みわっちは、受ですか? 攻ですか?

 どっちもイケる人だと思ってますが。
 ただ、相手によって、「考えるまでもない」ということがあるでしょう?
 あ、生身の話ぢゃないですよ。あくまでも作品、役名。

 nanaタンと、えんえんえんえん駄話してました。花組『ファントム』を観たあと。7月の火曜日は皆勤でnanaタンとムラにいましたからねえ。
 そのときに。

 花『ファントム』で切実なのは、「萌えがない」ことだという話になったのですよ。
 オサゆみは大好物だし、そのオサゆみがあんなに愛し合って、あまつさえがっつり抱擁したりしているというのに。
 萌えない。

 なんつーか今回、致命的に色気とか禁忌とかに欠けるんだよね。
 オサ様はかわいいし、ゆみこもいい芝居してるんだけど。

 そして今回、みわまつそのが終始いちゃついてます。これって相当オイシイはずです。
 なのに、萌えないんですよ。あいつら、健康的過ぎて。

「いっそさあ、みわさんあたり、そのかでも口説いてくれないかしら」

 とゆー「もしも」話に発展。

「みんなでごちゃごちゃやってるときに、どさくさにまぎれて、抱き寄せたりチュー未遂したりアゴ持ち上げたりしてくれれば、それだけでたのしーのに。みわさん、やってくんないかなあ」
「みわっちはサービス精神ありそうだから、ファンの人がお手紙とかでリクエストしたら、『これがウケるのか』って前向きに取り入れてくれそう」
「そんでもって、親友ふたりがややこしい雰囲気になっちゃって、その間でまっつがオロオロするの。見たーい」
「まっつはオロオロするだけ? まざらないの?」
「まざらなくてイイ。そのかに、『じゅりあと別れて、みわさんとつきあいたいんだが、どう思う?』とか真顔で相談されてアタマ抱えるの。その方が萌え〜」
「たのしそー」

 てな、罪のない話題で盛り上がっていたわけだ。
 でも、わたしとnanakoさんの間には、大きな溝があったのだ。

「みわさんはやっぱ、誘い受だよねえ」
「……えっ? ……みわっちって、受なの?」
「受でしょ? なんで?」

「みわっちが、そのかを押し倒すんじゃないの?」

 nanakoさんは、みわ×そので、この話をしていたらしい。

「みわさんはリバだと思うけど、相手によるでしょ? そのか相手になんで攻……っていうか、そのか受が見たいわけ?」
「いや、今回のそのか、すごくかわいいから……ていうか、さすが緑野さん、そのかが受でもいいんだ、と思って聞いてたんだけど?」
「みわさんの誘い受だってば! 誘惑してオトすのよーっ」

 わたしか。わたしだから、そのか受だと思ったってのか。
 そのかとみわっちの組み合わせなら、説明不要でみわ受だと思っていたよ。いちいち確認しなくても、世界の常識だと思って話を進めていたよ。……力関係はみわ×そのでも、アレな関係ではとーぜんその×みわだと。
 絵面的に言っても、ソレしかないよねえ?

 世の中的に、みわさんは受キャラだよね? そのかは攻キャラだよね?
 わたしはよくうっかり、世の中と逆を信奉していたりするんだけど、コレはまちがってないよね?

 と、ここまでたのしく話しておいてだ。
 nanaタンは言い切るのだ。

「わたし、腐女子ぢゃないから、わかんなーい」

 ちょっと待てコラ。


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