ヒロイン他のみなさん。@『A-EN』ARI VERSION
2015年9月16日 タカラヅカ 『A-EN』ARI VERSION初日観劇。
1幕『PROM LESSON』オープニングにちょーテンション上がった!
あーさ版とは違う意味で。
あーさ版そのままやるのかなと思うじゃん。漠然と。
そしたら、確かに同じなんだけど、男女逆転キターーッ!
あーさ版で男子生徒たち+あーさだったダンスナンバーが、全員女子+くらげちゃんになってるーー!!
きゃーっ、女の子かわいい、かわいい!
あーさ版が、「トップスターあーさ」という方程式で作られているわけよ。
それをそのままくらげちゃんに置き換えると、「トップスターくらげちゃん」になるの。
娘役という日陰の存在が、ばーーんと太陽の下に躍り出ましたー!
楽しいーー。
女の子たちが、女の子であることを武器に、とびきりキュートに歌い踊る様がたまらん。
そしてくらげちゃんの納得の主役力。
経験値の差が大きく出てる、美少女たちのセンターで踊るの納得!
このままくらげちゃん主役でやってくれてもよかったのになあ(笑)。女の子主役の少女マンガ、バウワークショップのどさくさでなら、ちょっとやってくれてもアリだと思うけどなあ。
暁くん版は、あーさ版のパロディ的な作り方。先にあーさ版がある、という前提で作られている。だからあーさポジションのくらげちゃんの比重が、通常のヅカヒロインより大きい。
おかげで安心して観ることが出来た。やっぱうまいわ。大劇場本公演でヒロイン経験済みだもんなー、今さらバウワークショップぐらい、なんでもないよなー。
芝居での比重が高いから、ショーでもそうかと思ったら、ソレはなかった。
ショーは暁くんによる暁くんのためのショー。そりゃそうだよな。
納得はするけれど、ちょっと残念でもある。
くらげちゃんは芝居よりショーが弱い印象だし、娘役は男役以上にショーでの「スター」経験を得にくい。こういう場を借りて、訓練しておいた方がいいのにな。
反対に、こんな絶好の機会がありながら、くらげちゃんにショーのセンターを勤めさせないことに、彼女のトップ就任予定の遠さを感じた。
ののすみもみゆちゃんも、バウでショー公演の真ん中経験者だもんな。男役主演のふりをしながら、フタを開けてみると彼女たちの真ん中修行公演だったという。
だいもんセンター期待していたわたしは、けっこうがっくり来てたわよねえ、当時……(笑)。また、みやちゃん単独を期待していたら、相手役としてがっつりスター枠にみゆちゃんがいて、その分みやちゃんが割り食ってて、そこでもちょっと肩を落としてたっけ……。89期ってそんな扱い。
暁くんはそんな扱い受けるわけないから、そりゃ「トップ娘役」ポジションの女の子は置かないわ……。女の子は取っかえ引っかえ、男役に女装させたり自分が女役やったり、全部持ってくよね。
や、この公演は暁くんを盛り立てるためにあるのだから、それでいいと思う。彼にはたくさん経験を積んで、ぜひいい男になって欲しい。
くらげちゃんのツンデレ美少女はいいんだけど、彼女のきつい・硬い持ち味が、良くも悪くも出ていたなと。
背中に定規入ってるイメージ? コメディやっててなお、ゆるくはならない頑なさ。
もっと柔軟になれば、輝きも増すだろうな。
2番手はアリエル@暁くんのライバルキャラ、コリン@れんこん。
