トップスター退団公演の前楽と大楽は、当日券を抽選で販売する。
2015/01/05

 宝塚大劇場 星組公演【2015年3月8日15時・9日13時】当日券発売について


宝塚大劇場 星組公演『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』『Dear DIAMOND!!』において、下記公演の当日券につきましては、抽選による販売とさせていただきます。
なお、千秋楽(3/9)は、宝塚バウホールにおいて当日の宝塚大劇場公演の舞台映像を大型スクリーンにてご覧いただける「宝塚バウホール特別鑑賞券」を、当日券と同様に抽選により発売いたします。

◆3月8日(日)15時公演
・3月8日(日)8:30までに宝塚大劇場へお越し下さい。(現地で係員がご案内いたします)
・お越しいただいたお客様を対象に、抽選参加券を配布いたします。
・抽選参加券の番号順にお並びいただき、ご購入順位を決める抽選を行います。
(抽選予定時間 8:30~9:00)
・抽選の結果により「ご購入整理券」をお渡しいたします。
・抽選後、宝塚大劇場チケットカウンターにおいて「ご購入整理券」に記載の整理番号順にお一人様1枚、「当日B席」「立見券」を含む当日券をご購入いただけます。
◆3月9日分は引用省略

 時間までに大劇場へ行けば、抽選に参加出来る。当たれば、チケットを購入出来る。

 今さらですが、当日の流れを書いてみる。

>8:30までに宝塚大劇場へお越し下さい。(現地で係員がご案内いたします)

 アバウトな書き方である。
 あの広大な宝塚大劇場の、どこへ朝8時半までにたどり着けばいいのか?

 ちなみに、抽選自体は大劇場改札内で行われる。つまり、かなり奥だ。
 チケットをもぎるあたりで、抽選する。
 じゃあその、まさに「クジを引く」場所に行けばいいの?

 いいえ。
 「クジを引く」のは最終行動であって、そこはゴール、まずは抽選参加者の列に並ばなくてはならない。

 じゃあ、列はどこにあるの? どうやって並んでいるの? 最後尾はどこ?
 列がよくわからなくて、最後尾がわからなくて、迷っているうちに時間切れになっちゃったりする?

 いいえ。
 列も最後尾も気にしなくて大丈夫です。

 朝8時半までに目指す場所、それは、宝塚大劇場正門です。

 経験談。
 列に並ぶこと、最後尾にたどり着くこと、が、区切りではないの。

 大劇場のいちばん端、中央ゲートっていうんですかね、あの正門をくぐること、これが境界線です。

 ちなみに、この正門がまだ開いていないときは、ここを起点に劇場敷地外に列が出来ているので、それはもちろん最後尾に並ぶしかないけども。
 正門が開いたあとは、劇場内へ誘導されるからね。
 正門が、鍵です。ポイントです。

 朝8時半ぎりぎりに、あの門を通過出来れば、セーフ。
 実際、わたしの背中で門を閉められたことがある(笑)。わたしと、同じ電車に乗っていた数名が、半泣きになって走り込み、まさに8時半ジャストに入れてもらった。
 そっから行列の最後尾まで数分かかったし、実際に列に並べたときはとっくに8時半をすぎていたけれど、不問だった。
 門の中に入れたわたしたちは、列に並ぶためになおも走ろうとしたんだけど、係の人に止められた。「走らないでください、大丈夫ですから」と。
 そりゃそうだよな。劇団敷地内で転んでケガされたら面倒だもんな。正門さえくぐったなら、あとは安全第一、事故のないように係員に誘導される。

 列の長さは、その都度チガウ。
 改札口で抽選、なので、そこをスタート地点として列を作る。
 人気のないスターの場合、改札口のあるロビーだけで、列が終わってしまったりする。
 もうちょい人数が多い場合は、その奥の喫茶ラウンジまで並ばされる。
 人気スターの場合は1階だけでは入りきらず、2階に当たる1階席の後ろ部分に並ばされる。
 それより人気の場合は、列はさらに伸びて2階席のロビーにまで……と、かなりいろんなパターンがある。

