心配なのは演出家、てのは同じ。＠雪組公演２０１５年ラインアップ発表
2014年11月21日 タカラヅカ 雪組関連に反応。
雪組公演２０１５年ラインアップ発表。
博多座『星影の人』『ファンシー・ガイ！』
ドラマシティ・赤坂ACT『アル・カポネ―スカーフェイスに秘められた真実―』
だいもん主演キターーッ！
そうだろうとは思ってたけど、実際にそうだとうれしいな。
主演が観たい、真ん中が観たい、そこがいちばん正しい場所、そう思える彼……だからこそ、ちゃんとした、まとまった、主演公演がまるまるあるのはうれしい。
『アル・カポネ』かあ、なるほどだいもん似合いそう、と浮かれ……思わず、記事を２度見する。
作・演出／原田 諒
えっ……。
えーと。
わたし今まさに、「原田くんわかんない☆」的な文章、つらつらと書き連ねているところですが。
そこへ原田くん来ますか。それでも来ますか。
う・わー……。
だがしかし。
わたしは原田くん、それほど苦手じゃないからなー。
や、好きではまったくないし、揚げ足取りたいとこだらけで毎回大変☆、なんだけど(笑)、たぶんそれほど苦手じゃない。
彼の「表面的にきれい」なところは、評価している。
ふつーにきれいでそつなく収まる感じ、観ていて流されるというか、うっかり感動しちゃう、でも引っかかるところがあって正気に戻され「だ、騙されないんだからねっ」となるところ……あ、やっぱ苦手だわ……(笑)。
他に地雷演出家が多くいるので、原田くんはまだマシな方です、わたし的には。
原田登板はうれしくはまったくないけど、原田くんがふつーにこぎれいにまとめてくれたら、あとはだいもんと雪組が力技でなんとかしてくれるんじゃないかなー、と、ポジティブに考えます。
フタを開けたら、「原田許すまじ！！」になってるかもしんないけど、最初は上向きにしておく(笑)。
それよりは、博多座だ。
『星影の人』って……！！
す、すみません、わたし、苦手っす……。
初演は知りません。
はじめて観たのは雪組中日水しぇんのプレお披露目公演ででした。
「名作」と聞いていたから期待して駆けつけたら、目が点になる作品で……。
３０年前は名作だったのかもしれないけど、現代にコレはないわ……、という、古くさい作品でした。
ツッコミどころ満載でさー……。
わたし、柴田作品が苦手で。
いや、柴田作品好きだけど、「柴田作品はなんでもかんでも神！！」的な風潮が苦手で。
当時だからその評価なんであって、今新人が、ソレこそ原田くんがまったく同じ作品を上演したら、「原田許すまじ」とフルボッコだよ……。
植爺作品と同じく、「頼む、現代用にアレンジしてくれ、手を入れてくれ」と願う内容の作品認識。
まあ、「大人」な水しぇんが「小僧」扱いされる「若者設定」の沖田総司ってだけで、「柴田先生の目が見えていたならば……！！」とここでも痛切に思ったなあ。
駄作でもジェンヌの持ち味に合っていれば、底上げされるのがタカラヅカ。柴田せんせも、昔はアテ書きが出来たから良かったんだろうと思う。
昨今の柴田せんせ作品は、大人のジェンヌに柄違いのおぼこい役をやらせ、客席を凍らせることがしばしば。『白昼の稲妻』のお花様にしろ『霧のミラノ』のまーちゃんにしろ、無意味に若くぶりぶりした女の子になっていて、本人の持ち味無視が作品のマイナスになってたもんなあ。
繰り返すけど、柴田作品全部ダメと言ってるんじゃなくて、「柴田作品はなんでもかんでも神！！」という風潮がダメなの。「柴田作品は神」という前提ありきで、実際に再演されている目の前の作品は到底神作品に見えない、だから犯人捜し、再演の演出家が悪い、演じている生徒が悪い、時代が悪い、真に良いモノを理解できない現代の観客が悪い……。
そーゆー風潮もひっくめるて、柴田せんせ苦手(笑)。
柴田作品で大好きなモノがたくさんある、でも『星影の人』は苦手。
あくまでも、わたしは。
中日『星影の人』に拒絶反応大きかったのは、それが初見だったゆえ、も大きいと思う。２度目の全ツ時には、ちゃんと楽しんでいた。
だから、過剰な期待はせず、あきらめるところはあきらめて観劇すれば大丈夫な作品かも。
つまり、３度目になるちぎくん博多座版は、ふつーに楽しめるのかもな。
「沖田総司」というキャラ自体は、ちぎくんに合うと思う。悲劇も合うと思う。だから、作品を抜きに、キャラのみでなら楽しみにできる。つーか今の雪っこたちでなら、なんでもわたしは楽しめると思う。
…………問題は、博多が遠い（交通費が高い・日帰り出来ない）ってことかなあ。びんぼー人には敷居高いわー。
それにしても、雪組は日本物多すぎだわ。「日本物の雪組」ったって、極端すぎるわ。日本物はタカラヅカの伝統、守り伝えてゆかねばならないわけだけど、雪組だけが伝えていっても、それは「雪組が」というだけで、「タカラヅカが」にはならないよ？
