役替わりの意味。@1789-バスティーユの恋人たち-
2015年1月16日 タカラヅカ タカラヅカは、男役中心の劇団です。
「トップスター」という言葉は「男役」を指し、娘役のトップスターは「トップ娘役」と呼びます。これは、男役中心の劇団だからです。
男尊女卑という、現実の考え方には相当しません。思想ではなく、システムだからです。
男役というファンタジーを商品とし、対価を得ているのです。
娘役ももちろん大切な商品ですが、男役ほど高く売れません。利益率の高いものを中心に商売をするのは、当然のことです。
ということで。
ヅカヲタとして、わたしが経験から学んだこと。
ひとつ。
男役スターの役替わりは、集客のためである。
男役あってのタカラヅカ。男役スターのために、ファンは奔走し、お金を落とす。
娘役にもそりゃファンはいるけれど、男役の比ではない。もしも娘役が男役と同じ位お金になるのなら、劇団はとっくに娘役主演公演をやっているはずだ。
男役スターが役替わりすれば、そのファンたちが役替わりパターンの数だけ、観劇数を増やす。
経費・労力最小限で、もっとも簡単に利益を得られる。
……えっ? 役替わりによる、ジェンヌの負担? 役替わりする本人たちも、共演者たちも、倍ではなく二乗三乗の負担がかかるはず。……って、もちろんそんなもん、計算外ですよ、ジェンヌの労力はプライスレス、カタチがないからいくら使ってもかまわない認識。
てな。
わたしの勝手なイメージです、思い込みです、根拠ナイデスヨ、うふふ・あはは。
そんなヅカヲタの、経験から学んだこと。あるいは、想像すること。
ひとつ。
娘役の役替わりは、大人の事情ゆえである。
男役あってのタカラヅカ。娘役には、男役ほどの集客力はない。
男役スターが役替わりすれば、そのファンたちが役替わりパターンの数だけ観劇数を増やすが、娘役はまず、その固有ファンの分母が小さい。そして、コアなファン以外は「どっちか片方観れればいいわ」てなもんだろう。役替わりがストレートに集客に結びつかない。
懸ける労力と釣り合わないだろう。
では何故、大きな利益にならないのに、わざわざ役替わりするのか。
集客以外の利点があるため。
それがなんなのかは、わからない。
たとえば、のちの雪組トップ娘役みみちゃんと、研一のヅカ素人夢華さんを役替わりさせたみたいに。
「集客」「利益」「ブランド力」に対し、すべての意味でマイナスでしかないのに、それでも役替わりさせた。
なにか、ファンにはわからない理由があったのだろう。
わざわざ損をするためだけにやらないだろうから、なにかしら利点があったのだろうと思う。
男役の役替わりの意味は、1ファンに過ぎないわたしにもわかる。
だが、娘役の役替わりの意味は、わたしには想像も付かない。
わからないから、思うんだ。
なにか、大人の事情があるのだろう、と。
ヒロインがトップ娘役以外、しかも役替わりと来ましたよ。
いったいどんな事情があるんだろう。
トップスターとトップ娘役がいる、それがタカラヅカの魅力なのになあ。
コマつんはせっかく専科になったのに結局月組で、この位置なんですか。なんか、しょぼんです。
あと、暁くん……。
劇団が彼をトップスターにしたいのはよーーっくわかったから、頼むから、扱いに相応した実力を付けてくれえ。思わず二度見しちゃう舞台クラッシャーぶりは、早く卒業してほしいっす。
男役としての美しさと、実力さえ得てくれれば、それでいいのだから。
「トップスター」という言葉は「男役」を指し、娘役のトップスターは「トップ娘役」と呼びます。これは、男役中心の劇団だからです。
男尊女卑という、現実の考え方には相当しません。思想ではなく、システムだからです。
男役というファンタジーを商品とし、対価を得ているのです。
娘役ももちろん大切な商品ですが、男役ほど高く売れません。利益率の高いものを中心に商売をするのは、当然のことです。
ということで。
ヅカヲタとして、わたしが経験から学んだこと。
ひとつ。
男役スターの役替わりは、集客のためである。
男役あってのタカラヅカ。男役スターのために、ファンは奔走し、お金を落とす。
娘役にもそりゃファンはいるけれど、男役の比ではない。もしも娘役が男役と同じ位お金になるのなら、劇団はとっくに娘役主演公演をやっているはずだ。
