビュー作の『BUND/NEON 上海』がトンデモ過ぎたけれど、そっからひとつずつ作品クオリティが上がってゆき、『春の雪』で、「えっ、いっくんすげー?!」と思わせたくせに、次の『WMW』で築き上げた名声(笑)をすべて地に落とした、「平均点のない芸風」。
そんな彼が、どんな作品を大劇場で、円熟の極みらんとむに書き下ろすのか。
それに今の花組には、いっくんの萌えキャラ(笑)だいもんも、ミューズみりおくんもいる!!
『WMW』の直後だから、期待値はかなり下がっているというか、ぶっちゃけ不安の方が大きかった(『春の雪』の直後だったら、値は逆だったはず)が、救いは、原作がある、ということ。
いっくん、起承転結させるのちょーへただけど、アリモノの原作を元に妄想するのは得意だよね?
『ラスト・タイクーン』は原作ありだから、きっと大丈夫!!
てことで。
えーとえーと、とりあえず。
ちゃぶ台返しをするだいもんに萌え。
原作も知らず、なんの予備知識もないまま観劇し、「だいもん出てこねー」「出てきたけど、立ち位置がわからない。誰あれ」「つか、ナニあの衣装」「年齢不詳?」と首をかしげまくりだったわけですが。
DV男キターーッ!
やだナニあれ最低。
ひどいわー、最悪だわー。
わざわざ、ワンクッション置いてから、テーブルひっくり返しましたよこの人!!(爆笑)
やっぱDV男はちゃぶ台返しよねー。基本よねー。いっくんはずさないわー。
「いっくんは、望海さんにテーブル滑らせた人ですから」
という、観劇後の友人の言葉に膝を打つ。
そうよね、だいもんといえば、テーブルよね!!
『BUND/NEON 上海』にて、なんの意味もなく、突然、わざわざ、テーブルを滑って登場するだいもんを、こだわりまくって書いた演出家だもんねー!!
「ベネディクトもテーブル乗って歌ってたしね。あの師弟は、だいもんにテーブル乗らせたいのかと」
「フランツ・ヨーゼフもテーブル乗るよね? あ、『エリザベート』ではだいもんフランツ確定?」
「テーブルに乗らせるためにか!!」
だいもん、まさかのテーブルジェンヌ。
そんなアホな会話で盛り上がりました。
てゆーのもさ、わたし以外はみんな原作読破済みだったんだけど、既読諸姉によるとだいもんの役は、オリキャラらしい。
ヒロインの最初の夫の設定を借りているそうだが、扱い的にはいっくんオリジナル。
彼の立ち位置だーのが破綻しているのは、そのせいか。いっくん、建設的なこと苦手だから。
いっくんのだいもん萌えが、あのDV男を生み出したのか(笑)。
や、たしかに、狂気系だいもん、観たいよね? 気持ちはわかる、わかるともさ! いっくん握手!! 暴力と狂気、そして泣きの演技、両方観たいんだよな? 『BUND/NEON 上海』でもそうだったけど(笑)。
作品的には、『BUND/NEON 上海』の1幕終了時のとっ散らかり感のまま、強引にエンドマーク付けた感じ。
風呂敷広げるだけ広げて、まったくたためてません!!
