それでも、若手バウは楽しい。@アルカサル~王城~
2014年12月12日 タカラヅカ コレを言うのは反則だとわかってる。が。ヒロさんが、すごすぎる。
声、芝居、存在感。……周囲を吹っ飛ばす勢いで。
あくまでも助演、真ん中を食う類いの芝居ではないんだけど、ひとり段違いにうまい人がいるために、周囲の学芸会っぷりが際立つというか。
本公演で、声を聞いただけで「今の誰??」と二度見してしまうような人でも、新公では別にへたじゃない、ふつーに見えたりする……要するに、周りがうまい人ばかりだと悪目立ちする人も、同じレベルの人たちの中にいれば気にならない。
専科さんが舞台を締めてくれるありがたさは、常々痛感している。が、この『アルカサル~王城~』では、いちばんよく絡むまおくんとの格の差がありすぎて、まおくんが気の毒だったかなと。
それと、ヒロさんがっつり活躍ゆえに感じたことは、今の星組ってほんとに大芝居じゃなくなってたんだなということ。
ヒロさんはやっぱ「いかにも芝居」という芝居をしている。舞台役者として訓練された声音と動き。
それが大袈裟に見えるくらい、周囲の星っこたちは芝居が薄い。小芝居してないとか、芝居心がないという意味じゃない。ナチュラル……ともチガウ。
とにかく、色が違うなあ、と。
ヒロさんがここまで別モノに見えるのは意外だった。
今のジェンヌは昔に比べ、学年・年齢以上に若く、幼い。そのため、ベテラン専科さんとガチの芝居をすると、こうまで格差が開いてしまうのかなあ。
これが「時代」というものかもしれんが、ヒロさんが浮いてしまうタカラヅカになるのはいやだなあ。彼の濃さと芝居らしさについていくタカラヅカであってほしいなあ。
と。
……まあ、年寄りの愚痴ですわ。昭和は遠くなりにけり。
あとは、思いつくままに。
カベサ@夏樹くんがきれいできれいできれいで。目がキランキラン、あああそこになんか元気な人がいる……と。元気というのは物理的なことではなくて、なんだろ、なにかが発せられているような生きの良さを感じた。
つーか、ヒロさんの部下がこの人で良かった……。
ドン・ペドロの母@なっちゃん、うまいなー。歌も芝居も、ママっぷりも。エンリケの母@空乃みゆちゃんもよかった……けど、母対決だとやっぱなっちゃんは貫禄だなと。
ファドリケ@飛河くん、新公ではわりとうまい子だと思ってたけど、そして今回もふつうにうまかったと思うけど……なんだろ、この違和感は。 脚本のせいかなー。
フェルナンド@ひろ香祐、かっこよくなったねええ!!
文化祭の変顔犯人がファーストインプレッションだったりするわたしには、彼がかっこいいおにーさんへと成長していく様が感慨深くてなりません。タカラジェンヌだなああ。すごいよなああ。
ふつーにかっこいいし目に入るから、最初の出番がちょろっとでも、ちゃんと記憶に残って、あああの人のことね!と、物語がよくわかる。
いい仕事してるわ!
せおっち、ほとんど出番なしというか、このままの扱いで終わるの?と、見ていてあせるくらいの役だったような。
でも、それ以外で「あ、きれいな子がいる!」と思うと大抵彼だったような。
やっぱきれいよね。きれいっていいよね。
ブランシュ姫@キサキちゃんが、とにかくきれい。かわいい。姫。
登場するなり、すげー「ヒロイン」感。
だからこそ、バランス悪い。こういうキャラが出て来たら、観客としては主要キャラだと思うじゃん! 原作でそんなにいいキャラだっけ? この展開でどう描くつもりなんだ?と。
……出番もほとんどない、ただの端役でした。って、落ち着かないなー。
そのくせフィナーレではダブルヒロインばりの扱いで登場するし。
なにかと混乱。
ディエゴ@拓斗くん、美形。それしかわかんなかった。が、それだけで十分。目の保養でした(笑)。
きれいといえば、脇に徹した上級生たちのきれいさがやっぱ、群を抜いていたなと。
タカラジェンヌは経験を重ねてきれいになる。素が美人さんだからというだけでなく、舞台の上で、「美しく在る」ことが出来るようになる。
群舞のしーらん&どいちゃんの美しさ、華やかさには舌を巻いたもの。
下級生時代のどいちゃんって、わたしは舞台云々より先に「素顔写真」の印象が強くて。チケットを譲ってもらった人がどいちゃんファンで、携帯の待受にしているという素顔のどいちゃん写真(出かなんかのときに頼んで撮らせてもらったらしい)を見せられたんだ「かわいいでしょ!」と。
それがほんとにかわいくて……ぶっちゃけ、男役というよりも、ふつーにテレビに出ているアイドル美少女みたいで、鼻白んだのをおぼえてる。めっちゃかわいいけど、こういうかわいさを、わたしはタカラヅカ男役に求めてない、から。
たしか2003年くらい。オギーの『人魚姫』を観た帰り、メールのやり取りをしていたような……。や、『マルゴ』だったか?
