下の欄で、言いたい放題ぎゃーぎゃー書いてますが。
 改めてここで、書いておきます。

 
 たぶん、タカラヅカに『ベルサイユのばら』は必要なのでしょう。

 原作のマンガは、時を経てなおすばらしい作品だし。
 世間一般の人々は「タカラヅカ=ベルばら」だと思っているわけだし。

 時代錯誤で劣悪な駄作だとしても、世間がそれを「タカラヅカ」だと思っているのだから、仕方ない。
 大衆が求めるものを上演するのが、ビジネスです。エンタメです。

 大衆(除タカラヅカファン)が求めているのだから、『ベルばら』にはそれに相応しい力があります。

 ヅカファン歴が浅く、まだリアルで『ベルばら』を観ていない人。
「タカラヅカといえば『ベルばら』でしょ? 観てみたいなー」と思っている人。

 とりあえず、体験してみてください。

 良くも悪くも、お祭りです。
 
 楽しむが勝ち。

 そう。
 ヅカファンは『ベルばら』の洗礼を受けて、ひとつステップを上がるモノ。
 『ベルばら』未経験者は、存分に楽しんでください。
 わたしも、平成元年の『ベルばら』はたのしんで観ました。……あのときは、『ベルばら』がナマで観られる、ちゅーだけで感動していたさ。
 若かったわ……純粋だったわ……。

 そーゆー純粋さは、そのとき限りのモノだから。
 豪華なドレスに目を奪われ、人の話やビデオでだけ目にしたことのあるオスカルが、現実に舞台の上にいる感激。

 作品が駄作であることなんか関係ない。

 作品が偽物にすぎなくても、それを観ているあなたの感動は本物だから。

 
 おお。
 なんかえらそーなこと書いてるぞ。見知らぬ人に語りかけてやがるぞ。

 いやその、下の欄の言い訳なんですがね。
 言い訳がえらそーなのは、どーゆーこっちゃ。
 あきまへんなぁ(笑)。
 
 
 言いたいことはひとつ。
 
 ディープなヅカファン(たとえば、緑野こあらとかな)が、どれほど口汚く『ベルばら』を罵っていても、気にせず自分の目でたしかめ、味わってくださいな。

 
 ワタさんのフェルゼンは素敵だろうし、となみちゃんのアントワネットは美しいだろう。
 コム姫オスカルは垂涎モノだろーし、かっしーと水しぇんがアンドレとフェルゼンのどっちをやるのか知らないけど、きっとかっこいいだろう。

 すずみんジェローデルが見たい見たい見たいー、すずみんは絶対貴族でなきゃいやー、平民はだめなのよー! とか。オスカルが誰かによって悶絶だなー、とか。
 ハマコがベルナールだったらどうしようとか(ありえない。でも見たい)、さらに愛耀子がその奥さん役(キャラ名は出したくない・笑)だったらさらにどうしようとか(ハマコがアリなら絶対アリだ。いやすぎる・笑)、新公はかなめオスカルにオヅキアンドレかよおもしろすぎ、とか、たのしみはいくらでもある。(いや、ハマコとアミはないから!!)

 
 タカラヅカの、良くも悪くもタカラヅカらしい作品、『ベルサイユのばら』。

 いい公演になることをのぞむ。


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