らんとむさんに「なにもかも途中だ」てな意味の台詞を言わせ、それが強引に打ち切られたんだ(だって原作でも主人公はこうなるんだし)ってことで、「仕方ない」にしてる。
おいおいおい~~。
それでも、楽しかった。
広げた風呂敷をまったくたたんでないため、取り残されるっちゅーかあちこち置いていかれるんだが(モンローユニットのみなさんの心変わりには盛大にぽかーんとなった)、主役を軸にしたストーリー自体は一本道だし、なんつっても蘭寿さんが、かっこいい。
これでもか、これでもかと、かっこいい。
ただひたすら、かっこいい。
至高の男役芸、研ぎ澄まされた美を見せ続けてくれる。
主人公をこれだけただひたすらかっこよく書いてくれたら、「タカラヅカ」として文句はない。
そして、役と出番が多く、組子たちががちゃがちゃ大活躍。
目が足りない。
1回では補足不可能。
組ファンはリピート楽しいと思う。
や、なにしろ風呂敷たためてないから、みんな投げっぱなしで終了してるんだけど、たためないくらい、大きな風呂敷だから、たくさんの人に出番がある。
1時間半の上演時間で、よくぞこれだけ。その詰め込みっぷりは、ヅカヲタ的に楽しいし、うれしい。
にしてもいっくん、ふじP好きだねえええ(笑)。
まあその、みりおくんの描き方はいろいろ疑問ですが。
風呂敷をたためていないことで、いちばん割を食ったのがみりおくんじゃね?
もともとキャラでも任でもない役をやらされてるのに、地団駄踏む駄々っ子で終了って……。
比重をいじって、だいもんの役を2番手として、みりおくんに宛てた方が良かったんぢゃ……だいもんならおっさんOKだし。
DVみりお様は脅威の冷血ドSになるだろうと、想像するだけでぞくぞくしますわ。
……オリキャラを2番手役にはできなかったんだろうなあ、原作縛りで。
みりおくん、がんばれー。……せめてスーツの着こなしを、「華奢な美青年」ではなく、「壮年の男性」に見えるようにしてくれたら、大分チガウと思うの……。
ショーは、「サイトー」でした(笑)。
みんな、緞帳が上がるなり(宝・塚・夢・眩とドラゴンボールっぽい漢字書きされたカーテンが現れた)生ぬるく笑うのはよせ(笑)。
終演後のらんとむの挨拶でサイトーくんの名前が出ただけで笑うのはよせ(笑)。
時間がないので、走り書きのみ。
今日(2/8)はこれから、宙組DCだー!
てことで、花組『ラスト・タイクーン』『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』初日観劇。
らんとむさんのラストステージ、ということもちろん重大ポイントなんですが、いっくんスキーのわたしとしては、生田大和新作、しかも大劇場初ということも重要なのです。
デビュー作の『BUND/NEON 上海』がトンデモ過ぎたけれど、そっからひとつずつ作品クオリティが上がってゆき、『春の雪』で、「えっ、いっくんすげー?!」と思わせたくせに、次の『WMW』で築き上げた名声(笑)をすべて地に落とした、「平均点のない芸風」。
そんな彼が、どんな作品を大劇場で、円熟の極みらんとむに書き下ろすのか。
それに今の花組には、いっくんの萌えキャラ(笑)だいもんも、ミューズみりおくんもいる!!
『WMW』の直後だから、期待値はかなり下がっているというか、ぶっちゃけ不安の方が大きかった(『春の雪』の直後だったら、値は逆だったはず)が、救いは、原作がある、ということ。
いっくん、起承転結させるのちょーへただけど、アリモノの原作を元に妄想するのは得意だよね?
『ラスト・タイクーン』は原作ありだから、きっと大丈夫!!
てことで。
えーとえーと、とりあえず。
ちゃぶ台返しをするだいもんに萌え。
原作も知らず、なんの予備知識もないまま観劇し、「だいもん出てこねー」「出てきたけど、立ち位置がわからない。誰あれ」「つか、ナニあの衣装」「年齢不詳?」と首をかしげまくりだったわけですが。
DV男キターーッ!
やだナニあれ最低。
ひどいわー、最悪だわー。
わざわざ、ワンクッション置いてから、テーブルひっくり返しましたよこの人!!(爆笑)
やっぱDV男はちゃぶ台返しよねー。基本よねー。いっくんはずさないわー。
「いっくんは、望海さんにテーブル滑らせた人ですから」
という、観劇後の友人の言葉に膝を打つ。
そうよね、だいもんといえば、テーブルよね!!
『BUND/NEON 上海』にて、なんの意味もなく、突然、わざわざ、テーブルを滑って登場するだいもんを、こだわりまくって書いた演出家だもんねー!!