破綻のナイ人なんだが、こーゆー無茶振り系だと、沈むなあ。破裂する芸風じゃないし、すべりもしないので、予定調和的に収束する。
彼はシリアスの方がいいなあ……。コメディだとしても、ギャグコメじゃなく、正統派に芝居で笑わせる系の方がいいと思った。
あと、個人的に。彼にはみょーな色気があると思っているので、ソレを活かせる役が見たかったなあああ。って、この世界観じゃそんな役存在しないけどさ。
その相手役、サンドリーヌ様@さくらちゃんは、とりあえず派手だ(笑)。こちらがガツンと来る分れんこんさらに不利。
くらげちゃんが硬質で、さくらちゃんは骨太。かきんかきん音がしそうな戦いだな、すごいよ月娘。
ステラ@真愛さんはうまくてきれいな人なのに、何故にこうも輪郭を深く刻むのが苦手なんだろう。
やわらかい色ややさしい色を出すのは得意でも、今回のようなイロモノキャラだとなんか足りない気がする。
や、芝居は好みの問題なので、わたしにそう思えるだけなんだけど。
うまいだけに、もどかしい。
3番手抜擢の英かおとくんは、芝居もショーもよくやっていたなと。破綻ナイのは助かる。や、劇団は抜擢だけして実力については目をつぶる、てなことを今まで平気でしてきたから。それを見せられる客の立場は関係なく。
お芝居は元気で跳ねる直前のゴムマリみたい。「これから」を感じさせるの。役割があるから勝手に跳ねないで止まってるけど、跳ねるだけの弾力あるよこれは、と思わせる感じ。
ダンスもよく動いてた。スタイルいいねー。
顔が好みでないために今のところ琴線に触れることがないんだが、今後月組で活躍するはずだから、注目します。
もうひとりの抜擢組、礼華はるくんも同じ。学年からすれば破綻なくよくやってる。でも顔が好みでないために今のところは静観。
こっから技術が上がりビジュアルが磨かれ、個性が見えてくると魅力がわかるようになるんだろう。
今は「認識した」ということで。
暁くん版も、女の子たちがかわいかったなあ。
制服女子最強! 女の子たちの小芝居眺めてるだけで楽しめるわー。
ヒロインの親友ちゃん@かのんちゃんもかわいかった。ああいう「女の子同士」のふつーの友情っていいよね。ヅカではナニ気にめずらしい。
完全イロモノのクレア先生@くれあちゃんとサム先生@有瀬くんは……ごめん、わたしにはちょっと痛々しくてつらかった。ほんとごめん。
脚本の問題っす。
あーさ版でも思ったけど、ほんとつらいわ、教師の恋愛コント。笑えるけど、あんな笑いをわたしはタカラヅカで求めてない。
もっとまともにやってくれればよかったのに。
1幕『PROM LESSON』オープニングにちょーテンション上がった!
あーさ版とは違う意味で。
あーさ版そのままやるのかなと思うじゃん。漠然と。
そしたら、確かに同じなんだけど、男女逆転キターーッ!
あーさ版で男子生徒たち+あーさだったダンスナンバーが、全員女子+くらげちゃんになってるーー!!
きゃーっ、女の子かわいい、かわいい!
あーさ版が、「トップスターあーさ」という方程式で作られているわけよ。
それをそのままくらげちゃんに置き換えると、「トップスターくらげちゃん」になるの。
娘役という日陰の存在が、ばーーんと太陽の下に躍り出ましたー!
楽しいーー。
女の子たちが、女の子であることを武器に、とびきりキュートに歌い踊る様がたまらん。
そしてくらげちゃんの納得の主役力。
経験値の差が大きく出てる、美少女たちのセンターで踊るの納得!
