お楽しみのタカラヅカ・ヒットメドレー。@宝塚音楽学校第105期文化祭
2019年2月24日 タカラヅカ2019年2月24日 宝塚音楽学校第105期文化祭千秋楽
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宝塚音楽学校第105期文化祭覚え書き、その3。
男役は男の子、娘役は女の子と書く。文化祭だけど、それでもやっぱりタカラヅカだから!
日舞の次、予科生コーラスをはさんで、クラシック・ヴォーカル。
今年は娘役ふたりだけだった。男子ナシか……!
上川さんとハーバートさん。
娘役の歌の見せ場は、日舞のソロとクラシック・ヴォーカルとポピュラー・ヴォーカルのオブリガート。
顔おぼえられない残念なアタマしか持ってないわたしは、とりあえずこの3つの役割の女の子だけチェックすることにしている。
クラシック・ヴォーカルとオブリガートの両方をやるハーバートさんは、この期でかなりの歌ウマと判断できる。
しかも美少女とか……! すげえな。
オペレッタを歌うハーバートさんは、ぷるぷる細かく震えていて、肩でも叩こうもんなら跳び上がりそうなほど、力入りまくりだった。
余裕もなにもなく、ただ歌うことにのみ集中している様子。
この子が「表現する」余裕を、「音で遊ぶ」余白を手に入れたら、どんな歌を聴かせてくれるのかな。
楽しみだ。
正直、クラシック・ヴォーカルはあまり興味がない。
それよりわたしは、ポピュラー・ヴォーカルが好き。楽しみ。
よーするにタカラヅカ・ヒットメドレーだもん。
第1部の華は、なんつっても学生たちによるタカラヅカ・コンサートだと思っている!
いつも思うんだけど、「コンサートの1曲目」には、力のある人を選んでるよね。
最初にコケちゃうと、コンサート自体がぐだぐだになる。
だから最初の声を出す人は、ある程度うまくてタカラヅカっぽく出来上がっている人。でも、オープニングはソロじゃないから、「この子を今後めちゃくちゃ推しますよ!」とか「稀代の歌ウマです、要チェック!」な人は配置しない。
そのあたり、毎年よく人選してるなあと。
今年も、明るくパワフルに、「これからコンサートはじまるよーー!」な期待感を持たせる、良い男の子たちが1曲目の「タカラジェンヌに栄光あれ」を任されていた。
好みかどうかだけでまずセンサーが揺れるわたしは、数人口を見ると「このなかでいちばん好みなのは誰か」を自動的に判別する(笑)。
実力は同じくらいに見えたけれど、丸さが苦手なわたしは舩戸さんの方が好みかなと。
全員ではじまったオープニングのあとは、ざーっと人がいなくなり、娘役3人で1曲「ムーンライト・ロマンス」。
幕が上がる前に、プログラムの写真を見てその美貌に興味津々、わくわくだった土井さんの見せ場ですよ。写真だけなら彼女がいちばんきれいだと思う。コーラスでは、スタイルも含めてついハーバートさんに目が行っちゃったけど。
期待した土井さんが、もう……(笑)。
ちょっとツボに入りました。
お化粧、似合ってない……!!
元の顔がきれいだからか、ヅカ化粧がくどく感じて、マンガっぽくなってる。あら~~。
美人さんは大変やな。ヅカメイクは薄い顔立ちの方が映えるもんねえ。
ここでは土山さんの歌声がすばらしかったっす。
次がなんかドラマティックに女の子ひとり登場で、「小さな花がひらいた」を歌い出す。
紫りらちゃんに似てると思った。顔の輪郭と、目鼻口が中央に集まった感じ。
うまいし、ドラマティックに歌ってくれているんだけど、……うーん、わたしちょっと苦手なキャラかも。
歌よりも、お芝居を含めたキャラクタ的なところで、なんか違和感強い。歌の解釈かしら?