「ベネディクトもテーブル乗って歌ってたしね。あの師弟は、だいもんにテーブル乗らせたいのかと」
「フランツ・ヨーゼフもテーブル乗るよね? あ、『エリザベート』ではだいもんフランツ確定?」
「テーブルに乗らせるためにか!!」
だいもん、まさかのテーブルジェンヌ。
そんなアホな会話で盛り上がりました。
てゆーのもさ、わたし以外はみんな原作読破済みだったんだけど、既読諸姉によるとだいもんの役は、オリキャラらしい。
ヒロインの最初の夫の設定を借りているそうだが、扱い的にはいっくんオリジナル。
彼の立ち位置だーのが破綻しているのは、そのせいか。いっくん、建設的なこと苦手だから。
いっくんのだいもん萌えが、あのDV男を生み出したのか(笑)。
や、たしかに、狂気系だいもん、観たいよね? 気持ちはわかる、わかるともさ! いっくん握手!! 暴力と狂気、そして泣きの演技、両方観たいんだよな? 『BUND/NEON 上海』でもそうだったけど(笑)。
作品的には、『BUND/NEON 上海』の1幕終了時のとっ散らかり感のまま、強引にエンドマーク付けた感じ。
風呂敷広げるだけ広げて、まったくたためてません!!
らんとむさんに「なにもかも途中だ」てな意味の台詞を言わせ、それが強引に打ち切られたんだ(だって原作でも主人公はこうなるんだし)ってことで、「仕方ない」にしてる。
おいおいおい~~。
それでも、楽しかった。
広げた風呂敷をまったくたたんでないため、取り残されるっちゅーかあちこち置いていかれるんだが(モンローユニットのみなさんの心変わりには盛大にぽかーんとなった)、主役を軸にしたストーリー自体は一本道だし、なんつっても蘭寿さんが、かっこいい。
これでもか、これでもかと、かっこいい。
ただひたすら、かっこいい。
至高の男役芸、研ぎ澄まされた美を見せ続けてくれる。
主人公をこれだけただひたすらかっこよく書いてくれたら、「タカラヅカ」として文句はない。
そして、役と出番が多く、組子たちががちゃがちゃ大活躍。
目が足りない。
1回では補足不可能。
組ファンはリピート楽しいと思う。
や、なにしろ風呂敷たためてないから、みんな投げっぱなしで終了してるんだけど、たためないくらい、大きな風呂敷だから、たくさんの人に出番がある。
1時間半の上演時間で、よくぞこれだけ。その詰め込みっぷりは、ヅカヲタ的に楽しいし、うれしい。
にしてもいっくん、ふじP好きだねえええ(笑)。
まあその、みりおくんの描き方はいろいろ疑問ですが。
風呂敷をたためていないことで、いちばん割を食ったのがみりおくんじゃね?
もともとキャラでも任でもない役をやらされてるのに、地団駄踏む駄々っ子で終了って……。
比重をいじって、だいもんの役を2番手として、みりおくんに宛てた方が良かったんぢゃ……だいもんならおっさんOKだし。
DVみりお様は脅威の冷血ドSになるだろうと、想像するだけでぞくぞくしますわ。
……オリキャラを2番手役にはできなかったんだろうなあ、原作縛りで。
みりおくん、がんばれー。……せめてスーツの着こなしを、「華奢な美青年」ではなく、「壮年の男性」に見えるようにしてくれたら、大分チガウと思うの……。
ショーは、「サイトー」でした(笑)。
みんな、緞帳が上がるなり(宝・塚・夢・眩とドラゴンボールっぽい漢字書きされたカーテンが現れた)生ぬるく笑うのはよせ(笑)。
終演後のらんとむの挨拶でサイトーくんの名前が出ただけで笑うのはよせ(笑)。
時間がないので、走り書きのみ。
今日(2/8)はこれから、宙組DCだー!
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