雪組公演２０１５年ラインアップ発表。
博多座『星影の人』『ファンシー・ガイ！』
ドラマシティ・赤坂ACT『アル・カポネ―スカーフェイスに秘められた真実―』
だいもん主演キターーッ！
そうだろうとは思ってたけど、実際にそうだとうれしいな。
主演が観たい、真ん中が観たい、そこがいちばん正しい場所、そう思える彼……だからこそ、ちゃんとした、まとまった、主演公演がまるまるあるのはうれしい。
『アル・カポネ』かあ、なるほどだいもん似合いそう、と浮かれ……思わず、記事を２度見する。
作・演出／原田 諒
えっ……。
えーと。
わたし今まさに、「原田くんわかんない☆」的な文章、つらつらと書き連ねているところですが。
そこへ原田くん来ますか。それでも来ますか。
う・わー……。
だがしかし。
わたしは原田くん、それほど苦手じゃないからなー。
や、好きではまったくないし、揚げ足取りたいとこだらけで毎回大変☆、なんだけど(笑)、たぶんそれほど苦手じゃない。
彼の「表面的にきれい」なところは、評価している。
ふつーにきれいでそつなく収まる感じ、観ていて流されるというか、うっかり感動しちゃう、でも引っかかるところがあって正気に戻され「だ、騙されないんだからねっ」となるところ……あ、やっぱ苦手だわ……(笑)。
他に地雷演出家が多くいるので、原田くんはまだマシな方です、わたし的には。
原田登板はうれしくはまったくないけど、原田くんがふつーにこぎれいにまとめてくれたら、あとはだいもんと雪組が力技でなんとかしてくれるんじゃないかなー、と、ポジティブに考えます。
フタを開けたら、「原田許すまじ！！」になってるかもしんないけど、最初は上向きにしておく(笑)。
それよりは、博多座だ。
『星影の人』って……！！
す、すみません、わたし、苦手っす……。
初演は知りません。
はじめて観たのは雪組中日水しぇんのプレお披露目公演ででした。
「名作」と聞いていたから期待して駆けつけたら、目が点になる作品で……。
３０年前は名作だったのかもしれないけど、現代にコレはないわ……、という、古くさい作品でした。
ツッコミどころ満載でさー……。
わたし、柴田作品が苦手で。
いや、柴田作品好きだけど、「柴田作品はなんでもかんでも神！！」的な風潮が苦手で。
当時だからその評価なんであって、今新人が、ソレこそ原田くんがまったく同じ作品を上演したら、「原田許すまじ」とフルボッコだよ……。
植爺作品と同じく、「頼む、現代用にアレンジしてくれ、手を入れてくれ」と願う内容の作品認識。
まあ、「大人」な水しぇんが「小僧」扱いされる「若者設定」の沖田総司ってだけで、「柴田先生の目が見えていたならば……！！」とここでも痛切に思ったなあ。
駄作でもジェンヌの持ち味に合っていれば、底上げされるのがタカラヅカ。柴田せんせも、昔はアテ書きが出来たから良かったんだろうと思う。
昨今の柴田せんせ作品は、大人のジェンヌに柄違いのおぼこい役をやらせ、客席を凍らせることがしばしば。『白昼の稲妻』のお花様にしろ『霧のミラノ』のまーちゃんにしろ、無意味に若くぶりぶりした女の子になっていて、本人の持ち味無視が作品のマイナスになってたもんなあ。
繰り返すけど、柴田作品全部ダメと言ってるんじゃなくて、「柴田作品はなんでもかんでも神！！」という風潮がダメなの。「柴田作品は神」という前提ありきで、実際に再演されている目の前の作品は到底神作品に見えない、だから犯人捜し、再演の演出家が悪い、演じている生徒が悪い、時代が悪い、真に良いモノを理解できない現代の観客が悪い……。
そーゆー風潮もひっくめるて、柴田せんせ苦手(笑)。
柴田作品で大好きなモノがたくさんある、でも『星影の人』は苦手。
あくまでも、わたしは。
中日『星影の人』に拒絶反応大きかったのは、それが初見だったゆえ、も大きいと思う。２度目の全ツ時には、ちゃんと楽しんでいた。
だから、過剰な期待はせず、あきらめるところはあきらめて観劇すれば大丈夫な作品かも。
つまり、３度目になるちぎくん博多座版は、ふつーに楽しめるのかもな。
「沖田総司」というキャラ自体は、ちぎくんに合うと思う。悲劇も合うと思う。だから、作品を抜きに、キャラのみでなら楽しみにできる。つーか今の雪っこたちでなら、なんでもわたしは楽しめると思う。
…………問題は、博多が遠い（交通費が高い・日帰り出来ない）ってことかなあ。びんぼー人には敷居高いわー。
それにしても、雪組は日本物多すぎだわ。「日本物の雪組」ったって、極端すぎるわ。日本物はタカラヅカの伝統、守り伝えてゆかねばならないわけだけど、雪組だけが伝えていっても、それは「雪組が」というだけで、「タカラヅカが」にはならないよ？
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