小判を前にした猫。@春のおどり
2006年4月19日 タカラヅカ 「歌のタカラヅカ、ダンスのOSK」というらしい。
らしい、というのは、わたしがソレを知らないからだ。
北大阪で育ったわたしの周囲には、タカラヅカしかなかった。親兄弟もヅカは一緒に行っても、OSKのことは話題にすらしなかった。うちのとーちゃんなんか、独身時代のデートでヅカを観に行ったのなんのという話を今でも得意そうにするぞ。「あのときつきあっていたカノジョは、美人だった。そう、今のかーちゃんよりもな……(遠い目)」
宝塚ファミリーランドは家族総出で毎年出掛けたけれど、あやめ池遊園地にはほとんど行ったことがなかった。
や、たんに、距離の問題だな。近鉄沿線は馴染みがない。
そして、さらに。
わたし、ダンスの善し悪し、さーっぱりわからんのですよ。
明らかに下手ならまだ、わかるんだけど。
巧い、と、少し巧い、の差はきっと、わかっていない。
ものすごーく神がかって巧い、とかなら、わかるかなあ? わかるかもなあ。
という、その程度。
ヅカを観ていて重要なのは、わたし的には、演技>歌>ダンス。ぶっちゃけ、踊れなくても問題なし。
芝居ができること、音痴でないことの方が重要。
だもんで、「ダンスが素晴らしい」というのは、わたしにとって猫に小判。
ヅカの公演感想をいっぱい書いてますが、芝居の感想ばかりでショーの感想が少ないのは、わたしの関心がダンスにあまりないからだ。
よくわからんのですよ……すんません。
そんなヤツが初のNewOSK日本歌劇団公演、『春のおどり』第二部「ハッピー・ゲーム−人生は素晴らしいゲーム!−」鑑賞。
えーと、ふつーにショーです。洋物です。ダンスです。
日本物ぢゃなかったんだ!
とゆー、基本的すぎることにおどろきつつ。
幕間で青木さんが言っていた「二部は、OSKらしいショーですから」というのが、こーゆーことだったのかと納得してみたり。(ひとの話はちゃんと聞きましょう)
タイトル通り「ゲーム」がテーマ。恋であったりスポーツであったり。
なにしろ目の前で踊ってくれるので、それだけをきゃーきゃー眺めて時が過ぎる。なにしろわたし、猫ですから! 小判の価値なんて、「きらきらしてるー、きれーい」以上にはなにもわかりません。
わたしはOSKのシステム自体もよくわかっていないんだが。
トップスター至上主義ではないのかな?
第一部の芝居では、切っても切っても義経状態、主役以外ろくに出番がなかったイメージなんだが。
ショーにはそーゆー印象がない。
いろんな人たちが活躍している。
娘役トップ、でいいのかな、若木志帆さんがステキ。ドラマのある人だなー。
桜花昇氏はひたすら派手で。とにかく目につく、きらきらしてる。
キュートな人だ。
トップスター様は芝居のときも思ったけど、端正であるがゆえに、きらきら度は低い。
彼の横に桜花氏がいるのは、コントラストとしてとてもバランスがいい。
あー、わたしのもっともわたしらしい感想を言うと、大貴氏は素敵な受キャラで、桜花氏は有望な攻キャラかと。
とりあえずすべてのものを、受と攻に分類するのは、腐女子の習性ですから。はい。
ショーになっても、芝居のときに目についてしょーがなかったホクロの君は健在、濃いですわ。
でもねでもね、他の誰より、他のナニより。
わたしがショーでいちばん気になったこと、注目だわ!と思っていたことは。
「清盛役の人は、どーゆーコトになっているのか」だったりするんですが。
とゆーのもだ。
芝居を観る限り、平清盛役の人は、専科さんぽかったのだわ。
ヅカでいうなら、汝鳥伶サマってゆーか。
すてきにオジサマ。
さて、このオジサマ、日本物芝居だからどっしりオジサマやってるけど、洋物ショーだとどーゆーことになるのかしら? たとえば、汝鳥伶サマは芝居には出てもショーには出ないよね、通常。
でも、パンフの写真位置は、専科とかそんな感じじゃないし、写真を見ても元の顔も年齢もよくわかんないし。
まったく想像がつかない。どーゆー位置づけの人なんだろう?
だから注目いちばん。
素敵なあのオジサマは、どんなふーなのかしら。わくわくっ。
…………。
…………超かわいいシーンの、ウサギとカメの、カメをやっていて、ぶっとびました。
えええっ?!