そのあと、90周年運動会でバトン回してて、新公でもぼちぼち役が付くようになって。
あの「ヅカに入るより、ふつーにアイドル目指してた方がよかったんじゃ?」な美少女が……あのとき見せられた写真はすっげー美少女だったのに、舞台ではそこまできれいに見えない不思議、出版物を見ても、素人がケータイで撮ったあの写真ほどかわいく写ってない……何故だ……てなところからスタートしたまゆうちゃん(当時はそう呼んでた)が、こんなにこんなに、カッコイイ男役になっている。
タカラヅカってすごい。
だからタカラヅカは、長く見なきゃダメだ。自分の人生と同じように、移り変わっていく彼らを眺めるのが醍醐味なんだ。
そう思わせてくれる。
今、彼らほどきれいじゃないひよっこたちも、このあともっともっときれいになる。ステキになる。
それを楽しみに、今を愛でるんだ。
そして。
どいちゃんの格好良さもさることながら、最前列ドセン観劇時にはわたし、しーらんロックオンです、彼ならきっと、最前列で自分をガン見している客がいたら、絶っっ対かまってくれると信じて!
はい、がっつり目線からウインク来ました、ありがとうございます、ごっつぁんです!! しーらんのこういう「裏切らない」ところが好きだーー(笑)。
声、芝居、存在感。……周囲を吹っ飛ばす勢いで。
あくまでも助演、真ん中を食う類いの芝居ではないんだけど、ひとり段違いにうまい人がいるために、周囲の学芸会っぷりが際立つというか。
本公演で、声を聞いただけで「今の誰??」と二度見してしまうような人でも、新公では別にへたじゃない、ふつーに見えたりする……要するに、周りがうまい人ばかりだと悪目立ちする人も、同じレベルの人たちの中にいれば気にならない。
専科さんが舞台を締めてくれるありがたさは、常々痛感している。が、この『アルカサル~王城~』では、いちばんよく絡むまおくんとの格の差がありすぎて、まおくんが気の毒だったかなと。
それと、ヒロさんがっつり活躍ゆえに感じたことは、今の星組ってほんとに大芝居じゃなくなってたんだなということ。
ヒロさんはやっぱ「いかにも芝居」という芝居をしている。舞台役者として訓練された声音と動き。
それが大袈裟に見えるくらい、周囲の星っこたちは芝居が薄い。小芝居してないとか、芝居心がないという意味じゃない。ナチュラル……ともチガウ。
とにかく、色が違うなあ、と。
ヒロさんがここまで別モノに見えるのは意外だった。
今のジェンヌは昔に比べ、学年・年齢以上に若く、幼い。そのため、ベテラン専科さんとガチの芝居をすると、こうまで格差が開いてしまうのかなあ。
これが「時代」というものかもしれんが、ヒロさんが浮いてしまうタカラヅカになるのはいやだなあ。彼の濃さと芝居らしさについていくタカラヅカであってほしいなあ。
と。
……まあ、年寄りの愚痴ですわ。昭和は遠くなりにけり。
あとは、思いつくままに。
カベサ@夏樹くんがきれいできれいできれいで。目がキランキラン、あああそこになんか元気な人がいる……と。元気というのは物理的なことではなくて、なんだろ、なにかが発せられているような生きの良さを感じた。
つーか、ヒロさんの部下がこの人で良かった……。
ドン・ペドロの母@なっちゃん、うまいなー。歌も芝居も、ママっぷりも。エンリケの母@空乃みゆちゃんもよかった……けど、母対決だとやっぱなっちゃんは貫禄だなと。
ファドリケ@飛河くん、新公ではわりとうまい子だと思ってたけど、そして今回もふつうにうまかったと思うけど……なんだろ、この違和感は。 脚本のせいかなー。
フェルナンド@ひろ香祐、かっこよくなったねええ!!
