ご贔屓卒業後は、ライトなヅカヲタになる。
わたしは痛いまっつファンなのだが、まっつを好きになる以前から、ヅカヲタだ。まっつがいなくなったとしても、それは変わらない。
だから、まっつというタカラジェンヌが消えてしまっても、ずっとヅカヲタでいる。
ということで、相変わらず全組観ているし、どの組にも好きなスターがいるし、どの公演を観ても楽しい。
まっつの次に好きなのがだいもんなので、今はだいもんだいもん言ってるし、雪組がHOMEなので、雪っこたちが愛しいし、特にかなとくんがお気に入りだったりする。
花組は元HOMEなもんで愛着あるし、そこでの視点は、今はあきらが圧倒的。や、前回まではだいもんが第一視点で、あきらは次点だったんだけど、今回からはあきら中心っす。
月組はなんといってもちゃぴ! あと、まゆぽん眺めるのも好きだな。星組はやっぱちえねね観てたし、宙組はいつもヲヅキさんにロックオンしてました。
特にご贔屓がいなくったって、ヅカヲタは楽しい。
毎公演、誰かしらの名前を挙げて「かっこいい!」ときゃあきゃあ言ってる。
きゃあきゃあと……気楽に。
ご贔屓じゃないから。
まっつ卒業して半年以上経つわけだけど、次の恋はいつ訪れるのかしら?
過去の恋を忘れるには、新しい恋でしょ?
ちくしょーー、まっつのバカーー!!
まだぜんぜん、前へ進めないんですけど? トラウマジェンヌめ(笑)。
『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』観劇後、友人に聞かれたんですよ。
「スーツの場面、こあらさんは誰を観てたの?」
えー、みりおくんがゴールドスーツで、周りを花男たちが囲んでキザに濃ゆく踊る場面です。
長年の花担さん的には……や、花担でなくてもかな、「あれって、みりおくん的にいいの?」な場面なわけで。
いやその、みりおくんはあまりダンスが得意な人ではナイので、そんな彼にあのスーツであのナンバーを、花男たちに囲ませて踊らせる、てのはもう、本人にかなり気の毒なことになってるんじゃあっていう。
実際観てて、こりゃ大変やなあ、と思ったわけで。
観た人みんなが口を揃えて「らんとむで観たかった……!」というあの場面。
真ん中を観るのは痛々しい、じゃあ周囲の誰を観ていた?
聞かれて一瞬、詰まった。
ダレヲミテタ?
「えーと、全体を、観てたかなー」
一瞬詰まって、そう答えた。答えながら、自分で思う、なんか嘘っぽい答え方。
スーツでキザに濃く踊る男たち。
その曲調、振付、演出。
わたしが視ていたのは。
まっつだ。
まっつの、幻影。
まっつが得意としたダンス。ジャンル。花男の真骨頂たるナンバー。
あの真ん中、金色のスーツを着て、帽子をかぶって、あのクールな色男が現れそうだった。
いや、現れた。
わたしのなかに。
この場面だけじゃない。
この『宝塚幻想曲』というショー、やたらと、『インフィニティ』を思い出させる。
なにがどう、じゃなく。
同じ稲葉先生だからか。
創作の癖が出ているんだろうな。また、『インフィニティ』は「タカラヅカREVUEのテンプレ」みたいな、きれいなカタチを持った作品だったし。海外公演に使い回す前提公演だから、余計に「きれいなテンプレ」をそのまんま使ってるんだろうな。
まっつは雪組だった。そして、まっつのいない雪組のショー『ファンシー・ガイ!』を観ても、平静でいられた。幻影に悩まされることはなかった。別モノとして楽しめた。
だからもう、大丈夫なんだと思った。
まっつがいないタカラヅカを、受け入れられているんだと。
油断した。
雪組じゃなく、花組か!
まっつが生を受け、形作られた組。最後まで花男だった、DNAの濃さ。
花組で、稲葉ショーで、来た。
まっつが、いない。
何故いないの。
いなきゃ、おかしいのに。
こんなにこんなに、既視感あるのに。
幻影が見えるのに。
どうして、いないの……?
