なにはともあれ、よかったね。@王家に捧ぐ歌
2015年6月10日 タカラヅカ なんかよくわからんが、愛ちゃん、よかったね!!と、思う。宙組『王家に捧ぐ歌』を見ていると。
愛ちゃんは『王家に捧ぐ歌』の大ファンなの? 出られてうれしい、この作品に出ることがジェンヌ人生最大の夢だった、とか?
それとも初演ケペル役のしいちゃんのファンなの? しい様の役が出来てうれしい、しい様と同じ役をやることがジェンヌ人生最大の夢だった、とか?
それともなんだ、ついに3番手になったぞうれしい! とか、そっち?
よくわかんないけど、舞台にいる愛ちゃんから「うれしい!!」という気持ちが溢れ出てる。
ケペル@愛ちゃんは、とんでもない鼻息。
ほんとに鼻息がマイクに入ってるというわけではなく、マンガにある「やる気」の表現「フンガー!」とか擬音の付く鼻息ね。
全身から、全編、その鼻息が見えるの。マンガ的表現なので、聞こえる、ではなく、見える。
とにかくすっごく力入ってる。
なんつーんだ、45度身体の向きを変えるときに、90度回って、また45度逆回転して、結果として45度にする感じ。……マジにコレ、近いことやってるよね?
となりのメレルカ@ずんちゃんがとてもシンプルに飾り気なく45度だけ動いてるので、余計に目立つ。
マントの扱いにしても、いちいちはためかしてるし。横のずんちゃんが重力に任せたままなので、余計に目立つ。
メレルカは自然体で、ケペルだけみょーに力んでて、いつもひとりで大芝居している。
そういうキャラ立て? ケペルとメレルカって2個イチで区別付かないから、あえてそうしている?
それはアリだと思うけど、「うれしそう」に見えるから、キャラ立てとはチガウ、中の人の感覚でそう見えているじゃないかなと思う。
なんでそうなっているのか、さっぱりわからないけれど。
愉快だからいい。
あの無駄に力入った感じ、悪くないっす。
なにしろあの愛ちゃんが、わたしの視界に入ってくるんだもん。
や、わたしはいつも舞台で愛ちゃんを見つけられない人で、『白夜の誓い』なんかはついに、一度も見つけられなかった。主要キャラ以外は、なにかしら琴線に触れないと認識出来ないみたい……わたし、目とアタマが悪いので。
それが今回、とても愛ちゃんが目に入る。
初演厨のわたしは、定点観測が身に染みついている。この場面この台詞この音楽でここを見る、てな具合に。
それゆえに「ケペルを見る」ことも、習性として染みついている。や、わたししい様ファンですから!
だからケペル役の人をごく自然に見てしまう、のは事実。
ケペルだから見るのであって、「いつもどこにいるのかわからないのに、今回はちゃんと見つけられるわ!」ということではない、のかもしれない。
でも、定点観測以外のところでも、目に入るんだ。
モブをオペラなしでぼーっと眺めているときに、変に力入った動きの人がいる……ああ、愛ちゃんか、てな風に。
いやあ……面白いな、愛ちゃん。
やる気に満ちあふれてる。うれしさに満ちあふれてる。
技術はともかく、舞台の上の役者が、やり甲斐もって気力あふれさせて存在しているのを見るのは、気持ちいい。
そして。
初代ケペル役のしいちゃんもまた、そーゆータイプだったんだ。
技術がある人ではなかったんだが、とにかくもお、舞台の上でゴーゴー燃えさかっていてね。うるさいくらいだった。
ケペル役のときなんかほんと、鼻息荒くて。フンガーフンガーいってるような芸風全開だった。
愛ちゃんケペルが琴線に触れるのは、そのためだろう。
あのうるささが、微笑ましい。
わかったわかった、うれしいのはわかったから、ちょっと落ち着こうや、な?
と、肩を叩きたくなる感じ。
やる気あふれてるのはわかったから、ちょっとは周りも見ようや、な?
