2019年3月14日 全ツ宙組『追憶のバルセロナ』『NICE GUY!!』ラインアップ発表
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2019年 公演ラインアップ【全国ツアー公演】<8月~9月・宙組『追憶のバルセロナ』『NICE GUY!!』>
2019/03/14
2019年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【全国ツアー公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   
宙組公演
■主演・・・真風 涼帆、星風 まどか

◆全国ツアー:2019年8月31日(土)~9月23日(月)

ミュージカル・ロマン
『追憶のバルセロナ』

作・演出/正塚 晴彦

2002年に絵麻緒ゆうと紺野まひるを中心とした雪組によって上演された作品の再演。
時は19世紀のスペイン。バルセロナの貴族の嫡子フランシスコは、宣戦布告してきたフランス軍に立ち向かうべく、親友のアントニオと共に戦場へと向かう。激しい戦闘の末、フランシスコは瀕死の重傷を負うが、旅芸人一座の娘イサベルの献身的な介抱によって一命を取り留める。一座と行動を共にしながらも、フランス軍に占領された祖国の現状を憂うフランシスコは、カーニバルの賑わいにまぎれバルセロナへと潜入。そこで彼が目にしたのは、いまやフランスの協力者となったアントニオと、彼の妻となったかつての許嫁セシリアの姿だった……。
祖国の誇りを取り戻すため立ち上がる青年の、愛と戦いの物語。

ショー・アトラクト
『NICE GUY!!』-その男、Sによる法則-

作・演出/藤井 大介

「ナイスガイ」をキーワードに「男の美学」を追求したこの作品は、2011年に大空祐飛を中心とした宙組によって初演。“その男、S”とは真風涼帆のことであり、シャープな格好良さ、大人の男の優しさなど、真風涼帆を中心とした宙組の魅力を余すところなくお届けする、華やかでダイナミックなショー作品です。

 ちょ、『追憶のバルセロナ』って!!

 再演するような話かよ!!

 や、駄作だと思ってたので(笑)。

 別箱しか書けないと思われていたし、本公演の仕事はさっぱりさせてもらえていなかった時代に、すっげー久しぶりきた大劇場本公演、いつものバウサイズの話じゃダメだぞ、変哲もないスーツ姿で衝立ごろごろ移動させるだけの地味な画面じゃダメだぞ、「ああ」「うん」だけの少人数ストレートプレイじゃダメだぞ、大丈夫かハリー! と、ファンを心配させていたが、フタを開けてみるとめずらしいコスチュームもので歌やダンスも挿入し、覆面義賊が客席で追いかけっことか流行りの演出も入れ、大劇場公演らしく華やかに大仰にしようという意欲が感じられる作品だった。
 すごいわ正塚せんせ、大衆におもねることもするんじゃん! 「観客なんてバカばっかり」と台詞で言わせて「うわ、こんなとこで本音キター!」とファンをハラハラさせた、あの正塚せんせが、観客ウケを狙うなんて。ファンサービスを考えるなんて。久々の大劇場本公演作品って、力入るもんなんだな。

 ……そう思った、その「正塚らしくない、大劇場本公演向けの演出」がすべてすべり、作品が駄作になった、という皮肉な作品。

 無駄に歌ったり踊ったり、覆面ヒーローだったり。
 盛った部分が、すべてマイナス要因。

 「大劇場本公演向け演出」をすべてそぎ落とし、「物語部分のみ」で上演した、101期と105期の文化祭作品『黒い風の物語』は佳作だった。

 でも再演するのは『黒い風の物語』じゃなくて、『追憶のバルセロナ』なんだよね……?
 大変だニャ。

 や、壊れていようと、好きな物語なので、また観られるのはうれしい。

 アントニオを誰がやるかだよなー。
 主人公フランシスコと儲け役のロベルトは、誰がやってもかっこいいと思う。
 「祖国と親友を裏切って尚、誠実」なアントニオが難しい。

 順当に行けば、フランシスコ@マカゼ、アントニオ@キキ、ロベルト@ずんですな。楽しみだ。
 101期文化祭でアントニオを演じたこってぃは出演するのかしら……?


 ショーはゆーひくんの『NICE GUY!!』ですか……。謎なチョイス。

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