このままくらげちゃん主役でやってくれてもよかったのになあ(笑)。女の子主役の少女マンガ、バウワークショップのどさくさでなら、ちょっとやってくれてもアリだと思うけどなあ。
暁くん版は、あーさ版のパロディ的な作り方。先にあーさ版がある、という前提で作られている。だからあーさポジションのくらげちゃんの比重が、通常のヅカヒロインより大きい。
おかげで安心して観ることが出来た。やっぱうまいわ。大劇場本公演でヒロイン経験済みだもんなー、今さらバウワークショップぐらい、なんでもないよなー。
芝居での比重が高いから、ショーでもそうかと思ったら、ソレはなかった。
ショーは暁くんによる暁くんのためのショー。そりゃそうだよな。
納得はするけれど、ちょっと残念でもある。
くらげちゃんは芝居よりショーが弱い印象だし、娘役は男役以上にショーでの「スター」経験を得にくい。こういう場を借りて、訓練しておいた方がいいのにな。
反対に、こんな絶好の機会がありながら、くらげちゃんにショーのセンターを勤めさせないことに、彼女のトップ就任予定の遠さを感じた。
ののすみもみゆちゃんも、バウでショー公演の真ん中経験者だもんな。男役主演のふりをしながら、フタを開けてみると彼女たちの真ん中修行公演だったという。
だいもんセンター期待していたわたしは、けっこうがっくり来てたわよねえ、当時……(笑)。また、みやちゃん単独を期待していたら、相手役としてがっつりスター枠にみゆちゃんがいて、その分みやちゃんが割り食ってて、そこでもちょっと肩を落としてたっけ……。89期ってそんな扱い。
暁くんはそんな扱い受けるわけないから、そりゃ「トップ娘役」ポジションの女の子は置かないわ……。女の子は取っかえ引っかえ、男役に女装させたり自分が女役やったり、全部持ってくよね。
や、この公演は暁くんを盛り立てるためにあるのだから、それでいいと思う。彼にはたくさん経験を積んで、ぜひいい男になって欲しい。
くらげちゃんのツンデレ美少女はいいんだけど、彼女のきつい・硬い持ち味が、良くも悪くも出ていたなと。
背中に定規入ってるイメージ? コメディやっててなお、ゆるくはならない頑なさ。
もっと柔軟になれば、輝きも増すだろうな。
2番手はアリエル@暁くんのライバルキャラ、コリン@れんこん。
破綻のナイ人なんだが、こーゆー無茶振り系だと、沈むなあ。破裂する芸風じゃないし、すべりもしないので、予定調和的に収束する。
彼はシリアスの方がいいなあ……。コメディだとしても、ギャグコメじゃなく、正統派に芝居で笑わせる系の方がいいと思った。
あと、個人的に。彼にはみょーな色気があると思っているので、ソレを活かせる役が見たかったなあああ。って、この世界観じゃそんな役存在しないけどさ。
その相手役、サンドリーヌ様@さくらちゃんは、とりあえず派手だ(笑)。こちらがガツンと来る分れんこんさらに不利。
くらげちゃんが硬質で、さくらちゃんは骨太。かきんかきん音がしそうな戦いだな、すごいよ月娘。
ステラ@真愛さんはうまくてきれいな人なのに、何故にこうも輪郭を深く刻むのが苦手なんだろう。
やわらかい色ややさしい色を出すのは得意でも、今回のようなイロモノキャラだとなんか足りない気がする。
や、芝居は好みの問題なので、わたしにそう思えるだけなんだけど。
うまいだけに、もどかしい。
3番手抜擢の英かおとくんは、芝居もショーもよくやっていたなと。破綻ナイのは助かる。や、劇団は抜擢だけして実力については目をつぶる、てなことを今まで平気でしてきたから。それを見せられる客の立場は関係なく。
お芝居は元気で跳ねる直前のゴムマリみたい。「これから」を感じさせるの。役割があるから勝手に跳ねないで止まってるけど、跳ねるだけの弾力あるよこれは、と思わせる感じ。
ダンスもよく動いてた。スタイルいいねー。
顔が好みでないために今のところ琴線に触れることがないんだが、今後月組で活躍するはずだから、注目します。
もうひとりの抜擢組、礼華はるくんも同じ。学年からすれば破綻なくよくやってる。でも顔が好みでないために今のところは静観。
こっから技術が上がりビジュアルが磨かれ、個性が見えてくると魅力がわかるようになるんだろう。
今は「認識した」ということで。
暁くん版も、女の子たちがかわいかったなあ。
制服女子最強! 女の子たちの小芝居眺めてるだけで楽しめるわー。
ヒロインの親友ちゃん@かのんちゃんもかわいかった。ああいう「女の子同士」のふつーの友情っていいよね。ヅカではナニ気にめずらしい。
完全イロモノのクレア先生@くれあちゃんとサム先生@有瀬くんは……ごめん、わたしにはちょっと痛々しくてつらかった。ほんとごめん。
脚本の問題っす。
あーさ版でも思ったけど、ほんとつらいわ、教師の恋愛コント。笑えるけど、あんな笑いをわたしはタカラヅカで求めてない。
もっとまともにやってくれればよかったのに。
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