で、プログラムに「ソロ」「カルテット」と表記あったけど、ほんと歌うのはひとりだけで、残り4人はあとから出てきて「子どもの演技」をするのがいちばんのお仕事だった……歌が仕事じゃないのか、歌唱コンサートなのに(笑)。
文化祭は「全員出演」が大前提なので、クラシック・ヴォーカル以外は全員出演。当然、ポピュラー・ヴォーカル13曲の中に、全員絶対に登場する。
歌ウマはひとりで歌い、歌がアレな子は大勢でわーっと登場して、1小節くらいひとりで声を出す部分をもらう程度で終わる。
だから、コーラスするだけの「カルテット」もありだけど……歌より芝居要員っていうのは、新しい(笑)。
子役の男の子のうちのひとりが気になった。たぶん橋本さんだと思う。
しっかし、歌の背景、元の舞台そのものを知ってないと、わけわかんない演出やな……。
ソロの倉田さんが歌っている歌自体には、「子どもが出てきていじけたり転がったり、それをはげましたりする」という説明はどこにもない。
そして、出演者は全員同じ服装なので、「いきなり子役演技」をはじめられても、……知らない人はびっくりするだろうなああ。
『タカラヅカスペシャル』なら、ファンしか観てないから「小さな花がひらいた」といえば子どもがわらわら泣くアレだなとわかるけど、文化祭の客席って「宝塚歌劇を一度も観たことがない」人も、わりとふつーにいるからなあ。
ほんと、文化祭の客席で周囲の話し声聞いてると、「タカラヅカは観たことがない」人がけっこういることに驚くよ~。彼らは「娘」とか「孫」とか、「身内の卒業公演」を観に来た人で、「タカラヅカファン」ではないんだもの。
身内が音楽学校に入ったから、とりあえずタカラヅカ本公演を1回は観たことがある、ぐらいの人とか、ポピュラー・ヴォーカルの間ぽかーんとしてるものねえ。
こんだけヅカファンなら誰でも知ってる曲のオンパレードでも「ぜんぜん知らない曲ばかりだった、あれは舞台の曲なの?」「さあ? たぶんそうなんじゃないかしら」と無邪気に連れと話してたりとか。
ポピュラー・ヴォーカルを120%楽しめるのはヅカヲタの特権だ(笑)。
けっこう後の日にち欄https://koala.diarynote.jp/201903040304035331/へ続く。
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宝塚音楽学校第105期文化祭覚え書き、その3。
男役は男の子、娘役は女の子と書く。文化祭だけど、それでもやっぱりタカラヅカだから!
日舞の次、予科生コーラスをはさんで、クラシック・ヴォーカル。
今年は娘役ふたりだけだった。男子ナシか……!
上川さんとハーバートさん。
娘役の歌の見せ場は、日舞のソロとクラシック・ヴォーカルとポピュラー・ヴォーカルのオブリガート。
顔おぼえられない残念なアタマしか持ってないわたしは、とりあえずこの3つの役割の女の子だけチェックすることにしている。
クラシック・ヴォーカルとオブリガートの両方をやるハーバートさんは、この期でかなりの歌ウマと判断できる。
しかも美少女とか……! すげえな。
オペレッタを歌うハーバートさんは、ぷるぷる細かく震えていて、肩でも叩こうもんなら跳び上がりそうなほど、力入りまくりだった。
余裕もなにもなく、ただ歌うことにのみ集中している様子。
この子が「表現する」余裕を、「音で遊ぶ」余白を手に入れたら、どんな歌を聴かせてくれるのかな。
楽しみだ。
正直、クラシック・ヴォーカルはあまり興味がない。
それよりわたしは、ポピュラー・ヴォーカルが好き。楽しみ。
よーするにタカラヅカ・ヒットメドレーだもん。
第1部の華は、なんつっても学生たちによるタカラヅカ・コンサートだと思っている!