と、なだめたくなる感じ。
それが、いいんだわー(笑)。
ケペルは、そうでなきゃ!! と、思う。
そして、思うんだ。
愛ちゃん、よかったね!! と。
なにがそんなにうれしいのかわかんないけど、そんな君を見ていると、こっちもうれしくくすぐったくなるよ、と。
愛ちゃんは『王家に捧ぐ歌』の大ファンなの? 出られてうれしい、この作品に出ることがジェンヌ人生最大の夢だった、とか?
それとも初演ケペル役のしいちゃんのファンなの? しい様の役が出来てうれしい、しい様と同じ役をやることがジェンヌ人生最大の夢だった、とか?
それともなんだ、ついに3番手になったぞうれしい! とか、そっち?
よくわかんないけど、舞台にいる愛ちゃんから「うれしい!!」という気持ちが溢れ出てる。
ケペル@愛ちゃんは、とんでもない鼻息。
ほんとに鼻息がマイクに入ってるというわけではなく、マンガにある「やる気」の表現「フンガー!」とか擬音の付く鼻息ね。
全身から、全編、その鼻息が見えるの。マンガ的表現なので、聞こえる、ではなく、見える。
とにかくすっごく力入ってる。
なんつーんだ、45度身体の向きを変えるときに、90度回って、また45度逆回転して、結果として45度にする感じ。……マジにコレ、近いことやってるよね?
となりのメレルカ@ずんちゃんがとてもシンプルに飾り気なく45度だけ動いてるので、余計に目立つ。
マントの扱いにしても、いちいちはためかしてるし。横のずんちゃんが重力に任せたままなので、余計に目立つ。
メレルカは自然体で、ケペルだけみょーに力んでて、いつもひとりで大芝居している。
そういうキャラ立て? ケペルとメレルカって2個イチで区別付かないから、あえてそうしている?
それはアリだと思うけど、「うれしそう」に見えるから、キャラ立てとはチガウ、中の人の感覚でそう見えているじゃないかなと思う。
なんでそうなっているのか、さっぱりわからないけれど。
愉快だからいい。
あの無駄に力入った感じ、悪くないっす。
なにしろあの愛ちゃんが、わたしの視界に入ってくるんだもん。
や、わたしはいつも舞台で愛ちゃんを見つけられない人で、『白夜の誓い』なんかはついに、一度も見つけられなかった。主要キャラ以外は、なにかしら琴線に触れないと認識出来ないみたい……わたし、目とアタマが悪いので。
それが今回、とても愛ちゃんが目に入る。
初演厨のわたしは、定点観測が身に染みついている。この場面この台詞この音楽でここを見る、てな具合に。
それゆえに「ケペルを見る」ことも、習性として染みついている。や、わたししい様ファンですから!
だからケペル役の人をごく自然に見てしまう、のは事実。
ケペルだから見るのであって、「いつもどこにいるのかわからないのに、今回はちゃんと見つけられるわ!」ということではない、のかもしれない。
でも、定点観測以外のところでも、目に入るんだ。
モブをオペラなしでぼーっと眺めているときに、変に力入った動きの人がいる……ああ、愛ちゃんか、てな風に。
いやあ……面白いな、愛ちゃん。
やる気に満ちあふれてる。うれしさに満ちあふれてる。
技術はともかく、舞台の上の役者が、やり甲斐もって気力あふれさせて存在しているのを見るのは、気持ちいい。
そして。
初代ケペル役のしいちゃんもまた、そーゆータイプだったんだ。
技術がある人ではなかったんだが、とにかくもお、舞台の上でゴーゴー燃えさかっていてね。うるさいくらいだった。
ケペル役のときなんかほんと、鼻息荒くて。フンガーフンガーいってるような芸風全開だった。
愛ちゃんケペルが琴線に触れるのは、そのためだろう。
あのうるささが、微笑ましい。
わかったわかった、うれしいのはわかったから、ちょっと落ち着こうや、な?
と、肩を叩きたくなる感じ。
やる気あふれてるのはわかったから、ちょっとは周りも見ようや、な?
と、なだめたくなる感じ。
それが、いいんだわー(笑)。
ケペルは、そうでなきゃ!! と、思う。
そして、思うんだ。
愛ちゃん、よかったね!! と。
なにがそんなにうれしいのかわかんないけど、そんな君を見ていると、こっちもうれしくくすぐったくなるよ、と。
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