 「最後尾にたどり着いたとき」を判断基準にしていたら、かなり不公平になる。そのときによってゴールがチガウなんて、混乱のもと。

 だから、正門を境界線にするのは、至極当然。
 最後尾がどこであっても、みんな同じ条件。正門をくぐった人は、抽選参加資格GET。

 
>お越しいただいたお客様を対象に、抽選参加券を配布いたします。

 どこで?
 デッドラインである正門をくぐったとき? 最後尾を見つけて、列に並んだとき? 並んでたら、前から整理券が回ってくるとか?

 正門をくぐったあとは、ゆっくり落ち着いて、事故のないように、改札口を目指します。
 チケットをもぎるあの場所に、係員が立ってます。
 ゲートは閉じられていて、開いているのは右端のみ。そこで、整理券配布。
 ひとつしかゲートが開いてないため、自然とひとりずつ改札をくぐることになり、左右に立っている係員から交互に整理券を受け取ることで、「整理番号順」に劇場内に入るカタチになる。

 整理券を受け取ってから、はじめて、最後尾を探すことになる。
 係員の指示に従って。
 ひとりずつ改札を通ったため、なんとなく順番になって歩いているから、最後尾にまざるときも、混乱なくそのままの順番で後ろに並んでいく感じ。
 ヅカファンお行儀いいし、並ぶの慣れてるから(笑)。

 あとはえんえん、その場で並ぶだけ。
 順番が来れば列が動き、改札前の抽選会場にたどり着く。
 整理券は、抽選箱の手前で回収。

 抽選箱が複数あるときは、流れに任せてもいいし、自分で咄嗟に抽選箱(に至る短い列)を選んでもいい。
 あとは運頼み。

 問題の「クジ」は、いわゆる「抽選クジ」ではない。
 ガラガラ回すヤツとか、二つ折りしてホッチキスで留めてあるヤツとか、おみくじみたいに折りたたんであるとか……そういうクジじゃない。

 みんながふつーに目にしている、劇団発行のチケット袋だ。
 今なら、「101 宝塚歌劇、新世紀始まる」と書いてある、裏側が広告になっているあのチケット袋。窓口でチケット買ったら入れてくれるヤツ。
 友会の自動発券機の横に積み上げてあるヤツ。

 あのチケット袋に、チケットよりずっと小さな紙切れが1枚入っている。
 アタリならば、集合時間と番号が書かれていて、ハズレなら「残念でした」的な文章のみが印刷されている。

 「クジ引き」ってのは、「チケット袋を引く」ことだ。
 あらまあ、なんか優雅ね。ヅカっぽい感じ?(笑)

 入っている紙は、アタリとハズレで色が違う。
 が、ご存じの通り、チケ袋の外からは中身の色なんか透けて見えないし、アタリとハズレ、どっちの紙も厚みは同じみたいだ。触ったぐらいじゃわかんないっす。(そりゃそーだ)

 当たり券を引いた人は、そこに書いてある集合時間に改札外のロビー(郵便局や、ステージスタジオとかがある方ね)に集まり、券に記載された番号順に整列する。
 1番を引いた人から順に、当日販売分から好きな座席を選んで買えるんだ。


 わたしはいつもこの当日抽選に同じくらいの時間……タイムリミットぎりぎりに行くので、わたしが並ぶところが列の最後の群れ、ということが多い。
 おかげで、大体の人数を把握出来る。
 あー、やっぱこのヒト人気ないんだなあ、とか。これくらいならそこそこだな、とか。
 経験上。

 そして、3月8日。
 星組公演『黒豹の如く』『Dear DIAMOND!!』前楽当日券抽選に、参加した。
 やっぱり、いつもくらいの時間にたどり着く感じで。

 そして……続く(笑)。

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