いつも思うんだけど、「コンサートの1曲目」には、力のある人を選んでるよね。
最初にコケちゃうと、コンサート自体がぐだぐだになる。
だから最初の声を出す人は、ある程度うまくてタカラヅカっぽく出来上がっている人。でも、オープニングはソロじゃないから、「この子を今後めちゃくちゃ推しますよ!」とか「稀代の歌ウマです、要チェック!」な人は配置しない。
そのあたり、毎年よく人選してるなあと。
今年も、明るくパワフルに、「これからコンサートはじまるよーー!」な期待感を持たせる、良い男の子たちが1曲目の「タカラジェンヌに栄光あれ」を任されていた。
好みかどうかだけでまずセンサーが揺れるわたしは、数人口を見ると「このなかでいちばん好みなのは誰か」を自動的に判別する(笑)。
実力は同じくらいに見えたけれど、丸さが苦手なわたしは舩戸さんの方が好みかなと。
全員ではじまったオープニングのあとは、ざーっと人がいなくなり、娘役3人で1曲「ムーンライト・ロマンス」。
幕が上がる前に、プログラムの写真を見てその美貌に興味津々、わくわくだった土井さんの見せ場ですよ。写真だけなら彼女がいちばんきれいだと思う。コーラスでは、スタイルも含めてついハーバートさんに目が行っちゃったけど。
期待した土井さんが、もう……(笑)。
ちょっとツボに入りました。
お化粧、似合ってない……!!
元の顔がきれいだからか、ヅカ化粧がくどく感じて、マンガっぽくなってる。あら~~。
美人さんは大変やな。ヅカメイクは薄い顔立ちの方が映えるもんねえ。
ここでは土山さんの歌声がすばらしかったっす。
次がなんかドラマティックに女の子ひとり登場で、「小さな花がひらいた」を歌い出す。
紫りらちゃんに似てると思った。顔の輪郭と、目鼻口が中央に集まった感じ。
うまいし、ドラマティックに歌ってくれているんだけど、……うーん、わたしちょっと苦手なキャラかも。
歌よりも、お芝居を含めたキャラクタ的なところで、なんか違和感強い。歌の解釈かしら?
で、プログラムに「ソロ」「カルテット」と表記あったけど、ほんと歌うのはひとりだけで、残り4人はあとから出てきて「子どもの演技」をするのがいちばんのお仕事だった……歌が仕事じゃないのか、歌唱コンサートなのに(笑)。
文化祭は「全員出演」が大前提なので、クラシック・ヴォーカル以外は全員出演。当然、ポピュラー・ヴォーカル13曲の中に、全員絶対に登場する。
歌ウマはひとりで歌い、歌がアレな子は大勢でわーっと登場して、1小節くらいひとりで声を出す部分をもらう程度で終わる。
だから、コーラスするだけの「カルテット」もありだけど……歌より芝居要員っていうのは、新しい(笑)。
子役の男の子のうちのひとりが気になった。たぶん橋本さんだと思う。
しっかし、歌の背景、元の舞台そのものを知ってないと、わけわかんない演出やな……。
ソロの倉田さんが歌っている歌自体には、「子どもが出てきていじけたり転がったり、それをはげましたりする」という説明はどこにもない。
そして、出演者は全員同じ服装なので、「いきなり子役演技」をはじめられても、……知らない人はびっくりするだろうなああ。
『タカラヅカスペシャル』なら、ファンしか観てないから「小さな花がひらいた」といえば子どもがわらわら泣くアレだなとわかるけど、文化祭の客席って「宝塚歌劇を一度も観たことがない」人も、わりとふつーにいるからなあ。
ほんと、文化祭の客席で周囲の話し声聞いてると、「タカラヅカは観たことがない」人がけっこういることに驚くよ~。彼らは「娘」とか「孫」とか、「身内の卒業公演」を観に来た人で、「タカラヅカファン」ではないんだもの。
身内が音楽学校に入ったから、とりあえずタカラヅカ本公演を1回は観たことがある、ぐらいの人とか、ポピュラー・ヴォーカルの間ぽかーんとしてるものねえ。
こんだけヅカファンなら誰でも知ってる曲のオンパレードでも「ぜんぜん知らない曲ばかりだった、あれは舞台の曲なの?」「さあ? たぶんそうなんじゃないかしら」と無邪気に連れと話してたりとか。
ポピュラー・ヴォーカルを120%楽しめるのはヅカヲタの特権だ(笑)。
けっこう後の日にち欄https://koala.diarynote.jp/201903040304035331/へ続く。
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