居住性の悪い映画館では見たくないな。@ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
2003年5月21日 映画 『ロード・オブ・ザ・リング』をまだ見ていない、と言ったらオレンジに叱られた。
「あれほどしょっちゅう映画を見ていながら、『指輪』を見ていないなんて!」と。
なんで見てないかって?
答えはひとつ。
……長いんだもん。
簡単には見に行けないよー。丸1日空けないとイカンじゃないかー。
つーことで、よーやく腹くくって見に行きました。
んで、感想。
長かった……。
『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、監督ピーター・ジャクソン、出演イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン。
3つに別れてしまった旅の仲間たち。えーと、本筋は指輪を持ったホビットのフロドと、その従者のサムよね。彼らは当初の目的である、「こんな指輪あっちゃイカン、捨てに行くぞ!」の旅をしている。彼らのパーティには指輪の前の持ち主のゴラムが加わり、さらに前回お亡くなりになったボロミアの弟ファラミアに出会ってすったもんだ。
前回さらわれたホビット2匹は、自力脱出、迷い込んだ森で木の人と出会って彼らと行動。
人間アラゴルン、エルフのレゴラス、ドワーフのギムリはクラスチェンジしたガンダルフと再会、合流してサルマン様にターゲットにされている人間の国ローハンに到着。そこで大戦争。
オレンジの影響で、サルマン様は「様」付けなのよ。つーか、サルマン様がスクリーン登場するなり吹き出しかけたわ。オレンジはサルマン様を偏愛してるからなあ……(笑)。
それにしても長かった……。
真ん中ぐらいで「つづく」にしてくれてもよかったわ。わたし的には。で、全5部作でも6部作でもかまわないんだけど。つーか、テレビドラマで見たかったなあ。毎週30分とかで。1年くらいかけて。60分半年でもいいが。
もちろん、スクリーンでなきゃ意味のない映像だとわかっているんだけどね。
ただ、これだけのドラマを駆け足でやっちゃうのはもったいない気がするのよ。いくらでも膨らますことができるだろうし、書き込むこともできると思うから。
なんにせよ、素直に映像をたのしんだ。
映画はいいなあ。と。
わたし、原作をまったく知らないので、予備知識なぞ持っておりません。
読む予定もありません。
いや、原作にはいろいろとトラウマがあってね。語ると長いし読む方もウザいだけだろーから書かないが。
きっと一生読まない。なんせトラウマ(笑)。
映画であることの意味、を噛みしめた。
あの長い長い戦闘シーンを見ながら。
いや、ほんと長かったんだわ、戦闘シーン。真っ向から戦争でね。城攻めでね。攻めてきているのが人間じゃないってことをのぞけば、正しく時代考証された「当時の戦争の再現」映像だったんだと思うよ。たぶん、たのしくこだわって再現したんだろーな。
これは「映像」でなきゃダメだろ、と思う。
この内容をいちばん的確に、わかりやすく、たのしく、ドラマチックに表現できるのは「映像」だろ、と思った。
わたし、フィクションにおいては、固有ジョブが好きなのね。必殺技、と言ってもいいかもしれない。
つまり、そのジャンルが持つ、ジャンル固有の表現。代用の利かない力。
よくあるじゃん、「マンガにすればいいのに」と思えるような小説、「アニメならゆるせるかな」と思えるようなマンガ、「それだけ全部台詞で説明するなら、小説にすれば?」と思えるようなテレビドラマ、「映画が作りたいならはじめから映画作れば?」と言いたくなるようなゲーム……。
なんのために、そのジャンルでその作品を作っているの? と、疑問になるよーなものは、嫌い。代用がきくなんて、ばかばかしい。
せっかく映画なんだから、「映画でなければ意味がない」だけのものを見せてくれ。
……とゆー点において、とても興味深く、たのしみました。
さっきテレビドラマで見たかった、と言ったのとは、ちがうハートで言ってます(笑)。
わたしは正直なとこ、1作目はそれほど感銘を受けなかったので、今回よーやくちゃんとたのしかった、と思いましたのことよ。
たしかに1作目もボロミアとか萌えはあったけど、それほど心には響かなかったのね。ふつーに萌え、って程度。
ちゃんと萌えるには、いろいろ見ている側で補完しなきゃならなかったし、補完して萌えるほど、作品自体に魅力を感じなかった。
まー、あきらかに「登場人物紹介」で終わっちゃったから、仕方ないのかもしれんが。
今回、よーやく、たのしかった。
わくわく見ました。
いやあ、アラゴルン、かっこいー。ギムリかわいー(笑)。んでもって、レゴラス大活躍、かっこいいわ美しいわ、ものすげえ。
ヒーローたちのヒーローらしい活躍っぷりに、ときめきましたわ。それこそ、ファンタジー映画の醍醐味ってもん。
主人公?のフロドとサムの一歩一歩重い足跡を残すよーな旅っぷりにも、感動です。
落ち込んでいるときに、顔を上げて前に進むために、見るべき映画ですな。……そうでなきゃ、エンタメじゃねえ。
しかし……長かった……(笑)。
「あれほどしょっちゅう映画を見ていながら、『指輪』を見ていないなんて!」と。
なんで見てないかって?