かわいこちゃんなウサギ@娘役さんと、かわいくデートしちゃう感じの、かわいこちゃんな男役が、清盛様なんですけどっ?!
待ってくれ待ってくれ、清盛様っていったいナニ。
実は若手なのか?
若者だったのか?
ででででも、1列目で見上げていても、年齢がさっぱりわからないぞっ?!
トップスター様よりも誰よりも大人に見えるんですが……。
とゆーわけで、ショーの間中わたし、清盛様に釘付けでした。
頭巾かぶっていたときはわかんなかったけど、刺さりそうに素敵なアゴをお持ちだし。
清盛様が舞台にいるときは清盛様を見、いないときはその登場を待ちわび、とても有意義な時間を過ごしました。
そーやってガン見していてなお、彼が若いのか、そーではないのかが、さーっぱりわかりませんでした。
ふつーに「二枚目」も「かわいこちゃん」もやっていたりするんですが……でも、カオがいろいろ微妙で……ええっとええっと。
予備知識のなさゆえ、ロケットがあることや、ラストはトップスターが大きな羽根を背負って登場することにもおどろきつつ。
たいへんたのしく、愉快な気持ちで初体験を終えることが出来ました。
青木さん、ご招待ほんとうにありがとうございます。
猫に小判もいいとこですが、存在だけ知っていた劇団の本格的な公演を観ることが出来て、わたしの人生の経験値があがりました。しかもしかも、あんなに良席で。ええわたし、前方席大好きですよ! 全体を観るよりスターさんを観たい、目線もらえたりしたら舞い上がる、ミーハー丸出し人間ですから!!
でも、松竹座、舞台が高すぎてスターさんからの目線はちっとももらえなかったっす。1列目、真下だもんよー。清盛様も、あんなにガン見してたのに、ちっとも振り向いてくれなかったわ(笑)。
耳に残った曲を、うそっぱちの歌詞でてきとーに脳内で口ずさみながら、終演後にプロマイドコーナーをのぞいてみました。
ええ。
他のナニよりも。他の誰よりも。
清盛様の、「かわいこちゃんなカメくんシーン@ウサギちゃんとらぶらぶデュエット中」の写真が売っていて、ギャフンな気持ちでした。
こーゆー位置づけなのか、清盛様。
カオは年齢不詳だが、たしかにかわいいかもしれないぞ、清盛様。
…………かなりスキかもしんないぞ、清盛様(笑)。
らしい、というのは、わたしがソレを知らないからだ。
北大阪で育ったわたしの周囲には、タカラヅカしかなかった。親兄弟もヅカは一緒に行っても、OSKのことは話題にすらしなかった。うちのとーちゃんなんか、独身時代のデートでヅカを観に行ったのなんのという話を今でも得意そうにするぞ。「あのときつきあっていたカノジョは、美人だった。そう、今のかーちゃんよりもな……(遠い目)」
宝塚ファミリーランドは家族総出で毎年出掛けたけれど、あやめ池遊園地にはほとんど行ったことがなかった。
や、たんに、距離の問題だな。近鉄沿線は馴染みがない。
そして、さらに。
わたし、ダンスの善し悪し、さーっぱりわからんのですよ。
明らかに下手ならまだ、わかるんだけど。
巧い、と、少し巧い、の差はきっと、わかっていない。
ものすごーく神がかって巧い、とかなら、わかるかなあ? わかるかもなあ。
という、その程度。
ヅカを観ていて重要なのは、わたし的には、演技>歌>ダンス。ぶっちゃけ、踊れなくても問題なし。
芝居ができること、音痴でないことの方が重要。
だもんで、「ダンスが素晴らしい」というのは、わたしにとって猫に小判。
ヅカの公演感想をいっぱい書いてますが、芝居の感想ばかりでショーの感想が少ないのは、わたしの関心がダンスにあまりないからだ。
よくわからんのですよ……すんません。
そんなヤツが初のNewOSK日本歌劇団公演、『春のおどり』第二部「ハッピー・ゲーム−人生は素晴らしいゲーム!−」鑑賞。
えーと、ふつーにショーです。洋物です。ダンスです。
日本物ぢゃなかったんだ!
とゆー、基本的すぎることにおどろきつつ。
幕間で青木さんが言っていた「二部は、OSKらしいショーですから」というのが、こーゆーことだったのかと納得してみたり。(ひとの話はちゃんと聞きましょう)
タイトル通り「ゲーム」がテーマ。恋であったりスポーツであったり。
なにしろ目の前で踊ってくれるので、それだけをきゃーきゃー眺めて時が過ぎる。なにしろわたし、猫ですから! 小判の価値なんて、「きらきらしてるー、きれーい」以上にはなにもわかりません。
わたしはOSKのシステム自体もよくわかっていないんだが。
トップスター至上主義ではないのかな?