男役スターが役替わりすれば、そのファンたちが役替わりパターンの数だけ、観劇数を増やす。
経費・労力最小限で、もっとも簡単に利益を得られる。
……えっ? 役替わりによる、ジェンヌの負担? 役替わりする本人たちも、共演者たちも、倍ではなく二乗三乗の負担がかかるはず。……って、もちろんそんなもん、計算外ですよ、ジェンヌの労力はプライスレス、カタチがないからいくら使ってもかまわない認識。
てな。
わたしの勝手なイメージです、思い込みです、根拠ナイデスヨ、うふふ・あはは。
そんなヅカヲタの、経験から学んだこと。あるいは、想像すること。
ひとつ。
娘役の役替わりは、大人の事情ゆえである。
男役あってのタカラヅカ。娘役には、男役ほどの集客力はない。
男役スターが役替わりすれば、そのファンたちが役替わりパターンの数だけ観劇数を増やすが、娘役はまず、その固有ファンの分母が小さい。そして、コアなファン以外は「どっちか片方観れればいいわ」てなもんだろう。役替わりがストレートに集客に結びつかない。
懸ける労力と釣り合わないだろう。
では何故、大きな利益にならないのに、わざわざ役替わりするのか。
集客以外の利点があるため。
それがなんなのかは、わからない。
たとえば、のちの雪組トップ娘役みみちゃんと、研一のヅカ素人夢華さんを役替わりさせたみたいに。
「集客」「利益」「ブランド力」に対し、すべての意味でマイナスでしかないのに、それでも役替わりさせた。
なにか、ファンにはわからない理由があったのだろう。
わざわざ損をするためだけにやらないだろうから、なにかしら利点があったのだろうと思う。
男役の役替わりの意味は、1ファンに過ぎないわたしにもわかる。
だが、娘役の役替わりの意味は、わたしには想像も付かない。
わからないから、思うんだ。
なにか、大人の事情があるのだろう、と。
2015/01/16
月組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』主な配役と役替わりについて
月組公演『1789 -バスティーユの恋人たち-』[宝塚大劇場:4月24日~6月1日、東京宝塚劇場:6月19日~7月26日]の主な配役と役替わり期間が決定いたしましたので、お知らせいたします。
◆主な配役
ロナン・マズリエ(官憲に父親を銃殺された青年):龍 真咲
マリー・アントワネット(フランス王妃):愛希 れいか
カミーユ・デムーラン(革命家でジャーナリスト、ロナンの友人):凪七 瑠海
シャルル・アルトワ(ルイ16世の弟):美弥 るりか
マクシミリアン・ロべスピエール(第三身分出身の若い議員):珠城 りょう
オランプ・デュ・ピュジェ(王太子の養育係、ロナンの恋人):早乙女わかば、海乃 美月
ソレーヌ・マズリエ(ロナンの妹):花陽みら、晴音 アキ
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン(スウェーデンの将校、王妃の愛人):暁 千星
ラザール・ペイロール(貴族将校):星条 海斗
ジョルジュ・ジャック・ダントン(弁護士、カミーユ・デムーランの友人):沙央 くらま
ルイ16世(フランス国王):美城 れん
◆役替りする配役
A.オランプ・デュ・ピュジェ = 海乃 美月 ソレーヌ・マズリエ = 晴音 アキ
B.オランプ・デュ・ピュジェ = 早乙女わかば ソレーヌ・マズリエ = 花陽 みら
C.オランプ・デュ・ピュジェ = 海乃 美月 ソレーヌ・マズリエ = 花陽 みら
D.オランプ・デュ・ピュジェ = 早乙女わかば ソレーヌ・マズリエ = 晴音 アキ
ヒロインがトップ娘役以外、しかも役替わりと来ましたよ。
いったいどんな事情があるんだろう。
トップスターとトップ娘役がいる、それがタカラヅカの魅力なのになあ。
コマつんはせっかく専科になったのに結局月組で、この位置なんですか。なんか、しょぼんです。
あと、暁くん……。
劇団が彼をトップスターにしたいのはよーーっくわかったから、頼むから、扱いに相応した実力を付けてくれえ。思わず二度見しちゃう舞台クラッシャーぶりは、早く卒業してほしいっす。
男役としての美しさと、実力さえ得てくれれば、それでいいのだから。
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