『Dear DIAMOND!!』2回目の観劇時は、客席降り、ねね様席でしたーー!!

 きれい、かわいい、ナマ声聞こえる、キャッホウ!!
 間近ゆえ、目が合うと緊張して固まってしまいました(笑)。おばちゃん、小心者なのよ~~、慣れてないのよ~~。

 はー、最後の最後にええもん見たーー。
 友会様に感謝です。


 『Dear DIAMOND!!』は、楽しいです。
 初見時、引いた部分はあったんだけど、ソレはそれ、わかった上で観る分にはもう、平気。
 所詮はヅカヲタですから!
 ナマ舞台はみんな楽しい、ジェンヌさんたちがきらきらしてるのを見れば、それだけでわくわく。

 わたしがナマで今の星組さんを観られるのは、これで最後。
 ナマでちえねねを観られるのは、これで最後。
 そう思うから余計に、五感全部で吸収するぞ!と気負って眺めて……終わる頃には、へとへとに(笑)。

 初日はあんなに食いついてた、ベニー吸血鬼の印象が薄くなってしまったのは、ちえねね見ることに必死になってたせいだろうなあ。


 れおんくんから感じるのは、「力」の塊。
 それ自体が熱を持っていて、そこに「在る」だけで、客席にいるわたしにも熱が伝わってくる。

 そして……これは、わたし個人の記憶の棘なんだけど、後半にあるれおんくんのダンスソロ……舞台セットの大きな「輪」があるじゃないですか。
 あれがね、最初に見たときから、『インフィニティ』を思い出させてね……。
 切ないの。

 輪の中で踊るれおんくんにね、別の人の姿を思い出してね。

 まったく似てないのにね。
 外見的なことだけじゃなく、ダンス自体も。まったく別カテゴリなのに、心がひりひりする。

 踊る彼を、美しいと思う。

 それゆえに、わたしの記憶は、わたしがもっとも美しいと思う人のことを、映し出すのだと思う。

 切ないな。

 時は流れ、二度と帰らない。

 れおんくんを見て、二重写しに切なくなっているこの「時」すら、二度と帰らず、いつかまた、二重の切なさと共に甦るんだ。


 それと。
 『My Dream TAKARAZUKA』の「歌謡曲界の巨匠」作の「ありがとうソング」に辟易したわたしとしては、あの歌の酷さは筆舌に尽くしがたいと思っているけれど、あの歌詞を、えりたん自身が書いたというなら、すべて許せると、再確認した。
 どんな歌詞だろうと、ジェンヌ本人の言葉なら。
 まったく無関係の、ヅカもジェンヌも退団者自体にすら、なんの関係もナイ部外者が、お金をもらって「仕事で」無理矢理書いた「酷い詞」は、わたしには受け付けられない。
 てゆーかあの歌謡曲界の巨匠様、ちえちゃん以下だわ、作詞能力。
 「タカラヅカトップスターの、退団公演クライマックスに歌う曲」としては。歌謡曲界ではちゃんと素晴らしい作品を書いているのだろうから、あくまでも、対「タカラヅカ」での仕事としては。

 れおんくんの歌う「ありがとうソング」は、素直に胸に響くんだ。

 いい公演だよね。
 わたしは理屈こねーの文句言いーのの、うるさいヲタだから、いろいろ言っちゃうけどさ。

 とどのつまりは、いい公演なの。

 想いがぐるっと渦を描くように、ここに在る。
 その想いは、れおんくんの、舞台の上のジェンヌさんたちの想いであり、彼らを愛するファンの想いでもある。

 熱を持った想いがたしかにそこにあり、人が人を想う、誰かのために発する想いは、それだけで力を持ち、わたしを切なく……愛しく、させる。

 ああ、ちくしょう、愛しいなあ。
 愛しいよ。

 だからもう、なにがなんでもこれは、今回の公演は、いい公演なんだ。

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