第一部の芝居では、切っても切っても義経状態、主役以外ろくに出番がなかったイメージなんだが。
ショーにはそーゆー印象がない。
いろんな人たちが活躍している。
娘役トップ、でいいのかな、若木志帆さんがステキ。ドラマのある人だなー。
桜花昇氏はひたすら派手で。とにかく目につく、きらきらしてる。
キュートな人だ。
トップスター様は芝居のときも思ったけど、端正であるがゆえに、きらきら度は低い。
彼の横に桜花氏がいるのは、コントラストとしてとてもバランスがいい。
あー、わたしのもっともわたしらしい感想を言うと、大貴氏は素敵な受キャラで、桜花氏は有望な攻キャラかと。
とりあえずすべてのものを、受と攻に分類するのは、腐女子の習性ですから。はい。
ショーになっても、芝居のときに目についてしょーがなかったホクロの君は健在、濃いですわ。
でもねでもね、他の誰より、他のナニより。
わたしがショーでいちばん気になったこと、注目だわ!と思っていたことは。
「清盛役の人は、どーゆーコトになっているのか」だったりするんですが。
とゆーのもだ。
芝居を観る限り、平清盛役の人は、専科さんぽかったのだわ。
ヅカでいうなら、汝鳥伶サマってゆーか。
すてきにオジサマ。
さて、このオジサマ、日本物芝居だからどっしりオジサマやってるけど、洋物ショーだとどーゆーことになるのかしら? たとえば、汝鳥伶サマは芝居には出てもショーには出ないよね、通常。
でも、パンフの写真位置は、専科とかそんな感じじゃないし、写真を見ても元の顔も年齢もよくわかんないし。
まったく想像がつかない。どーゆー位置づけの人なんだろう?
だから注目いちばん。
素敵なあのオジサマは、どんなふーなのかしら。わくわくっ。
…………。
…………超かわいいシーンの、ウサギとカメの、カメをやっていて、ぶっとびました。
えええっ?!
かわいこちゃんなウサギ@娘役さんと、かわいくデートしちゃう感じの、かわいこちゃんな男役が、清盛様なんですけどっ?!
待ってくれ待ってくれ、清盛様っていったいナニ。
実は若手なのか?
若者だったのか?
ででででも、1列目で見上げていても、年齢がさっぱりわからないぞっ?!
トップスター様よりも誰よりも大人に見えるんですが……。
とゆーわけで、ショーの間中わたし、清盛様に釘付けでした。
頭巾かぶっていたときはわかんなかったけど、刺さりそうに素敵なアゴをお持ちだし。
清盛様が舞台にいるときは清盛様を見、いないときはその登場を待ちわび、とても有意義な時間を過ごしました。
そーやってガン見していてなお、彼が若いのか、そーではないのかが、さーっぱりわかりませんでした。
ふつーに「二枚目」も「かわいこちゃん」もやっていたりするんですが……でも、カオがいろいろ微妙で……ええっとええっと。
予備知識のなさゆえ、ロケットがあることや、ラストはトップスターが大きな羽根を背負って登場することにもおどろきつつ。
たいへんたのしく、愉快な気持ちで初体験を終えることが出来ました。
青木さん、ご招待ほんとうにありがとうございます。
猫に小判もいいとこですが、存在だけ知っていた劇団の本格的な公演を観ることが出来て、わたしの人生の経験値があがりました。しかもしかも、あんなに良席で。ええわたし、前方席大好きですよ! 全体を観るよりスターさんを観たい、目線もらえたりしたら舞い上がる、ミーハー丸出し人間ですから!!
でも、松竹座、舞台が高すぎてスターさんからの目線はちっとももらえなかったっす。1列目、真下だもんよー。清盛様も、あんなにガン見してたのに、ちっとも振り向いてくれなかったわ(笑)。
耳に残った曲を、うそっぱちの歌詞でてきとーに脳内で口ずさみながら、終演後にプロマイドコーナーをのぞいてみました。
ええ。
他のナニよりも。他の誰よりも。
清盛様の、「かわいこちゃんなカメくんシーン@ウサギちゃんとらぶらぶデュエット中」の写真が売っていて、ギャフンな気持ちでした。
こーゆー位置づけなのか、清盛様。
カオは年齢不詳だが、たしかにかわいいかもしれないぞ、清盛様。
…………かなりスキかもしんないぞ、清盛様(笑)。
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