文化祭の変顔犯人がファーストインプレッションだったりするわたしには、彼がかっこいいおにーさんへと成長していく様が感慨深くてなりません。タカラジェンヌだなああ。すごいよなああ。
ふつーにかっこいいし目に入るから、最初の出番がちょろっとでも、ちゃんと記憶に残って、あああの人のことね!と、物語がよくわかる。
いい仕事してるわ!
せおっち、ほとんど出番なしというか、このままの扱いで終わるの?と、見ていてあせるくらいの役だったような。
でも、それ以外で「あ、きれいな子がいる!」と思うと大抵彼だったような。
やっぱきれいよね。きれいっていいよね。
ブランシュ姫@キサキちゃんが、とにかくきれい。かわいい。姫。
登場するなり、すげー「ヒロイン」感。
だからこそ、バランス悪い。こういうキャラが出て来たら、観客としては主要キャラだと思うじゃん! 原作でそんなにいいキャラだっけ? この展開でどう描くつもりなんだ?と。
……出番もほとんどない、ただの端役でした。って、落ち着かないなー。
そのくせフィナーレではダブルヒロインばりの扱いで登場するし。
なにかと混乱。
ディエゴ@拓斗くん、美形。それしかわかんなかった。が、それだけで十分。目の保養でした(笑)。
きれいといえば、脇に徹した上級生たちのきれいさがやっぱ、群を抜いていたなと。
タカラジェンヌは経験を重ねてきれいになる。素が美人さんだからというだけでなく、舞台の上で、「美しく在る」ことが出来るようになる。
群舞のしーらん&どいちゃんの美しさ、華やかさには舌を巻いたもの。
下級生時代のどいちゃんって、わたしは舞台云々より先に「素顔写真」の印象が強くて。チケットを譲ってもらった人がどいちゃんファンで、携帯の待受にしているという素顔のどいちゃん写真(出かなんかのときに頼んで撮らせてもらったらしい)を見せられたんだ「かわいいでしょ!」と。
それがほんとにかわいくて……ぶっちゃけ、男役というよりも、ふつーにテレビに出ているアイドル美少女みたいで、鼻白んだのをおぼえてる。めっちゃかわいいけど、こういうかわいさを、わたしはタカラヅカ男役に求めてない、から。
たしか2003年くらい。オギーの『人魚姫』を観た帰り、メールのやり取りをしていたような……。や、『マルゴ』だったか?
そのあと、90周年運動会でバトン回してて、新公でもぼちぼち役が付くようになって。
あの「ヅカに入るより、ふつーにアイドル目指してた方がよかったんじゃ?」な美少女が……あのとき見せられた写真はすっげー美少女だったのに、舞台ではそこまできれいに見えない不思議、出版物を見ても、素人がケータイで撮ったあの写真ほどかわいく写ってない……何故だ……てなところからスタートしたまゆうちゃん(当時はそう呼んでた)が、こんなにこんなに、カッコイイ男役になっている。
タカラヅカってすごい。
だからタカラヅカは、長く見なきゃダメだ。自分の人生と同じように、移り変わっていく彼らを眺めるのが醍醐味なんだ。
そう思わせてくれる。
今、彼らほどきれいじゃないひよっこたちも、このあともっともっときれいになる。ステキになる。
それを楽しみに、今を愛でるんだ。
そして。
どいちゃんの格好良さもさることながら、最前列ドセン観劇時にはわたし、しーらんロックオンです、彼ならきっと、最前列で自分をガン見している客がいたら、絶っっ対かまってくれると信じて!
はい、がっつり目線からウインク来ました、ありがとうございます、ごっつぁんです!! しーらんのこういう「裏切らない」ところが好きだーー(笑)。
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