特に、スーツ場面は、『インフィニティ』のパリに重なって、息が詰まった。
落ち着いて、ここは大劇場、まっつが金色スーツでセンターにいたのはバウよ、大劇場でそんな位置にいるわけないじゃん。
そう思い直せば、今度は真ん中のらんとむさん(何故か脳内変換。オサでもまとぶでもなく、らんとむだった)の周囲にいるだろうまっつを探し出す。
ポジション的にあの辺りかな、てなところを観ては、そこにいない彼を、脳内が勝手に映像を創り上げる。
そして、泣く。
馬鹿げてる。
こんなの、おかしい。
馬鹿げてる。
苦しい苦しい苦しい。
誰よりも美しい、あのダンスを、あの動きを、あの姿を、脳が、心が、おぼえている。
消耗した。
なんでこんなに、苦しいの。
ショーを観て。楽しいはずの、観劇で。
や、楽しいよ。ちゃんと楽しんでるよ。
だけど。
あちこち、きついわ……。
ああもお。
まっつのバカーー!! なんでいないのよーー!!(逆ギレ)
わたしは痛いまっつファンなのだが、まっつを好きになる以前から、ヅカヲタだ。まっつがいなくなったとしても、それは変わらない。
だから、まっつというタカラジェンヌが消えてしまっても、ずっとヅカヲタでいる。
ということで、相変わらず全組観ているし、どの組にも好きなスターがいるし、どの公演を観ても楽しい。
まっつの次に好きなのがだいもんなので、今はだいもんだいもん言ってるし、雪組がHOMEなので、雪っこたちが愛しいし、特にかなとくんがお気に入りだったりする。
花組は元HOMEなもんで愛着あるし、そこでの視点は、今はあきらが圧倒的。や、前回まではだいもんが第一視点で、あきらは次点だったんだけど、今回からはあきら中心っす。
月組はなんといってもちゃぴ! あと、まゆぽん眺めるのも好きだな。星組はやっぱちえねね観てたし、宙組はいつもヲヅキさんにロックオンしてました。
特にご贔屓がいなくったって、ヅカヲタは楽しい。
毎公演、誰かしらの名前を挙げて「かっこいい!」ときゃあきゃあ言ってる。
きゃあきゃあと……気楽に。
ご贔屓じゃないから。
まっつ卒業して半年以上経つわけだけど、次の恋はいつ訪れるのかしら?
過去の恋を忘れるには、新しい恋でしょ?
ちくしょーー、まっつのバカーー!!
まだぜんぜん、前へ進めないんですけど? トラウマジェンヌめ(笑)。
『宝塚幻想曲(タカラヅカ ファンタジア)』観劇後、友人に聞かれたんですよ。
「スーツの場面、こあらさんは誰を観てたの?」
えー、みりおくんがゴールドスーツで、周りを花男たちが囲んでキザに濃ゆく踊る場面です。
長年の花担さん的には……や、花担でなくてもかな、「あれって、みりおくん的にいいの?」な場面なわけで。
いやその、みりおくんはあまりダンスが得意な人ではナイので、そんな彼にあのスーツであのナンバーを、花男たちに囲ませて踊らせる、てのはもう、本人にかなり気の毒なことになってるんじゃあっていう。
実際観てて、こりゃ大変やなあ、と思ったわけで。
観た人みんなが口を揃えて「らんとむで観たかった……!」というあの場面。
真ん中を観るのは痛々しい、じゃあ周囲の誰を観ていた?
聞かれて一瞬、詰まった。
ダレヲミテタ?
「えーと、全体を、観てたかなー」
一瞬詰まって、そう答えた。答えながら、自分で思う、なんか嘘っぽい答え方。
スーツでキザに濃く踊る男たち。
その曲調、振付、演出。
わたしが視ていたのは。
まっつだ。
まっつの、幻影。
まっつが得意としたダンス。ジャンル。花男の真骨頂たるナンバー。
あの真ん中、金色のスーツを着て、帽子をかぶって、あのクールな色男が現れそうだった。
いや、現れた。
わたしのなかに。
この場面だけじゃない。
この『宝塚幻想曲』というショー、やたらと、『インフィニティ』を思い出させる。
なにがどう、じゃなく。
同じ稲葉先生だからか。
創作の癖が出ているんだろうな。また、『インフィニティ』は「タカラヅカREVUEのテンプレ」みたいな、きれいなカタチを持った作品だったし。海外公演に使い回す前提公演だから、余計に「きれいなテンプレ」をそのまんま使ってるんだろうな。
まっつは雪組だった。そして、まっつのいない雪組のショー『ファンシー・ガイ!』を観ても、平静でいられた。幻影に悩まされることはなかった。別モノとして楽しめた。
だからもう、大丈夫なんだと思った。
まっつがいないタカラヅカを、受け入れられているんだと。
油断した。
雪組じゃなく、花組か!
まっつが生を受け、形作られた組。最後まで花男だった、DNAの濃さ。
花組で、稲葉ショーで、来た。
まっつが、いない。
何故いないの。
いなきゃ、おかしいのに。
こんなにこんなに、既視感あるのに。
幻影が見えるのに。
どうして、いないの……?
特に、スーツ場面は、『インフィニティ』のパリに重なって、息が詰まった。
落ち着いて、ここは大劇場、まっつが金色スーツでセンターにいたのはバウよ、大劇場でそんな位置にいるわけないじゃん。
そう思い直せば、今度は真ん中のらんとむさん(何故か脳内変換。オサでもまとぶでもなく、らんとむだった)の周囲にいるだろうまっつを探し出す。
ポジション的にあの辺りかな、てなところを観ては、そこにいない彼を、脳内が勝手に映像を創り上げる。
そして、泣く。
馬鹿げてる。
こんなの、おかしい。
馬鹿げてる。
苦しい苦しい苦しい。
誰よりも美しい、あのダンスを、あの動きを、あの姿を、脳が、心が、おぼえている。
消耗した。
なんでこんなに、苦しいの。
ショーを観て。楽しいはずの、観劇で。
や、楽しいよ。ちゃんと楽しんでるよ。
だけど。
あちこち、きついわ……。
ああもお。
まっつのバカーー!! なんでいないのよーー!!(逆ギレ)
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