答えはひとつ。
……長いんだもん。
簡単には見に行けないよー。丸1日空けないとイカンじゃないかー。
つーことで、よーやく腹くくって見に行きました。
んで、感想。
長かった……。
『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、監督ピーター・ジャクソン、出演イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン。
3つに別れてしまった旅の仲間たち。えーと、本筋は指輪を持ったホビットのフロドと、その従者のサムよね。彼らは当初の目的である、「こんな指輪あっちゃイカン、捨てに行くぞ!」の旅をしている。彼らのパーティには指輪の前の持ち主のゴラムが加わり、さらに前回お亡くなりになったボロミアの弟ファラミアに出会ってすったもんだ。
前回さらわれたホビット2匹は、自力脱出、迷い込んだ森で木の人と出会って彼らと行動。
人間アラゴルン、エルフのレゴラス、ドワーフのギムリはクラスチェンジしたガンダルフと再会、合流してサルマン様にターゲットにされている人間の国ローハンに到着。そこで大戦争。
オレンジの影響で、サルマン様は「様」付けなのよ。つーか、サルマン様がスクリーン登場するなり吹き出しかけたわ。オレンジはサルマン様を偏愛してるからなあ……(笑)。
それにしても長かった……。
真ん中ぐらいで「つづく」にしてくれてもよかったわ。わたし的には。で、全5部作でも6部作でもかまわないんだけど。つーか、テレビドラマで見たかったなあ。毎週30分とかで。1年くらいかけて。60分半年でもいいが。
もちろん、スクリーンでなきゃ意味のない映像だとわかっているんだけどね。
ただ、これだけのドラマを駆け足でやっちゃうのはもったいない気がするのよ。いくらでも膨らますことができるだろうし、書き込むこともできると思うから。
なんにせよ、素直に映像をたのしんだ。
映画はいいなあ。と。
わたし、原作をまったく知らないので、予備知識なぞ持っておりません。
読む予定もありません。
いや、原作にはいろいろとトラウマがあってね。語ると長いし読む方もウザいだけだろーから書かないが。
きっと一生読まない。なんせトラウマ(笑)。
映画であることの意味、を噛みしめた。
あの長い長い戦闘シーンを見ながら。
いや、ほんと長かったんだわ、戦闘シーン。真っ向から戦争でね。城攻めでね。攻めてきているのが人間じゃないってことをのぞけば、正しく時代考証された「当時の戦争の再現」映像だったんだと思うよ。たぶん、たのしくこだわって再現したんだろーな。
これは「映像」でなきゃダメだろ、と思う。
この内容をいちばん的確に、わかりやすく、たのしく、ドラマチックに表現できるのは「映像」だろ、と思った。
わたし、フィクションにおいては、固有ジョブが好きなのね。必殺技、と言ってもいいかもしれない。
つまり、そのジャンルが持つ、ジャンル固有の表現。代用の利かない力。
よくあるじゃん、「マンガにすればいいのに」と思えるような小説、「アニメならゆるせるかな」と思えるようなマンガ、「それだけ全部台詞で説明するなら、小説にすれば?」と思えるようなテレビドラマ、「映画が作りたいならはじめから映画作れば?」と言いたくなるようなゲーム……。
なんのために、そのジャンルでその作品を作っているの? と、疑問になるよーなものは、嫌い。代用がきくなんて、ばかばかしい。
せっかく映画なんだから、「映画でなければ意味がない」だけのものを見せてくれ。
……とゆー点において、とても興味深く、たのしみました。
さっきテレビドラマで見たかった、と言ったのとは、ちがうハートで言ってます(笑)。
わたしは正直なとこ、1作目はそれほど感銘を受けなかったので、今回よーやくちゃんとたのしかった、と思いましたのことよ。
たしかに1作目もボロミアとか萌えはあったけど、それほど心には響かなかったのね。ふつーに萌え、って程度。
ちゃんと萌えるには、いろいろ見ている側で補完しなきゃならなかったし、補完して萌えるほど、作品自体に魅力を感じなかった。
まー、あきらかに「登場人物紹介」で終わっちゃったから、仕方ないのかもしれんが。
今回、よーやく、たのしかった。
わくわく見ました。
いやあ、アラゴルン、かっこいー。ギムリかわいー(笑)。んでもって、レゴラス大活躍、かっこいいわ美しいわ、ものすげえ。
ヒーローたちのヒーローらしい活躍っぷりに、ときめきましたわ。それこそ、ファンタジー映画の醍醐味ってもん。
主人公?のフロドとサムの一歩一歩重い足跡を残すよーな旅っぷりにも、感動です。
落ち込んでいるときに、顔を上げて前に進むために、見るべき映画ですな。……そうでなきゃ、エンタメじゃねえ。
しかし……長かった……(笑)。
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